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Last-modified: 2009-12-11 (金) 16:36:53
 
 

Dr. Black and Dr. White

 
Character Profile
 名称:
  Dr. Black and Dr. White
 本名:
  Steve and Judy Barstow
 活動基盤:
  UNITY Headquarters
 Powers:
  Sorcery
 

 ピーナッツバターとジャム、クッキーとミルク、チーズとクラッカー(訳注:最初に原文がアップされた時はチーズとクラッカーの商品名が書いてあったのですが、訂正されたみたいです)のように、Dr. BlackとDr. Whiteはいつも一緒に出かけます。
 確かに、トランシルヴァニアへと二人は一緒に新婚旅行に行きました(これはおかしな話ではありませんね、本当に)。二人は、神秘的でオカルト的なものに好奇心をそそられましたが、本当の所、そういったものは全く信じていませんでした。純粋に学術的な興味だったのです。そして、結局、UCLAの文化人類学と民俗学の大学院生として、二人の新婚旅行について少々記したりもしたのです! 言わば、二人で一つ。学生予算では、それは非常に魅力的でした。
 SteveとJudyは、その後知られているように、期せずして地元民に拉致され、ある種の古代の悪魔の生贄にされました。幸運にも、悪魔は二人を一瞥し、「其は無用なり」と告げて消えてしまいました。
 地元民らが動揺し、自分たちが生贄にはならなかったことを知って、SteveとJudyは脱出を図り、一目散に家に逃げ戻りました。しかし、貧乏大学院生としての生活は、元には戻りませんでした。二人は他人のオーラを、時には思考さえも読み取ることが出来るようになっていました。神秘的なパワーが発現したことを自覚し(結局、二人は全ての徴候を確認するため学術的な訓練を確実に行いました)、二人は、研究の焦点をオカルト方面へ移すことを決めました。
 当面の間、二人はサンフランシスコを拠点とするウィザード、Eldritchに弟子入りし、そして故郷のLAがスーパーヒーローとしての二人を必要としているのだと考えました。
 残念ながら、最低で最悪のロサンゼルスの戦いは、自分達の手には負えないことがわかりました。しかし、二人は若干の調査を行い、UNITYこそ自分達の理想的な場所だと結論しました。二人は、その能力とバランスの取れた他のスーパーヒーローたちとチームを組むことができました。二人はメンバーとなることを志願し、すぐに承認されました。

 

About Dr. Black and Dr. White
 このスーパーヒーローカップルには、善と悪に対する強い意識があります。二人は喜んで犯罪と戦いますが、どちらも命を奪うようなことはしません。Judy、Dr. Whiteは、他者を殺すことで自分達の神秘のパワーが失われると信じてさえいます(「結局、あの悪魔が私たちを生贄としなかったのは、私たちの心が純粋だったからなのよ!」と彼女は言ったといわれています)。
 Steve、別名Dr. Blackは、神秘のオーラも神秘主義関係の秘密も全て大好きで、時々、状況のドラマをほんの少し誇張することで知られています(「退け、人間よ。我らの魔術を味わってみるつもりなら、貴様の精神は破壊されることになるぞ!」)。一方Judyは極めて現実的で、最愛の人のメロドラマ的に大袈裟な感覚からは、日頃から距離を置いているようです。
 二人は互いに愛し合っていて、チームメイトに向ける愛情はそれよりほんのちょっとだけ少な目です。Judyは特に、不器用な超天才のMentiacを社会生活に順応させようと努力しています。
 二人は素晴らしいペアです。願わくば、二人が決して離れませんように! それはお互いにとってとても危険なのですから。

 

Mentiac

 
Character Profile
 名称:
  Mentiac
 本名:
  Richard Burns
 活動基盤:
  UNITY Headquarters
 Powers:
  Gadgeteering
 

