RS2
空気中から風の精を呼び出す。風の精はその力で弓やダートなどの飛び道具から身を守ってくれる。
全体に巨体なエアスクリーンの風を出した後、女神のようなビジョンが浮かび上がる演出。
【風術】のランク3。風術のマスターレベルが8以上になると修得可能。
宮廷魔術士のウィンドカッターをある程度使えばそこそこ簡単に覚えられる。
【射】属性のみの攻撃を受けた際にダメージを0にする【魔法壁】を生み出す。
使える場面は限られてくるが、効果範囲は味方全体であり、1回の利用で味方全員に効果を発揮してくれるので、【魔法盾】と比べると気軽に使える。
説明通り主に弓技が対象となるが、弓技でも【影ぬい】のような射属性以外の属性の技は防ぐことが出来ない。
弓技以外では【つむじ風】【カマイタチ】にも有効だが、【ウインドカッター】のような「射属性以外の属性が含まれるもの」には無効となる。
また、無効化でなくダメージ0の場合は通常は【追加効果】が発生するのだが、この魔法壁でダメージを0にした場合は例外的に追加効果を遮断する事が出来る。
魔法壁という性質上、【炎の壁】【光の壁】とは競合する。
総合的な防御力に不安であれば光の壁、【熱】【冷】対策であれば炎の壁を使う手もあるが、どちらもそのターンの間しか効果がないのに対しミサイルガードは戦闘中永続なのがメリット。
ちなみに、魔法盾(【金剛盾】【ソードバリア】)と異なり、「受けるダメージを0にする」という効果であるため攻撃の回避はしない。
【シャドウサーバント】を利用している場合はダメージ判定がある性質上、分身は消えるので注意。
有効活用出来る場面を挙げるなら、【門】を強行突破するときや、【ノエル】戦が挙げられる。
特に前者は【ドビー】の攻撃を気にしなくて済むので強み。
長期戦になりがちな中で【影矢】による即死の脅威に怯えなくて済むのは非常に大きい。
後者はラスボスも使うカマイタチ対策。見切りが存在せず、金剛盾でも防げないカマイタチの対策としては打って付けとなる。
見切りが存在するつむじ風に関しても技欄を他の技や見切りに割けるようになる。
使いどころが限られるが、ピンポイントで使える術といえよう。
「ミサイル」と言うと本作の世界観にそぐわない近代兵器を連想するプレイヤーもいるかも知れないが、英語のMissileは本来「飛び道具」程度の意味であり、矢はもちろん投げ付けた石なども該当する。
本作のような「剣と魔法」ジャンルのゲームで「ミサイル」と言えば大抵は矢やそれに類する投射物を指している。
RS2R
相変わらず手軽で便利な防御術。序盤で習得しやすいことから、高難易度に挑む際にも活躍する。
無効化する対象は以下の通り。
基本的にはSFC版で「射」属性を含んでいた攻撃に加え、本作で解釈が変化したカポエラキックも対象。「のみ」から「含む」攻撃に対象が広がり、汎用性は大幅に増した。
逆に原作で射属性を含まなかった【トマホーク】(斬打)【スカイドライブ】(斬打)【プラズマスラスト】(打雷)【体力吸収】(無属性)【毒液】(状)は、一見飛び道具のように見えて防げない。
また、【サンドストーム】(斬射)と【針】(射)は上記の法則でいえば該当しそうだが、ミサイルガードに未対応。
本作では味方への強化魔法の殆どにターン制限がついたため、長期戦の際にはかけ直す必要がある。
魔法盾に属するため、【ソードバリア】や【光の壁】などと競合する。原作のノリでこれらを重ねがけしても最後に使ったものの効果しか残らないので注意。
しかしながら、恩恵を受ける対象がパーティー全員な上、消費BP11で3ターン以上持たせることが可能で場持ちが良い。
特に【ギャロン】【ホーンリザード】【カイザーアント】戦などでは敵が対象になる技を多用するため、見切りの穴を埋める形で非常に重宝する。
「サガフロンティア」における「とりあえず盾」のように、「とりあえずミサイルガード」といった具合に戦闘開始後、敵の攻撃パターンを知らない場合も初手で使う価値はある。
ドレッドクィーン戦でも、「つむじ風」「カマイタチ」「スウォーム」「ブレードネット」を完封するため、「炎の壁」が用済みな状況では張っておいて損はない。
風の衣を纏うような演出となり、全裸の精霊は登場しなくなった。
US
久しぶりに登場したが、毎ターン使用する必要があるため使い勝手は落ちた。
しかしそれはあくまで実践の話。
これと【騎士団廟】の【巨人】の組み合わせは有名だろう。
巨人の攻撃は【ふみつけ】を除いて全て射突属性なのでHPを削られる心配が無く、元のHPさえ保っておけばLPもまず減らない。
これを利用してかなり安全に上位の技を閃く事ができる。
その際は【クン゠ミン】や【プラティフィラム】あたりが駆り出される事になるだろう(そしてぼやく)。
性質上、彼らは毎ターンこれを唱える=コンスタントにHPが減るので、手当ては忘れずに。
MS