Tier 10 イギリス 軽戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 50/30/25 | 本体価格(シルバー) | 6,100,000 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
最高速度(km/h) | 前進 | 68 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 10~11 | ||
後退 | 25 | 派生元車輌 | GSOR | |||
隠蔽率 | 静止時 | 0.36 | ||||
移動時 | 0.36 |
パッケージ
Manticore E:252,500 S:6,100,000 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
Manticore | Rolls Royse B81 | QF 105mm Gun | Manticore 1955 | Manticore 1955 | 1,400 | C42 VHF | |
500 | 45 / [40.50] | 80/40/30 | 750 | ||||
40.32 | 0.9/1.0/1.6 | 45 | 400 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
QF 105mm Gun | AP APCR HE | 950 12G 630 | 248 268 60 | 390 390 480 | 4.29 | 1,673 | 1.90 | 0.38 4.13 1.22 | 35 | +8 -8 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier10イギリス軽戦車。
1950年代中期、戦車技術学校(STT)*1で設計された新型空挺戦車の計画案である。
Manticore(マンティコア)とは、アジア地域に棲むとされる伝説上の人喰い魔獣の事。
- 火力
俯角は-8°と良好なものの、仰角は正面で+8°、側背面で+5.5~+4.5°と極端に狭い。
敵が少し高い場所にいるだけで撃つことができなくなるため地形対応力が低い。仰俯角の範囲で戦える場所を選ぼう。- QF 105 mm Gun
軽戦車としては最高クラスの単発火力と精度を手にしたことによって、DPMの低さをある程度カバーすることができるようになった。
課金弾がTier10軽戦車で唯一APCRであり弾速に優れ空間装甲にも強い一方で、低DPMの代償として最大の特長であった高い貫通力は同格軽戦車と比べても2~18mm優れている程度にとどまっている。
0.38と軽戦車としては優れた精度と、単発390ダメージをいかに活用できるかが本車両最大の肝となるため、これまでのイギリス軽戦車とは打って変わって攻撃的な運用を意識しよう。
移動時や砲塔旋回時の拡散は相変わらず劣悪であり、高い主砲性能を活かすためにも砲垂直安定装置(スタビライザー)の搭載は必須と言える。
- QF 105 mm Gun
- 装甲
前身のGSOR3301 AVR FSから5~10mm厚くなった程度であり跳弾すら期待することはできない。
フロントエンジンではあるが、エンジンそのものがかなり小型であるため損傷することは少ない。
空間装甲も無く高貫通榴弾に対しての防御力は皆無である。
- 機動性
イギリス軽戦車の終着点に相応しい40.34と高い出力重量比を持つ。
最高速度も68km/hと平均以上でありそれを維持しやすく良好な機動力ではあるが、砲塔旋回と履帯旋回はAMX 13 105に次いで低く接近戦では注意が必要である。
- その他
イギリス軽戦車ルートでは唯一この車輌のみが2人乗り。
車長・操縦手のどちらが負傷しても車輌にとって無視できない性能低下が発生するため、乗員負傷時のリスクが大きい戦車と言える。
さらに砲塔の向かって左側には車長が、右側には操縦手(装填手)と弾薬庫があるためハルダウン中も油断してはならない。
一方で隠蔽率はGSORよりも高くTier10軽戦車では第1位であり、超信地旋回が可能になったことで草むらから不用意に飛び出してしまうことが無くなったのは良い点である。
また細かいことではあるが、履帯性能がGSORと比べても多少良くなっており車幅が広くなったおかげで岩場で滑り落ちることが格段に少なくなった。
- 総論
(部分的に)優秀な火力・隠蔽・機動力を備え、これまでの置き偵察特化といった流れに比べれば攻撃的な性能に仕上がっている。
とは言え、DPM・砲塔旋回速度の低さと砲拡散の劣悪さは現環境においては重大な問題であることに変わりはない。
苦しい立場にいる車両ではあるが、偵察能力は他の車両と比べても見劣りしない優秀さである。
偵察と攻撃のタイミングをよく読んで火力支援をすることができれば軽戦車らしからぬダメージと戦績を残すことができるだろう。
史実
歩兵部隊の背後から対戦車防御を行うために計画された、揺動式砲塔を備える軽戦車です。試作車輌は製造されず、計画のみに留まりました。
コメント
- 装填の遅さと仰角の小ささが辛い。それ以外は悪くない性能。 -- 2020-06-17 (水) 16:41:35
- 弾少ないのかと思ったら35もあるんか。 -- 2020-06-19 (金) 12:39:00