魔王の心得

Last-modified: 2023-05-02 (火) 22:43:04

魔王の基本的心得

常に冷静であれ

魔王たる者「敗北・コンボ・ガン待ち・煽り」などで憤る事無かれ。
憤りは読みや勘を鈍らせ、冷静に相手を対処出来なくし魔王の風格を失う事になる。
どんな状況になろうとも勝機は何処かにあると信じて常に冷静に立ち回るべし。
煽られようが先行されようが、こちらには比類なきパワーがある。
たとえば1スト先取されたからといって焦る必要は全くない。
互いに1ストの状況に持ち込んでしまえば、40%程度のダメージ差などは魔王にとって全く無いに等しいものである。
また相手側の70%は他キャラにとっての100%に等しいといえるくらいに魔王の一撃は重い。
これこそ重量級パワーファイターの特権である。
特に魔王は比類なきパワーを持つがゆえに、じっくりと機を窺い相手に重圧をかける立ち回りが可能なのである。
逆を言えば、冷静さを欠いた魔王は魔王にあらず。ただの重鈍なおじさんに過ぎない。

相手をよく観察し動きを読み取れ

対戦相手は人間、必ず癖というものがある。
それは魔王とて同じであり、各魔王そして各対戦相手毎に全てが違う。
待つ相手には威風堂々と圧力をかけて逃げ腰になったところを討つ。
攻める相手には動かざる事山の如し、相手の行動の隙が生まれた所を徹底的に叩く。
勝利は流れを作り、読み、乗って勝ち取る物と思うべし。
単なるルーチンワーク、安定した強行動など魔王には無い。読み勝ち、圧倒的な一撃を決めるべし。

常に紳士であれ

魔王たる者常に冷静かつ丁寧なふるまいで対戦相手に礼を持って接する事。
バースト後の屈伸orステステ煽り、負けた腹いせに回線切断など以っての他。相手が煽って来ようと、真の魔王は相手の慢心もろとも読み切って叩き潰すのである。
かの有名な名前を言ってはいけないあの人も格式ある儀礼を重んじお辞儀をしろとおっしゃった。
力のまま暴れてしまってはそこらのヒャッハーなどと見苦しく喚き散らす小チンピラと変わりない。
負けた時のリザルトをよく見てみよう。
クッパ大魔王は相手に因縁をつけるかの如く睨みつけて拍手し
デデデ大王は大笑いをしながら自らの負けなど無かったかのように拍手をする。
しかし魔王ガノンドロフは口元に笑みを浮かべながらも自分の弱さを認めるかのように拍手している。
相手が上と認めた時にはしっかりと礼を尽くすガノンドロフの懐の深さが窺い知れる。
勝手に相手を悪と決めつけず、相手の心を深く知る努力をしよう。思い込みで決めつけて心を乱すのは愚物の所業。
相手の心を本当に理解できたなら魔王はその先を突ける。負けたなら相手を理解できていないのだ。
落ち着き、相手の心を探ろう。
魔王は常に余裕を持って対戦に臨めば、それが心の平静につながり勝利への道となるのだ。

魔王の修練心得

敗北は勝利への礎

敗北した時にリザルト画面を即飛ばして戻っていないだろうか。
時にはリプレイを撮り振り返る事も大切だ。
対戦中は夢中になっているが、改めてリプレイを観てみると自分のミスが分かるはず。
引くべきところや攻めるべきところ、果ては炎獄握の心理考察など
気付かされる点はいくつもあり、それが勝利への礎として心に刻み込もう。

勝利で慢心する無かれ

これは前述したものの逆である。
1ストック先制したと言って気持ちが緩んでいないだろうか。
対戦相手の心が挫けたと思って慢心しているとあっと言う間に逆転される事もある。
相手が勝ち誇ったとき、そいつはすでに敗北しているとは老獪な戦士の語るところである。
魔王たるもの常に平静を保ち情けをかけず攻め立てる、確固たる意志を持って戦い続けよう。

己の枠に囚われるな

「いつもこう戦っているから勝てるんだ」
と思っている魔王が居るなら、その魔王はいつか敗北するだろう。
魔王の勝利への道にテンプレートは存在しない。
相手に合わせて形を変えるのが魔王。相手の先を読み拳、脚、そして大剣を置いておくのが魔王。
時には大観戦で他の魔王たちの戦い方を観てみるのも面白い。
自分の知らない立ち回りやコンボ、フィニッシュなど色々と得られるものはあるはずだ。
中には読心を極めし魔王による炎獄握8連なども見れるやも知れないので、
時間があれば是非観てみるといいだろう。良い動きは盗んでしまう。まさに魔盗賊の本領発揮。
魔王が知略・戦略により何度もハイラル全土を支配したように、
プレイヤーも知略・戦略によってスマブラの戦場を支配するのである。