魔王様の美しき復帰法

Last-modified: 2024-03-18 (月) 23:26:59

目次

前置き

魔王様の復帰は一言で言えばクソ雑魚ナメクジゴミ復帰である。
そのため、プレイヤーは工夫に工夫を凝らしなんとか次へと儚い命を繋いでいる。
ところが、このwikiには残念なことに復帰単体のページは見当たらず、わずか21行にまとめられているだけである。おそらく言語化の難しさがそうさせてしまっているのだろう…これではいけない。
なんということだろう、ガノンドロフ上級指南書に事細かく記載があった…よくよく考えれば復帰弱者なのに解説ページが無いわけがない。やってしまった。まあ、人によってはこちらのページのほうがわかりやすかったりする可能性もあるので、よかったら見ていってほしい
魔王様を知るということは、魔王様の弱いところに向き合うということである。
その中で今回は復帰について話していこうと思う。初心者様には引き気味移動回避だけでも見て帰っていってほしい。
なお、基本的な立ち回りはガノンドロフ上級指南書のページに非常にわかりやすく簡潔に記載されている。参照されたし。
今回、これを制作するにあたりたくさんの方の叡智を集結させて頂いた。感謝。
拙い文章のところもあるかと思うが、優しい目で見ていってほしい。では始めるぞ。

第一章 復帰の思考

復帰とは、極論をいえば、復帰の局面が終わったとき、自分が崖を掴んでいる(or相手が撃墜されている)状態であればいいのだ。
すなわち復帰時に1番に考えることは
崖に近づくことではなくいかにして崖を掴むかという事である。
(2つは似ているようで全くの別物。)

ガノン様は体でかい、機動力無い、復帰択少ないの三拍子揃った復帰弱者であることは先程述べた。
だがしかし意外と復帰距離はある、技の判定が強い、崖つかみの判定が大きいといった面も持っている。
よってガノンにおいてはその復帰距離の長さを活かし、相手の阻止をかいくぐり、崖外で一度も小突かれない復帰をしなければならない。

意外に思うかもしれないが、ガノンの空中ジャンプ➔上Bはルーペ状態からでも帰ってこれる程には長く、また横の復帰距離も移動回避を適切に使えばそれなりにある。

しかし崖外で軽く一回小突かれるだけでもう復帰できなくなってしまうのがガノンである。
したがってとりあえず崖に一直線に近づこうとするのではなく、相手の空中移動に合わせてこちらも復帰ルートを変え、また時によっては復帰阻止阻止を狙い、相手の思惑を読んで帰るのが正しい復帰法となる。

ここで相手の復帰阻止方法を知っているのと知っていないのとでは雲泥の差。
キャラクターによっては初見殺しも有り、本当に対応力の高さを求められる事となる。

うまい復帰には、『二段ジャンプ』『相手をよく観察する』この2つが必要不可欠である。

高%時にステージ上で二段ジャンプをするのが悪手というのはこれが理由。なんなら低パーセント時でも復帰阻止を決められる可能性があるので二段ジャンプの有無は特に注意すべし。
ジャンプは白い輪のエフェクトで判断できる。ジャンプがあるか不安になって必要のないときにジャンプしてしまわないようしっかり確認しておこう。

相手の観察は復帰の神髄。
こちらの都合で相手は復帰阻止をしてこない。
こっちが対応していくしか無い。

具体的に見るべきなのは『上復帰、下から復帰の使い分け』『回避の使いどころ』『相手の復帰阻止のパターン、振る技』など。それぞれ解説していこう。

第二章 パターンごとの具体的な復帰解説

まずこれは復帰どうのこうのの前に…崖外にふっ飛ばされたらとりあえず空中移動回避を入れ込んでいる阿呆様はいないだろうな?今すぐやめろ。即刻やめろ。百害あって一利なし。この癖だけは認められない。

第一節 魔王様の復帰性能 ~各種技編~

魔王様の復帰距離は長いことは先程述べた。まずはその帰ってこれる距離を体に叩き込もう。

上B 雷神掌

カメラアングルやステージ背景によって上Bの掴める距離を誤算しないように、トレーニングモードで確認しておこう。
上Bの復帰距離は縦に長く、横に短いことがお分かりいただけだだろう。また、崖つかみ範囲がかなり大きいことも大切なポイントである。
これは魔王様の復帰の生命線であり、魔王様はこの崖つかみ範囲と上Bの上昇距離で生きながらえている。

横B 炎獄握

通称:空炎獄。横への移動距離は非常に短く、距離を見誤って落下することが度々ある。
意図しない道連れやその移動距離の無さから、メインの復帰法としては使われ無い。
崖と横軸が合っていないと崖に捕まらず無防備な姿を晒すことになるので注意が必要。

空中ジャンプ/二段ジャンプ

復帰にジャンプが足されるだけで、世界が大きく広がる。
後隙も前隙もほぼ無いに等しいジャンプは使い勝手がよいがしかし、復帰において最も温存しなければいけない選択肢であることも理解してほしい。
これは、回避や各種必殺技が相手の攻撃を受ければ空中でも復活するのに対し、空中ジャンプは崖に捕まるかステージに着地しないと復活しないことに起因する。
そのためにも、回避や上Bの移動距離を把握し、できるだけジャンプを温存した復帰をするのが非常に大切になる。

