M1A1 HC

Last-modified: 2025-10-29 (水) 15:56:55

アメリカ RankⅩI 中戦車 M1A1 Abrams Heavy Common

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概要

Update 1.17 “Freedom Fighters”にて実装された。陸軍‐海兵隊部品共通化プログラム受けたM1A1であり、M1A2と同等の性能を有する。またAN/VLQ-8A ソフトキルAPSを装備

機体情報(v1.17.1.14)

必要経費

必要小隊レベル0
車両購入費(SL)1,874,900
レベルエース化(GE)780
プレミアム化(GE)9,700

報酬・修理

SL倍率2.4
RP倍率108.4
修理費用8

車両性能

項目数値
砲塔旋回速度(°/s)40.0⇒57.1
俯角/仰角(°)-10/20
リロード速度(秒)
(初期⇒スキルMAX)
6.5⇒5.0
スタビライザー/維持速度(km/h)二軸 / 75
車体装甲厚
(前/側/後)(mm)
133 / 60 / 32
砲塔装甲厚
(前/側/後)(mm)
139 / 120 / 13
重量(t)61.2
エンジン出力(hp)1,519
3,000rpm
最高速度(km/h)75/-42
視界(%)82
乗員数(人)4

武装

名称搭載数弾薬数
主砲120 mm M256 cannon140
機銃12.7 mm M2HB machine gun1900
機銃7.62 mm M240 machine gun211400

弾薬*1

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

名称砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(kg)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m
120 mm
M256
M830HEATFS13.12.361140480
M830A1HEAT MP11.41.391410350
M829APFSDS4.27-1670469468463457451
M829A2APFSDS4.92-1680629628621613605
M908HE-OR11.41.391410300

装甲*2

分類場所位置対運動弾対化学弾
複合装甲車体正面400mm850mm
砲塔正面770mm1190mm
側面200mm300mm
複合スクリーン車体側面90mm270mm
防盾砲塔正面390mm570mm
分類場所位置材料装甲厚
ブローオフパネル車体後部均質圧延鋼装甲10~38mm
砲塔38mm
外部装甲車体側面均質圧延鋼装甲6.35mm

所有能力

分類場所説明
発煙弾発射機砲塔向けた方向に煙幕を展開する
所持数16個 消費2個

搭乗員機能

砲手代行装填手代行操縦手代行
車長

防護装置

APS解説ページを開く

モデル分類場所水平範囲(°)*3垂直範囲(°)*4
AN/VLQ-8Aソフト砲塔-40°/+40°-10°/+10°
クールタイム(s)反応速度(ms)*5迎撃速度(m/s)*6対応弾種*7フレア(個)*8
---SACLOS-

車両改良

武器庫

Level名称購入費(SL)
15迫撃砲52,000
曳光弾ベルト
リロードシステム
20大口径62,000
装甲貫通ベルト
濃煙
25発煙弾73,000
ステルスベルト
発煙弾

迷彩

展開
森林
[添付]
条件ナシ
森林
[添付]
条件プレミアム化

研究ツリー

前車両M60A3 TTS
次車両-

解説

特徴

--加筆求む--

 

【火力】
主砲は長らく使われてきたM68砲ではなく、待望の120mm M256砲へと変更され、最大貫徹力は629mmで装填速度は5.0秒の手動装填。俯角は-10°で砲旋回速度は57.1°/s。貫徹力・取り回し共に高水準。

  • 【弾薬性能】
    貫徹力629mmのAPFSDSに3種類の異なるHEATFSを使用できる。機銃は安心と信頼のM2ブローニングと7.62mm M240。
    各弾薬の解説
    M829A2(APFSDS)
    初の貫徹力600mm超えAPFSDSで60°傾斜への貫徹力も364mmと非常に高く、弾頭重量も4.92kgと実用上全く困ることが無い。しかし弾速は1680m/sと同口径の中では少し遅い。
    M830A1(HEAT MP)
    M830より貫徹力と炸薬量で大きく劣るものの、VT信管が付いており、解除距離200m・作動半径10mとなる。弾速が1410m/sと低空飛行してる航空機等に使用する。
    M908(HE-OR)
    同じくM830に貫徹力と炸薬量で大きく劣るものの、信管感度が5mmと鈍く、柵やサイドスカートなどで発動しない様になっている。
    M829(APFSDS)
    初期弾の貫徹力469mmのAPFSDS。A2と比べると貫徹力が物足りなく感じるが、Leo2A4や96式A型など格下のAPFSDSよりは高く十分通用する。
    M830(HEATFS)
    ドイツのDM12A1より炸薬量が多いが、MBTに対してはほとんど通用しない。
     
