グリッチとテクニック

Last-modified: 2024-01-01 (月) 23:18:11

グリッチとグリッチっぽいもの全般の紹介・解説。

グリッチと非グリッチの分類は、SRCのGlitch Guideを元にしています。
(TDO Glitchless, Any%(TG Rules) を走る場合以外、特に気にしなくてよいと思います)

グリッチ

スクリーンスクロール/ブロッククリップ/ラダークリップ (Block clips/Screen scrolls)

スクリーンスクロール

  • 解説動画
    【初代ゼルダ】グリッチ&テクニック解説 #1 スクリーンスクロール
    ↑にほぼ全ての情報が入ってますが、文字で読みたい人はこちらへ

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    • 概要(画面右端からスタートの場合)
      1.画面端から決まった距離に右向きに立つ(特定の1pxのみ、リンクのポーズが2通りあるので注意)
      2.上か下に1フレームだけ十字キーをタップ(進行方向と垂直に入力)
        1,2どちらも成功すると、リンクが全く移動せずに振り向く
      3.右に歩く
      画像は redcandleの"Screen Scroll"の項目も参照。参考画像あり。 → red candle
    • 十字キー1フレーム入力のやり方は人それぞれ。
      上から一瞬だけタップする、十字キーの端をはじく、人によっては右手でやる、etc…
    • 失敗している場合、
      • 1Fタップの後、リンクが横に動いてしまう→画面端に近づきすぎの場合に発生しやすい
      • 1Fタップの後、リンクが上or下に移動してしまう→2F以上入力している
      • 失敗したら、画面端から2マス程度離れてからやり直す必要がある。
        ずっと画面端にいたままだと、位置合わせや入力が正しくてもスクリーンスクロールは失敗する。
    • 補足
      • 画面左端スタートの場合
        • 位置合わせは2pxの猶予がある。 ★TODO:画像
          画面内側の1pxは剣を振ることもでき、1F入力のかわりに、
          剣を振ったときの硬直中に上か下に入力することで振り向くことも可能。
          画面外側の1pxでは剣が振れず、1F入力が必要。
      • 画面上端or下端スタートの場合(アイテム欄を歩く)
        • 画面上部のアイテムやマップの表示部分に入り込むことができる。
        • アイテム欄の地形は、現在いる画面の上部5列とほぼ同じ地形をしている。
          また、リンクが横向きのときはアイテムや剣を使うことができるが、縦向きでは使えない。

★TODO:位置合わせサンプル画像

ブロッククリップ

ラダークリップ

スクリーンスクロール系補足

  • 3点ともRed Candleにも解説・参考画像あり。
    リンクの立ち位置の確認に。
  • ★TODO: プラロム使用時の座標

キードアグリッチ(Key Door Glitches)

  • レベル1の最初の部屋の上は鍵扉になっている。
  • が、レベル1に入った最初の部屋からすぐ外に出て、そのまま再入場すると、最初の部屋の上の扉が開く。
    • 他にも鍵を不正に開けるグリッチは存在するが、RTAでは上記以外ほぼ使用されていない → Khananakey, Pirouettes

バイトストレージ(Bait Storage)

  • 1QL7, 2QL3/L8にお腹を空かせたゴーリアが存在するが、
    敵のエサ(肉)を渡す瞬間にUp+Aすることで、ゴーリアはいなくなり、かつエサをキープすることができる。
    • RTAで利用価値があるのは、2nd QuestでL3マジカルブーメランとL8マジカルキーが両方必要な場合くらい
    • 通称「ゴーリアに虚無をあげる」

ルーコーダ(Wrong Warps, such as Roocorder)

