Series 1042
Last-modified: 2025-06-07 (土) 03:32:10
[添付]
ゲーム内説明
- 1042シリーズは、オーストリアで広く使用されているAustrian Federal Railwaysの電気機関車です。
概要
- Series 1042は、ヨーロッパ車両群で1960年に登場する電気機関車です。電気機関車としてはBR E 94より高出力かつRe 4/4より高速であり、2000年に次世代電気機関車のBR 185が登場するまでは、旅客・貨物のどちらでも十分に活躍できます。
- 旅客列車としては、2年後の1962年に140km/h対応の客車であるEinheitswagen Ⅱ(EW Ⅱ)が登場しますので、特段の事情がない限りはEW Ⅱと組むのがよいでしょう。ライバルとなるのは1965年に登場する固定編成のBe 12/12 Mirageですが、出力・速度ともにSeries 1042+EW Ⅱのほうが勝っています。
- 貨物列車としては、登場時点の貨車の最高速度が120km/hですので、140km/hというスペックは発揮できません。しかし、パワーの面では十分なアドバンテージがありますので、Re 4/4とSeries 1042のどちらで牽引するのかを搭載量次第で選択すればよいでしょう。
史実
[添付]
- オーストリア連邦鉄道(OBB)の路線は、1950年代~60年半ばまでに主要路線の電化がほぼ完了しています。この中で、首都ウィーンから第二都市グラーツを経由してスロベニア方面へ向かう幹線であるオーストリア南部鉄道には、アルプス横断鉄道である世界遺産のゼメリング鉄道があり、高速で通過するにはより強力な機関車が必要でした。その目的のために設計されたのがOBB 1042形機関車です。
- 電気機器類はBBC、ELIN、Siemens(BES)によって開発され、1958年にSGP Grazに吸収されていたフローリツドルフ機関車工場で製造されました。設計は1956年に登場したOBB 4061形機関車の設計がベースとなっており、1963年に登場した初期型は最高速度130km/h、1時間定格出力3,560kWでした。製造中も何度か仕様は変更されており、原動機の変更(最高速度150km/h化)、パンタグラフの変更、ブレーキの変更等が行われています。
- 1042形は、1977年までの間に257両が製造されました。蒸気機関車の時代にはヨーロッパ中にその名を知られたフローリツドルフ機関車工場で最後に生産された機関車にもなりました(1042.540)。1990年代には、中・後期に製作された150km/h対応の1042形177両をプッシュプル運転に対応させる改造が行われ、1142形に改番されました。
- 改造されなかった1042形は、2000年代に入ると後継の1016形・1116形に置き換えられる形で順次売却または廃車となりました。2012年に最後の車両が売却されています。1142形も同時期から売却・廃車が始まっていますが、元々貨客両用で使い勝手の良い機関車であることから現在も少数が修理しつつ使用されており、2021年初の時点では25両が使用可能な状態となっています。
コメント