スピリッツセット

初めに

ガノンドロフは乱闘やホームランコンテストだけでなく、スピリッツバトルも得意分野である。
掴みリーチの短さ・機動力のなさ・飛び道具のなさが響く 体力制 + スーパーアーマー + ジャイアント化 相手以外ならば、その持ち前の超火力とリーチでねじ伏せる力を持ち、相性次第では開始早々瞬殺ということも多々ある。

また、アップデートで追加されたオンライントーナメントは、スピリッツ使用可のルールになる場合がある。

稀にトーナメント機能で開催される他、専用部屋で遊ぶことも出来るので今後の再開催の際に本ページの内容が役に立てば幸いである。

相性のよいアタッカー

セットパワーは、Lv.99の時を記述。
ゼルダの伝説シリーズのみ、「シリーズボーナスを含めた値 (なしの値)」と記述。
シリーズボーナス補正後の値は、攻撃・防御 = 切り捨て(補正前 × 1.1)、パワー = 切り捨て(個性補正係数 × (補正後攻撃 + 補正後防御))、個性補正係数 ≒ 補正前パワー ÷ (補正前攻撃 + 補正前防御) である。

アドベンチャー・スピリッツバトル

特筆すべきものは、ACE以下も対象に含める。

メデューサ(新・光神話 パルテナの鏡)

ジャイアント化+2スロット+LEGENDのゴリ押し用アタッカー。
ガノンとジャイアント化のシナジーに関しては後述。
2つのスロットのうち片方にメタル化をつければ黒いフェイスの上位互換として使用可能。

サブレ王国の王子

変化時間延長+3スロット+LEGEND。
ジャイアント化のサポーターをつけて攻撃属性相手にゴリ押しする用。

ハイラル王

変化時間延長+3スロット。
ジャイアント化のサポーターをつけてゴリ押しする用。
サブレ王国の王子との違いはACE級なのでセットパワーが低く、防御力でも負けている代わりに属性が異なり、攻撃力がシリーズボーナスも相まって高くなる。

メガディアンシー

フランクリンバッヂ装備+LEGEND+3スロット。
ガノンは飛び道具がないのに機動力が低く的も大きいので、飛び道具を反射できることによる恩恵は他ファイター以上に高いだろう。
惜しむらくはアドベンチャーで入手できないところか。

ファーザーバルドル

メガディアンシーの属性違い下位互換。
ACEで2スロットしかない。
とはいえ、普通の3スロットアタッカーにフランクリンバッヂ持ちサポーターをつけるより1スロットお得。
こちらは終盤になるもののアドベンチャーで入手可能。

ジンジョネーター

ジャイアント化+2スロットのゴリ押し用アタッカー。
無属性の上に同スキル持ちの中でも最強の攻撃力を誇る。
代償攻撃強化や代償いろいろ強化と組み合わせると抜群の攻撃力となる。
ブラックボール持ち込みで拘束してスマッシュ連打と言う戦法も悪くない。

スピリットあり乱闘

原則LEGENDアタッカーについて記述。

ゼルダ(時のオカリナ)

ガノンにつけると、シリーズボーナスで防御力が2位となる。
アシストキラーがおまけでついてくるので、タイム制乱闘において、他のプレイヤーの出したアシストフィギュアを自身の撃墜点にすることができるかもしれない。(要検証)

両刀

こちらも原則LEGENDアタッカーについて記述。

厄災ガノン

ガノンにつけると、攻撃力 + 防御力 の値 (個性や超化スキルによる補正を抜いたパワー) はキーラ・ダーズを超え、2位になる。また、攻撃力や防御力の値も5位以内につけるようになる。

豪鬼

パワー1位。
シリーズボーナス抜きだと、攻撃力も2位。(ありだと3位。)
それでいて、防御力もLEGENDの標準以上にある。
ただし、サポーターを一切つけられないという大きな弱点がある。

殺意の波動に目覚めたリュウ

最強の攻撃力と腕攻撃強化持ち。
単純な攻撃力だけであれば豪鬼や鬼神リンクをも凌駕する。
この状態で空中裏魔人拳を当てれば凄まじいダメージをたたき出すことができる。
ただし、サポーターを一切つけられず、防御力もやや低めという大きな弱点がある。