  • 【砲駆動機構】
    主砲は変わったが取り回しには変化が無く依然として優秀。砲旋回及び昇降で困ることは無く俯角も-10°取ることが可能。
     
  • 【装填速度】
    装填速度は5秒と変わらずだが口径の拡大に伴って一次弾薬庫数が17発へと減少し、継戦能力は低下している。
     

【防御】
M1と基本構造は同じだが、砲塔の防御力が大きく向上しハルダウンでは高い信頼性を発揮する。

  • 【装甲配置】
    展開

    [添付]
    車体は何も変わらず対KE*9約400mm・対CE*10約850~1050mmで上部の跳弾も改善されていないが、砲塔防御力は対KEが3BM60(貫徹580mm)の場合右側680mm・左側760mmにまで向上し、正面であれば貫徹されることはない。しかし着弾点が30°~50°の場合は角度が相殺され貫徹を許すことがある。
    対CEも両側1000mmを超え、特に右側であればBMP-2Mの貫徹力1200mmの9M133を防げる事もある。

    弱点は変わらず防盾・砲旋回装置で、大きく浮いてる上に目立つため貫徹されれば砲塔内が全滅することも珍しく無い。

     
  • 【携行弾数】
    砲塔後部に収まる22発。砲塔後部には35発まで収める事が可能。割合はAPFSDS20発・HEAT2発が主流な模様。
    弾薬配置
    [添付]
    配置弾薬満載123
    弾薬40発23発6発1発
     
  • 【防護装置】
    発煙弾発射機は2×6→2×8回分に増加し、継戦能力が増加している。また砲塔右側天板にT-90Aと同じソフトキル型*11APSのAN/VLQ-8Aが装備されている。
    AN/VLQ-8A

    水平±40°×垂直±10°の範囲でSACLOS誘導方式の*12のATGMを妨害することが出来る。ただし東側で広く用いられるビームライディング*13方式や、二波長赤外線誘導にIRCCMを持つTOW-2/2A/2BやRB 56 BILL IIなど、このRank帯のATGMの大半を無効化することが出来ない。

     

【機動性】
IPM1から5.2t増加したが気になる低下は無い。最高速度が75km/hに低下したが逆に最高速状態でもスタビライザーが機能するため行進間射撃が行いやすくなった。

 

史実

クリックで解説文

小ネタ

クリックで展開

・他国戦車と比較して特徴的なのが砲塔上に機銃を2丁装備している点だが、これは開発担当者のウィリアム・ロバートソン・デソブリー将軍が第二次世界大戦における自らの戦訓を元に装備を進言したもの。車長が前方及び右側面を、装填手が後方及び左側面を、分担して機銃を使用し警戒することで戦車の生存性を高めることを目的とした。この機銃の複数装備は功を奏し、イラク戦争時には市街戦において複数装備された機銃が歩兵に対し威力を発揮したという。ちなみにとあるM1の戦車兵は、車載機銃を撃ち尽くしてしまったために弾薬箱を接近してくる敵兵に投げつけて転倒させ、射殺したらしい。

・世界の戦車でも有数の防御を持つと言われるM1 エイブラムス。湾岸戦争で、敵地で泥穴にはまり、イラク軍の3両のT-72(モンキーモデル(劣化版))に遭遇。しかし動けない状態で被弾しながらもほぼ無傷で圧勝し、その後放棄された同車をM88装甲回収車2両で引き上げようとするも失敗し、やむを得ず同型車が主砲を撃ち込んだ。しかし、のちに3両目のM88の到着により回収したところ、まだ動作が可能な状態であり、同車は砲塔を交換しまた戦場に復帰したという逸話がある。

・エイブラムスのエンジンはガスタービンエンジンだが同世代にあたるレオパルト2などの主力戦車は燃費と馬力に優れ、引火性の低くて戦闘時のリスクが少ないディーゼル燃料を使用するディーゼルエンジンを使用している。ガスタービンエンジンとディーゼルエンジンの違いは、ざっくりと言ってしまえばガスタービンエンジンは飛行機で言うジェットエンジンやターボプロップエンジンでディーゼルエンジンは飛行機で言うレシプロエンジンである。この理論で言えば無論燃費で優れるのはディーゼルエンジンである。その一方でガスタービンエンジン確かに燃費は悪いが一定の発火点を持つ燃料さえあれば、航空機用のジェット燃料であろうがガソリンであろうが勿論ディーゼル燃料も使用できる。つまり燃費が悪ければ補給が一定が高くても絶えず補給線を確保する必要があるように思われるが、万が一それらが途絶えても現地で手に入る燃料さえあれば、少なくとも動かすことができるという理論である。中東やアフリカなどの過酷な環境で活動するアメリカにとっては必要不可欠なものであることがわかる。

・本家(WarThunder)のM1A1 HCにはM829A2は無く、M829A1が存在する。

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

WarThunder非公式Wiki

 

公式Devログ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

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*1 爆薬量はTNT換算
*2 対125mm 3BM60
*3 センサー、ランチャーを含む最大範囲
*4 センサー、ランチャーを含む最大範囲
*5 迎撃に移る時間
*6 迎撃可能な速度
*7 迎撃可能な種類
*8 迎撃可能な回数
*9 対運動弾 APFSDSなど
*10 対化学弾 HEATFSなど
*11 ジャミングなどにより対戦車ミサイルの誘導を妨害するもので、物理的にミサイルを破壊するものはハードキル。詳しくはAPSの解説ページへ。
*12 目標に照準を合わせ続ける誘導方式のこと
*13 レーダーやレーザービームを用いて目標に誘導する方式