Tier 5 アメリカ 中戦車(課金戦車)
スペック
HP | 480 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 64/38/38 |
最高速度(km/h) | 52 |
重量/最大積載量(t) | 31.7/33.3 |
本体価格(ゴールド) | 1,500 |
修理費(シルバー) |
パッケージ
M4A2E4 Sherman (--) |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
M4A2E4 Sherman | General Motors 6046 | 75 mm Gun M3 L/37A | M4A2E4T42 | M4A2E4D51066 | |||||||||
420 | AP APCR HE | 92 127 38 | 110 110 175 | 90 | 56 7G 56 | 15.75 2.06 0.46 | 37 | 76/51/51 | 39 | 370 | 480 | 570 |
解説
入手方法
クイックスタートパッケージ1(3.600ゴールド・2014/02/13-03/31)を購入することで手に入るアメリカ合衆国Tier5中戦車。
また、American Dream(2014/05/22-06/05)の購入でも入手することが出来る。
2015/11/20-11/26までの間に販売されているM4A2E4 Sherman プレミアムバンドルを購入することでも入手できる戦車。
バンドルパックには内容の違う3種類のセットが用意されている。
M4A2E4(1,900G)
M4A2E4 Sherman、熟練度 100% 搭乗員、ガレージスロット x1
M4A2E4 Loaded(2,200G)
M4A2E4 Sherman、熟練度 100% 搭乗員、ガレージスロット x1、プレミアムアカウント 3日
American Made(2,900G)
M4A2E4 Sherman、T14、熟練度 100% 搭乗員 ( 2 )、ガレージスロット ( 2 )、プレミアムアカウント 3日
史実
膨大なサブタイプを持つM4中戦車は、作られた時期や工場によって砲塔や車体の組み合わせなどがマチマチでした。
M4A2もその一つで、従来航空用の星型エンジンを使用していたM3~M4シリーズでしたが、アメリカが参戦となると、航空機の大増産、とくに使用エンジンのコンチネンタルR975(ライト975)は練習機などに使用されるために、供給が追いつかなくなることが明白となったので、代替のエンジンを自動車メーカーのビッグ3に求めた結果、ジェネラルモータース(GM)の開発した直列6気筒液冷ディーゼルエンジンGM6046を並列に2基連結した物を使用することが決定しました、これにより車体が少し延長されています。
連結部に埃が入るとトラブルを起こしやすいと言われましたが、片側が止まっても残る1基で走行可能でトルクも十分あったため、一応の好評を得ました。
しかし、アメリカ軍内でディーゼルエンジンに使用する軽油を使うのはアメリカ海兵隊くらいで、陸軍では使用せずに生産された残りはレンドリースとしてイギリスおよび自由フランス軍、ソ連にもレンドリースされました。
ソ連で使用されたのは1944年5月から生産された76mm砲搭載型で、高い車高が災いして泥濘地で足を取られた際に横転することを除いては壊れない、居住性が良いと好評で、エリート部隊の親衛戦車連隊に装備されました。
アメリカ海兵隊では、上陸時やその後の歩兵支援を目的として、75mm砲が榴弾の威力が高かったことから、良く使用していました。
M4A2E4タイプは、高い車高による不安定さの解消と走破性向上を狙って、幅広い履帯を装備し、ボギー形式からトーションバー形式へのサスペンション変更を受けた試作車でしたが、整備性、特に共通部品による現地での修理・応急処置などが優先されたため、正式化はされませんでした。
A2型は75mm/76mm砲併せて、約10,947両が生産されました。
大戦末期になると、ドイツ軍の燃料欠乏から、走行不能で放棄した車両や、捕まえた敵の燃料補給車から、ガソリンを抜き取る事がしばしばありましたが、ソ連と対峙していた東部戦線方面では、BT快速戦車など一部を除き主力戦車がディーゼルエンジン仕様のためほぼ諦め状況でした、西部戦線ではアメリカ軍は殆どがガソリンエンジンのためよく狙われたそうです。 まれにイギリスが使っているディーゼルエンジン車に当たった場合はひどくガッカリしたという逸話が、ある戦車兵の手記にも記されていたそうです。 ドイツは戦車用のディーゼルエンジンの開発が遅れていたので、軽油が使えないことに起因するエピソードでした。
ちなみに、補給部隊や放棄車両を襲って車両に燃料補充はしたものの、殆どはやっぱり途中でガス欠になって、戦車を放棄して歩いて帰ったそうです。