鬼神リンク

ガノンにつけるとシリーズボーナスのおかげで攻撃力2位。
スロットも1個だけだがある。
個性もスマッシュの破壊力を上げてくれる。
ただし防御力の値が低いのが気になる。
これだけをつけたガノン同士で殴り合うと、普段より1.3倍ほどダメージが溜まる。(スマッシュは更に1.1倍)

魔獣ガノン

3スロット使いたい時に役立つアタッカーの1つ。
超速タックル標準装備だが、ガノンは足が遅いので他ファイターより噛み合いが悪いかもしれない。
それでも3スロットのアタッカーの中ではシリーズボーナス込みで最高の攻撃力となるので、後述の怒りのハデスの代わりとして使うことも可能。
ジャイアント化や代償攻撃強化と組み合わせればメデューサ(新・光神話パルテナの鏡)をも凌駕するほどの超火力を叩き出せる。

怒りのハデス

非常に高い攻撃力と2スロット+代償攻撃強化標準装備の攻撃に特化したアタッカー。
攻撃力だけであれば前述の魔獣ガノンに劣るが、属性違いである点を生かすと良い。

ウルフリンク＆ミドナ

こちらも3スロット持ち。
ダッシュ攻撃強化標準装備なので、差し合いがしやすくなるかもしれない。

リンク(ゼルダの伝説)

剣攻撃強化持ち。
だが、パワーはちょっと低い。
属性がないので相手を選ばないのはメリットでもあるし、デメリットでもある。

ザシアン＆ザマゼンタ

初代リンクとよく似たアタッカー。
ガノンにつける分には好きな方で構わない。
やや攻撃寄りのあちらに対し、こちらはバランス型、といったところか。

ギラティナ(オリジンフォルム)

1発のダメージが高く、敵のシールドを削りやすいガノンと相性のよいアタッカー。

女王エリンシア

2スロットで空中ジャンプ追加持ち。
復帰や追撃の心強い味方。

デビル仁

女王エリンシアと同じ。
向こうは防御寄りなのに対し、こちらは攻撃寄り。

シェイミ(スカイフォルム)

3スロットでジャンプ強化付き。
ガノンでアドベンチャー最終ステージの序盤をノーミス突破というクリアゲッターの最適解。
ただしジャンプ力が上がるということは、地上の相手に小ジャンプ攻撃を当てにくくなるということである。

漆黒の騎士

2スロット+アーマーナイト標準装備の優秀なアタッカー。
機動力は横Bや下Bで補うことができ、圧倒的防御力も相まってごり押しや殴り合いにめっぽう強くなる。
鈍足スーパーアーマーをつけて殴り合いに特化したり、代償いろいろ強化+移動速度強化で機動力を相殺しつつステータスを高めたり、戦艦ハルバードをつけてさらに耐久力と攻撃力を伸ばすなどカスタマイズの幅が広いのも嬉しい。

スタルキッド＆ムジュラの仮面

2スロット+ナイフスティール標準装備の優秀なアタッカー。
回復量はさほど多くないが、一撃の威力が重くシリーズボーナスも受けられる上に飛び道具がないので、他のシリーズボーナスを受けられるファイターよりも噛み合いがいい。
アーマーナイトを搭載したり重戦車流を習得させたりして低めの攻撃力を補いつつ防御力もさらに伸ばせば回復量の低さを少し補える上にもともとの防御力の高さも相まって微弱な回復量でも充分元が取れるようになる。

来須蒼真

3スロットの無属性の中では最高の攻撃力を誇り、セットパワーも3スロットの中では最高。
スピリッツバトルの随所で有効なジャイアントキラーを標準装備し、属性に縛られないのでどんな戦いにも繰り出せて安定感がある。

川島教授(鬼トレ)

安定したステータスを持つ2スロットの無属性で我慢のスマッシュホールドを標準装備し、スマッシュ連打によるゴリ押し戦法が実行しやすい。

相性のよいサポーター・スキル

ガノンの最大の武器である攻撃力をさらに後押しするか、弱点を補うため耐久面が向上するものや機動力を高めるものを選ぶか、アタッカーの種類や自分の戦闘スタイルに合わせて考えよう。