N回避/移動回避

例外はあるが、移動回避は『復帰距離を稼ぐため』または『ふっとびを緩和するため』に使い、N回避(ニュートラル回避)は『相手の攻撃を避けるため』に使う。

『復帰距離を稼ぐため』の移動回避は、はっきり言って弱い。
相手の眼前に後隙を五万年晒すことになり、ほとんどの場合狩られる。
反対に、『吹っ飛びを緩和するため』の移動回避はそこまで弱点にならない。これは移動回避後もまだ崖から距離があるため、相手が復帰阻止に来づらいからである。

基本的にN回避は『相手の攻撃を避けるため』に使いたい。これは前述の通り、特にガノンにおいては、ジャンプで相手の攻撃を避けるのが非常にリスクのある行動だからだ。
N回避は比較的後隙が短いので、上Bとの組み合わせが良い。復帰で是非使っていくべきところである。

第二節 魔王様の復帰性能~基礎知識編~

※かなり初歩的な知識ですので、スマブラについてある程度わかってらっしゃる方は読み飛ばしていただいても構いません。

回避と魔王様

全キャラ共通で、回避は空中では一度しか使えず、再び使うには相手の攻撃をくらうか、崖を掴むまたはステージに着地するなどしなければならない。

(空中)移動回避は発動の前に一瞬だけ反対方向に移動するという性質上、真横に回避するとバーストラインに触れやすくなってしまうのでしてはいけない。また高度を稼ぐという点で見ても、斜め上移動回避が安定である。

※どのような回避をしてもバーストしてしまうようなときは、最後の希望としてその場で緩和できるジャンプが選択肢として残っている。
ただ、ジャンプのなくなった魔王様が復帰阻止を避けて帰れる可能性は限りなく低い。
しかし最後まで諦めないのが魔王様である。美しくもがこう。

移動回避による復帰は高さ制限がある。
その目安は非常にわかりやすい。魔王様は、ステージの高さよりも下で移動回避をしてしまうと、二段ジャンプを用いても復帰が届かなくなってしまう。
つまり、くらった技次第では詰み状態が出来上がる。そもそもそのような技に当たらないという意識が必要になる。

一方で、N回避はステージの高さまでに使用すれば二段ジャンプを使わずに上Bのみで復帰することができる。

どれも感覚が大事になるので、トレモで確認しておこう。

必殺技と魔王様

ガノンの必殺技(B技)はその2種類に掴み判定があるという異質な性能になっており、強みにも弱みにもなっている。またその仕様もややこしい。ここに簡潔に列挙しておく。
メリット
・掴み判定により、相手のカウンター復帰阻止(復帰技をカウンターして行う復帰阻止)が効かない。
・雷神掌で相手を掴んだ後、または空中炎獄握を抜けられた後はどちらも、もう一度B技を出せるようになり、またジャンプや空中技など自由に動けるようになる。
・崖掴まりの姿勢が良く、崖上の相手の攻撃はほとんどくらわない。
・雷神掌は崖掴まり範囲が広く、その崖に吸い付く挙動から過去作では『マグネットおじさん』と呼ばれたほど。
(現在は弱体化されたものの、依然として広い部類に入る。)

デメリット
・ガノンクローを除いて攻撃判定が無く、相手の攻撃に一方的に判定負けする。
・位置によるが、雷神掌で相手をふっとばした後に崖受け身を取られると相手の反撃が確定していることが多々あり、確定していなくともガノンのお粗末な空中機動力では避けれない。
・雷神掌のつかみ範囲が非常に狭く、また肩の部分に留まるためにこれもまた判定負けしやすい一因。
・炎獄握で意図せず掴んでしまったり、また途中で抜けられたりと安定しない。

第三節 復帰の手順

まず初めは、移動回避を使用して吹っ飛び緩和をする必要があるかどうかを判断しよう。
ジャンプと上Bだけで帰ってこれる距離なのか冷静に分析し、移動回避を使うべきかどうか判断する。
安易に回避してしまえば後隙を狩られもう魔王様が帰ってくることはできないだろう。

ジャンプや回避を使う必要がないほどの短距離なら何もせず上Bや横Bで復帰しよう。メテオや崖の2fを警戒するならすぐに上Bではなく少し急降下したりタイミングをずらして遅れて復帰しよう。
ジャンプを温存すれば万が一復帰阻止に当たったとしてもまだ復帰できる距離である事が多いので大切にするように。

復帰方法の選択は、相手のキャラや行動、その時の状況から考えていく。
こればっかりは自分で攻略して貰うしか無い。
見るべきポイントは『相手の主要な復帰阻止技』、『相手が崖外へ出るタイミング』、『相手の狙い』である。
相手をよく観察し、過去の記録と経験から選択することが重要になってくる(後述)。
そこに注意しながら見ていってほしい。