 Richardがミュータントであることは、彼が生まれた瞬間から明らかでした。その奇形的に巨大な頭蓋のために、出産の時は母親の命を奪うところでした。両親はどちらも平均より聡明というわけではなく、明らかに、彼の圧倒的な知性は遺伝によるものではありませんでした。そして両親はどちらも、幼い息子についていくことができませんでした。母親は息子の早熟さを非常に恐れ、彼が2歳になった後は、彼に対して何もしなくなりました。父親は、彼に愛情と指導を与えようと頑張りましたが、Richardの方があまりに優れていたため、全ては徒労に終わりました。
 カナダの報道関係は、しかし、最初から彼に好意を持っていました。彼らは小さな天才少年をMentiacと呼び、最新の物理学や文学理論、認知発達における彼の議論の場面を提示するのが大好きでした。彼が12歳になった頃には、自分の特許権料で生活の全てをまかなえる様になっていました。定期的に、様々な会社のコンサルタントとして働いていました。
 しかし、UNTILによって初めて、彼は真の天職を見つけました。18歳になった時、UNTILは彼に、自分達の(UNITYとして知られる)Superteamへの参加を要請しました;活動におけるブレーンになってほしかったのです。彼は喜びました。それは、自身の価値の正当性を証明するのと同じくらい、幾分ナイーブで理想主義的な彼自身を満足させました。
 スーパーヒーローチームは、Mentiacにとってかつての家族のように最も身近なものになり、彼らとその理想に対して情熱を注ぐようになりました。仲間のチームメイトたち、El Picaro, Dr. Black, Dr. Whiteの意見は、彼にとって世界を意味します。

 

About Mentiac
 彼は、これまでに生を受けた者の中でも最高レベルの天才の一人であり、そして人類にとって幸運なことに、彼は善の側にいます。彼は自身の非凡な知性を疑ったことはありませんが、人としての価値については疑問を持っています。子供の頃、母親に完全に拒絶されたことは彼に深い傷痕を残しましたが、それを人前で認めることはないでしょう。しかし、彼はUNITYで家族を見つけ、癒され始めています。
 Mentiacは時折恐ろしい頭痛に襲われますが、現在のところ、誰もその理由を明らかにできていません。彼はまた感覚のオーバーロードに弱く、既に超高速稼動している頭脳(superclocked brain)が過剰処理になって気を失うことがあります。

 

Kodiak

 
Character Profile
 名称:
  Kodiak
 本名:
  John Cowens
 活動基盤:
  Millennium City
 Powers:
  Might
 

 ミネソタ州マンケートの母子家庭に生まれたJohn Cowens(別名Kodiak)は、今ではFBIの最高の特別捜査官の一人です。
 Kodiakは最初から目立っていました。彼の成長は友人達よりも早く、他の男の子たちが、女の子全員がCootiesを持っているわけではないと気づいた頃には、彼の身長は6フィートに達していました(訳注:Cootiesは想像上の病気/微生物。米国の男児は、女児に触るとCootiesに感染する、と考えるようです(地方によって違うのか、男女に関係なく、日本の小学生などの言う「誰々菌」みたいな扱いの場合もあるみたいです)。この考えから卒業するのはいつ頃か明確ではありませんが、多分第一次性徴の終わり頃、小学校高学年くらい?)。彼はまた成長すると全身が剛毛で覆われ、厚く黒い爪が伸びました。自分が他人よりも頑強であることを理解したKodiakは、警察の一員になることを決意し、その強さを良い事に役立てました。
 時が経つにつれ、その才能はマンケートでは無用の長物であることがわかり、彼はより大きな都市へ、やりがいのある仕事を求めて旅立ちました。彼はFBIに入局し、州がスポンサーについたスーパーヒーローの一人になりました。最終的に、彼らはKodiakをMillennium Cityへ配属させました。
 人々を守ることに専念したおかげで、KodiakはChampionsのリーダーであるDefenderとすぐに親交を結ぶことになりました。彼は、Championsの活動だけでなく、それよりも名前の知られていないクライムファイター達の一部(彼らは常に厳密な意味で法律に従って行動しているわけではありませんが、常に自らの精神に従っています)の活動においても、信じられないくらいの支えになっています。

 

About Kodiak
 彼は巨大な熊のような男で、時にはこんな風に振舞います:気難しかったり、怒鳴ったり、威嚇したり。実際には、まるでテディベアのようです。このテディベアは戦いに身を捧げ、あなたは報いを受けるに値すると彼が考えたなら、途方も無い力と能力であなたの体を真っ二つに引き裂くでしょう。彼はまた、戦いの間あなたの傍らにいてくれる素晴らしい男でもあります。

 

Arvad

 
Character Profile
 名称:
  Arvad
 正体:
  King of Lemuria
 活動基盤:
  最新目撃場所はLemuria
 Powers:
  Mentalist
 