アドベンチャー・スピリッツバトル

動きが単調なスピリッツバトルでは攻撃力を高めるものや強引に殴り込めるようにするものが相性が良い。

ジャイアント化

ゴリ押し用スキルその1。
ガノン以外でも重量級ファイター全般と相性がよいのだが、ガノンの横スマはダメージ量・吹っ飛ばし力・リーチ・武器判定・攻撃範囲全てを高い水準で兼ね備えている。
ジャイアント化するとそれらがさらに強化されるため、相手にとっては厄災そのもの。
ストック制では2回当てればほぼ勝利確定。
相手によっては1回当てただけでも場外、なんてことも。

なお、スピリットあり乱闘では、自分が撃墜されてもジャイアント化で復活・・・なんていうことはなく、普通のサイズで復活するため、完全に出落ち専用である。
最悪の場合、開始早々相手プレイヤー全員に距離を取られて時間切れで死にスキル化、ということもあり得る。

変化時間延長

ジャイアント化のお供。
素では変化時間が短いため、このスキルを付ければマシになる。

ジャイアントキラー・メタルキラー・アシストキラー

特定の条件下の相手が出現する場合に役に立つ。
その強化倍率は1.4倍と代償攻撃強化より高い。
ガノンは高火力超リーチな攻撃が多い分これらの攻撃力アップの恩恵を生かしやすい。

鈍足スーパーアーマー

ゴリ押し用スキルその2。
ただし、ストック制で%が溜まると吹っ飛ばされる。
体力制でも相手の火力に負けることがある。

ブラックボール持ち込み

ゴリ押し用スキルその3。
ジャイアント化と組み合わせると強力。
これで動きを拘束してドリャー！を数発当てたり裏魔人拳をヒットさせたりすればあっという間に相手は星になる。

敵の数の暴力にさらされて身動きが取りづらい場合やアシストフィギュアでタコ殴りにされてまともに攻撃できない場合などに選択に入れると良い。

スピリットあり乱闘

乱闘では強引な殴り込みでは簡単に動きが読まれてしまうので、防御面を補うスキルが活躍しやすい。

ジャストシールド反射

スピリッツバトルでは何もしなくても勝手に反射される「フランクリンバッヂ装備」の下位互換だが、同スキルの大きな弱点として、時間経過で外れること・撃墜されると二度と装備されないことが挙げられる。
このスキルは、ジャストシールドという少し高度なスキルが要求されるものの、時間が経っても撃墜されても死にスキルと化さない点で、スピリットあり乱闘での実用性があると思われる。
ガノンは飛び道具にいじめられるのが常なので、飛び道具を反射できる本スキルとの相性は多くのファイターより良好。

シールドで回復

ジャストシールドかどうかを問わず、受ける予定だったダメージの十数%を回復する。
ジャストシールドでないと、シールドは普段通り削れるので、欲張りすぎてシールドブレイクしないように気をつけたい。
コストも2スロットと、やや重い。

クイック脱出

掴んだら驚きのジャンプ力で場外へ運ぼうとしてくる軽量化ドンキーや、レバガチャしないと脱出できない一部のアイテムやアシストフィギュアを対策したいときに。

両刀

攻撃と防御の両面で活躍できるスキルは優先して装備させたい。
機動力を補うスキルもそこそこ有用。

武器攻撃強化・剣攻撃強化

ただでさえ超火力なガノンの各種スマッシュ攻撃を強化する。

身体攻撃強化

こちらは逆にスマッシュ攻撃以外を強化する。ただし、一部の投げ等は強化できない。

炎＆爆発攻撃強化・電撃攻撃強化

必殺ワザをメインに強化したいときに便利。前者は上B以外の必殺ワザや上強、後者は上Bや弱攻撃、空下などを強化できる。

スーパーアーマー

3スロット全て使用するが、機動力低下のデメリットなしでゴリ押しができる。
体力制以外では、あまりにダメージが溜まりすぎるとゴリ押しできずに吹っ飛ぶので要注意。
掴みやそれに類似する一部必殺ワザには無力。

