稲作

Last-modified: 2024-04-06 (土) 02:51:38

はじめに

以下の農作業のうち、農技があるものは「菅笠」を装備することでより迅速に農技を習得できる。
農技は農作業にかかる時間を削減できるため、できるだけ装備しておいたほうがよい。

  • 各リストのうち、★がついている作業は自動化しない限りどんなに迅速にこなそうとも完了時に強制的に時間が進行する。
    ただし田右衛門を動員すると稲作会議で天候を操作できないため、田右衛門の派遣は稲作会議の後にしよう。

種籾選別~田植え

種籾選別

ゲーム初期では田右衛門が苗の育苗を行うため省略。
三章以降、田右衛門が自宅にいる時に話しかけるか施設を出入りすると解禁。

仕組みとしては、泥や塩などを溶かして水の比重を上げることで、軽い籾を浮かび上がらせる。
軽い籾は中身が詰まっておらず質が悪いので取り除き、底に残った重い籾だけを播種に使用する。
選別すればするほど品質は上がるが種籾の収量、つまり植えられる苗の量が減る。

以下の作業を自分が良いと思ったところまで繰り返す。

  • 水に溶かす泥や塩を入れる。Lスティックを傾ける時間で入れる量を調整可能。
  • ○ボタンで道具を持ち替え、Lスティック回転で水をかき混ぜて溶かすと質の悪い籾が浮いてくる。□ボタンで桶を拡大して見ながら混ぜることが可能。

水の中には木魄が入っており、これの浮き具合を目安に選別を行おう。
質と量のバランスを取る場合は横向き、質を突き詰める場合は縦向きに浮かぶまでを目安にするといい。
量重視で選別をすぐ終了すると確実に馬鹿苗病に感染してかえって収量が悪化する。苗の量を重視する場合でもある程度選別しよう。

なお、泥や塩を入れすぎても、薄める事はできない。
どうしてもやり直したい場合はセーブファイルをリロードする必要がある。
慣れるまでは、1回で入れる泥や塩の量を少なめにすると良い。

泥選別

最初に行える選別。水に泥を混ぜ、泥をぶつけることで籾を浮かせる。
塩に比べると苗への影響量が少なく、さらに品質が60%までしか上昇しないが、
一部のステータスに特化した米を作る際には逆に塩よりもいい場面が存在する。

塩選別

種籾選別を行う段階で塩をある程度所持している時に田右衛門と会話すると解禁。泥よりも重い籾が浮きやすい塩を使う。
泥選別よりも稲の質に良い影響を及ぼすうえ、初期の段階で防虫・防病・防草の効果があり、品質も最大化できる。
ただ塩を入れ過ぎると塩分が田に移行して塩害が発生する上、泥選別よりも厳しく選別するため苗量が減少する。
塩を最大まで投入し最大までかき回すと苗の量は最大1/5、100本にまで低下し、さらに塩害ゲージが1/3ほど蓄積する。
泥よりも量を捨てて質を厳しく取る選別と言えよう。なおアイテムの塩は消費しない。

播種

種籾の選別同様、初期の頃は田右衛門がやってしまうためこの作業は行えない。
選別した籾を苗棚で芽させ、苗にする。
選別の終了後すぐ播種の工程に移る上に季節を選ばないため、実質は選別と一括りの作業。種を播く密度で効果が変わる。

厚播き

苗棚1枚ごとに密集して種を播き、育苗する。苗の数が増えるため収量は多くなるが、味など他のステータスには悪影響となる。

薄播き

苗棚1枚ごとに適度に間隔を空けて種を播き、育苗する。苗床の面積が限られるため苗の本数は少なくなり、収量は少なくなる。
一方で、一つ一つの苗の質は上がるため、収量以外のステータスには好影響となる。

この選択の後に育苗に入るが、この後は田植えまで苗に対して行う作業は無い。

★田起こし

稲刈り後に放置され、冬の凍気ですっかり硬くなった土を砕いてほぐす工程。
これをやらないと田植えの時に苗が地面に入っていかず、従って肥料吸収が悪化し、生育も悪くなる。
また、田起こしの際に表面の雑草の種を地中深くに潜り込ませることにもなるので雑草の抑制にもつながる。
ちなみに田起こしを控えると田螺が増えやすくなるという利点はある。

田右衛門からは「適当なところで切り上げてもいい」と言われ、サクナも「もうよいのではないか」「完璧じゃ!」とか適当なことを言い出す。
だが、それはカム何とかの罠。サクナが完璧といったところでも精々90%である。
圃場は目に見える部分以外に外縁部の「見えない土」も含まれ、ここも耕すことが求められる。
「地力視」「○○の耕し」がなければ99%以上はほぼ無理なため、序盤は気にせず見える分だけ耕すとよい。
以後の農作業でもそうだが、農作業中のサクナの移動方向はキー入力の他にカメラの向きにも依存する。
牛耕式に…つまり直線的に耕したい場合、まずカメラを畦と直交させるように動かしてから作事するとよい。

また、田の中には毎年10個の石が落ちており、これを除去しておかないと稲の成長に差し支える(本作にミネラル分という概念はない)。
耕しながら拾っても良いし、耕す前や後に一括して拾っても良い。拾った石は素材の「石材」としてストックされる。
ある程度農業経験値が貯まると「石砕き」により耕しつつ石を粉砕できるが、この場合は石材は入手できない。

なお、施肥してから10時間以内…つまり肥料が有効な間に田起こしすると「元肥」が有効になり、これを行うと各品質の底上げが可能。
ただし、例外として「美」は下がるため、他の品質を差し置いてでも美を伸ばしたい場合は元肥を行うべきではない。

最初から使える。
画面では「□長押し/マウス左長押し」と表示されるが、実際には「長押しして鍬を振り上げきってから離す」ことで鍬を振り下ろす。
そのため効率的に振りたい場合は連打ではなくある程度リズミカルな入力が求められる。
若干面倒な作業となるが、以後の作事でも「連打よりも特定のテンポで入力するほうが速くなる」ものがあるため、早めに作業に慣れよう。

注意するべきなのは、田起こし・田植え中はカメラがサクナの動きに合わせ動く上カメラに慣性が働くことと、入力方向に背を向けて進むこと。
カメラが回るとまっすぐ動こうとしてもなかなか上手くできない。
機械のようにかっちりはできない人間のファジーさを表すための仕様なのかもしれない。

また進行方向に背を向けるが鍬や稲は自分の正面に対して下ろすため、慣れないと狙いとは逆方向に振ってしまう。
耕し残しができることもあるので、地力視を常に使って耕し残しを把握できるようにしたい。

田起こしを繰り返すことで以下の農技が発現していく。

  • 地力視
    L1またはAltを押しっぱなしにしている間、耕したところが光って見えるようになる。
    使用したままでも田起こしの移動速度や振り下ろしの速度には影響しない。
    耕し残し防止もそうだが、過度の耕し過ぎによる時間の浪費を防ぐ効果もある。これを覚えるまではひたすら無心で鍬を振ろう。
    (一応、地力視を使わなくても耕した所は地表の質感が変わるが、それで完璧に見極めるのは至難の業)
    菅笠が無くても2年目の田植え時点(≒1回目の田起こし時)で十分習得できるため、確認に苦労するのは最初のみ。
  • 広漠の耕し/無辺の耕し
    一度の鍬の振り下ろしで耕せる範囲が広がる。まず広漠の耕しを覚え、その後無辺の耕しになることで更に範囲が広がる。
    無辺の耕しともなると1回の振り下ろしで縦横サクナ5人分(25人分)も耕せるため非常に楽になる。
    純粋に鍬入れの回数を減らせ、また左右の範囲も広がるためカメラの揺れによる耕し漏れもカバーしやすくなる。
  • 疾風の鍬使い/刹那の鍬使い
    鍬を振り上げる速度(≒貯めに要する時間が短縮される)と振り下ろす速度が向上する。
    まず疾風の鍬使いを覚え、刹那の鍬使いになることで更に素早く鍬を振るえる。
    一回の鍬入れの時間が短縮されるため田起こしの時間短縮だけでなく、同じ距離でもより多く振ることで耕し残しの回避にも影響する。
    逆に言えば「適度なタイミング」を狭める効果でもあるため、楽をしたい場合はこの農技でどう間隔が変わるかを把握しておこう。
  • 石砕き
    鍬で石のある部分を耕すことで、拾うことなく石を砕き除去してしまう。
    時間短縮できる上、上記○○の耕しで加害範囲も増大するため、軸合わせなんて考えなくても叩き割れる。
    手間は省けるが毒性制御にもってこいな石材を10個も拾えないのがネックといえばネック。外すのも一考。

