T-150
Last-modified: 2016-03-14 (月) 23:06:48

Tier 6 ソビエト連邦 重戦車 
公式紹介ページ 
スペック 
車体
HP | 830 |
---|
車体装甲厚(mm) | 90/90/75 |
---|
最高速度(km/h) | 35 |
---|
重量/最大積載量(t) | 50.11/51.0 |
---|
本体価格(シルバー) | 880,000 |
---|
修理費(シルバー) | |
---|
戦車パッケージ 
| ┏ | ━ | ━ | KV-3 (34,000/1,390,000) |
T-150 (24,500/880,000) | ┳ | T-150-122 (14,360/90,180) | ━ | T-150-85 (18,900/112,860) | ━ | T-150-85B (21,900/124,000) | ┻ | T-150-107 (31,950/143,090) | |
| ┗ | T-150-57 (2,300/38,000) | |
詳細 
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 |
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 |
T-150 | V-2K | 76 mm ZiS-5 | T-150 | T-150-KV | 830 | 360 |
500 | AP APCR HE | 86 102 38 | 110 110 156 | 111 | 56 6G 56 | 15 2.29 0.46 | 16 | 90/90/90 | 24 | 320 |
T-150-122 | V-5 | 122 mm U-11 | T-150M | T-150-KV | 830 | 440 |
600 | HE HEAT | 61 140 | 450 370 | 48 | 257 12G | 5.26 2.90 0.56 | 18 | 90/90/90 | 24 | 320 |
T-150-57 | V-2K | 57 mm project 413 | T-150 | T-150-KV | 830 | 440 |
500 | AP APCR HE | 112 189 29 | 85 85 95 | 166 | 56 7G 26 | 26.09 2.29 0.34 | 16 | 90/90/90 | 24 | 320 |
T-150-85 | V-5 | 85 mm S-31 | T-150M | T-150-220 | 880 | 440 |
600 | AP APCR HE | 119 159 43 | 160 160 280 | 91 | 109 7G 98 | 12.50 2.90 0.41 | 18 | 100/100/75 | 24 | 330 |
T-150-85B | V-5F | 85 mm S-31 | T-150M | T-150-220 | 880 | 440 |
700 | AP APCR HE | 119 159 43 | 160 160 280 | 91 | 109 7G 98 | 12.50 2.90 0.41 | 18 | 100/100/75 | 24 | 330 |
T-150-107 | V-5F | 107 mm ZiS-6 | T-150M | T-150-220 | 880 | 440 |
700 | AP APCR HE | 167 219 54 | 300 300 360 | 54 | 270 11G 280 | 5.88 3.40 0.44 | 18 | 100/100/75 | 24 | 330 |
解説 
T-150はKV-1の発展版で、50トン近くの重量だったといわれる。T-150は1941年に試験を開始され、試作車はレニングラードの戦いに参加し、KV-1の改良の参考となった。
史実 
KV-1が、東部戦線でドイツ軍のティーガーの登場により太刀打ちできなくなると、これを強化するためにKVシリーズは、様々な改良・強化試作型が製作されることになります。
T-150もその派生から生まれた試作型の1つで、装甲やエンジンの強化、そのほかを改修と改良を施し、1941年に試験を開始され、KV-1の改良の参考の1つとなりました。
採用されなかった理由として、エンジン出力が50tという戦闘重量に対して、釣り合わないという事だったとも言われています。
KV-1の派生車両が多数開発・試作された背景には、スターリン独裁政権下でのソビエト内での権力闘争や、上記のティーガーショックや、フィンランド軍の強固なマンネルハイム線の存在などがあり、これらの解決に奔走する軍需関係者は、混乱の極みを見せていたことも関係するそうで、T150やKV-220がKV-3を1つのバリエーションとして取り扱ったり、KV-1のごく一部を変更するだけで別のKVナンバーがついたり、それらのナンバーが競合することなども起きたり、レニングラード包囲戦で他の試作戦車のKV-220やSMKなどと一緒に、T-150も戦力補強のため投入されたという文献や、開発が中断されたとする文献など文献や記録にも記述がまちまちなのが、当時の混乱振りを垣間見ることができるといえなくもないでしょう。
また、これらの資料が冷戦時において、政治的な理由で紛失・抹消されたり、書き換えられるなどがあったので、正確な情報が残っていないという事も関係しているようです。
ゲーム中においても、史実と違う装備に変更されたKVシリーズが多く、KV-220がKV-1と同じ76mm砲だったり、シリーズ中の85mm砲の型式が史実と違うものが搭載されたりと、バランス調整のためか本来とは違う姿になっているのが、特に多く見られるようです。
コメント 