我慢のスマッシュホールド

スマッシュの溜め中のみと言う条件はあるが、デメリットもなくスーパーアーマーが獲得できるので、強引にスマッシュでゴリ押ししやすくなり、ドリャおじの使い勝手が良くなる。

ジャンプ強化・空中ジャンプ追加

復帰弱者であるガノンの復帰力を上げる。
アドベンチャーの最終決戦やボスの方の魔王ガノンとのガノンミラーでも役立つ。
小ジャンプ最速空下を出しても着地する前に技が終わるため、着地隙があまり出ない。
ホッピングおじさん復活である。
ただし、地上の相手に小ジャンプ攻撃が当たりにくくなることに注意。

ふわりジャンプ

落下速度を下げる。
着地狩りやお手玉のリスクが増えるが、復帰力が上がり、ホッピングができるようになる。

代償いろいろ強化

30%のダメージと引き換えに、攻撃力・防御力・移動速度を上げる。
相手へのダメージが1.18倍に増え、相手のダメージを1/1.2倍に軽減する。
自分のダメージが180%を超えない限り、30%のダメージは償還できないので、いくら重いガノンと言えど、バースト拒否を相当頑張らなければ耐久力は実質下がる。
上がった攻撃力と移動速度を活かしたい。

代償攻撃強化

上述の代償いろいろ強化とは違い攻撃力しか強化できないが、その分倍率は1.23倍とかなり高め。
代償いろいろ強化と1つずつセットして圧倒的攻撃力を確保すると言うのもまたロマンの1つである。

オート回復・オート回復DX

時間の経過でダメージを回復できるので、ガノンの守勢に回ったときの弱さを補うことができ、安定感も大幅に増す。
オート回復はDXよりも回復量が少ない代わりに2スロットで使えるので、上記の代償攻撃強化や代償いろいろ強化のデメリット緩和に当てやすいのも嬉しい。

移動速度強化・走行強化・軽量化・ダッシュ攻撃強化

足が遅いガノンの機動力を強化する。
軽量化は効果が高いが、耐久力を下げてしまうのがネック。
ジャンプ強化同様ホッピングが可能にはなるが。
走行強化やダッシュ攻撃強化は空中や歩行中だと効果がなく、ついているアタッカーも限られ、移動速度強化の下位互換。
ダッシュ攻撃強化のほうは名前通りDAの威力も上がり、もともとの使い勝手の良さも相まって使いやすくなる。

アーマーナイト

機動力を割り切って、攻撃力と防御力(特に後者)を上げる。

対策必須のトップメタ

ここからは対人戦でも厄介＆強力とされているスピリッツセットの紹介、及びそれに対する対策を紹介していく。
ガノンはもちろん、他のファイターにとっても天敵となりやすいので、しっかりと対策を練っておこう。

ドンキーコング＋シェイミ(スカイフォルム)（ジャンプ強化）＆流派：重力流＆軽量化×３

通称「ドンキーエレベーター」。
掴み→リフティング＋小ジャンプ→上投げで直接相手をバーストラインにダンクシュートして撃墜する、スピリッツバトルにおける最強の組み合わせ。ちなみに大ジャンプだとダメなので、聞きかじりの知識だと逆にカモになる。
冗談抜きに掴まれたら死ぬ、というハラハラどきどきのクソゲースリルを味わうことが出来る相手である。
低パーセントかつ「クイック脱出」のスキルがあれば逃げられるので（一応）それで対策出来る。
代償としてとんでもなく撃たれ弱いドンキーになっているので、ジャンプ回数を増やして掴み空振りを狙いつつ後隙をぶん殴るようにするのもいいかもしれない。

シモン(orリヒター)＋クイーンメトロイド（ジャンプ弱化）＆流派：韋駄天流＆着地硬直減少+フリー2枠

通称｢縄跳び｣。
空Nから空Nが永久に繋がるようになるクソゲーが発生する組み合わせ。
一回空Nに引っ掛かった途端、空Nをひたすら当てられた挙げ句に上Bで死亡確定。スロットが二個空いてるので移動速度系&らくらく回避追加で差し込んできたり、オート回復付けて回復を延々と待ったり、鈍足スーパーアーマー付けて強引にねじ込んだりということも可。
上記の軽量化ドンキーと違い、詰んでもすぐに終わらないのがクソポイントである。
なお、対策は単純。スーパーアーマーのスキルを付ければ完封である。
ジャンプ力も著しく下がっているので復帰も出来ずほぼ勝てる。

