アメリカ RankⅩI 中戦車 M1A1 Abrams Heavy Common
概要
Update 1.17 “Freedom Fighters”にて実装された。陸軍‐海兵隊部品共通化プログラム受けたM1A1であり、M1A2と同等の性能を有する。またAN/VLQ-8A ソフトキルAPSを装備
機体情報(v1.17.1.14)
必要経費
| 必要小隊レベル | 0 |
|---|---|
| 車両購入費(SL) | 1,874,900 |
| レベルエース化(GE) | 780 |
| プレミアム化(GE) | 9,700 |
報酬・修理
| SL倍率 | 2.4 |
|---|---|
| RP倍率 | 108.4 |
| 修理費用 | 8 |
車両性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 砲塔旋回速度(°/s) | 40.0⇒57.1 |
| 俯角/仰角(°) | -10/20 |
| リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX) | 6.5⇒5.0 |
| スタビライザー/維持速度(km/h) | 二軸 / 75 |
| 車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 133 / 60 / 32 |
| 砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 139 / 120 / 13 |
| 重量(t) | 61.2 |
| エンジン出力(hp) | 1,519 |
| 3,000rpm | |
| 最高速度(km/h) | 75/-42 |
| 視界(%) | 82 |
| 乗員数(人) | 4 |
武装
| 名称 | 搭載数 | 弾薬数 | |
|---|---|---|---|
| 主砲 | 120 mm M256 cannon | 1 | 40 |
| 機銃 | 12.7 mm M2HB machine gun | 1 | 900 |
| 機銃 | 7.62 mm M240 machine gun | 2 | 11400 |
弾薬*1
| 名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | ||||||
| 120 mm M256 | M830 | HEATFS | 13.1 | 2.36 | 1140 | 480 | ||||
| M830A1 | HEAT MP | 11.4 | 1.39 | 1410 | 350 | |||||
| M829 | APFSDS | 4.27 | - | 1670 | 469 | 468 | 463 | 457 | 451 | |
| M829A2 | APFSDS | 4.92 | - | 1680 | 629 | 628 | 621 | 613 | 605 | |
| M908 | HE-OR | 11.4 | 1.39 | 1410 | 300 | |||||
装甲*2
| 分類 | 場所 | 位置 | 対運動弾 | 対化学弾 |
|---|---|---|---|---|
| 複合装甲 | 車体 | 正面 | 400mm | 850mm |
| 砲塔 | 正面 | 770mm | 1190mm | |
| 側面 | 200mm | 300mm | ||
| 複合スクリーン | 車体 | 側面 | 90mm | 270mm |
| 防盾 | 砲塔 | 正面 | 390mm | 570mm |
| 分類 | 場所 | 位置 | 材料 | 装甲厚 |
| ブローオフパネル | 車体 | 後部 | 均質圧延鋼装甲 | 10~38mm |
| 砲塔 | 38mm | |||
| 外部装甲 | 車体 | 側面 | 均質圧延鋼装甲 | 6.35mm |
所有能力
| 分類 | 場所 | 説明 |
|---|---|---|
| 発煙弾発射機 | 砲塔 | 向けた方向に煙幕を展開する 所持数16個 消費2個 |
搭乗員機能
| 砲手代行 | 装填手代行 | 操縦手代行 | |
|---|---|---|---|
| 車長 | ◯ | ✕ | ✕ |
防護装置
車両改良
| Level | 名称 | 購入費(SL) |
|---|---|---|
| 15 | 迫撃砲 | 52,000 |
| 曳光弾ベルト | ||
| リロードシステム | ||
| 20 | 大口径 | 62,000 |
| 装甲貫通ベルト | ||
| 濃煙 | ||
| 25 | 発煙弾 | 73,000 |
| ステルスベルト | ||
| 発煙弾 |
迷彩
研究ツリー
| 前車両 | M60A3 TTS |
|---|---|
| 次車両 | - |
解説
特徴
--加筆求む--
【火力】