第六章かつ家畜小屋の再建イベントをこなさないと利用できない。
だがその甲斐もあり、ただ歩かせるだけで田が耕されていく便利さ。
経過時間もそれほど長くなく、明朝から田起こしして日没まで6時間近い余裕ができる。
ただ耕す判定は前後の鋤部分のみで、牛そのものには判定が無いため、曲がる時など鍬の間に隙間ができて耕せない部分がでてきてしまうことがある。
また鋤と異なり一度田起こしを始めるとキャンセルできないため、大雑把に牛で耕してから鋤で細かく仕上げ、といったこともできない。
牛で耕している時でも地力視は使えるため、耕してないところをしっかり確認しながら使おう。
石砕きも鋤に当てればちゃんと発動する。
牛で耕しても鍬の農技経験値は入る。

★田植え

田植えの作業。育苗箱で育った苗をいよいよ田んぼに植える。
早朝から昼にかけてでないと、もう遅いから明日にしようとサクナが苗箱から苗を取り出してくれないので注意。
田植えにも最適な気温があり、最低でも13~14度になったら始めるべきで、あまりにも早すぎると寒さが苗に悪影響を与える。
また春3昼に田植えをすると後々稲苞虫が大繁殖して制御不能になるので要注意。
そして夏になると田右衛門が勝手に植えてしまい、品質が大きく低下する上に無作為な植えで後々とんでもないことになる。
よって、できるだけ春2までに植え付けておきたい。

まず納屋の育苗箱で苗を取得する。その後田に入って田植えをする。
圃場では△/右クリックで苗を一定量手に取り、そして□の長押し/左クリックで植えていく。
田植え作業も田起こしと一緒でサクナが後ろ向きに進んでいくため、キー入力・スティック入力とは逆の方向に植えてしまう*1
なるべく左右に振らないように植えると比較的きれいに植えられる。

苗には密度という概念があり、「疎植」「やや疎植」「標準」「やや密植」「密植」の5段階で評価される(間隔による施肥効率や日照の差は存在しない)。
この判定は、田全体の平均密度ではなく、個々の苗同士の距離によって判定されるため、植える苗の数が同じでも全体に極力均等に植えたほうが疎植よりになる。
目安としては田植えの勘で表示されるグリッド。2列を夫婦植え程度の間隔で植えた後、1ヘクス開けて再度植えると疎植になる。

密植の利点は収穫のやりやすさ、量/命が上がりやすくなることによる収穫量の増大。欠点は害虫や病気の制御が難しくなるところ。
疎植の利点は香が強化されるところ。欠点は収穫のしにくさ、収穫量が増えないところ。
標準は両者のいいとこ取りと言いたいところだが、利点も欠点も中間であるため特にステータス増を狙いたい序盤ではやる意義が薄い。

密植は高度な施肥管理をしないとあっという間に害虫や病気で田が燃えるため、慣れないうちは疎植で攻略の助けにするとよい。
なお、面倒くさがって極度な密植をしてしまい害虫や病気に弱い圃場を作ってしまうことを俗にルイセンコ農法*2と呼ぶ。
また、極端に早い時期(冬3~春1)に苗を植えることもルイセンコ農法*3と呼ぶ。どちらもそうする意味を理解していないなら避けるべき。

なお、田植え前に水を少し入れておくこと。水分不足は正常な成長を妨げ、胴割米の原因ともなる。
田植え時点での深水は量や美を重視するならメリットとなるが、それ以外を伸ばしたい場合は浅水で十分。

田植えを繰り返すことで以下の農技が発現していく。

  • 田植えの勘
    田植え中田植えのガイドになるような格子状の光が点滅するようになる。
    このガイドに合わせるように植えると、苗の間隔が標準になるため、
    疎植や密植を狙うときもこれを参考に植えるといいだろう。
  • 疾風の田植え/迅雷の田植え/刹那の田植え
    田植えモーションが高速化する。田植え作業の時間短縮に繋がる。
    ただしむやみに連打するとあっという間に密植になる。
  • 苗掴みの達人/苗掴みの匠
    一度に掴む苗の量が増加する。初期は8、達人で16、巧で32本持てる。
    △を押して苗を持ち替える作業が減ることで田植えがスピーディになる上、
    下記の様々な植え方では一回で複数本の苗を植えるためこの農技が無いと手持ちに端数が出てうまく機能しないことも。
    毎年植えていれば一文字植えの前に匠まで習得するため、習得以降は使う植え方によっては達人に戻すことも重要。
  • 夫婦植え/一文字植え/升植え/円陣植え/乱れ植え
    最初は一本ずつしか植えられない苗を一度に複数本植えることができる。
    他の多くの農技と異なり、この項目は必ずしも後から覚える植え方が上位互換とは限らない
    植え具合を見て、自分に最適な植え方を選択する必要がある。
    なお、田植えの途中で閃くと、新しい植え方に変更してしまうため、戻したい時は農技を表示する画面で変更しよう。
    なお、設定した植え方に必要な数の苗が手元にない場合は1本だけ植える。
    • 夫婦植え
      横に標準程度の間隔を空けて2本ずつ植えていく。
      一番最初に習得するだけあって癖が無く疎植も密植も狙いやすいが、苗量が多くなる後半では面倒になる。
    • 一文字植え
      いわゆる正条植え。縦に3本、間隔を空けて植えていく。間隔はおおむね標準程度だが枡植えより狭い。
      夫婦植えとは逆に縦の距離が決まっており、疎植も密植もやりやすく時間短縮力も高い。
      ただしサクナの向きがズレた時に苗の位置に与える影響が多いので操作難易度は高め。
      また3本植える都合上、苗掴みの段階にかかわらず必ず余りが出る事に注意。
    • 升植え
      標準程度に間隔を空けた正方形に4本ずつ植えていく。
      夫婦植えから手前に2本追加されるた上位互換。植えの間隔も調整しやすく、非常に扱いやすい。
      ただし枡同士の距離と同じ感覚で植えるとほぼ確実に標準になるため、疎植を狙う場合はコツが必要。
      正方形に植えていくため、多少曲がってもそれなりにきれいな列に見える。
    • 円陣植え
      円形に苗を8本植えていく。
      現実の田植えとは異なる植え跡になるが、苗の消費量は一気に8本使うので収量重視で行く際には重宝する。
      ただ、8本全てが標準程度の間隔になるため、円同士を離して植えてもなかなか疎植になりづらい時もある。
    • 乱れ植え
      手にした苗の全てを一定範囲内にランダムに植える。
      雑にランダムに苗を置いていくため植え跡はワイルドになるが、
      苗掴みの匠と併用した場合は大量の苗を一気にばらまけるため、大量の苗がある場合でも非常に早く植えることができる。
      ただ、植える数に対して面積が狭すぎる*4ため、植えの間隔はやや密植~密植は避けられない。
まっすぐ植えたい

