花咲かサクナ対メタルアブラムシくん

Last-modified: 2022-09-28 (水) 00:36:44

カムヒツキの指示でうつろいの玉が成る樹に害をもたらすアブラムシくんを撃退するミニゲーム。
第六章で必ず一度はプレイする事になり、以降は自由に挑戦が可能。
クリア時には貴重なアイテムを得ることができる。

ちなみにこれは制作サークルである「えーでるわいす」の過去作、花咲か妖精フリージアのセルフパロディゲームになっている。
神霊樹の面も主人公のフリージアのものである。
※以下はバージョン1.15での大規模リメイク前の記述です。

基本的なルール

  • 中央に防衛目標となる巨大な枝が生えており、枝に攻撃を仕掛けてくるアブラムシくんを倒して一定時間防衛、という流れを繰り返す。
    一連の流れは「波」と表記され、一つの波は朝から始まり夜を経て日の出に戻っての一日で構成される。一波の間で出てくる敵の総数は固定ではない。
    夜は敵の湧き速度が増加する。日の出以降は敵の湧きが一旦止まり、残った敵を全滅させると終了するか次の波に行くかを選べる。
    波をクリアして次に行く度に減った枝の耐久力は一定値回復する。
    • 一度のプレイで続けられるのは第百波まで。第百波クリア後も再びプレイ可能。
      第一波から第百話まで通しでプレイする時の所要時間は二時間強。
    • 一度プレイすると、次回プレイ時は最長記録以下で五の倍数波までの任意のタイミング(五波、十波、十五波…九十五波)から再プレイできるようになる。
      ただし初回は第四波までだが、再開は第五波から可能。
    • 第六章のお役目でプレイする時は枝が段階的に成長し、足場になる枝が最大3つまで増える。
      再プレイ時は第一波でも枝が生え揃った状態から開始される。
  • アブラムシくんを一定数倒すとゲージ真ん中のアイコンが変化。怒ったマークになると全体攻撃(ボム)が撃てる

アクション

  • 通常のアクションパートに準拠。プレイ中でも装備・武技の変更が可能。
    サクナの能力や装備は武技の習得や一部の真価・発生効果以外は関係無い。下記の「攻略」に書いたおすすめ装備や武技を持ち込んでおこう。
    プレイの前には技を上げる食事を取ってから来ると効率的。
  • 花咲かサクナ独自の仕様として、衝突させる効果のある技以外で倒した敵の死体も攻撃判定を持つようになる。
    死体が死体を作り、アブラムシくんを連鎖的に大量討伐できる。
  • アブラムシくんは木魄のみドロップする。木魄は一匹倒すごとに自動回収される。
  • 枝に乗った状態で下+ジャンプを押すと枝から降りることができる
    本編では常夜の裏城にならないと解説されないが、立ち回りを効率化するなら重要テク。

スコア

  • アブラムシくんを倒すとスコアとスコア倍率が増加する。
    • スコア倍率は最大16.0まで。
      スコア倍率は敵を倒していない時間が一定時間経つと下がっていく。
      スコア倍率が高いほど低下も速いが15.8くらいから上になると逆に少し下がりにくくなる。
    • 花咲かサクナ中は敵を倒すと獲得したスコアが表示される。
  • 通しの最高記録は最大の1つのみ記録され、最高防衛数(到達した波の数)と共に花咲かサクナのタイトル画面に表示される。
    総合得点は8桁(99999999)が上限。第一波から通しでプレイすれば余裕をもってカンスト可能。

報酬

  • 五の倍数波をクリアする毎に入手判定が発生する。
    主に得られる物は各種素材や吟醸。
    縞鋼や神鳴の襷、創世樹の葉といった高額・貴重品が出ることもあるが、極低確率なのでこれ目当ての周回は推奨しない。
    また低確率で枝魂が手に入ることもある。
    枝魂狙いの場合は一波~百波を通しでプレイしても一波~五波を繰り返しても効率はそう変わらない。
  • 花咲かサクナでのみ入手できるアイテム
    真価強化・笠 真価強化・面、撲殺胡桃(五十波初回固定)、神霊樹の面(七十五波初回固定)、龍神の骨(百波初回固定)
    ランダム報酬で命上昇+や技上昇・零などのレアな枝魂が手に入るが、本当にレアなためコンプにはかなりの周回が必要である
    • 撲殺胡桃と神霊樹の面は真価開放の素材に使っても再プレイ時にまた獲得可能。
  • 「敵撃破」の真価解放条件や武技の熟練度を稼げるため、それ目当てでのプレイも有効。