ミェンミェン+スプリングマン（腕攻撃強化）＆流派：鬼神流＆腕攻撃強化+身体攻撃強化+代償攻撃強化

攻撃力極振りのミェンミェン。
スピリットと言うよりミェンミェン自体が苦手なのだが。
圧倒的なリーチを持つ攻撃が大幅に強化されており、出の速さと攻撃範囲に優れるホットリング、クリーンヒットしてしまうと『ドリャー！』をも上回るほどのダメージをたたき出すメガボルト、最もリーチが長くさらにこちらをある程度追尾してくるドラゴンと、どれを取られても非常に厄介。
『それだと普段のミェンミェンと変わらないのでは？』と思われるかもしれないが、そうではなく火力が高すぎてシールドがゴリゴリ削れていくせいでジャスガするか回避しないと押し負けるという地獄が発生する。多少火力を落としてシールド削り強化を積まれるとより悲惨に。
もちろん単純に攻撃力が高いので詰めが甘いとあっという間に倒されてしまうほか、上記2つとは違い操作が簡単で扱いやすいため、どんな初心者が使っていても油断できないのもうざったい。
スーパーアーマーをつけて強引に近づこうにもつかみリーチの長さを生かして投げてきたりと全く隙がない。
対策として、相手は通常時同様接近戦は苦手なので、ジャスガや回避などのテクニックを駆使してうまく接近し、一気に勝負を決めたい。
幸い相手は防御面が犠牲になっているため、攻撃を受けないように接近さえできれば逆転の可能性も大いにあり得る。

スピリッツセット考察

ここからは上記に紹介したアタッカーやサポーター等を軸にガノンドロフと相性の良いスピリッツセットの一例をいくつか紹介＆考察していく。
スピリッツバトルや対人戦のような実践で使えるものからロマンや笑いなどに走ったネタ構成まで、組み合わせ次第で可能性は無限なのでこれらを参考にいろいろ考えてみよう。

超攻撃強化

ガノン使いであれば誰もが1度はやってみたくなるであろう究極のロマン構成。

同じスキルを2つ以上積むと同一スキルにより強化倍率が下がるので、代償攻撃強化を代償いろいろ強化で補強。
これだけでも相当なパワーだが、そこからあと20%ほどダメージを受けるとさらに破壊力がアップする。
ただし、ピンチでいろいろ強化は攻撃力の上昇倍率がそこまで高くないことや、一時的な強化と言う弱点がある事に注意。
とは言え、防御力と機動力上昇のメリットは小さくない。

ピンチでいろいろ強化はよく使う攻撃に合わせて身体攻撃強化や武器攻撃強化に変更すると、強化できる攻撃はピンポイントだが、永続的かつさらなる火力アップが期待できるので一考の余地はある。
前者はスマッシュと一部の投げ以外を、後者はスマッシュを強化したいときに使うと良いだろう。
汎用性を考えると前者安定か。

魔獣ガノンを選んだのはシリーズボーナスで怒りのハデスよりも攻撃力が高くなり、3スロット空きがあるため。

期待を裏切らない攻撃力をたたき出してくれるが、防御力を著しく犠牲にしていることに注意。
スキルで多少カバーできているとは言えスピリッツ乱闘を鬼神流による被ダメ増加＆最初から60%のダメージを背負った状態で戦うのは想像以上に厳しいことだろう。

なお、特に意味はないが、こだわるならサポーターをそれぞれお面屋、ムジュラの仮面、ミファーと言う組み合わせにすればファイターからスピリットまでゼルダ尽くしにすることができる。

ワンパンガノン

超攻撃強化をさらに発展させた構成。こちらも誰もが一度はやってみたくなるロマン構成である。
超攻撃強化の時点でも凄まじかった破壊力がジャイアント化によってさらに跳ね上がり、横スマの最大溜めや振り向き魔人拳を当てればACE級まではワンパンできるほどの破壊力に。
それどころか一部のLEGEND級をも一発で撃墜できてしまう。
ワンパンできなくても大ダメージを与えられ、そこにもう一度最大溜めスマッシュを当てれば倒せることが殆ど。