田植えの最中、サクナの進行方向はキー入力の他にカメラ視点も作用する上*5、本作にはカメラ固定機能がないため、左スティックを一方向に固定していても少しずつ曲がってしまう。
田植えの結果は「疎か密か」で判断され、見た目が整っているかどうかは(恐らく)関係ないのだが*6、なるべくきれいに植えたい場合の操作例を紹介。
まず前提として、カメラは真後ろか真正面の真上に固定する。真上から見下ろした方がサクナヒメの手元・グリッド線が共に見やすく距離感を掴みやすい。

  • 左スティックを真下または真上に入力して移動する → グリッド線またはすでに植えた苗がまっすぐに見えるように右スティックを左右入力してカメラを調整する → 左スティックを先ほど進んだ方向にチョン押し

これでまっすぐに近い田植えができる。
少なくともサクナヒメの向きの微調整を左スティック左右入力で行うのは非推奨。サクナヒメは前かがみの状態で足を中心に回転移動するため、左スティックの入力がわずかであっても手元は大きくブレる。そして左右に歩いたぶんだけ苗の列に「段差」ができやすい。なので、上記のように移動方向(=左スティックの入力方向)自体は真上か真下に固定し、進行方向の調整は右スティックで行うのが望ましい。

田植え後~収穫直前まで

田植えが終わって以降、収穫までは「肥料を蒔く」「水を管理する」「雑草を抜く」「益虫を放す」といった作業を通して稲を管理していく。
また、二年目の稲作以降は田に入ると下記の2つのコマンドを使用可能。
稲に近寄って「調べる」コマンドを入れると稲の強さと生育段階を確認できる。
田の中央で「詳細」コマンドを入れると稲の強さ・生育段階・予想収量土壌の養分・稲の状態(病気)・ついている虫や雑草・技習得が近い物を確認できる。
これらは稲作会議で見られる物と同様だが、稲作会議が解禁される前でも利用できる。

  • 稲日報
    毎日朝、都との取引よりも後に出る。情報そのものより、朝を知らせる(苗の肥料吸収が始まる)という点が重要。
    サクナのステータスは米に連動しており、一年の終わりに収穫・精米が完了した時点で反映される。
    ただし、稲のステータスは日々変わっているので毎朝昨日との差分が表示される。
    こだわりの米作りをする際は必見。
  • 稲作会議
    ある程度ストーリーが進むと、田右衛門に話しかけることで稲作会議が開ける。田右衛門を派遣していると会議を開けない。
    稲の詳細ステータスを確認できる(田の中央で見られるものと同じ)ほか、3旬先までの天気予報も閲覧できる。
    天気予報で特に重要なのが気象傾向と降水確率。夏~秋での気温が低く雨が多いと稲熱病を発症し、通年で日照不足だとしらた米や徒長になる。
    農書を読めば肥料、虫・病気、さらには米のステータスまで説明してくれるので困ったら読もう。
    さらにストーリーが進み祈祷が使えるようになると、木魄を使って天候を変えることができるようになる。
    上述のように稲熱病やしらた米・徒長を防ぐため、多雨冷夏の気配がありそうなら祈って気温を上げよう。
    逆に晩夏まで暑すぎると高温障害の症状が出るため、その場合は涼し乞いをしよう。
    雨乞いは冬~春に雨を降らせると益虫が増えやすくなる効果がある。

施肥

厠の下肥を肥溜めに入れ、追加で木魄と肥料の素材を入れ、6時間を置くことで肥料が作成される。
これを田に蒔くことで稲に必要な栄養を与えてやることができる。
稲の生育に必須であるのみならず、サクナの能力値を伸ばす手段でもあるため施肥はとても重要と言ってよい。
後述するが、能力値を強化する肥は10時間かけて稲が吸収することで反映されるため、6時間毎に投与する必要はない。
能力値を強化する肥は早朝に、基礎栄養値を強化する肥は早朝の施肥後に作り肥を消化しきった夕方に施肥するとよい。

基礎素材

所謂植物の3大栄養素。田の中心に近づくと、三角形のレーダーチャートで表示される。
肥料には根肥(カリウム)、葉肥(窒素)、穂肥(リン酸)の3つの基礎栄養値があり、これが稲そのものの成長や品質を決定する。
根肥は根を定着させる必要がある幼苗~二次分けつ期あたりまで、葉肥は穂に栄養を送るようになる三次分けつ期まで、穂肥は出穂後から収穫時まで必要になる。
根肥と葉肥はだいたい春~夏、穂肥はだいたい晩夏~秋で必要になる。

苗を植えれば当然この栄養素を消費して成長していくため、順次投入してやる必要がある。
なお苗の本数が多いほど、さらに雑草が多ければ多いほど栄養消費量は増大する。
各栄養値は鬼を撃退することで入手できる「木魄」と、「落ち葉」「獣の蹄」「獣の糞」「油粕」を加えることで強化できる(最大5個、+100%)。
「財」の一覧から落ち葉・獣の糞・獣の蹄の説明文を読んでみよう。
なお、追加素材の中にも栄養値に乗数補正を加えるものが存在する。

肥を仕込む際に示される各グラフは言わば「貯蓄量」であり、増える値は言わば「予定貯蓄量」である。
さらにグラフで示される値は施肥直後から10時間の値であり、施肥してから10時間後に予定の貯蓄量に到達する。
つまり、施肥したからといって即座に予定の値にまで到達するわけではない。
逆に言えば施肥したあとで再度肥を仕込んで投入すれば、以前の肥で増加する分の栄養増加をキャンセルすることができる。
また基礎栄養分は苗ではなく土壌に蓄積されるため、稲の栄養吸収が停止する深夜であっても施肥すれば増加していく。
つまり、「夜に基礎栄養素を補給してやり、昼は追加素材で稲の各パラメータを向上させる」というのが施肥の基本になる*7

注意点として、このグラフは「貯蓄量」であって消費量ではなく、グラフを最大化すれば放置しても問題ない…とはならない。
むしろ貯蓄しすぎた…つまりグラフ限界まで上昇させた栄養素は圃場に漏出し、「徒長して結実を阻害」「雑草や病原菌の養分に」等の悪影響が出る。
特に雑草の繁殖は深刻で、後述のトライフォース農法はすなわち雑草との熾烈な戦争を勃発させ、狩りの効率を悪化させる。
「グラフ量が多ければ施肥効率が良くなる」というわけでもないので、慣れないうちは多くとも7割程度までに抑えること。
また、上述のように施肥直後に一気にグラフが伸びるわけではないので、与えた分が反映されてないからといって多重に施肥しないこと。
単にグラフを最大化させるのではなく、むしろ必要な成分を見極めて常時6割前後の肥やしを作ることができればクソゲーマイスター中級者である。

蓄積量を減らしたい場合

もし畑に過剰に蓄積してしまった栄養値を減らしたくなった場合、一年をかけて虐狂の極悪農奴を展開する必要がある。

  1. 苗は量重視(塩水選ちょい混ぜ、厚撒き、密植)で。
  2. 水深95%以上でかけ流し、かつ毎季雨乞いで栄養素を流失させる。
  3. 夏以後、防虫・防草-100でこの世の地獄を降臨させる。苗の成長を助けるため、防病だけはしっかりと対策すること。
  4. 夏以後、毒性+100で「助長」する。ただし塩は施肥しないこと。塩害は長く悪影響を及ぼす。
    こうして苗を生贄にすることで信じがたい大大大凶作と引き換えに栄養値を大きく引き下げられる。