主砲は長らく使われてきたM68砲ではなく、待望の120mm M256砲へと変更され、最大貫徹力は629mmで装填速度は5.0秒の手動装填。俯角は-10°で砲旋回速度は57.1°/s。貫徹力・取り回し共に高水準。
- 【弾薬性能】
貫徹力629mmのAPFSDSに3種類の異なるHEATFSを使用できる。機銃は安心と信頼のM2ブローニングと7.62mm M240。- M829A2(APFSDS)
- 初の貫徹力600mm超えAPFSDSで60°傾斜への貫徹力も364mmと非常に高く、弾頭重量も4.92kgと実用上全く困ることが無い。しかし弾速は1680m/sと同口径の中では少し遅い。
- M830A1(HEAT MP)
- M830より貫徹力と炸薬量で大きく劣るものの、VT信管が付いており、解除距離200m・作動半径10mとなる。弾速が1410m/sと低空飛行してる航空機等に使用する。
- M908(HE-OR)
- 同じくM830に貫徹力と炸薬量で大きく劣るものの、信管感度が5mmと鈍く、柵やサイドスカートなどで発動しない様になっている。
- M829(APFSDS)
- 初期弾の貫徹力469mmのAPFSDS。A2と比べると貫徹力が物足りなく感じるが、Leo2A4や96式A型など格下のAPFSDSよりは高く十分通用する。
- M830(HEATFS)
- ドイツのDM12A1より炸薬量が多いが、MBTに対してはほとんど通用しない。
- 【砲駆動機構】
主砲は変わったが取り回しには変化が無く依然として優秀。砲旋回及び昇降で困ることは無く俯角も-10°取ることが可能。 - 【装填速度】
装填速度は5秒と変わらずだが口径の拡大に伴って一次弾薬庫数が17発へと減少し、継戦能力は低下している。
【防御】
M1と基本構造は同じだが、砲塔の防御力が大きく向上しハルダウンでは高い信頼性を発揮する。
- 【装甲配置】
- 【携行弾数】
砲塔後部に収まる22発。砲塔後部には35発まで収める事が可能。割合はAPFSDS20発・HEAT2発が主流な模様。[添付]配置弾薬 満載 1 2 3 弾薬 40発 23発 6発 1発 - 【防護装置】
発煙弾発射機は2×6→2×8回分に増加し、継戦能力が増加している。また砲塔右側天板にT-90Aと同じソフトキル型*11APSのAN/VLQ-8Aが装備されている。
【機動性】
IPM1から5.2t増加したが気になる低下は無い。最高速度が75km/hに低下したが逆に最高速状態でもスタビライザーが機能するため行進間射撃が行いやすくなった。
史実
小ネタ
・他国戦車と比較して特徴的なのが砲塔上に機銃を2丁装備している点だが、これは開発担当者のウィリアム・ロバートソン・デソブリー将軍が第二次世界大戦における自らの戦訓を元に装備を進言したもの。車長が前方及び右側面を、装填手が後方及び左側面を、分担して機銃を使用し警戒することで戦車の生存性を高めることを目的とした。この機銃の複数装備は功を奏し、イラク戦争時には市街戦において複数装備された機銃が歩兵に対し威力を発揮したという。ちなみにとあるM1の戦車兵は、車載機銃を撃ち尽くしてしまったために弾薬箱を接近してくる敵兵に投げつけて転倒させ、射殺したらしい。
・世界の戦車でも有数の防御を持つと言われるM1 エイブラムス。湾岸戦争で、敵地で泥穴にはまり、イラク軍の3両のT-72(モンキーモデル(劣化版))に遭遇。しかし動けない状態で被弾しながらもほぼ無傷で圧勝し、その後放棄された同車をM88装甲回収車2両で引き上げようとするも失敗し、やむを得ず同型車が主砲を撃ち込んだ。しかし、のちに3両目のM88の到着により回収したところ、まだ動作が可能な状態であり、同車は砲塔を交換しまた戦場に復帰したという逸話がある。
・エイブラムスのエンジンはガスタービンエンジンだが同世代にあたるレオパルト2などの主力戦車は燃費と馬力に優れ、引火性の低くて戦闘時のリスクが少ないディーゼル燃料を使用するディーゼルエンジンを使用している。ガスタービンエンジンとディーゼルエンジンの違いは、ざっくりと言ってしまえばガスタービンエンジンは飛行機で言うジェットエンジンやターボプロップエンジンでディーゼルエンジンは飛行機で言うレシプロエンジンである。この理論で言えば無論燃費で優れるのはディーゼルエンジンである。その一方でガスタービンエンジン確かに燃費は悪いが一定の発火点を持つ燃料さえあれば、航空機用のジェット燃料であろうがガソリンであろうが勿論ディーゼル燃料も使用できる。つまり燃費が悪ければ補給が一定が高くても絶えず補給線を確保する必要があるように思われるが、万が一それらが途絶えても現地で手に入る燃料さえあれば、少なくとも動かすことができるという理論である。中東やアフリカなどの過酷な環境で活動するアメリカにとっては必要不可欠なものであることがわかる。
・本家(WarThunder)のM1A1 HCにはM829A2は無く、M829A1が存在する。
外部リンク
コメント
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