概要
原則的には、出現する敵が地域を問わない作品において、それでもなお特定の場所にしか出てこない敵を特筆する。
エンカウント法則が他と明確に異なる特筆点、普通にエンカウントする敵の別種といった類も取り扱う。
ただし、当然ながらイベント等に絡む【ボス戦】は地域限定であることが自明であるためここでは省き、複数回戦える雑魚戦のみに限定する。
サガ2DS
サガ3DS
別スペックを持つ個体
RS1
MS
- 【バルハルペギー】【ペギーチーフ】【ペギーバロネス】【ペギーバロン】
- 王冠モンスターを除けば主に生息地域が【バルハラント】となっている。
- 【雪の精霊】
- こちらも宝箱トラップ以外だと生息地域がバルハラント。
RS2
- 【砂竜】【デューンウォーム】【サンドバイター】
- 【メルー砂漠】のフィールドに出現する蛇系シンボルの中身。色によって固定。
- 【ソイル】【エアー】【フレイム】
- 【コムルーン火山】【ラストダンジョン】が生息地域。
- 【リキッド】【ニクサー】【ニクシー】
- ラストダンジョンのみが生息地域。早期に入らないと出会えないため遭遇報告は極めて少ない。
- いずれもリマスター版の【追憶の迷宮】ではその制限が撤廃されており、戦闘回数にも依存せず系統全種が出てくる。
RS3
SF1
- 【魔生命系】
- シンボル出現地域が崩壊後の【マジックキングダム】しかない。
その他の場所で出現を狙おうにも【針の城】(アセルス編)の訓練場・【光の迷宮】のギミック・【武王の古墳】のトラップ宝箱などぐらい。
- シンボル出現地域が崩壊後の【マジックキングダム】しかない。
- 【巨人系】
- 固定出現がほとんどで、ランクどおり出現する通常エンカウントだと崩壊後の【マジックキングダム】、あるいは【光の迷宮】のギミック・そして【オーンブル】が生息地域。
別スペックを持つ個体
本作での特例的要素として「特定のシンボルから出現する敵は、同じ敵であっても中身のスペックが異なる」というものがある。
特殊個体は「WP・JP以外のパラメータすべて」「技術欄(場合によっては行動パターンそのもの)」「戦利品」「【メカ】の【プログラム】の【データ収集】」に違いが見られる。
意外だが【モンスター】の【能力吸収】や【妖魔】の【憑依(妖魔武具)】には基本的に一切違いがない。
ただし、能力吸収についてはゲーム内でただ1つの例外として【ラモックス】の【なかよし姉妹】(1~9戦目と10戦目以降でテーブル変化)がいる。
SF2
- 【樹系】【炎系】【石系】【水系】【音系】【獣系】
- 【星のメガリス】にしか登場しないシンボル。生命が生物として確立する前の、アニマそのもののシンボルとして出現する。
分類も基本的に異なり、そのすべてに【メガリスドラゴン】が含まれている。
- 【星のメガリス】にしか登場しないシンボル。生命が生物として確立する前の、アニマそのもののシンボルとして出現する。
US
アンサガ名物モンスターの【サーベルタイガー】が該当。
夜の砂漠で闇討ちしてきたり、旧い時代の塔で封印を守っていたり、廃屋でカギの番をしていたり、海岸を徘徊していたり、多数の地域に棲息しているので割と良く見かける。
その他、【ラークバーン】の【地底湖】に棲息する【マッドテンタクラー】もここでしか見られない外見のモンスター。
SSG
地域全般に出てくる敵と同じ外見の亜種に当たる存在が特定の地域のみに出現することがある。
行動パターンは共通している場合が多く、ステータスはレベル依存となっているため、強さの差異は無い。
SEB
バトルランクに応じて出現する上位種と異なり、特定の連接世界にのみ生息する個体。
特定の攻撃手段を持っている場合や、オリジナルの行動パターンを引き継いでいる場合がある。
これとは別に特定の連接世界のみに出現するレアモンスターも存在し、バトルランクが一定値に達した際に低確率で出現する。
- アンチカラの魔物(【カマラ】)
- 悪しき神「アンチカラ」が生み出したという魔物。その亡骸が養分となって【エプイケ】が成長する。
雨期である水の刻のみ戦えるが、エプイケに変化が発生すると戦えなくなるため、戦える回数は限られている。 - 通常の魔物との戦闘イベントも発生する(ゲーム的には「エプイケの成長に関わらない戦闘」を実現するため)が、「他の世界から呼び出された」という体でありカマラには生息していない模様。
- 悪しき神「アンチカラ」が生み出したという魔物。その亡骸が養分となって【エプイケ】が成長する。
- アンチトライアングル(【ヴェルミーリオ】)
- パンドラ(【クロウレルム】)
- パンドラが生み出した魔物。砂状のナノマシンで構成されており、見た目に関わらず全てメカ系である。
- 他の世界でも登場するメカも戦闘に加わることがある。
- 宇宙人(【キャピトルシティ】)
- 外界からの侵略者。古来より「悪魔」だのなんだのと呼ばれてきたものと同類らしく、実際に「宇宙」から来たと言えるのかは謎。
以上は世界ごとの設定に依拠する魔物であり、該当する世界にのみ出現する。
いずれも種族、あるいは複数の魔物の総称であり、これらの世界においては基本このカテゴリに該当する敵のみが出現する。
よく考えれば、むしろバックボーンも違えば相互交流も希薄な複数の世界に同じ魔物が出現する方が不思議かもしれない。
【連接領域】の扉から魔物が出現するあたり、【クィススタティアム】が放流、もしくは魔物が自発的に連接領域を渡って世界を移動している可能性がある。