追加素材

基礎素材を設定してから肥料が完成するまでの間に追加素材を投入できる。
追加素材は食品から鉱物まであらゆるアイテムを投入可能。米の6要素(=サクナの能力値)に影響を与える。
つまりステータスドーピングというわけだが、上述の基礎素材同様、稲が日中に肥やしから栄養素を吸い上げて稲が強化される。
つまり夜間に追加素材を加えまくった施肥は無駄。夜間に肥を作り、日が出てから施肥しよう。

追加素材はものによっては「防虫」「防草」「防病」「毒性」といったパラメータを上下させる。
赤字になることから察せられるように、これらは低めると稲に不利な影響を与えるため注意。
特に生活上出やすい「腐った食物」は防虫を低下させ、夏以後に害虫が大繁殖して「虫愛づる姫君」となりかねない。
だが防虫をわざと低めると益虫も増えやすくなる。農閑期や苗の間はあえて防虫を低下させるのも手。
山葵や毒矯といった香辛料・飲用素材、および特定のダンジョンで夜に入手できる素材は防○パラメータを改善するため、気になるようならこれらをぶち込もう*8
各種影響は肥料を作る時に数字で見られるため、しっかり確認しておきたい。

  • 「水分の雫」や「月の狭土」を追加すると毒性が大きくマイナスになるが、毒性が0未満の場合は育成が加速し過剰生育になる。
  • 壮盛の妙薬はしらた米に、剪枝の妙薬は過剰成長と徒長に、秀日の妙薬は馬鹿苗病と稲熱病と縞葉枯病に効果がある。
    どの薬も「肥に混ぜた上で施肥し、稲が吸収して効果を発揮する」ため、効果発生までにタイムラグが有る点に注意。
    失敗例
    • トライフォース農法
      サクナヒメ発売後、ネット上で流行り出した失敗例のひとつ。
      葉肥、穂肥、根肥の3つが常に最大になるように肥料を投与すること。
      ステータスは、特にレーダーチャート式では高い方が良いと考えがちだが、上述したように肥料はただ増やせばいいというものではない。
      基礎栄養素は言わば伸ばしたい値の指示であり、穂が出来る頃に葉肥(葉を伸ばせ!)や根肥(根を伸ばせ!)を与えたり、
      逆に穂が出来る前に穂肥(穂を伸ばせ!)を与えても意味がない。
      むしろ時期に合わない過剰な栄養を注がれた稲は「過剰栄養」や「徒長」を誘発し、品質をどんどん下げてしまう。
      また稲が吸収しきれない栄養が雑草や病原菌の繁殖も促し、雑草が蔓延ればそれを住処に害虫も増えるといいとこ無し。
      上にも書いたが、慣れないうちはグラフ量を多くとも7~8割までで抑えよう。
      語源は任天堂社のゲーム「ゼルダの伝説」*9より、知恵と力と勇気を表す聖三角形トライフォースから。
      農作業に必要なのはヒメの知恵だけで、力と勇気は稲作王国の徒長を招くのだ。
    • カルタゴ農法
      同じくネット上で流行り出した失敗例のひとつ。
      「ともあれ虫・草・菌は滅ぶべし」と防虫・防草・防病に+10という夢の素材「塩」を肥料として大量投与すること。
      塩は鉱物でもさほど上がらない「毒性」が+5もされ、さらにマスクデータで全体の塩分量が管理されており、
      この塩分量が蓄積しすぎると毒性とは別の専用の悪影響「塩害」が発生する。
      塩漬けにした田んぼの中央で詳細を見る際、左右を押すことで病気や害虫・雑草の情報が出てきて、
      やがてそこに「塩害」の横バーが追加されるのだが、それを知らないままグラフと数字だけに目を奪われたプレイヤーがやりがち。
      トライフォース農法を行っていると様々な悪影響が出てくるため、それらの一挙解決を狙って塩漬けにすると塩害で修羅臭い結果になる。
      水のかけ流し(入水口と出水口を両方開けておくこと)をすることで塩害を軽減できるが、
      防虫・防草・防病を増やしたい場合、天返宮や森エリアを夜に攻略して、これらを激増させる特殊素材をかき集めよう。
      特に天返宮の火エリアは防虫を強化する「宿火の眼」を入手できるため、ここで稼げるかどうかで育稲難易度が大きく違ってくる。
      水エリアで手に入る「水分の雫」は防○に加えて毒性も下げる効果があるのだが、毒性がマイナスだと悪影響が起きるので多く使わないように。
      語源はローマ帝国を苦しめたカルタゴが滅亡した際、二度と繁栄できぬようカルタゴの地に塩が撒かれたという伝説から。
    • ちなみに、これら失敗例はほとんどが農書にこのようにすると悪影響が出ると書かれている。
      細かな加減までは明記されていないものの、ちゃんと理解していれば強い悪影響が出る前に是正することも可能である。
    • ただし、これらの与え方も育て方によっては変化する。稲作会議で農書を読んでみよう。

水を管理する

取水口、放水口を操作することで、田んぼの水の量を操作する。水量もまた生育に大きな影響を与える。
水量は19%をボーダーに浅水*10、深水の2種類があり、稲の成長時期や伸ばしたいパラメータに応じて調節する必要がある。
当然だが、晴れの日や高気温な日は水が蒸発していき、雨の日は徐々に貯水量が増え、浅深のボーダーを超えると稲に影響が出る。
故にかわいいサクナちゃんであっても大嵐の日には必死で水門を見に行かなければならないわけである。

水の量は水温にも影響を及ぼす。
簡単に言うと浅水だと水温が気温の上下の影響を受けやすく、深水だと受けにくくなる。
稲の成長にちょうどいい気温の時には浅水にし、気温が低すぎる又は高すぎる際には深水にしてある程度一定の水温を保つといった
管理をすることで望まぬ気温の影響を最小限にできる。

また、基本的には放水口を止め、取水口から必要な分だけ水を取り入れるという管理をするのだが、
取水口と放水口の両方を開け、水を常に流動させ続ける「かけ流し」という手法があり、後述「美」の強化や塩害軽減に効果的となる。
水管理をすることで以下の農技を発現する。*11

  • 水嵩の勘
    取水口か放水口に立って田んぼの方を向くことで、現在田んぼに何%の水が入っているかと水温が表示されるようになる。
    かなり序盤に覚えるため、これを目安に水管理をしよう。

雑草・害虫を管理する

雑草にしろ害虫にしろ、放置すると稲の収量や品質が悪化していくので、これの対処が求められる。

  • 雑草を抜く
    苗を植え付けた圃場では毎季毎時、ステータス上の雑草とは別に不定期に「田犬稗」(以下「ヒエ」)が目に見える形で発生する。
    これを放置すると栄養消費量が増える上、他の雑草や害虫を呼び込む。雑草は収量を低下させ、害虫は病気の元となる。
    このため植え付け中は頻繁に圃場に入り、手でヒエを抜かなければならない。
    水田に入ってヒエに近づくと「!」マークで雑草が示されるため、これを引っこ抜くことでヒエを除去する。
    日中探索などに出ると、帰ってきた時には多くのヒエが生えており、収穫後の評価でも「影響:大」と書かれてしまう。
    追加施肥のために素材を集めている間は非常に悩ましい存在だが、物語が進み合鴨を飼育できるようになると、
    合鴨農法を実行できヒエや害虫を食べて減らしてくれるようになる。
    ただし穂が実り始めると合鴨が穂を食べてしまうため、出穂期には合鴨を引っ込めておく必要がある。
    雑草を抜くことで以下の農技を発現する。*12
    • 草遠見/草千里眼
      田んぼの中に入った時に(!)マークが表示される雑草の距離が延びる。
      草遠見では少し遠く、草千里眼では田んぼ全体が見える。
      田んぼ全体を歩かなくても、効率よく雑草を抜けるようになる。
    • 草抜きの達人/草抜きの匠
      根深い雑草をすぐ抜けるようになる。時間がかかる物にのみ有効。
    • 疾風の草抜き/刹那の草抜き
      雑草を抜くスピードが上がる。上記と似ているがこちらは抜くモーションが単純に速くなるため全ての雑草に有効。
  • 益虫を放す
    村の中に時折現れる「蜘蛛」「田螺」「蛙」を捕まえることで田んぼの中に離せる。
    これらは害虫を食べてくれるので、見つけたら積極的に捕まえよう。
    ただし春1は放置したほうがよい。この時期に狩りすぎると繁殖しなくなってしまう。
    また蛙は蜘蛛を食べ、過度の浅水は田螺を弱らせ、合鴨農法を実行しているとカモが益虫を食べてしまうため効率が徐々に低下する。
    それぞれの場所