長寿のための超重要テクニック

引き気味回避

回避をした後にスティックを崖と反対方向に倒すテクニック。移動回避やN回避後、持続の長い技に当たらないようにあえて崖から離れる行動。
そもそも吹っ飛び緩和や距離稼ぎのために移動回避を使うべきかどうかしっかり判断するようにしよう。
成功させるには引き気味回避をしたあと崖に帰れる範囲、すなわち上Bの復帰距離をしっかり把握する必要がある。
(これが筆者が言いたかった”いかにして崖を掴むか”ということです。理解していただけたでしょうか?)
運が良ければ相手が深追いして逆に復帰失敗することもある。

急降下N(ニュートラル)回避

空上を振って(1番全体フレームが少ない)体勢を立て直してから急降下を入れ、N回避するテクニック。急降下を入れるのがミソ。
上方向に高く打ち上げられてしまったときに有効。お手玉される状況を避けたり比較的安全に崖下まで潜り込める。
魔王様が真下にできることは少ない。お手玉されそうなときや高く上げられたときなど、すぐにジャンプを消費するのではなく素直に崖に逃げて状況をリセットしよう。相手の土俵で戦う必要は無いのだ。
回避後を狙われる可能性もあるので、よく相手を見て注意して使用すること。
※相手の強い攻撃を受けてふっとばされると『倒れ吹っ飛び』状態になり、急降下ができなくなる。そのため空上を降って体制を立て直す必要があるのだ。

空N相殺

対飛び道具キャラにおいては超重要テクニック。
判定の強い空N、あるいは空上で相手の飛び道具を相殺する。
飛び道具に対しては回避を切ってはいけない。後隙を蹴られるのがオチ。
理想的なのは高度を調整して避けることだが、それはそれで復帰ルートを絞られることになるのでおすすめはしない。そもそもピットなどどう頑張っても避けられないキャラもいる。
魔王様の空Nは非常に判定が強く、(特に先端)チャージ系または爆発系以外の飛び道具をほとんど相殺できる。
リンク族の弓矢、サムスやミュウツーなどの溜めなしのチャージショット系、フィットレのサッカーボールなどなど。
相手の攻撃にビビらず冷静に対処しよう。
※なお、ゼルダのディンの炎やリンクのリモコン爆弾など、回避を切っても比較的大丈夫なものも存在する。臨機応変に。

空上急降下

こちらが体勢を立て直した隙にメテオを狙う低%壊しメテオ対策。
後述の空上崖受け身反撃は当たれば強いものの、相打ちや判定負け、発生負け=死 であるので安定性が無い。
安定を取るならイチかバチかの反撃を狙うのではなく、復帰阻止をかわすべきである。

二段ジャンプ空上復帰

復帰の際に二段ジャンプと同時に空上を振り、それから上Bで復帰するテクニック。相手の崖メテオを狙う。
復帰のたびにやると読まれて空上の後隙を狙われるので多用は避けよう。
空上じゃなくてもいいが全体フレームが長く、崖に届かなくなることがしばしばあるのでおすすめはしない。

二段ジャンプ空N復帰

判定と持続の長い空Nを振りながら復帰する方法。タイミングずらしや滞空などに使いやすい。

上B空N

崖受け身反確を狙う相手を蹴る。意外と重要テクニック。

早出し上B

こちらが二段ジャンプを消費しなくても崖に帰れる距離なのに露骨に復帰阻止に来る相手に有効
崖を直接狙うルートだと魔王の前方にある雷神掌のつかみ判定が働かず頭上からの攻撃を食らってしまう。
早出しすることでつかみ判定が相手に当たるようにし、また相手の攻撃発生前に掴めるようになる。
ただし、掴む位置によっては反撃確定になる。正直お祈りゲーなのであくまで択の一つにすぎない。

遅め上B

早出し上Bとは反対に、相手の復帰阻止後の後隙を掴むようにだす。相手を掴んだ後こちらはもう一度雷神掌ができるのでそれで復帰する。つまり相手が復帰阻止に来ないと死ぬ復帰法である。
とはいうものの、ワニの空N、カズヤの空下など相手が入れ込んでいるような復帰阻止は大体のキャラに観られるので、かなりの有効打になる。また、掴んだときに相手が低%ならふっ飛ばしが弱く崖から離れているゆえに崖受け身にならず回避の暴発、復帰の弱いキャラなら帰ってこれないことも。

反転雷神掌

復帰時に上Bを反転して出すテクニック。
反転上Bをした後すぐにスティックを背中側に倒すことでほぼ垂直に上昇することができる。
崖下に潜り込み、復帰阻止にきた相手を返り討ちにしよう。
詳しくは動画をどうぞ(wikiという場で特定の動画をあげるのもどうかと思い、ここに記載しないことにした。気になる方は「トップオブザ魔境へ行くためのガノン立ち回り!」でyoutube検索検索ゥ。超参考になること請け合い。)

