八雲 紫
基本
相性が悪い部類のキャラに入る筆頭である。
発生の早い5C系の攻撃、そして範囲の広いB系の攻撃で弾幕展開を常に有利に運ばれてしまう。
動きの鈍重なお空では直ぐに捕まってしまうこと必須、である為対処が難しい。
お空の強みである3Aや5Cも潰されやすい為、適当には振らないほうが良いと言える。
とにかくダメージを最小限に抑えつつ、近距離まで近寄って行きたい相手。
しかし上記で書いたとおり近づくことが容易ではない為相手の動き、癖を完全に把握して戦いたいところ。
近距離
有利。
ではあるが安心は一切出来ない。
たとえ近寄ったとしても2Bの存在が大きく適当に2Bで暴れられてそのまま引き離され、削られ、
何時の間にか「こんなに減っていたっけ?」という状況に陥りがちである。
紫にとってみるとガンしゃがみガードで2B刺し込みが出来る状況、距離が取れる状況を作れるので
6Aホールドやメルティング投げ、3Aは極力避けて使って行きたい。
射撃を使って固める場合も距離が取れないように注意し使って行くと良いだろう。
打撃刻みを使っていくのが割と有効である。
中距離
不利。
お空得意のDAや遠Aといった行動は2Bや3AやDCで狩られてしまう。
おまけに禅寺があるため射撃を撃つと行動の遅いお空では禅寺に当たってしまいがち。
DCを誘ってサブタレイ生当てやダイブ、十凶星などの無敵スペカで反撃することも出来るが危険。
遠距離と同じくあまり隙のある行動をせず無駄にダメージをもらわないように近づくのが無難であると言える。
ちなみに中距離になってやっと機能すると思われる3Aも、紫の3AとDCでは当たり判定上
紫側の攻撃が3Aとかち合わず距離により一方的に当たってしまう為注意が必要。
遠距離
不利。
お空は射撃強度は勝っているものの、紫のC射は出とスピードが速いのでお空の射撃の出かかりに刺さりやすく、
さらに隙も小さいため霊力がある限りガンガン撃ってこれるため紫のC射に押されてしまう。
特に6Cでは紫のC射をすべて消せず一方的にダメージをくらってしまうため、使うにしてもよく見てから使うこと。
Cならすべて消しやすいが、どっちみちお空の射撃の出の遅さが災いして射撃戦でペースを握るのは難しい。
B射撃は動きを封じられ、そのまま近づかれる、Cで消そうとしたところを紫Cまたは6Cで差し込まれる、
飛び込んで行った所をJAやJ8Aで狩られる。というのが良くあるパターン。
とにかく遠距離戦は無駄にダメージを貰うだけなので出来る限り近づきたい。
固め対策
天候について
- 花曇
禅寺の持続時間が長いため、グレイズすると一瞬で霊力が蒸発してしまう。
禅寺がグレイズを持っているため持続の長い打撃で対抗しようとしても無駄。
近づかない方が無難だろう。
- ダイヤモンドダスト
こちらがダウンさせた時は良いが、相手にダウンさせられたら凶悪な攻めが待っている。
特に画面端で紫にダウンさせられた場合、魅惑のエサや中毒性のあるエサをセットされて
大量に霊力を削られ、一瞬で割られる事がある。
ガード反撃や霊撃で切り返せれば逆においしいので手札にあるなら惜しみなく使う。
(ただしその分読まれやすいので注意)
ぶらり廃駅下車の旅を重ねられるともうどうしようもない。
- 黄砂
紫は元々カウンター始動のコンボがそこそこあるのに加え、
紫DhCがカウンターで入るとぶらり廃駅下車の旅が重ねられてしまう。
相手の手札にある時はDhCに絶対に引っ掛からないように。
- 梅雨
生禅寺から禅寺が繋がり、ただでさえ性能の良い禅寺のリターンが上がる。
また、魔方陣を取った際の有利時間が増える関係で、
ぶらり廃駅下車の旅を重ねられるシチュエーションが飛躍的に増える。
極力引っ掛からないようにしたい。
要注意スペルカード
- 廃線「ぶらり廃駅下車の旅」
廃線となった電車を召喚する。
発生は非常に遅いため、よほどマニアックなコンボで無い限り連続ヒットする事は無いが、打撃かつガード不能なため、ダウンを取ってからの起き攻めとして使われる。
紫本体には無敵も何も無く、かつ1発殴ってやればその時点で電車の後続が出てこなくなるため、距離が近い場合は移動起き上がりからリバサで暴れてやるのが良い。霊撃や八咫烏ダイブなど、無敵付きの攻撃手段なら確実。