    どの益虫も出る場所は概ね決まっている。
    田螺は水田付近の滝~用水路、蛙は水田付近~自宅周辺に出現する。自宅の裏手にもよく現れる。水田より下には出現しない模様。
    蜘蛛は屋内によく出現する。具体的には納屋の右奥、台所の奥、男性用寝室、女性用寝室など。

田植え直後の状態。まだこの季節は雑草の脅威は少なく、合鴨も苗を食べてしまうので放せない。
…というか、この時期は虫も草も生えない有情な時期なので、腐った食材などの大量に出て防○を悪化させる材料はここで叩き込むとよい。
防病と毒性は苗であっても影響が出るので要注意。

育苗期間を長く取りすぎると田植え直後でも苗を飛ばして即座に1次分けつ期に入ってしまうため、上記の施肥を行いたい場合は植えたい時期でなくても先に苗を入手してしまおう。

分けつ期

田植えが終わって少し経つと苗が根付き、春から夏にかけて分けつ*13の段階に入る。
分けつは一次、二次、三次と3つに分かれている。
この内一次と二次は出穂期まで光合成で穂の養分を作り、穂が出る頃には枯れて栄養吸収を差止めるため、穂に対して「有効な」分けつになる。
だが三次分けつは結実後も生き残る…つまり栄養吸収を止めない、穂に対して「無効な」分けつとなる。
この無効分けつが増えると、穂に行くはずの栄養が奪われるため、無効分けつは抑えなければならない。
そのため、三次分けつで一時的に水を抜き、分けつを制御しつつ表土に酸素を取り入れさせる「中干し」という工程を行う。

この中干しを行うことで稲の状態に中干し項目が追加され、ゲージに応じて美以外の収穫後の米の品質を上げることができる。
美に限り、50%を頂点として51%以上は徐々に低下していく。つまり美を重視するなら中干しは50%で抑えよう。

中干しは雨が降っていてもそれなりに進むのだが、やはり晴れていると中干しの進行が早く品質も上がりやすい。
中干しがどの程度進行しているかは、水田の中央を調べるか稲作会議の稲の状態から確認できる。
中干しはあくまで一時的な処置であるため、バーが必要量を満たしたら直ちに水をいれること。

出穂期

稲が受粉して穂が出てくる段階。ここから穂の一粒一粒に米の中身が入っていき、頭を垂れるころ収穫を迎える。
当然穂の中を作るためには穂肥が重要になるので、三次分けつ期の頃から穂肥を重視して施肥すること。
この頃に与える肥料でも米の品質の傾向が変わってくるため、この時期の肥料の配分は農書などを見てしっかり決めよう。
出穂後に水量を深水にすると量が増え、浅水にすると味粘硬が増える。
またかけ流しにすると美が強化される。

収穫

夏の終わりごろから秋にかかって稲が熟してくるといよいよ収穫、稲を刈り取る。
なお、収穫前にあらかじめ田から水を落としておくと後述の稲架掛けで乾燥させやすくなる。

★稲刈り

田に入ると、鎌が届く範囲が光っており、この範囲内の稲をボタンを押すことで刈り取っていく。
ある程度の株を刈ると一まとめになって田の上に置かれる。これは刈り取りの直後稲架掛けする際に運ぶことになるため、
なるべくなら運びやすいところに置かれるよう刈り取った方がいい(加減が難しいため狙ってやれないかもしれないが)。
田植えの時点で予め稲架掛けしやすい場所に植えておく手もある(過剰な密植に注意)。

稲刈りは晴れた日に田の水を抜ききってから行うとよい。出穂の頃に日照り乞いをしておこう。
雨であったり水を張ったままで収穫を行う(=穂が泥に浸る)と品質が低下する。
また秋で登熟のまま収穫を遅らせるとあっという間に蝗が発生して収量が低下する。
穂が成熟すると肥料を吸収せず妙薬も効かないため、早めに取り込んでしまおう。

稲を刈ることで以下の農技を発現する。

  • 稲刈り鎌鼬/稲刈り大鎌鼬/稲刈り豪鎌鼬
    鎌の範囲内で同時に刈り取れる稲の量が増えていく。
    初期では1本、鎌鼬で2本、大鎌鼬では4本、豪鎌鼬では8本まで同時に切れる。
    下記の鎌使いの農技と合わせることであっという間に稲を刈り取っていくようになる。
  • 疾風の鎌使い/迅雷の鎌使い/刹那の鎌使い
    刈り取りモーションそのものが高速化する。
    稲刈り鎌鼬とのシナジーで収量の多い田もあっという間に刈りつくせる。
    (稲刈り終了で一定の時間が経過するため、ゲーム内時間の短縮にはつながらないが)

★稲架掛け

収穫直後に発生。刈り取った稲を稲架に掛けて乾燥させる。乾燥させることで穂離れをよくし、稲の品質も向上する。
ただ、乾燥不足は元より乾燥させすぎも後述の籾摺りで中の米が砕ける胴割れ米を発生させ品質が低下するため、
「まあまあ」というサクナのコメントを参考に乾燥の度合いを見極めて、品質が低下しないようにしよう。

必要な分干せたら納屋の中に取り込むことができるが、秋に取り込まずにいると冬に入った時点で乾燥の程度に寄らず強制的に取り込まれてしまう上、冷気でほぼ確実に胴割れ米になる。
秋中雨が降る、というような場合だと満足に乾かせないことがあるため、祈祷で日照りを請うことも選択肢に入る。

ちなみに、一つの稲架には2段まで稲をかけられる。
全部の稲架に一つずつかけても稲が余った時は慌てずに2段目に掛けよう。
当然だがこの工程後も田の水は枯らしておくこと。穂が泥水に浸かると品質が悪化する。
雨で水量が増えても危険なため下流の水門を開けたままにしておこう。

稲架掛けを行うことで以下の農技を発現する。

  • 疾風の稲架掛け/刹那の稲架掛け
    稲を持って走る速度、稲架に掛けるモーションの速度が上がる。

★脱穀

乾いた稲にはまだ穂に籾が付いたままである。穂から籾を取り出す作業を脱穀と呼ぶ。
脱穀には道具を使い、このゲームでは3つの道具が登場する。
後から出てくる道具の方がボタンの操作も少なく、しかも一度に多くの米の脱穀が行える。
段階的に能率と操作の簡便さが上がっていくことで先人の苦労と工夫が察せられる工程。

こき箸

初期から使用可能。箸のような2本の棒に稲を挟んで閉じ、勢いよく引き抜くことで脱穀する。
コマンドは「↓」「→+□」「←」の3段階。
そこそこ素早く入力しても反応するが、←から↓に入力する時はサクナが稲を持ち替えるまで待つ必要がある。
原始的なだけあって一度に処理する数も少なく、入力が多く非常に面倒。
こき箸を使うことで以下の農技を発現する。