ガノンクロー

上B入力後にスティックを崖と反対方向に倒し、ガノンクローを出してから崖を掴むテクニック。
34F目に存在する前方の亜空間パンチを相手に当てることができる。ちなみに画像検索すると分かるが、マジで亜空間判定。
相手の崖刈りをスキップできる一方、ちゃんとデメリットも存在する。
クローを出している間は崖に掴まる事ができないので、無敵が付かない。(トレモで確認してみると、クロー中、ガノン様の右手が崖上にひょっこり出ているのが分かる)
ここに上から攻撃を被せられたりすると相打ち、または一方的に判定負けして復帰できなくなる。相手を選んで使おう。
稀に全く当たり判定を崖上に出さずにガノンクローを出すことができるが、これはクロー後の微妙な上昇によって崖を掴まれるからであり、狙ってできるものではない。
なお、相手に基本カウンターされても大丈夫だが、セフィロスのカウンターにはしないように。
※上記の通り、メリット・デメリットが釣り合わなさすぎるので上位ガノンが使用することはほぼ無い。
使うとするならばガノンの崖掴まり姿勢に当たる地上技を持っていないキャラに対してか、不意打ち程度である。

ガノンクロー相殺

基本的な動きは上記のガノンクローと同じだが、こちらは相手の置き技を相殺する目的がある。
崖を直接掴む軌道だとガノンのつかみ判定やクロー判定がガノン前方に出るため、真上からの攻撃判定に負けてしまう。そこで、わざと崖と少し離れた位置に手先が来るようにし、崖際に立つ相手やその置き攻撃にクロー判定(亜空間判定)を当てる。特にネスの崖ヨーヨーや村人の鉄球などに有効。
これは海外ガノン使い、Rickles氏によって広められた。

様々な復帰ルート

下から復帰

1番オーソドックス。解説の必要性も無いだろう。崖下に潜り込んで上B。上Bは出始めと終わったあとの判定がゴミカスなので注意。掴み判定は意外と強いので、場合によっては復帰阻止しに来た相手を掴めることもあるが、掴む位置が崖と遠すぎると逆に帰れなくなってしまうこともある悲しい技。それを知っている相手は崖受け身をしてわざと何度も掴まりに来たりする。ふざけているのか。
原理は不明だが出始めの判定が相手の技と相殺すると、相手がガノン様とは逆斜め下方向に少し落ちるのでなんとまあ復帰阻止阻止になることもある、が稀である。

上から頭一個分復帰

ジャンプや上Bの早出しで、下から復帰より1段高く、頭一個分、ガノンクロー1個分くらい上に復帰する。
下から復帰を狩りに来そうな相手に対して有効。
崖を掴むときは急降下を入れて素早く掴もう。

上からめいいっぱい復帰(安全復帰)

ジャンプを使わない上から復帰のこと。端から下から復帰を考えない
とにかくめっちゃ上Bを上に出して急降下を入れて崖に捕まる。
例えば崖掴まりから空後を当てようとする相手、操作可能な飛び道具持ちに下から復帰はほぼ不可能。
安全復帰であればある程度リスクを減らせる。攻撃を当てられても位置が高いので帰りやすく、またジャンプを消費していないので択が一つに絞られない。
とはいっても噛み合いで死ぬことはある。あくまで択の一つ。

横B復帰

横軸がステージと同じくらいのときに横B。
意外と距離がなく、崖に届かずに落下していきがち。
横軸の調整が完璧ならすぐに崖を掴めるが、ズレると崖に突進するモーションが続き、上がガラ空きになってしまうので崖と相手をよく見ること。
確実に相手が下から復帰を狙ってきたり、崖捕まりの状態から復帰阻止しようとしているときに使える。また、「掴んで一緒に奈落へランデブーや!」と圧をかけることもできる。知らんけど。

移動回避復帰

崖付近で崖に向かって移動回避。
後隙がすごいので全くおすすめしない復帰方法。
ただ横B復帰で相手を掴んでしまいそうなときや相手の技とタイミングが良ければ有効になりえる。
しかし何度も言うが崖捕まりまでの間、メテオ横強下強空下下Bなどなんでもくらってしまう事が多いので避けるほうが無難。

+α ~インテリ魔王様への道~

復帰距離が足りなくても帰る方法はいくつかある。ここではざっくりとしか述べないが、各自実践で柔軟に対応していってほしい。

雷神掌で相手をつかみ、再度雷神掌。

雷神掌のつかみが成立すると相手をふっとばした後再び動けることを利用した復帰。ガノンクローが当たっても復活しないので注意。諦めずに上Bすれば油断した相手に引っかかる事がある。なお反転雷神掌と組み合わせると強力。ネス、リュカ、ワニ、ガノン戦など様々。

相手の攻撃にわざとあたり復帰。

相手の攻撃を利用し、ダメージを受ける代わりに復帰する方法。
わざと攻撃を受けて再度上Bしたり、攻撃のベクトルが良ければ崖上まで運んでくれるときもある。
崖受け身は常に頭に入れておくこと。
「安いもんだ ダメージの数%くらい・・・ 帰れてよかった」
相手の攻撃のベクトルを理解しておこう。
上Bに攻撃判定があるキャラ(ワニ、リンク、サムス、カズヤ…)ネスリュカ、スネーク戦などでは特に頭に入れておこう。

第三章 復帰阻止阻止の可能性

※復帰阻止阻止とは復帰阻止に来た相手に逆に攻撃し、崖メテオやあるいはその他の方法でのバースト、復帰の成功を試みることである。全てに共通することだが、毎回復帰阻止阻止の動作を出すのではなく、相手をよく観察し、牽制やタイミングずらしも含めた選択肢の一つとして活用すること。
(復帰阻止阻止は以下略とする)

