Tier 4 イギリス 自走砲
スペック
HP | 190 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 6/6/6 |
最高速度(km/h) | 45 |
重量/最大積載量(t) | 12.06/12.2 |
本体価格(シルバー) | 152,000 |
修理費(シルバー) |
戦車パッケージ
パッケージ名 (必要経験値/購入シルバー) |
┏ | Bishop (14,750/405,000) | |||||
Birch Gun (5,250/152,000) | ━ | Birch Gun Mk. II (1,100/5,000) | ━ | Birch Gun Mk. III (3,350/33,500) | ┛ |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
Birch Gun | Armstrong Siddeley V8 | Q.F. 18-Pr. | Birch Gun Mk. I | Birch Gun | 190 | 400 | |||||||
105 | HE AP | 42 65 | 260 170 | 150 | * *G | 9.23 5 0.74 | 16 | --/--/-- | 16 | 340 | |||
Birch Gun Mk. II | Armstrong Siddeley V8 SC | Q.F. 18-Pr. | Birch Gun Mk. II | Birch Gun | 190 | - | |||||||
110 | HE AP | 42 65 | 260 170 | * | * *G | 9.23 5 0.74 | 18 | --/--/-- | 16 | 340 | |||
Birch Gun Mk. III | Armstrong Siddeley V8 SC | Q.F. 25-Pr. Gun/How. | Birch Gun Mk. II | Birch Gun | 190 | - | |||||||
110 | HE AP AP | 44 92 71 | 280 180 180 | * | * *G * | 8.44 5 0.72 | 18 | --/--/-- | 16 | 340 |
解説
BirchGunは、何と言っても旋回砲塔がついて多少機動性がよくなったセクストンというところである。
主砲ラインアップ自体はセクストンIIとなんら変わりはなく、搭載量が更に150発に増えた程度、最終砲の25ポンド砲が貫通44/ダメージ280と他国同格が105mm級貫通70/ダメージ450近辺を叩きだせるのと比べると見劣りしてしまう。
砲が旋回できることで、多少の格闘戦もこなせることはこなせるものの、エンジン出力がセクストンよりも落ちてる上に旋回速度はあまり良いとはいえないので、やはり、自衛程度に収めてこう。
しかし、全周囲撃てることで、照準収束の優秀さも手伝い敵軽戦車に予測で打ち込むなど、手段の幅は広がっている。 ただの自走砲だと思って狙いに来た愚かな軽戦車を血祭りに上げることも可能だ。
お約束どおり、課金弾は確実に携行しておこう。
史実
バーチ自走砲はMk.II軽戦車の砲塔や操縦席ハッチを取り去った跡に、18ポンド野砲を載せた自走砲としては、1925年とかなり早い時期に計画された、イギリス陸軍にとって初試みの自走砲です。
イギリスのビッカース社は、1925年小型の装軌車両「カーデンロイド機銃車」を開発、折からの世界恐慌による軍縮ムードにより、価格が安価な戦闘車両として世界中に輸出されるヒット作となりました。
イギリス軍は、車体を密閉型として小型の砲塔を載せた軽戦車Mk.Iを1928年に完成させます。しかし、この軽戦車「Mk.1」は実験的意味合いの強い車両であり、続く軽戦車Mk.IIからが本格的な軽戦車として開発、運用されて行きます。軽戦車Mk.IIではコイルスプリングを水平に装備したホルストマン・サスペンションを採用紆余曲折を経て、このサスペンションは戦後も使用されたセンチュリオンでも使われます。軽戦車Mk.IIIからはコイルスプリングが斜めに取り付けられた、スローモーション・サスペンションへと変更、以後の型式はこのサスペンション方式となりました。
搭載される18ポンド砲は「Birch Gun(カバノキ砲)」とよばれて同じ1925年に正式化されました。 口径の小さいこの18ポンド砲が選ばれたのは、他の自走砲のような間接照準の榴弾砲曲射射撃でなく、直接照準による対戦車戦闘と考えた対戦車自走砲としての考えからでした。
軽戦車Mk.IIに施されたのは殆ど乱暴とも言える改造で、ターレットリングそのままの戦闘室と、泥除けや防弾板などのない、操縦席のすぐ後ろに18ポンド砲が乗っている状態で、完成した試作車はテストに供されます。有用性の説得をしたヴィッカース社でしたが、イギリス軍の予算の関係と、「1,000mでの同級戦車の撃破できること」という要求が盛り込まれたこと、戦車は騎兵の延長と言う旧い運用しか考えていなかった保守的な軍上層部の理解を得られず、1930年に入ってイギリス軍初の自走砲計画はこうして破棄されてしまいます。
真の自走砲正式化は、1941年のビショップの採用まで待たざるを得なくなります。
愛称は、第二次ボーア戦争から第一次世界大戦にかけて活躍したサー・ジェームス・フレデリック・ノエル・バーチ中将から付けられています。
コメント
- 遅い!! 柔らかい!! 砲撃に威力無い!! 砲が回るから瀕死のヤツには接近戦で勝てる可能性もある。とまあ紳士にはたまらない逸品に仕上がっています。 -- 2014-10-10 (金) 15:47:07
- 地味だけと、実は砲等が360度旋回するのです。覚えておきましょうw -- 2014-10-21 (火) 11:17:55