  • こき箸脱穀の達人/こき箸脱穀の匠
    一回のこき箸の操作で脱穀できる稲の数が増える。
    初期状態ではコマンド1回につき稲アイコン2単位、達人で3単位、匠で5単位。
    操作の回数は確実に減るものの、一回一回の操作が煩雑なので楽になったという印象はまだまだ少ない。
  • 疾風のこき箸脱穀/刹那のこき箸脱穀
    脱穀のモーションが高速化する。
    それなりにペース良く進行した場合、これらの習得前に千歯こきを制作できるため、意識的にこき箸を使っていかないと覚えないだろう。

千歯こき

三章で発生する寄り道を達成すると使用可能。
脱穀する歯が複数本並んだ機械に稲を通し、勢いよく引き抜くことで脱穀する。
こき箸より大雑把に脱穀するため本来は藁などのゴミが混じるのだが、
このゲームではそれを取り除く工程はカットされているため純粋に一回での処理量が増える恩恵を受けられる。
コマンドは「→+□」「←」の2段階。
操作量が純粋に減る上で一度に脱穀できる稲の数も増えるため、かなり楽になったと実感できる。
千歯こきを使うことで以下の農技を発現する。

  • 千歯こき脱穀の達人/千歯こき脱穀の匠
    一度に脱穀できる数が増える。
    初期状態ではコマンド1回につき稲アイコン4単位、達人で6単位、匠で8単位。
    もともとこき箸よりも多く脱穀できる道具なため、これを覚えると非常に脱穀が楽になったと感じやすい。
  • 疾風の千歯こき脱穀/刹那の千歯こき脱穀
    千歯こき脱穀のモーションが高速化する。
    千歯こきになるとこれらを覚えるとテンポよく脱穀できるようになるため面倒さがかなり少なく感じる。

足踏み脱穀機

六章で発生する寄り道を達成すると使用可能。
足踏みで高速回転するこき胴に稲を当てるだけでボロボロ落ちていくため非常にスピーディ。
ボタン操作も、「↓」を連打し、俵10個分落とす毎に「□」を押すだけでかなり楽ちん。

★籾摺り

このゲームの米作り最後の作業。
籾の殻を取り除く工程。現代では都合上精米とは分けられているが、この時代は精米も一緒に行う。
籾同士、米同士を器具でぶつけ合わせ表面の殻やぬかを取り除いていく。この工程も先人の苦労が沁みる。
籾摺り自体は脱穀後から可能だが、涼しい時に行う方が質が上がりやすいため、冬の夜が適している。

精米は玄米から一分搗き(つき)、二分搗き……九分搗き、白米となっている。しかしゲーム上では玄米、分搗き米、白米と分かれる。

玄米分搗き米白米
食事時効果無(※)
能力成長量
都での評価小(x1)中(x2)大(x3)
米糠入手量10%10%10%
※:実際は「白米を使うレシピに能力上昇系がほぼない」というだけ。
  白米系の生育具合は反映されているが、それを活かすレシピがないのだ。

つまり、玄米に留めると一時バフを大幅に強化し、白米は永続バフを強化する。また、都での取引も白米の方が喜ばれる。
自分がどちらを必要とするのかしっかり見極めてから精米しよう。なお、都は白米であれば品質がヘボでも喜んでくれる。
…とはいえ、食事での上昇量は序盤では微々たるものなので、最初はステータス強化と都との取引のために十分まで搗いてしまおう。
ただしゲーム後半では稲作を縛られた上でダンジョンを攻略する必要があるため、後々のためにも一度は玄米を作っておくと攻略が楽になる。

籾摺りを終えることでその年の新米が完成し、新米の出来や能力上昇の反映、各工程の詳細を確認できるリザルト画面に移行する。
そしてリザルトを閉じると、精米した米の量の10%(端数切捨て)の糠が手に入る。
なお、糠の入手量は上下限が決まっており最小で3、最大で30まで。

杵と臼

初期から使用可能。竪杵を手で持って搗いていく。
コマンドは「↑」「↓」の2段階。
上下にテンポよく動かすだけなので脱穀よりは面倒ではないが逆方向への入力なので実際の操作は結構手間かつ、
時折サクナが疲れて効率が落ちていくため後半は動きが詰まったりすることもある。
↑入力は押しっぱなしでも反応するのと十字キーの代わりに左スティックでも反応するため、
「左スティックを上方向に入れっぱなしにしながら十字キー下連打」という入力で比較的高速で脱穀できる。逆は不可。
単純操作で済ませたいなら「十字キーかスティックを一回転」という形でも可能。
農技がない最初期ならこれでも十分な速度で脱穀できる。

杵で搗くことで以下の農技を発現する。

  • 杵臼米搗きの達人/杵臼米搗きの匠
    杵を動かしても疲れることが少なくなる。
  • 疾風の杵臼米搗き/刹那の杵臼米搗き
    杵を動かすスピードが高速化(≒入力を受け付ける間隔が短縮)する。

踏臼

四章で発生する寄り道を達成すると使用可能。
足で板を踏むことで杵が上がるため、腕力より強い脚力で搗くことができる
操作としても「↓」の1段階のみでよくなり、これでも十分楽になる。
踏臼で搗くことで以下の農技を発現する。

  • 踏臼米搗きの達人/踏臼米搗きの匠
    踏臼を動かしても疲れることが少なくなる。
  • 疾風の踏臼米搗き/刹那の踏臼米搗き
    杵を動かすスピードが高速化する。

水車小屋

七章で発生する寄り道を達成すると使用可能。
一度投入すると自動で籾摺り・精米を行ってくれ、およそ半日で白米になる。
サクナが自分で行う必要が無いため精米と探索を並行したり、徹夜で精米して夕餉を取り逃すことがなくなるなど便利に扱える。
また自動でやるということは特に玄米作りにおいて余分な時間経過が発生しないため、余った時間を有効活用できる。

ただし一段階上がるのにきっちり1時間ではないようで、分搗米で止めたい場合は探索をすぐ切り上げたり、縁側である程度待ってから水車小屋の前で見張る必要がある。
そのため分搗米が欲しいなら自力で精米するほうが早いかもしれない。

1時間ずつ休んで進捗を記録した結果は以下の通り

1時間…玄米
2時間…ー分搗き
3時間…三分搗き
4時間…四分搗き
5時間…五分搗き
6時間…六分搗き
7時間…七分搗き
8時間…九分搗き
9時間…白米

注意点として、水車小屋を使うときは納屋の籾の前で選択し、米を受け取る時は水車小屋の杵の前で受け取ることになるため、
慣れないとうっかり籾摺りを実行するのに水車小屋に行ってしまうといったミスが起きかねない。
次の作業はどこで開始できるのかは黄色いアイコンで表示されているため、それを確認するようにしたい。

害虫・病気

病気と害虫については作中の農書にもあるが、ここにまとめておく。
「現象」は最大値までいった場合に稲に発生する影響で、名前が赤字になるとゲージ量に応じて被害が漸増する。