移動起き上がりでも届かないほど遠距離だった場合は完全な回避方法は無い。前移動起き上がりして画面端との距離を開けた上で、リバサで暴れる事で、あえてカウンターヒットを貰うと言う手はある(初段のダメージが増えるが、1HITで落ちるので合計ダメージを減らす事が出来る)。
電車の重ねが甘かった場合、6Cやギガフレアで暴れるのもアリといえばアリ。相手に攻撃が届きさえすれば電車が1HIT分で止まる。もちろんこちらはカウンターで食らうので、相打ちとしては痛すぎるが、3HITモロに食らうよりはマシとするしかない。ギガフレアは5コス使うので余計に損だが、相手の体力状況によってはあえて狙うのもアリかもしれない。
ダイヤモンドダストの時にきっちり重ねられた時はあきらめて電車に撥ねられるしかない。
- 結界「客観結界」
画面端全面を走る四連結界を発射する。
発生前に止めることも可能だが発生してしまえばもちろん発生保障がある為潰すことは不可能。
体力に余裕がある場合、あえて1発食らってダウンし、移動起き上がりで時間を稼ぐ事が出来るが、画面端でやると連続HITして2000以上食らうため余り得にならない。やる場合は画面中央だけでやろう。
お空は動きが遅い為宣言された場合ダメージを覚悟するしかない。瀕死で出された場合死が見える。
度重なる修正により、霊力削りは思っているほどではなくなっているので、逃げるのが難しい場合はガンガードするほうが良い。画面端でガードしても、打撃重ねをよほど誤ガードしまくらない限りは割れる事もまず無い。
- 式神「八雲藍」
回転する藍を前方に発射する。
殆どの紫使いがデッキに入れていると言って良いほどのカードだが、基本的にコンボと固めにのみ使われるカード。
ver1.10より反確が増えた禅寺や、その他の技の隙消しとしても多用される。連ガなので結界しないと割り込めないが、禅寺の場合は1~4段目のどこで藍が来るのかを読み誤ると禅寺を食らうか結界がそもそも出来ないかになるのであまり実戦的ではない。
その他裏周りB狂想穴等のフォローにも使われるが、人によってはDCの隙消しにまで使う他、2A刻み>6A>5C等の連携からも使ってくる。使われた場合基本的に連ガで、ガードすると紫が大幅有利になるため、近Aからの固め運びに持っていかれてしまう。固めを嫌うなら藍が見えている時は早めの結界を心がけるしかない。
- 結界「魅力的な四重結界」
前方にかざした手の辺りに結界を出現させる。いわゆる無敵スペカ。LvMAXのB禅寺が無敵ではなくなったせいで、霊撃ガー反を除いた紫の全ての技の中で唯一の無敵技。
・・・なのだが、紫使いは基本的にこのカードを割り込みでのぶっぱには使わない。吸引力があるとは言え、ポケットのせいで判定出現時即座に当たらずガードが間に合ってしまう事が少なく無いせいで、ぶっぱとして機能しづらいため。またガードされると隙だらけで反確されるのもあるだろう。
しかしお空相手だとそうでもなく、技の全体モーションが長いせいでポケットに入っていてもガードが間に合わなかったり、そもそも判定がデカくてポケットに入る位置でも攻撃判定に引っかかったりする事があり、合わせられると見てから回避するのが難しい。
警戒しておいて損は無い。
要注意スキルカード
- 至る処に青山あり
スキマから卒塔婆を出すトンデモ技。打撃っぽく見えるが射撃。コンボ・固めが強化される。
最低空J2Aから出されると連ガになり、霊力削りも1以上あるためガリガリ削られる。更に青山をガードしてしまうとhjcJ2Aで固めを維持出来るのでひたすらループで削ってくる。
結界すれば抜けれるのだが常に禅寺による結界狩りがあるためどうしてもリスクがある。
地味にコンボ火力も上がる。
また、DA・DBガード後は何もしなければこちらが近A等をこするチャンスであり、禅寺でキャンセルすれば暴れは潰せるものの読まれてガードされれば反確・・・と言う逆二択状況であったが、これを宣言されるとDA・DB後の行動がノーリスクになってしまうのもありがたく無い。
- 魅惑のエサ
照準設置後、それを通る直線の射撃を複数発生させる技。射線はランダム。