 不思議に思われるかもしれませんが、どのようにして不死のEmpyreanが、Lemurianが恐れる死の王になったのでしょうか?
 青春期のArcadiaから、成人期のLemuriaの王座への道のりは、魅力的でもなければ、賞賛に値するものでもありませんでした。
 彼は初代Empyrean King、Amlinの次男でした。落ち着きのない子供でした。癇癪を起こして、正当な取り分以上のものを欲しがり、堪え性がありませんでした。生来の魅力やカリスマが効果を発揮しなくても、その途轍もないメンタルパワーで自分のやり方を通すことができました。ほとんどのEmpyreanは、彼よりもずっと忍耐強くて気前が良かったので、Arvadのことを好意的に解釈していました。
 実際、他とはまるで違うEmpyreanはたった一人だけでした。彼の名はOgurnといいました。そして彼は、嫉妬と恨みでKing Amlinを殺した男でした。
 皮肉なことに、これが最終的にArvad自身のEmpyreanへの裏切りを引き起こすことになる出来事でした。Amlinの死後、Empyreanは、Arvadの兄であるHazorを次の王に選びました。当然、Arvadはその栄誉は自分に与えられるものだと思っていました。何世紀にも渡って、彼の恨みは募っていきました。
 数百年前、Arvadはアーティファクトを使用して自らのメンタルパワーを強化し、兄を半ば発狂させました。しかし、誰一人として、それが彼の仕業だと気づきませんでした。Hazorの怒りを鎮められるのはArvadだけのように思えましたので、Hazorは彼を摂政にしました。しかし結局Hazorの息子がArvadの裏切りを暴き、アーティファクトを強奪して、ArvadをArcadiaから追放することができました。
 Empyreanの王座を手に入れようとする終わり無き企てにおいて、ArvadはLemurianの王になることを決意しました。不死を求め続けるLemurianは、永遠を手に入れるためEmyreanに攻撃を仕掛けていました。彼はその知性で、自分は彼らの軍隊をさらなる脅威へと鍛えることができると結論付けました。メンタルパワーを用いて、彼は神秘的メカニズムであるBronze Kingを支配下に置き、玉座につきました。
 長年に渡り、彼はLemurian軍でEmpyreanを攻めましたが、成功することはありませんでした。かつてLemurianが知っていた古代魔法のことを思い出した彼は、より強力な武器を掘り出そうと、Bronze Kingに意見を聞き始めました。
 しかし、ArvadがBronze Kingの内にある意識群からLemurianのことを更に知るようになってから、奇妙なことが起こりました。彼らをより良く統治することに心を砕くようになっていったのです。ゆっくりと、ArvadはLemurianをどう導いていくかを学び、選ばれた人々に対して保護独占欲(protective possessiveness)を感じ始めていました。

 

About Arvad
 The Bleak Ones、かつてLemurianを支配した古き邪神たちは、Lemurianを悪夢に引きずり込むために舞い戻りました。そのような苦しみからLemurianを救おうと決意し、Arvadは彼らに反旗を翻しました。身勝手で乱暴な経歴を考えると奇妙な立ち位置にいますが、彼はLemurianが傷つけられることを許しません。
 あらゆる予測に反して、Arvadは邪悪と戦い始めたのです。

 

Ravenspeaker

 
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Character Profile
 名称:
  Ravenspeaker
 本名:
  Billy Edenshaw
 活動基盤:
  Canadian Wilderness
 Powers:
  Sorcery
 