空上

空上を復帰の際の二段ジャンプと同時か、少し遅れて出すことで、復帰阻止に来た相手の崖メテオを狙う。
1番メジャーな方法。
空前に化けないように注意しよう。
なおガノン対策を極めている相手には崖受け身を取られる。

上B (雷神掌)

上Bの早出しによって相手を掴み、崖メテオを狙う。ただし崖受け身からの反確を取られる可能性大。
ただし、相手のパーセントが低い場合は状況が一変する。低%時のふっ飛ばしが弱いゆえに崖受け身にならず、相手の回避の暴発や受け身ミスを狙える。
自分が崖の真下付近かつ相手が自分の後ろ側にいるときは、復帰ついでに反転雷神掌をすると有効。崖外ということも相まって80%台からバーストすることもしばしば。
内心「いらっしゃいませー!!!」
たとえバーストせずとも展開がものすごく良くなるので、やって見る価値あり。復帰の弱いキャラにはとことん刺さり、低パーセント時でも復帰できなくなる。ガノン様とか。
ジャンプの有無と回避の暴発には注意。

空下(落雷蹴)

復帰阻止に来た相手の攻撃を二段ジャンプでかわしながら空下を当てる。
相手が下から復帰を潰そうとし、失敗して復帰しようとするそのルートに空下を置いておくと当たりやすい。
全体フレームが長いため、安直に使うと復帰阻止を決められたり帰れなくなるが、言わずもがなガノン様のメテオは最強なので当てたら勝ちという一発逆転もありえる裏択的な存在。
高度と二段ジャンプの使い所に十分注意して狙ってみて欲しい。

下B(空下烈鬼脚)

高度がある時限定だが、素早く崖下に潜り込んだり列鬼の出始めメテオ判定を狙える。
技が出てから空中で一瞬止まるので、相手のジャンプに合わせると当てやすい。(暴れとしても強く、100%もあれば持続でバーストする)
が、基本的には急降下N回避のほうが良いことが多い。相手をよく見て使おう。

横B(炎獄握)

復帰阻止に来た相手を地獄の底へと引きずり込む。
レバガチャで抜けられても雷神掌の当たりどころによっては自分だけ帰れたりする。
はなから復帰は諦めて、復帰阻止を深追いしてきた相手に使うと効果てきめん。
当たり前だが、相手の%が低いときは余裕でレバガチャが間に合う。
強力なセットアップとして崖近くでこれをした場合、
横B道連れ→レバガチャで抜けられる→すぐに(二段ジャンプ)空Nでステージ下に押し込む
というのがあり、よほど復帰力のあるファイターでないかぎり、ステージが蓋をして復帰できなくなる。やるときは覚悟を決めろ。

NB(魔人拳/振り向き魔人拳)

The ロマンの塊。当てれば即リプレイ行き。当てれば勝ちというか当たれば勝ちの具現化。意外と空中機動力とリーチを見誤る人が多いとか。
高ーーく飛ばされたときに使える。
相手はその圧により復帰阻止がしにくくなるという…
というか普通に魅せプなので使用する場面はよく考えよう。
ちなみに空中反転魔神拳の威力は50%超え(40×OPボーナス1.05倍×1on1補正1.2倍)

第4章 シチュエーション別復帰解説

ここまでの解説で復帰の考え方(最終的に崖をつかめれば良い)、復帰と復帰阻止阻止のパターン(相手の観察と記録から選択)を学んでもらった。
ここでは実践を想定し、様々なシチュエーションでの復帰を解説していく。また、そもそも崖外に出ない立ち回りのほうが大切なので、そこについても触れていく。
大事なのは自分で考え続けなければならないということであり、ここに乗っているものがすべて正しいとは限らず、また有効とも限らない。
一つだけ言えるのは思考を停止したガノン様より弱いキャラはいないということ。常に考え、未来視魔王様になってほしい。
※インテリ魔王様の情報随時募集。キャラが多いので、自由に記入していってください。ただしモラルを持ってね。

崖外に出されない立ち回り

ガノンにとって復帰阻止がきつい相手の場合、そもそも復帰阻止展開を作らない立ち回り、意識が必要になる。
ガノンドロフは相手を見て対応、差し返しをしていくタイプのキャラクターであり、自分から積極的に攻めるキャラではない。(もちろんそれを強要されることはある)
それを踏まえた上で見ていってほしい。

地上では立ち回りの面で勝てているのに、何故かいつの間にかライン不利になり、崖外に出され、復帰阻止されて壊されてしまう…そんなガノン使いの方は『ライン管理』と『間合いの意識』ができていない可能性がある。
※ライン…自キャラと崖端との距離のこと。