  • 手順
    • 屋外のいかだの桟橋と同列左側にブロッククリップする(リンクが海の上にいる状態)
    • →その状態で笛を吹き竜巻に乗ると、竜巻で移動中にいかだを起動する
    • →本来の笛の移動先の1画面左、1画面上 にワープする。
  • ワープ先のうち、RTAで特に実用性が高いのは以下
    • L4へのワープ →ブルーリングとエサのショップ
    • L7へのワープ →墓場(マジカルソードの1画面下)
    • L6へのワープ →2Q手紙(2QL9の近く・1QL6の左上)
  • 以下RedCandle Recorder Wrong Warping 邦訳
    • Fiskbit 技術的なことについて:
      「いかだ」と「つむじ風」の両方がリンクの方向を決める。
      リンクは2番目にイカダに拾われるので、彼の方向は上に設定され、スクロールの方向が決まる。
      つむじ風の中にいるため、笛の目的地(目標レベルから1つ左の画面)がスクロール元画面として使われ、いかだからの方向が彼を上にスクロールさせる。
      面白い事実:つむじ風といかだの両方がリンクの位置をコントロールしている。
      つむじ風はXの位置だけを変え、いかだはYの位置だけを変えるので、リンクは両方に運ばれながら斜めに移動することになる。
    • Eunos:時間短縮のためにルーコーダーに必要な実行と、現在のWRルート戦略を適切に実行した場合の比較。https://youtu.be/MJ7HDzrUUrk

非グリッチ→別ページに詳細記載

  • 10カウントボム・16妖精
     → アイテムドロップ仕様
  • L2マスターゴーリアから爆弾を出す
    MMG/Money Making Game
    トライコーダ
    ACE 任意コード実行
    Luck Manipulation / 3rd manip
     → その他

RTAでほぼ使用しないグリッチ

Pirouettes(ダンジョン入口鍵開け)

  • キードアグリッチの別名。(Pirouettes = バレエなどで、つま先立ちで素早く回転すること)
  • RTAでは1QL1最初のドア以外ではほぼ使用されていないが、ランダマイザーでは多用されている。(ダンジョンが新規生成され、かつ鍵や爆弾が貴重なため)
  • 以下、Order of the Ateの内容の翻訳 ソース
    • ダンジョンから一度出て、再び入ることで、ゲームを騙してドアを開けさせることができる。
      北側にあるドアや爆弾の壁は、ダンジョンから出てまた入るだけでよい。
      東西にある扉や爆弾の壁は、画面を左右に遷移してからダンジョンに入り直す必要がある。
      (ランダマイザーの)スタートシャッフルが有効な場合、新しいダンジョンでピルエットをすると、入った場所の向かい側の扉/壁が開く。他の扉/壁は先述の通りに開く。 ★TODO:確認

Khananakey(ダンジョン内部鍵開け)

  • 鍵を持っていない状態のときに、ダンジョン内の鍵を不正に開けられるケースがある。
  • 以下、Order of the Ateの内容を翻訳 ソース
    • Khananaphoneによって発見されたこのトリックは、鍵がない場合に鍵のかかったドアを通り抜けるためのトリックだが、うまくセットアップする必要がある。
      部屋にシャッタードアがあること。
      1体を除くすべての敵を倒す。
      通り抜けたい鍵付きドアのそばに立つ。
      最後の敵を倒し、敵が瀕死の状態で、鍵のかかったドアに入る。
      シャッタードアが開く瞬間、鍵のないドアを通り抜けることができる。
      ダークナッツやブルーウィズローブなど、特定の敵や装備では、このトリックが非常に難しくなる。
      ボムウォールでも可能だが、必要な場所を歩くのに時間がかかるため、セッティングは非常に難しいが、ボムウォールがあれば部屋に敵がいない状態でも挑戦できる。

訳注:
手持ちの鍵が0個であることも条件なので注意。 ★TODO:爆弾壁はどうか??確認
最後の敵を倒すときは、爆弾を使うと、敵を倒すまでにドアに移動する時間の猶予を多少つくれるのでやりやすい。

体力全快でゲームを再開する

  • 妖精の泉での体力回復のエフェクト(ハートが増えていっている間)のあいだに、
    メニューを開いてUp+A ContinueまたはSaveすると、1回だけスタート地点から体力が全回復した状態でゲームを再開できる。
    (体力回復中の状態をゲーム開始時まで持ち越してく感じ)
    ランダマイザーで大きいダンジョンを探索する前などに便利。
    • グリッチに分類されているかは不明
    • 体力が回復しきっている状態だと再現しないので、ある程度体力を減らしてから妖精の泉に行くとよい。

その他資料