この圧倒的パワーにより、スピリッツバトルにおいては（最強とまでは言えないが）トップクラスの人気を博しており、ガノンドロフがいかに人気のキャラクターかがうかがえる。

短所として、ジャイアント化は一時的なものであることと、喰らい判定も大きくなり被弾しやすくなることが挙げられる。
特に後者には注意が必要で、最悪の場合ロクに攻撃できないままジャイアント化が解けてしまうことも。
攻撃範囲もジャイアント化する点を生かして、やられる前にやってしまおう。

ブラックボールガノン

スピリッツバトルを意識した構成。
相手が普通の動きをする場合はワンパンガノンの構成で充分だが、アシストフィギュアが出現してタコ殴りにされたり、数の暴力にさらされてまともに攻撃できない場合などに選択肢に入る。

開幕ブラックボールを投げて相手を拘束し、そこにドリャー！を数発当てれば大体のバトルは勝利できるはず。

相手次第ではこちらへの攻撃が届かない場合もあるので、属性有利な攻撃力の高いアタッカーに代償攻撃強化を搭載し、ブラックボールで動きを止めて数回スマッシュを入れるだけでもかなりのダメージを稼ぐことができる。

実際のLEGENDスピリッツ攻略動画でもジャイアント化したガノンドロフがブラックボールで動きを止め、2回ほど上スマッシュを当てた後横スマッシュでトドメを刺すと言うものが存在したりする。

攻防一体

ガノンドロフのもともとの攻撃力を殺さないようにしつつ防御力も高めた構成。

機動力はやや犠牲になっているが、アタッカー自体の防御力の高さとスキル、流派の組み合わせで防御面が大きく強化されており、かなり粘り強く戦えるようになる。

また、横Bや下Bなどを使えば機動力は補えるほか、アタッカーの攻撃力の低さも流派とスキルで多少はカバーできている。

さらに、ライフスティールの回復効果も相まってかなりダメージが溜まりにくくなり、ダメージレースで優位に立てる場面が作りやすい。

回復量はそこまで多いわけではないが、それぞれの相乗効果でカバーしあっているほか、防御力の高さも相まって微弱な回復量でも充分元が取れるようになっている。

ガノンドロフの攻撃力の高さと技構成、そしてアタッカーのシリーズと防御力、さらに超化スキルのすべてを全面的に引き出した扱いやすいセットとなっている。

スーパーアーマーナイト

超高防御・高火力・吹っ飛ばない・ひるまないとYouTubeなどで幅広く話題になった殴り合い特化型スピリッツセット。

ガノンの守備に回ったときの弱さを補うことができ、スマッシュ連打のようなごり押し戦法で攻めに専念することができる。

機動力は壊滅的になるがガノンには横Bや下Bが存在するため補いやすい。

ひるみにくいことを活かして常に互角以上の殴り合いでリターンを取るため、単発火力の高いガノンとはかなりよく噛み合っていると言える。

吹っ飛ばないので復帰力はそれほど気にならないが、代わりに飛び道具と投げ技がかなり苦手になるので注意が必要。
特にドンキーエレベーターに当たったらほぼおしまいだと思っていい。

空N

はい。空Nです。
見ての通りこれは空Nです。
もう一度言います。これは空Nです。

はい、解説します。

名前の通り空Nに特化しました。
空Nをぶんぶんしてストレス解消したい人におすすめ。
それ以外はただの攻撃型汎用セットです。
紙耐久になってるところは気をつけましょう。
安定重視なら足攻撃強化、火力重視なら代償いろいろ強化を使いましょう。
火力をちょっとだけ防御に繰り越したいなら怒りのハデスを使いましょう。
そうした場合でもスキルは全く同じになるのです。

流派を空襲流にしたらタックル→空Nで撃墜…なんてこともできるかも。

空Nの使い勝手がトップクラスのガノンにはなかなか相性が良く、強攻撃全般や下B、空上や空下などの威力もなかなかのものになる。