 カナダの隔絶された村Niikwanに生まれ、Billy Edenshawはトリックスターの神Ravenの庇護の下で育ちました。
 2世紀の間、RavenはNiikwan村を、カナダの白人達が到来した影響から護りました。彼は人々を白人から隠し、白人の病が村に入るのを防ぎました。見返りとして、全てのNiikawan村の住人はRavenが信頼する者よりも白人全てを避け、またNiikawan村の住人は鴉を傷つけないようにと、彼は要求しました。その契約と引き換えに、惨死の神(the god of violent death)であるTax'etを村から追い払いました。
 Billy Edenshawは、Ravenが初めて信頼した白人で、ハイダ族(訳注:カナダの先住民族)を護った優しく親切な男の末裔でした。Billyは病弱な少年で、よく他の少年たちからからかわれていました。ある日、少年たちのグループが、高い樹の枝にとまっている巨大な白鷲を撃てるものならやってみろと彼を挑発しました。彼は貧弱すぎるし、そんな狙い方では絶対に出来るはずがないと連中は断言したのです。Billyは憤慨し、自分の手で証明してみせると固く決意して、鷲に石を投げつけました。石は鷲の頭に命中し、地面に墜としました。
 しかし、地上で、それは大鷲ではなく白い鴉であることがわかりました。実は、それはRavenだったのです。Tax'etから与えられた外套をまとっていました。長い間村への出入りを許されなかったことに怒ったTax'etは、一人の村人を騙して、鴉を決して傷つけないという契約を破らせようと考え、Ravenに外套を与えていたのです。
 Ravenは飛び立ちました、そう簡単に神を殺すことはできないからです、そして笑いました。「ああ、賢明なTax'etよ! 私はトリックに気づくべきだったよ。だが、新たな白い外套を着た私は元気そうに見えないか?」
 それにも関わらず、契約は破棄されていました。しかし、Ravenは完全にNiikwanを見捨てるつもりはありませんでした。代わりに、Billyの眼をついばみ、舌を引き抜いて、自分自身の眼と舌を与えました。
 Tax'etが村に入れるようになったことを知って恐怖を抱いたBillyは、急いで引き返し、すんでのところで、Ravenの声で挑戦の言葉を叫びました。
 Tax'etは挑戦を受けました。二人は格闘することになりました。Billyが勝てば、Tax'etは村をそのままにするでしょう。Tax'etが勝てば、……村はどうなるかまったくわかりません。
 Billyは機転を利かせて、Ravenに匹敵するようなトリックをひねり出し、召喚したSpirit BearにBillyの変装をさせて、Tax'etには強い酒を途轍もなく沢山飲ませました。村は救われました。しかし、Billyは村を去らねばならないことを理解していました。Tax'etは激怒し、復讐を誓っており、Billyのいる所は全て安全とは言えなくなるからです。
 こうして、Billyは村を出て、カナダのスーパーヒーローになったのです。

 

About Ravenspeaker
 Ravenの舌の才能から名付けられたRavenspeakerは、トリックスターの神とよく似ています。彼は安逸を非常に好みます--彼は好色漢で快楽主義者なのです。しかもなかなかの浮気者で、そういったことに関しては機会均等な男です。彼はトリックを使う(訳注:playing tricks。「悪戯をする」かも)のが好きで、単刀直入な戦いよりも、大抵は困難な状況を打破するためにトリックを使います。
 しかし、必要とあらば、彼はその神秘の能力を駆使します。Ravenspeakerは、本当は、道徳的な男です。彼の社交の作法は、多くの人々とは少々異なっています。彼はTax'etやその従者--従者とわかっているかどうかに関わらず--とは常に対立しています。彼はあらゆる種類の惨死と戦うのです。
 彼はまた心優しく、他のヒーローたちも快く支援します。彼らをからかったり、途中で馬鹿にしたりするかもしれませんが。

 

Prince Marus

 
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Character Profile
 名称:
  Prince Marus
 正体:
  Atlantean王位の後継者
 活動基盤:
  最新目撃報告はLemuria付近
 Powers:
  Super Strength
  Flight
  The Gift of Atlan
 