  • ほとんどの深刻な病気が過剰な施肥と田犬稗の放置を前兆として起きる。
  • 防○強化、および妙薬で対処可能だが、妙薬を投与すると現実の農薬同様益虫まで減少するので、やる場合は慎重に。
    上にも書いたが防○や妙薬は施肥後稲に吸収されて効果が発生するようになったため、朝の肥料に混ぜること。
    また妙薬での減少量は固定値ではなく防○を強化するだけなので、例えば害虫+100の肥料に秀日を1つだけ入れても無駄。
  • 毒性施肥とは、文字通りわざと毒性がマイナスになるような施肥をすること。塩は危険なため鉱石で。
    ○○制御とはグラフ上の90%を超えるような基礎栄養素投入を抑えること。
病気
病気名現象対処法予防法備考
徒長(とちょう)害虫発生毒性施肥穂肥制御出すくみと対立
出すくみ収量大幅減毒性施肥基礎養分追加徒長と対立
倒伏(とうぶく)大凶作深水他の病気防止、疎植
塩害育成値低下かけ流し塩施肥抑止、塩水選は軽めに長期残留
高温障害育成値低下涼し乞い涼し乞い
過剰生育育成値低下毒性施肥過剰栄養制御、中干し
しらた米収量減涼し乞い春2以後の田植え、疎植
胴割れ米収量減稲作工程終了稲刈り・稲架掛けを
早めに終える
籾摺り後までマスクデータ
各工程が遅いと発生
稲熱病(いもちびょう)凶作、醜作日照り乞い葉肥制御、塩水選、春2以後の田植え、疎植低温や多雨で悪化
縞葉枯病(しまはがれびょう)収量激減葉肥制御、塩水選、春2以後の田植え、害虫処理、雑草処理
煤病育成値大低下春2までに田植え、害虫処理、雑草処理
坪枯れ育成値大低下涼し乞い浅水、葉肥制御、害虫処理、雑草処理
斑点米収量大幅減、醜作春2以後の田植え、害虫処理、雑草処理
馬鹿苗病収量大幅減泥水選、塩水選
  • 病気対応妙薬:壮盛の妙薬
  • 防病増加:結びの木花、水分の雫、酢、塩
  • 防病減少:染料全般
害虫
害虫名現象対処法予防法備考
稲苞虫(いねつとむし)収量大幅減蜘蛛春2までに田植え、疎植
椿象(かめむし)病気発生蜘蛛、合鴨雑草処理
浮塵子(うんか)病気発生益虫、油施肥過熟回避
(いなご)収量大幅減合鴨雑草処理、過熟回避

※稲苞虫の増加条件は蜘蛛とほぼ同じであるため、

  • 害虫対応妙薬:秀日の妙薬 ※益虫への影響大
  • 防虫増加素材:水分の雫、宿火の眼、香辛料(大蒜・山葵・生姜・葱)、毒矯、茶葉、塩
  • 防虫減少素材:肉類全般、魚類全般、木材全般、卵、糠、絹、千年紙、腐った食材
雑草
雑草名現象対処法予防法備考
田犬稗(たいぬびえ)田犬稗誘発抜け!過剰栄養制御、日干し
青味泥(あおみどろ)雑草誘発かけ流し、合鴨、日干し田螺、根肥制御
子水葱(こなぎ)大凶作、醜作かけ流し、合鴨深水、日干し青味泥下で増強
黒慈姑(くろぐわい)雑草誘発合鴨田起こし、日干し
水蚊帳吊(みずかやつり)雑草誘発合鴨、涼し乞い田起こし、日干し
  • 雑草対応妙薬:剪枝の妙薬
  • 防草増加:水分の雫、目一箇の金砂子、豆、茶葉、塩、糠
  • 防草減少:根菜、芋、胡瓜、茸、松茸、栗、銀杏、柿
    ※防草減少素材は一律でステータス上限量(松茸以外は122個)に対し防草-100に必要な量が388個と3倍以上なので、実質ないも同然となる

※益虫について
蜘蛛は冬~春の雨量・雪量に応じて増えやすくなり、蛙と田螺は田に水を張っておくと増えやすくなる。
またいずれも「防虫」が低いと増殖しやすくなり、「防虫」が高いと逆に減少していく。
冬2から田植え直前までは深水にして雨乞いをしておくとよいだろう。

美を強化する

稲作において、「美」を強化したい場合は通常の農法からかなり逸脱する必要がある。
が、香を強化するよりも早めに行え、かつ手軽なのがポイント。また、実績「美麗米生産者」を解除できる。
4章で解禁される合鴨農法が要求されるため、ある程度シナリオを進めるまでは考えないほうがよい。

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  • まず元手として白米を200ほど用意しておき、蕎麦と胡瓜を可能なかぎり購入して蓄えておく。
  • 前年の施肥で根肥以外の三大栄養素を空にしておく。
  • 胡瓜はお手軽に美を強化できる。他素材のフォローアップのため胡瓜は毎日上限まで買うことを推奨。
  • 季節全体で言えることだが、秘薬の素などの他、紫の根や茜などの美を強化する素材の確保に重点を置くこと。
    • できるなら天返宮の水フロアを夜に攻略しよう。ドロップ品は美を強化する上、水分の雫がどっさり手に入る。
      育ってきたら火・影フロアも攻略しよう。火では防虫に有用な宿火の眼を入手でき、影では稲への影響が強い熊・雉・貉肉が手に入る。
    • 冬2にカモを肉にしておく。冬の間はずっと田に水を張って雨乞いをし、春2以後は晴れの日が続くようにする。
    • 選別は泥水、限界まで泥を入れてしっかり選別しよう。木魂が縦に浮かんだら完了。もちろん薄蒔きで。
    • 田植えは春2-3の昼に標準~やや疎植(1グリッド1本)で。
    • 水は常に深水。カモは田植え直後から動員させておく。
    • 益虫は田螺以外捕まえないでおく。寒い時期に放してもすぐ消えてしまい効力が出ないので。その分防虫を強化しよう。
    • 二次分けつからは深水進行。とかく施肥管理と雑草処理、益虫確保を図ること。
    • 肥料は根肥のみ0-30%程度、他はゼロになるまで放置。
    • 中干しはしっかりしておく。ゲージが溜まりきったら即深水に戻す。
    • 出穂が始まったら深水域のままかけ流し農法に移行する。肥料は与えず水で調整する。
    • カモは登熟期には退去させる。
  • 収穫以後
    • 収穫・稲架掛けは晴れの日中、籾摺りまでの収穫作業を秋3までに行い、籾摺りを冬1の夜に行うこと。
    • 稲架掛けは「まあまあ」程度で。干しきると美の評価は下がる…というよりまあまあで伸びる分が消える。
    • 籾摺りは分搗き米でなければよい。胡瓜をたくさん購入すれば翌年以後も美を鍛えられるので白米のほうが有用か。

香を強化する

香の強化は美よりも難しい。ほとんどの布素材と一部魚類は香を強化するが、収穫素材で香を強化するものが少ない。
取引で手に入る香を強化する商品は比較的高額で、さらにドロップ素材でまともな香強化素材が狢と鹿から手に入る物のみ。
幸い鬼狢が夜に落とす神鳴の襷は硬-10、香+20と強力な香気素材。香重視農作は天返宮50-56層を夜に踏破できる実力が必要になる。

目指せ香り米
  • 白米を大量に収穫できるようにしておき、都から棕櫚・絹を購入し蓄えておく。特に棕櫚は毎日上限まで買うこと。
  • どの時期も夜に天返宮45層-56層を攻略し宿火の眼と神鳴の襷、各種肉を集めておく。
  • 前年に収穫後に涼し乞い、冬23は雨乞いをし、春23が熱くなければ春12も雨乞いをして益虫を殖やしておく。
  • 氷が収穫できる冬の間に根肥のみを65%、他を40%まで補給しておく。鴨肉は香を強化しないので潰すかどうかはお好みで。
    • 選別は冬3夜に塩水選、塩分量は5~7割程度に抑えてしっかりかき回し厳しく選別する。もちろん薄蒔き。
    • 田植えは春1か2の暖かい深夜(日付変更直後)。元肥あり。香のみを重視するなら疎植、香以外も伸ばしたいならやや疎植で。
    • 水は浅水。
    • 三大栄養素は苗を植えたら穂肥を50%程度まで上げる。
    • カモ動員はお好みで。動員する場合は中干しまで、田螺以外の益虫は第二分けつ期まで捕まえずカモと交代で捕まえること。
    • ひたすら浅水。水量管理のほか、施肥での防虫防病と雑草処理は厳密にこなすこと。
    • 三大栄養素は葉肥のみ登熟期に僅少になるよう抑え、穂肥を50%程度に維持するようにする。
    • とにかく「暑すぎず寒すぎず」が求められるので、あまりにも暑いなら涼し乞いをする。
    • 中干しはしっかりしておく。ゲージが溜まりきったら即浅水に戻す。
    • 出穂が始まったら水量をゼロにする。
  • 収穫以後
    • 収穫・稲架掛けは晴れの日中、脱穀までの収穫作業を秋3までに行っておく。
    • 稲架掛けはまあまあ程度で。例によって乾燥しきるとボーナスが消える。
    • 籾摺りは必ず玄米で抑える。冬にやっても香は強化されないが、他能力を微増させるため完璧を目指すなら冬まで待とう。