アブラムシくん

  • 憎たらしい顔をした憎たらしい敵。丸々とした体と両腕を突き出すポーズのせいでミジンコのようにも見える
    アブラムシくんは画面左右から歩いてくるか、画面上から降ってきた後に各々の特性で枝に攻撃を仕掛ける。
    いずれのアブラムシくんの攻撃もサクナには当たらない。
    • 黄アブラムシくん
      枝に向かって接近し、到達するとかじりついてダメージを与える。基本スコア100
      耐久力は片手武器1回ですぐ倒れる程度。
      移動速度が低くあまり驚異ではないがスコアも少ない。スコア狙いの時は黄アブラムシくんを先に倒すと効率的。
    • 青アブラムシくん
      必ず上から出現する。花から離れるように動き、一定の位置まで到達するとそこから弾を飛ばして攻撃してくる。基本スコア300
      弾はサクナには当たらないが、攻撃を当てると消えるため枝へのダメージを防ぐことが可能。
      耐久力は黄と同程度。
    • 赤アブラムシくん
      基本的な挙動は黄色と同様だが移動速度が早く、また体力・体勢が少し高く、無傷の状態だと羽衣技が入らない。基本スコア700
      スコアがぶっちぎりで高く、スコア狙いの時は可能な限り後回しにするとよい。
    • 虹アブラムシくん
      ゲーミングな色合いなアブラムシくん。吹っ飛ばすと(サクナの攻撃が直接当たると)爆弾となる。基本スコアXXX
      多く巻き込んで爆発させるほど爆発が大きくなり、うまくいけば画面全体一掃することも可能。ふっ飛ばしに巻き込んでも爆弾にならないので直接殴りたい。
    • メタルアブラムシくん
      デカくてタフなメタルなやつ。ふっ飛ばされたアブラムシくんを跳ね返す。基本スコアXXX
      これを利用すると上の段も狙うことができるが、確実ではないだろう。
    • 金アブラムシくん
      空を飛ぶ金色アブラムシくん。いわゆるボーナスキャラでフィーバーモードのようなものに突入する。基本スコア10000
      フィーバー中は倍率がどんどん増えるし、虹爆弾による範囲が増える?下手したら発動後ウェーブ終わりまで何もせずともドッカンドッカン爆発して終わることも。
    • アブラムシくんはいずれもサクナとの接触判定があり、歩いて押し返すことができる。しかし、枝をかじり始めたアブラムシくんには攻撃しか当たらなくなる。
      一方アブラムシくん同士の接触判定は無く赤アブラムシくんが黄アブラムシくんを追い越したり、逆向きに歩く青アブラムシくんとすれ違ったりする。
    • アブラムシくんの体勢値は兎鬼以下で、赤アブラムシくんでもダウン中でなければ横+両手武器だけで強く吹き飛ぶ。
    • 夜になると普通の鬼のように目が光るが、変わるのは湧き速度のみで強くなったりはしていない模様。

その他の仕様

  • プレイ中はヒノエ島の時間は一切経過しない。腹も減らず、油玉を用いても油は消費しない。
    ヒノエ島のことを考えずに集中してプレイすることができるし、暗くなるとアブラムシくんの色や動きが分かりづらくなるので常時油玉で火を灯し続けると良い。