自分がライン有利の場合、相手はガードが増え、一見優勢に見えるだろう。(実際、行動をミスらなければ有利なのだが)
では、その時ガノンは相手に向かってDAや空N、炎獄握、烈鬼脚などで突撃していくべきなのだろうか?
答えは否。ガノンが攻撃するとき、相手はもうその位置にはいないと思ったほうがいい。
ここで先程のライン管理が活きてくる。ラインを回復しようとした相手は ①空中攻撃で真正面から突破 ②ジャンプで上からガノンを飛び越す ③移動回避でライン回復 のどれかを図ってくる。
これに対してガノン側は置き空N、空前、空上などで相手の行動の始動や後隙を狩る、各状況に応じた行動をするべきなのである。これなら自分が大きく崖に近づくことがなく、ライン有利を維持しやすい。
このときなるべく先端を意識し、相手のガードからの反確をもらわないようにすることが大切。特に空Nの先端はガードされてもほとんど反確が無い超優秀技である。ワニやマリオなど崖際で掴まれると有利展開が一転するようなキャラには特に注意していきたい。

これらを怠るとどうなるのか?その結果が『いつの間にかライン不利、崖外に出され、復帰阻止されて壊される』。
全ては地上での攻めから繋がっているということを忘れないように。

崖上がり後の行動

今から紹介する復帰が上手くいったとしてもその後の行動次第では意味がなくなってしまう。
自分はもうすでに崖を完璧に上がりきり、相手は復帰中または崖を掴んでいるといった場合は
少し崖から距離を取り、崖狩りの展開を作ることを強くおすすめする
復帰阻止に失敗した相手の復帰阻止に行くのではない。
この一旦状況をニュートラルに戻すという動きはとても重要。

自分 低%

自分が低パーセント時に崖外に出された場合は特に注意して復帰しなければならない。なぜなら低%で復帰阻止を決められると状況がとても悪くなることもだが、精神的にやられてしまうことが多いからだ。
このときは移動回避などで甘えた復帰をするのではなく、崖下に潜り込んで丁寧に上B復帰をしよう。また、ジャンプを極力残すように。
もちろん、相手が露骨に崖の2fを狙っている場合、回避、ディレイなどでタイミングをずらすことは否定しない。

※ここで断りを入れておくが、たとえ復帰が上手くいかなくても、決して気に病んではいけない。
これは真面目な話で、ガノン様にとって低パーセントで壊されるのは町でアンケート取らされた位のハプニングであり、ここで気にしていては魔王様に未来はない。そのようなときは自分の立ち回りに問題があったりもするので、勝っても負けても試合終了後にリプレイを見返して反省すればいいだけの話である。
それよりも一度深呼吸をして落ち着き、残りのストックで相手をどのように壊すか、自分の立ち回りへの意識を高めるなどしていくほうがいい。
魔王様は一瞬で状況を変えるポテンシャルを十分に持っている。気張っていこう。

自分高%

大きくふっ飛ばされたときは引き気味移動回避の使い所。逆に必要のない移動回避をすると引くのが間に合わず復帰阻止されがちなので注意。
斜め移動回避→ジャンプ→雷神掌ブースト(正しい方法とは少しだけ劣るが上Bを出した後もう一度前方向にスティックを入力することでも簡単に出せる)が復帰距離最大。

崖離しからの空後狙い

よくあるヤツ
ジョーカー、マリオ、マルス、ソニックなどなど。ありとあらゆるキャラが狙ってくる。これをやってくる奴らの顔を想像するだけで非常に憎たらしい…
ガノン様の雷神掌は、掴み判定が頭あたり(1F目のみ前方にも)にあるので、タイミングを合わせられると崖離しからの空後は無防備な体にヒットしてしまう。
とはいえ対策がないでもない。
防ぐには①真下から復帰して掴み判定を当てる。と、②上から復帰で空語を避ける。の二択となる。
まず、意外と反応されにくいのがそのまま崖を掴むこと。タイミングを図ろうとする相手を雷神掌の亜空間判定で掴む。相手が掴まりに来る前に崖に戻れることもあるし、ビビってステージに戻ってくれることもある。相手が崖受け身から反撃をしてくる可能性があるので、外にベク変しておこう。持続の長い技を置かれる(ピット、ファルコなど)ので、移動回避で崖をつかもうとはせず(相手が崖上に戻ったのを確認したなら良いが)落ち着いて崖下に潜って復帰しよう。
どうしてもジャンプを消費するならできるだけ真下から復帰しよう。理由は前述の通り。
上から復帰は読まれたときのリスクが大きいが、崖離し空後をする相手の場合、ほとんど復帰阻止を入れ込んでいるので大丈夫。
飛ばされたときの角度によっては詰みなことが多い。

崖メテオ狙い

崖つかみの2fを狙って崖を降りながら空後や各空中攻撃をしてくる相手に対しては、以下の読み合いが発生する。
①素直に受け身入れ込み
オンラインでは遅延の関係上、相手の攻撃を受けたと認識してから崖受け身をするのが難しいので、必然的にこちらは崖受け身を入れ込む必要がある。ただし、相手が多段技をしてくる場合は最終段が当たってから受け身をする必要がある。上Bをしたあともしっかり相手の行動を見るようにしよう。
②崖受け身読み回避上がり狩り
相手が崖メテオを狙う動きを見せたあと、攻撃を振らずに空中ジャンプでステージに戻り、こちらの回避上がりを狙ってくる動き。①を入れ込んでいる場合、相手の攻撃が当たらないと回避上がりになってしまうことを利用した戦法。この場合完全に読み合いになる。オンラインの遅延を利用した動きなので、良い子は真似しないように。

回避待ち

こちらの回避の後隙を待つ方法。こちらの落下に着いてくるような動きをする。
このようなときは上から復帰をするしかなく、読まれると負けであるがしょうがないと割り切ろう。
勇気がいるが、頑張れ!