効果にムラがあるが、設置されるとグレイズ強要、立ち回りの制限等をされてしまう。
照準の中心部で車線を全段ガードしてしまうと、凄まじい霊力削りがあり、これをガードさせられるようだと一気にクラッシュしやすくなってしまう。
低空で出して硬直を着地でキャンセルする事が多いので、紫が着地して行動(結界・グレイズ狩り)可能になってしまう前に、エサの前の空中攻撃等に結界して早いタイミングで逃げたい。
- 禅寺に潜む妖蝶
傘を回して真上か前方向に突進する技。
グレイズ付き打撃で威力もそれなりにあり判定も大きいため、グレイズ・結界狩りの定番技であり
さらに空だと上空からの射撃もこれで狩られやすい。
無敵はないものの、トカマク狩りとしても機能するのでよく動きを見てからダッシュすること。
横に移動するC版はガードすれば有利だが距離が離れるため追撃も難しい。スカせば反確なので頑張って突進距離を覚えよう。
ガードした場合、めり込んでいれば近Aなり2Aなり3Aが反確だが、めり込んでいないと反確にならない。>1.10からめり込まなくても6A3Aが反確に。レベルが上がるごとに硬直が短くなるため4まで行くと3Aは無理。
禅寺の切り返しに3Aギガ等が入るようになったため、ようやくリスクリターンが釣り合った形に。
C版はグレイズ狩りに使えるがガードされると隙が大きいため大抵は藍でのフォローを前提に突っ込んでくる。
- 変容を見る眼
自動追撃を行う「眼」を1個設置。
B版の紫色の眼は、こちらの仰け反りに反応して射撃を飛ばしてくる。眼の設置位置とよほど離れていない限り大抵連続ヒットし、何かのカスヒットからコンボを繋げられる元になる。
C版の赤色の眼は、こちらが何かをガードしたのに反応して射撃を飛ばす。こちらもよほど離れていない限り大抵連ガになるため固めを継続される。
紫が攻撃を食らうと消えるのに加え、レベルが低いと元々の持続時間も短いのであまり食らう場面が少ないが、カードゲージ効率の差からして殆どの場合すぐにレベル3くらいまでは上げられてしまう。
コンボを繋げられると言ってもどこからでも安定してフルコン、とか言う程のものでは無いが、眼射撃自体の仰け反り時間がかなり長いため、威力の高いスペカなどを単発で繋いだりする程度は十分出来る。
例えばJA>眼射撃>ノーキャンセル飛行虫ネスト 等のコンボは単発JAから4000以上のダメージを取られるためプレッシャーはかなり高い。
眼が設置されている状況ではあまり無茶をしないようにしよう。
- 開けて悔しき玉手箱
空中から墓石を落とす技。
なんとなく打撃っぽいが、射撃属性なのでグレイズ可。
ヒットすると魔法陣の有無にかかわらず強制ダウンさせられる。
強制ダウンを利用してコンボの〆に使われることが多いが、高飛びを狩るのにも使われる。
硬直がいちいち長い空は空中射撃を考えて撃たないと墓石で潰されることになる。
なお豆知識だが墓石が降ってくる場所は画面外からではなく、上空にスキマが現れてそこから落としているので
画面上端よりやや下から降ってくる。
- 幻想狂想穴
紫がその場でスキマに入り上空または地上で出現して奇襲をかける技。Bは地上、Cが空中から出現する。
キー入力で角度(C版)や出現位置(B版)を変えることができる。
目印はなにもなく、軌道は出るまでわからない上判定はどちらも大きいので奇襲技としての性能が高い。
地上に出現するB版は空ガ不可なのでグレイズや空中ガードを狩れるし、
藍が呼べる状況なら隙消しまたはダメージ増加が期待できる。
なおB版をガードできて藍を呼べない場合は出現位置にもよるが隙が大きめなので反撃可能なことが多い。
C版はめくりや空中行動を狩るのに使われる。
特にめくりは位置によっては正ガなのかわかりにくいことも多々あるので脅威。
なお隙はそこまでないので反撃は難しい。
備考
- 相性が悪いキャラにも関わらず書いてなかったので昨日に続いて加筆修正。本当に基本的なことしか書かなかったけどLunaまでならこれを注意すればある程度何とかなるはず。 -- 2010-04-12 (月) 21:17:42
- ↑乙。 -- 2010-07-18 (日) 22:08:26