攻略

  • 神樹の鋤
    アブラムシくんは少額ながら木魄を落とすため、真価「創世の閃き」を発生させることで延々と武技を使い続けられる。
    最効率でプレイするならこれ+飛燕・登鯉の連発が最有力。
  • 地上横+両手武器
    地味だが「燃費の良さ」という要件では最良。
    地上が最もアブラムシくんが集中しやすいため、これで吹っ飛ばすことで一掃できる。
    アブラムシくんの体勢値は低く、予め片手武器で殴る必要はあまりない。
    空中では繰り出せないため枝の上に出た物は自分も枝に登るか、他の手段で倒すことを考えたい。
  • 胴貫打ち、居合
    神樹の鋤があるなら不要だが、無い環境ではそこそこの燃費と吹き飛ばしを両立できる。
    ただ地対地は横+両手武器で十分であり、こちらを使うのは枝の上に乗ったアブラムシくんを叩き落とす時ぐらい。
  • 飛燕
    横一列になぎ倒して真上に打ち上げるためこちらも悪くない効率で敵を減らせる。
    特に枝の上や画面の端にいるアブラムシくんをすぐ狩りに行けるため、他の武技の弱点を補える。
    熟練度を多少上げて追加入力ができるようになれば枝の根元に戻るのもたやすく、射撃姿勢に入った青アブラムシくんがいるが吹き飛ばせる他の敵がいない時はこれに頼るのが無難。
    ただし下から上にはすり抜けることができるが、上から下にはすり抜けが利かないのも注意したい。
  • 半円投
    赤以外のアブラムシくんには羽衣技が素で入るため、両側を同時に攻撃したい時などに。
    ただし飛距離自体は他の激突技よりも劣るため、少し引きつける必要がある。
  • 登鯉
    使う武技の威力は関係無く、また衝突判定が無い武技でも他の敵を巻き込むため攻撃範囲や燃費が重要。となればこれが真っ先に候補に挙がる。
    最低でも熟練度5以上が欲しいが、敵の湧きが緩い序盤から使い続けていれば勝手に増えてくれる。
    特に終盤の夜間は凄まじい速度で敵が湧く反面、上記の仕様がありこれ一発で死体の山を築くことができる。
    特に七十波以降は敵の湧き速度が急激に増加するため、多数の敵を相手しやすいこの技の有効性は加速度的に上がる。
    枝を貫通して攻撃判定を長くその場に残すため、青アブラムシくんの弾を消しやすいのも特徴。

    言ってしまえば武技レベルさえ上がっていればこれだけ適宜撃ってれば95波以降も余裕で突破可能。
    ヒットストップが緩和された最新verでも終盤に繰り出すとかなりのスローモーションになるため注意。
    • ただし一番下からでは、最上段の足場には届かないため、別途対策が必要となる。空中発動もできない。
      大きく分けて、一段上の足場から繰り出す(熟練度5以上必要)か、自ら上まで行って処理するか、下にいるアブラムシくんを打ち上げてぶつけるか、の3通り。
      • 一段上の足場から登鯉を出す方法だと、地面のアブラムシくんを登鯉では倒せない(アブラムシくんの死体でぶっ潰すことは可能)。
        しかし地面に直線的に並んだアブラムシくんなら横+両手攻撃で問題ないだろう。
      • 下のアブラムシくんを打ち上げる方法をとる場合は、下段・中段のアブラムシくんをわざと花にかじらせてから打ち上げると確実性が高い。
        上記の通り終盤の夜はなまじ敵が大量に出現するため、何も考えずに地表で登鯉を出すだけで連鎖的に巻き込む可能性は高い。
    • 地面から左右の青アブラムシくんを登鯉で攻撃する場合、左右に広がる足場の真ん中あたりを目印にしてそこから繰り出せば青アブラムシくんに届く。
  • 天河
    登鯉の弱点である「一番高い所に届かない」「枝に乗ったままでは地表の敵に届かない」という弱点を補える手。
    地表からジャンプして使えば一番上にも十分届き、他の半端な枝や地表もまとめて薙ぎ払える。
    しかし技の消費が激しく、神樹の鋤を装備していないと実用しにくい。
    縦横の範囲がいずれも広く後半の巻き込み性能は凄まじいが、吹き飛びが横方向なので長時間衝突させ続ける力は昇鯉と比べて低い。
    更に言えばこれのセットアップが出来る頃にはとっくにクリア済みというプレイヤーも多いことだろう。