崖奪い対策

崖奪いの対策は次の2つ
①最速で崖上りを入力。
その場以外の崖上りを先行入力する。
見てからでは間に合わないので予測するしかない。よく観察するべし。

②最速で崖離し→ジャンプ空上
崖メテオを狙う。

その他小ネタ

・ガノンクローはほとんどのカウンターをくらわないが、セフィロスのカウンターにはしてはいけない。(崖を掴む前に当たってしまう)またソラも当たることがあるので注意。

第五章 全キャラ別復帰解説相手の復帰阻止方法注意点・禁止事項

マリオ

水鉄砲、マント、ファイヤーボール、空N、崖つかみからの空後、空前
・下から復帰が安定。上から復帰は水鉄砲の餌食。
縦方向の復帰を阻止するのはあまり得意でない素早く下に潜るべし。
・低%時には崖外飛び出しマントを狙ってくる個体もいる。
・復帰後も崖奪いに要注意。相手をよく見て油断しないこと
ファイヤーボールは持続の長い空Nや空上で消せる。安易な回避は後隙を狩られるのでおすすめしない。

ネス・リュカ

前提として…こちらのジャンプやステップにPKファイヤーや空前を置かれることがほとんど。何もしなくても相手から動いてくれるので、こちらは冷静にガードと歩きで距離を詰め、後隙を狩り、安易に崖外に出されない立ち回りを心がけよう。

ネスリュカ対策で切っても離せないのが「PKサンダー復帰阻止」。
結論を述べると、
ジャンプや回避はNG。基本的には復帰阻止のPKサンダーに上Bで当たりに行くべき
・当たったら全力で斜め上方向にずらす
相手が上手ければこちらがどうしようと避けきれない。攻撃や回避は読みを外したときのリスクが高い。
それよりかは帯にあたればもう一度上Bができるし、崖受け身は実質こちらと崖との距離を縮めてくれる。
感覚で崖受け身になるかどうかを判断できるように何度も練習しよう。


☆ネス
PKサンダー・空下メテオ・空前・崖ヨーヨー
・pkサンダーからの崖メテオ以外にも、「pkサンダー球当て→(おじさん崖上に飛ぶ)→空上に繋いでさようなら」というパターンもある。
・空下メテオは崖端pkファイアーからの連携で使われることが多い。pkファイアーを喰らったら大人しく外にずらして生存確率を上げること。焦ってジャンプや回避を使った瞬間死が確定することがほとんど。
・崖ヨーヨーはほぼ詰みに近い場面もあるが、ガノンクローで追い払える場面も存在する。詳しくはガノンクロー相殺参照。


☆リュカ
サイマグ以外のB技全て・空前・空後空下メテオ・崖際下スマ
ネスを上回る復帰阻止択の数々で、どれもこれもおじさんに刺さりまくる。ネス以上にジャンプや回避の使用に細心の注意を払うこと。
pkフリーズに当たる=死 まだ帰れそうなら全力でレバガチャしよう。
空後空下メテオ=死 復帰ルートを散らして読み合いに持ち込もう。安直な下から復帰はNG。
・下スマはお祈りゲー。急降下とジャンプを使い、巧みにタイミングをずらそう。ガノンクローは厳禁。
【海外ガノン使いMajor氏の参考動画↓】

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シーク

全必殺ワザ、空上以外の空中ワザ
・シークは復帰距離が長いため、ステージから遠いところまで復帰阻止に来る。
復帰阻止に来られたら結構きつい。できるだけ『上』か『下』のルートから帰るようにした方が良い。
 シークが下に攻撃できるワザは『空N』、『空下』、『ステージ上からの横B』と結構少ない。踏まれるな!
 空N…下方向への判定が弱いため、雷神掌で掴める 空中ジャンプの無い魔王様は当たれば死ぬ
 空下…相手の狙いが的確ならどうしようもないが、メテオにならなければ助かるはず
 横B…相手の狙いが的確ならどうしようもないが、吸い込む風を使って復帰距離を伸ばすこともできるはず

その他
NB…当たれば流れが一気にシーク側に傾くこともある危険なワザ
下B…NBとセット
上B…長い無敵、高ふっとばし
   メテオを狙おうと伸ばした足が無敵でかわされ、
   場外へ爆発でふっとばされると(お相手のシークの練度にもよるが)1ミス確定なんてことも

 魔王様がすべきこと
考えなしにジャンプや回避を消費しない
・シークの空下以外の空中ワザは、判定が薄い。下から行けば魔王様の上Bで掴める
・シークは体重がピカチュウやカービィよりも軽い。壊せ!

