環境とバージョン

Last-modified: 2023-12-02 (土) 16:00:10

ゲームのバージョン差異と推奨プレイ環境

結局どれで遊べばいいの?(簡易版)

  • ふつうに遊びたい → どれでも
  • RTAを手軽に始めたい → Switch(SwitchOnlineのNES版)
  • 遅延が少ない環境が手軽に欲しい or FC実機がある → FC版ロム+ファミコン実機
  • ゲームを壊して即クリアしたい → こちらを参照
  • ランダマイザー・ロムハックを遊びたい → こちらを参照
  • No Up+Aカテゴリをガチで走りたい → NES版ロム + NES-FCコンバータ + FC実機 など

バージョン

NES版・FC版・FDS版 の3種類が存在する。
移植版はすべて、この3種のいずれかに準拠している。

NES版(海外版・英語)

  • 海外版。英語なのはこの1種類のみ。
  • SRCのメインカテゴリ2種のみ海外版限定。(Any% No Up+A, 100% No Up+A)
  • SwitchOnline環境があれば、追加料金無しで簡単に入手可能(詳細後述)

FC版(ファミコンロム・日本語)

  • NPCのセリフの文字数がNES版より少なく、その分だけ時間が短縮される。
    NPCのセリフ以外はNES版と差異なし。
  • Any% No Up+A, 100% No Up+A, ACE 以外のメインカテゴリでは最速
  • CategoryExtensionsでは、NPCのセリフの長さの差分相当のタイム調整が入るので注意(メインカテゴリは調整無し)
  • 日本語の移植版で、ゲームのタイトル画面が「ゼルダの伝説1」(最後に「1」がつく)であればFC版。
    「1」がついてないのはFDS版。

FDS版(ディスクシステム・日本語)

  • ロードが遅い。基本的にRTAには非推奨。
  • ロードの遅さはSwitch Online日本語版等の移植版でも同様。
  • ACE(任意コード実行)はFDS版と一部のFDS版移植のみで可能。
  • 拡張音源を使っており、音が良い。

Switch Online版(FDS/NES)について

  • 日本語→FDS版 海外→NES版 が遊べる。
  • SwitchでRTAを走る場合はNES版一択。NES版限定カテゴリも手軽に走れる。(FDS版はロードが遅いため非推奨)
    Switch Online加入済のアカウントがすでに1つあれば、追加課金も不要。
  • NES版の導入手順
  • 実機との違い
    • ACE(任意コード実行):不可
    • ハードリセットを使用した複雑なMMG(Money Making Game):困難。物理リセットボタンがないため。
    • 実機と比べると少々遅延がある
      上記を除き、一通りのグリッチやテクニックが使用可能、NES版なら大半のカテゴリに対応できる。
      実機環境やNES版ロムは欲しくなったときが買い時。RTA開始時に急ぐ必要はないと思います(個人の意見)

移植版を含む各ハードについて

  • 日本語版移植は基本的にFDS版準拠、携帯機のみFC版準拠。
  • 海外版移植は確認済のもの以外記載していない。
ハードバージョン備考
FDSFDSディスクシステム版。日本語。詳細はバージョン 参照
FCFCファミコンカートリッジ。日本語。詳細はバージョン 参照
NESNESNESカートリッジ。英語。詳細はバージョン 参照
GBAFCファミコンミニシリーズ。2PコンがないかわりにSelect+上でUp+A操作ができる。マイク操作可否は不明。
移植時の画面の解像度・アスペクト比等の調整の都合か、画面端が見切れているなど、原作と同等の画面表示ができない模様。
GCFDSGCゼルダコレクション版。日本語のみ。入手難易度が高い。
GC?GCどうぶつのもり版。正規で開放不可能。。
Wii,WiiUFDSバーチャルコンソール版。現状では新規購入不可。
3DSFCバーチャルコンソール版。現状では新規購入不可。3DS本体へのマイク入力が使用可能。
GAME&WATCHFDS/NESFDS版とNES版が1台で遊べる携帯機。キャプチャ環境が無い、操作性が悪い。
ニンテンドークラシックミニFDSニンテンドークラシックミニのファミコン(ミニファミコン)。
FDS版が収録されている。入手困難、コントローラが小さい。
NES Classic MiniNES上記のNES版。偽物が多いらしく中古購入時には注意。コントローラはNES原寸大。
ニンテンドークラシックミニシリーズと同じツールで吸出しが可能。
吸出し後、ランダマイザーやロムハックで使えることを確認済。内部バージョンはPRG0
SwitchFDS/NES2023年現在、実機以外では一番おすすめ
Switch Online版。FDS版とNES版。
NES版の導入が容易、Switch Special Editionもあり初心者の練習にも便利。
日本語版のマイク代替はZR+R or ZL+L

NES版について

  • NES版ロムで遊ぶ
    • NES版ロム + プレイ環境(吸出し機+エミュレータ、吸出し機+EverDrive+FC実機、NES-FCコンバータ+FC実機…等)
  • NES Classic Mini で遊ぶ
    • ニンテンドークラシックミニ(ミニファミコン)のNES版。同じツールで吸出しも可能。
  • どちらにしても、国内ではかなりいいお値段になっていることが多い。ebayなどで海外から取り寄せるのが無難。

エミュレータ

  • SRC上で一部エミュレータの使用が許可されている。使用可能なエミュレータは以下(SRCのRulesから抜粋)

    PC/x86 (Windows/MacOS/Linux/BSD): Mesen, Nestopia UE, puNES, Nintendulator, Bizhawk (Neshawk), higan, FCEU(X/mm)

    Mobile/ARM (Android/iOS): Nestopia as libretro core (e.g. Retroarch), Nostalgia.NES

  • SRCに記録申請する際は、投稿コメントに使用したエミュレータ、FPGA、またはRGB modを明記すること。
    コメントなし = 変更されていないオリジナルのハードとみなされます。

ランダマイザーやロムハックを遊びたい場合

  • NES版の吸出しが必須。(NESロム+吸い出し機 または NES Classic Miniが必要)
    • 2023/09現在、吸出し機はCartridge Reader(Save the hero Project)が定期的に生産されており、
      時間とお金は必要だが、入手しやすい。あわせてNES用のCatredge Reader専用アダプタも必要なので注意。
    • もしくはレトロフリーク(ただし、吸い出しツールは現在作者さんからの配布は無し・NES-FCコンバータも必要)
  • ランダマイザーの遊び方は こちら
  • ロムハックの遊び方は こちら