コメント

  • 5品全部に塩分(塩・醤油・味噌)を含んだ夕餉、田んぼから水抜き禁止(塩を流さない為)、塩水選禁止、肥料の追加素材に塩禁止、肥料を朝夕に投与。これで1年試してみたところ、塩害ゲージすら表示されなかった。 -- 2022-02-01 (火) 00:12:56
    • 連投ごめん。これで3年5年と続けたらわからないけど、少なくとも1年やってこの結果。夕餉で塩を大量摂取しても塩害は起こらないのでは? -- 2022-02-01 (火) 00:14:09
      • マジかー。じゃあ、以前言われていた塩分摂り過ぎ注意はみんな塩水選絡みだったってことか -- 2022-02-05 (土) 11:44:58
  • 過剰育成についてです。肥料に「水分の雫」を追加すると毒性が「-5」となりますが、元の毒性が0の場合、逆に成長を促進(プラス効果)が残るようです。田にこの肥料をまくと育成が加速し過剰生育になります。肥料を作る場合毒性値を0以下にならないように注意すると過剰育成にならないと思います。 -- 2022-05-24 (火) 02:19:15
    • なんで過剰生育になるのか分からなかったけどそれか!記載しておきました。 -- 2022-08-28 (日) 13:05:47
    • こちらの環境では過剰生育は弱いものの徒長が止まらなかった。試しに+25程度にしたらコズミックホラーか何かと思えるほど増長するので、水分の雫による外患防止には鉱石による毒性制御が不可欠になる。 -- 2023-01-07 (土) 22:51:21
  • これ撒いてる時は田んぼじゃないから肥料反映されないんだよね?苗期に肥料ぶち込めって書いてあるけど田植え終わってすぐに見てもすでに一次分けつ期になってるんだけどこれは田植えする前に肥料入れておけってこと? -- 2023-02-08 (水) 22:37:29
    • 種籾選別~田植えの期間を長くとりすぎて、苗棚で苗期通り越して分けつ期まで育っちゃってるのが原因だね。苗は丸一日もあれば十分な大きさまで育つと思うから、苗期に肥料をぶち込みたければ田植えの予定日に合わせて種籾選別の日時を遅らせると良いよ。 -- 2023-02-09 (木) 17:39:16
      • 早植っていけないもんだと思ってたわ -- 2023-02-16 (木) 02:18:24
  • 塩水選で塩を入れすぎたときの対処法について、木魄の浮き具合を見ながらかき回す回数を調整し、塩が水に溶けきる前に作業を切り上げることでリカバリーが可能っぽい。
    試しに塩を全部ぶち込んだ後、少しずつかき回して木魄がほんの少し水面に顔を出すあたりで作業を切り上げた結果、苗の数が500→410、肥料で塩を3つ追加するまで塩害ゲージ出現せず、リザルトで水の比重1.09(31%)と塩をそこそこ入れて十分にかき回したのと同じ結果になった。 -- 2023-03-19 (日) 12:05:06
  • 塩害は清水で毒性打ち消し+水をかけ流しにすれば簡単に対策できる。うちの田んぼは毎年塩ドバドバ入れてますが塩害も起きず元気です。 -- 2023-04-01 (土) 19:53:37
  • “美を強化する”の折りたたみの解説文、気持ち悪いし分かりづらくて不快だわ -- 2023-08-04 (金) 03:00:27
    • 見てみたら確かに気持ち悪いし無駄に打消し線が多くて読みにくい…修正しました。 -- 2023-11-16 (木) 13:27:46
  • 田おこしで耕し切った後もひたすら素振りしてみたけどそれ以上農技覚えなかった。2年目の時間停止中に経験値稼げないかと思ったけど駄目か -- 2023-11-11 (土) 10:36:02
  • こき箸は十字キーで↓+←、スティックで→(左右逆でも)を入力しっぱなしにしてればボタン連打で進められるみたい -- 2023-11-17 (金) 21:18:12
  • 稲熱病の対処法に「雨乞い」とあるけど、これって逆効果じゃないの? -- 2023-12-02 (土) 13:50:06
    • 稲熱病は低温多雨で悪化するはずなので逆ですね、修正しました。 -- 2023-12-29 (金) 13:01:29
  • しらたのゲージは下げられるんでしょうか? -- 2024-01-17 (水) 20:12:36

*1 サクナは妙に奥に植えるため、畝にめり込んだ状態で植えると…なおちゃんと出穂する模様
*2 ソ連の学者トロフィム・ルイセンコが主張した説。同種の植物は近傍では互いに助け合うため密植しても問題ないと主張した。肥料濃度が常に均一で他の苗の葉で太陽光が遮られないサクナヒメでは気にされないが、濃度がまちまちになりやすく上にある葉が下の葉の太陽光を奪う現実で極端な密植をすると…\(^o^)/
*3 これもソ連の学者トロフィム・ルイセンコが主張した説。春化(秋まき小麦を低温処理することで春まき小麦とし、冬季が厳しいシベリアでも収穫を得るようにする)を過剰に解釈し、雪の上に蒔いても種のほうが低温に慣れて発芽すると主張した。もちろんそんなことはなく、極低温では種が過剰に取り込んだ水分が種の中で氷結・膨張するため…\(^o^)/
*4 苗掴みの達人/苗掴みの匠をオフにしてもそれに応じて植えつけ面積が狭まる
*5 実際の人間も、まっすぐかどうかを主に視覚情報に頼っているため、床にタイルなどの目印がない限り、下を見ながらしかも後ろ向きにまっすぐ進むことは難しい。サクナヒメはグリッド線が見えてるはずなのだがそれは言わない事。
*6 ただし植え付けが雑になることで間接的に疎密の判断が難しくなったり植え付け数の配分が狂ったりはしやすい
*7 ガチでこだわる場合、夜の食事後に基礎栄養を少し足した肥を作って日付変更後に施肥、もう一度追加素材でパラメータ重視の肥を仕込み、夜の肥料が切れた明け5つ半(8時)あたりでまた施肥するというサイクルになる。
*8 都との取引で入手できる「葱」「生姜」などの香辛料はまさに図ったかのように防虫を大きく改善する。虫に悩むようならこれらを毎季取引して肥溜めにぶち込むことになるわけで…汚いなさすが都貴族きたない
*9 おそらく、サクナヒメの前に売り出され同じようなトゥーンシェーディングを多用したブレスなワイルドの作品が念頭にあるものと思われる
*10 22%で浅水を確認。バージョンによって違う?もっと調査が必要そうです
*11 雑草を抜いた際に発現したパターンあり。要検証。
*12 日時経過のみで発現したパターンあり。稲の成長でも農技経験値が入っている?
*13 分蘖。新しい茎が伸びて増えていく事。普通の植物で言う側枝が増える段階のこと。