Tier 10 ソビエト連邦 重戦車
スペック
車体
HP | 2,150 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 150/150/100 |
最高速度(km/h) | 59 |
重量/最大積載量(t) | 68,03/70,95 |
本体価格(シルバー) | 6,100,000 |
修理費(シルバー) |
詳細
パッケージ名 (必要経験値/購入シルバー) |
IS-7 (189,200/6,100,000) |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
IS-7 | M-50T | 130 mm S-70 | IS-7 | IS-7 | 2,150 | 720 | |||||||
1,050 | AP APCR HE | 250 303 68 | 490 490 640 | 30 | 1,118 12G 978 | 4.38 3.40 0.40 | 28 | 240/185/94 | 25 | 400 |
解説
正面からは弱点が見えない砲塔装甲は、同格砲であってもまず抜かれない。
一方で砲性能は単発火力以外前身のT-10よりもすべて微減。DPM最低クラス・照準遅い・精度悪い・貫通低い、と攻撃面の性能の低さが足を引っ張る。
車体装甲は傾斜は多いが、しっかり狙われればTier9、10の砲撃には抜かれる。
HPもTier10HTの中でも低い。ハルダウンを活用したいところだが相変わらず俯角も-6度と良くはない。
機動力に関してはHTにしては良い方。ただし平地ではスペック通りの最高速度は出ず、40km/h台がいいところ。
とにかく車体を隠して砲塔で弾くこと、高めの機動力をしっかり発揮することが活路。
史実
IS-7(オブイェークト260)は、ティーガーIIを超える重戦車として1945年春から陸軍と海軍の共同で開発され、1948年にプロトタイプが完成しました。
主砲は130mm艦砲56SMを戦車砲に改造したS-70(25~28発)で、同軸に14.5mm機銃1門と7.62mm機銃2挺、砲塔後部上面に14.5mm対空用機銃1挺、車体右側に7.62mm機銃2挺、砲塔後部両側に7.62mm機銃各1挺を搭載していました。
車体長7.38m、全幅3.4m、全高2.48m、重量68t、最大装甲厚は車体で150mm、砲塔で216mmあり、ヤークトティーガーの128mm砲にも有効な防御力を発揮したと言われています。
エンジンは1,050馬力のM-50T船舶用ディーゼルエンジンで、最大時速55km/h、航続距離300kmと言うものでしたが、武装が多すぎて車内スペースが狭く、重量が重すぎてソ連の道路を通れないという欠点がありましたが、解決にはソ連領内の道路インフラに関わり、車両を修正するにも設計上の関係(恐らく納期の関係)でままならない状態だったそうです。
1946年から1947年に試験され、1948年に政府の試験を通過しました、しかし、上述の欠点を指摘されて実用化はされずに終わりました。
面白いのは、エンジンを新たに開発するより強力な海軍使用の物を転用して、開発コストや期間を削減・短縮するというアイデアを採用した事でしょう、結果は失敗に終わりましたが、しばしば、自走砲や要塞砲などでは強力な火砲やエンジンは、海軍から転用するという手法が古くから世界中で使われていました。
IS-7は被弾テストを行った際に犬を乗せて試験を行うと言う、当時のソ連らしい(当時の安全実験には、よく犬が使われ、宇宙開発のロケットの大気圏外でのテストなどでも、多数が犠牲となっています)手法で、ドイツの火砲の代表である8.8cmPakや12.8cm砲、IS-7搭載の130mm砲S-70で射撃を行った結果、すべて耐えきった上で、犬も無事であったと言うエピソードがありました。
コメント
- IS-8での苦労(?)を乗り越えた先の戦車。IS-8で最も困った防御面は格段に進歩し、特に砲塔は下位戦車の半端な攻撃を寄せ付けない。しかし、肝心の主砲は1発当たりのダメージは上がったものの、貫通力は微減し、照準時間や精度はTier10重戦車では、最低クラスなので、注意しよう。 -- 2015-03-08 (日) 03:10:09
- こいつは使えない!取得して50戦使わず捨てた。砲身交える超接近戦では、弾速の遅いドッカン砲搭載のIS-7は(敵戦の車体にボトッと砲弾を落としてる感じ)でダメが思った程入らない。中戦でこいつに出会ったらびったり張り付いてフルボッコできる。 -- 2015-04-14 (火) 16:44:17