マルス・ルキナ

空上以外の空中ワザ上B
・マーベラスコンビネーションや横強、空前などでひとたび外へ出されてしまえば、
 お相手は空前空後を振り回して復帰阻止に躍起になるでしょう。
ガケ離し空後・反転上Bを一番警戒すべき。
・空後や上Bで横に強く飛ばされてしまえば、魔王様の手がガケに届くことは厳しくなるでしょう。
 空中ジャンプを使った魔王様がマルス・ルキナのガケ離し空後を喰らえばどうあがいても帰れないので
 上から帰る・下に深く潜って帰るなど相手の攻撃が当たりにくいルートから帰ることを心がけたい。

ガノンドロフ

割愛。というのも、ガノンミラーは復帰阻止ゲーなのですべてを書ききれない。
ガチ勢による解説動画を参照してもらったほうがわかりやすいだろう。
おすすめの動画↓
https://youtu.be/o4FqLVj-l7A?si=z9ySVasWWjEOV22A

リトル・マック

下スマで崖狩り、ジョルト、カウンター
・基本的に阻止に来ることはないが、来るとしたらジョルト。下スマの回避も兼ねられるので、基本は横軸を合わせないように下から復帰。
ガノンクローは厳禁。下スマで狩られる。ガノンなら普通に崖を掴めば下スマで狩られることはほぼないので、素直に行って良い。
・ジョルトで崖奪い→ジョルトで阻止というパターンもある。復帰のタイミングが単調にならないよう注意したい。
・相手はカウンター持ちだが、復帰技が掴み技のガノンに使ってくることは少ない。頭の片隅に入れておく程度で良いだろう。
某リトマ使いの影響で復帰阻止にくる個体が激増した模様…油断しないように。

リドリー

NB、空N、空前、空後、空下、上B下シフト
・リドリーの復帰阻止は大きく分けて3つで、1.NBで崖上から阻止 2.崖外に飛び出して空中技で阻止 3.NBでルートを制限してから空中技で阻止 となる。
・空下と上Bに関しては、小突けば倒せるガノンに対してはリスクが見合っていないため、そんなに意識しなくていい。
・空中技の使い分け方としては、範囲の空N、持続の空前、崖離しから使える空後といったところ。
・リドリーは身体がデカく攻撃に引っ掛けやすいので、こちらの攻撃で追い払うことも意識してみるとよい。
・1に関しては、NBは溜めてから撃つことが多いので、溜めが見えたら当たらない位置に潜り込んだり、こちらの空Nでかき消すなどして対処。
・2に関しては上から帰るか下から帰るかの読み合い。択を散らすべし。
・3に関しては、これをされるのはNBを撃ってから崖外に飛び出すだけの猶予がある=遠く飛ばされた状況である。ぶっちゃけこうなると帰れないので、ステージに戻ることを意識するより、相手にダメージを与え、次のストックに繋げた方がいい。ラストストックなら一か八かメテオでも狙ってみる?
・いかんせんデカいので、炎獄道連れが決まりやすい。帰れそうにないなら相手が深追いしてきたところを掴もう。
・そもそも対リドリーの場合、外に出されてからどう復帰するか考えるのではなく、出されないように立ち回るべし。

キングクルール

NB、横B、空N、空前、空後、空下、横強下シフト
ガノン殺しの極地
崖端で後ろ投げを食らう = 死 横強やスマッシュなどを下ベク変してしまう= 死  
崖でガードは最警戒。十中八九ガーキャンつかみを狙っているので、安易な空NやDAなどは絶対にしてはいけない。技の先端当てを意識しよう。
・大砲や王冠は素直に当たって高度を稼ぐか、空Nや空上で相殺するべき。回避はNG。
・これ以外にも飛び出し空下や空後でびっくりメテオ、NBの吸い込みで道連れなど豊富に復帰阻止ネタがあり、全てを見切るのは不可能。
・唯一の活路は、上Bで崖を目指すのではなく空Nなどを被せに出てくるクルールを狙うという択。クルールの巨体はこちらの上Bに比較的ひっかかりやすい。早めの上Bで上から復帰、横Bで道連れなども頭に入れておくべき。
・とにかく普通にやっていたら作業的に処理されて終わりのため、地上での立ち回りで有利を取るのは必須。
・安定行動だけでなく壊し(読み)も積極的に狙うべき。もしそれが失敗したとしても仕方ないと割り切ろう。
掴まりに対して横強下シフトがヒットするため、相手の位置を見て素早く行動すること。

カズヤ

崖際での鬼蹴り、地獄門を最警戒。安易な回避上がりや崖待ちにDAなどはご法度。
・横に飛ばす技が少なめかつ、最風上スマ/上B、雷神拳、レイジドライブでの上バーストが主軸であり、本人の機動力も低めなので通常時はそこまで復帰阻止に気を遣う相手ではない。せいぜいNBのビームに当たらないよう注意するぐらいだろう。
・しかし崖際での鬼蹴り、地獄門を食らったが最後、必死に回避と上Bで距離を稼ぐおじさんを空下で蹴り続けるだけのリズムゲームが始まってしまう。
・そのためこれらを最警戒。特に地獄門は崖上がり後など入れ込むタイミングは山程あり、ラインを上げたからといって下手に動くのは厳禁。この2つに関しては、ガノンにとっては最風より危険だという意識を持とう。
・空下復帰阻止をする相手なら、空下に当たらない位置まで下がることで空下の後隙を上Bで掴んで帰れる。相手が空下をしてくれることを祈ろう。