 彼は、統治するために生まれました。
 AtlanteanのQueen Maraと、その夫Prince Androsの最初の子供、Marusは、海底王国を統治する事の全てを学んで育ちました。王家が続く限り、彼は最も順応性が高く、外では自由奔放な王族の一人でしょう。彼はいつの日にか、自分の仕事が人民を護ることになると、常にわかっていました。しかし、彼はまた、その日が今でないことも知っていました。ですから、国政術と戦略の授業に専念しましたが、陽気で悪戯好きでもありました。
 そして、悲劇が襲いました。彼の父親が海底の地すべりで亡くなり、未亡人となった母親がただ一人王国の統治と、子供達の養育をしなければなりませんでした。Marusは自分が為すべきことをし、出来ることがあればいつでも母とその王族としての務めを手助けするようになりました。彼は、妹のThalassaが自分の殻に閉じこもっていることは理解していましたが、それに対してどうしていいか、あるいはどうすべきなのかさえわかりませんでした。おそらく、父の事を嘆き悲しむ時間が、少女には必要だったのでしょう。彼女は確かに、彼よりも神経過敏な所がありました。そこで彼は、彼女がそれを望んでいるだろうと考えて、彼女をそっとしておき、うまくいくように祈りました。
 増え続ける彼の責務の一つとして、Marusは地上世界への母親の外交訪問を始めました。母と妹のように、彼はGift of Atlanを持っており、これによって水から出ても安楽に生存することができました。そのため、彼は母のために、彼女の古い友人たちであるSentinelsを訪ねるのと同様に、国連会議にも出席するようになりました。
 結局Queen Maraは、MarusをMillennium CityのRavenwood Academyに入学させることにしました。これは、スーパーヒーローのための学校としては初めてのものでした。彼女は、Marusを統治者としてではなく、また怯えることなく、同等の者と見なしてくれる仲間たちがいることは、彼にとって良いことだと感じました。これが素晴らしい計画であることがわかりました。彼は同じスキルを持つ者に囲まれているうちに、Super StrengthとSuper Flight能力に目覚めました。Marusは、必要な時に彼と、そしてAtlantisに力を貸してくれるであろう、前途有望な数人のスーパーヒーローと友人になりました。
 しかし、彼が不在の間、妹にとって、物事は上手く運びませんでした。Thalassaは家庭教師のLibrarian Ikthosを殺してしまい、精神がおかしくなってしまったのです。Marusは母を慰め、Thalassaの捜索を手伝うために故郷へ帰りました。彼らは妹を見つけることができず、後に彼女が女スーパーヴィランStingrayになったことを知って愕然としました。彼は、自分は彼女を救うために何かできたのではないかと、不思議に思わざるをえませんでした。その疑問は彼につきまとい、彼女の為したあらゆる騒乱を一掃するために最善を尽くすよう促すのです。
 Marusは、Atlantisと地上世界の間の特使の任に戻りました。Sentinelsとの長年の親交のおかげで、彼はまたヒーローグループのパートタイムメンバーになりました。彼は何人かの有名人やスーパーヒーローとデートして、その全ては、人類のメディアによって徹底的に文書化されました。

 

About Prince Marus
 Prince Marusは、地上世界の住人の間ではスーパーヒーローですが、同様にAtlantean王位の後継者です。彼は自分の人生の多くのものに満足しており、二つの世界の間の架け橋として最善を尽くそうと決心しています。その知性と魅力、美貌のおかげで、地上世界の住人の間では信じられないくらいの人気者になりました。彼の妹が、卑劣な方法でトラブルを引き起こすでしょうが、彼女を食い止め、犠牲者に償うため、彼は最善を尽くすでしょう。

 

Celestar

 
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Character Profile
 名称:
  Celestar
 本名:
  Lonnie Lawrence
 活動基盤:
  Canadian Wilderness
 Powers:
  Energy
 

 Celestarは非常に長く、複雑な人生を送りました。彼は今日、そのEnergy Powerの性質によって、最も長命なスーパーヒーローの一人となっています。スーパーヒーローとしてのキャリアにおける初期の悲劇のために、Celestarもまた古典的な生存者の罪悪感に苦しんでいます。
 彼は1960年代初期にスーパーヒーローになりましたが、その時は、カナダの若き物理学の大学院生、Lonnie Lawrenceとして、北の最も偉大な霊、Landと対面しました。彼の中に眠るミュータントパワーを感じ取り、Landの霊は、もし太古の邪悪Kigatilikと戦うならば、その力を覚醒させようと申し出ました。
 Lonnieは深く考えもせずに同意しました。もちろん彼はスーパーヒーローになりたいと思っていましたし、崇高な行為を為したいと思っていました! もちろん彼は世界中を旅して、人々を救いたいと思っていました。それは博士資格審査の勉強をするよりもずっとエキサイティングでした。
 Landは、彼のStarsの力を覚醒させました。彼の眠れるEnergy Powerは、周囲の全てを燃え上がらせました。彼は宇宙線バーストを放ったり、光より速くテレポートしたり、あらゆる種類のダメージに耐えたりできました。
 Landは、彼と他の3人のスーパーヒーローを団結させました:Timberline、Bonne Vivian、Kivioqです。共に、彼らはMighty Canadiansとして知られるようになりました。彼らは、他の著名なカナダのヴィランと同様に、Kigatilikの従者たちと戦いました。Kigatilikとの最後の、宿命の対決で、彼らは獄Tombで太古の邪悪を罠にかけることができ、氷の監獄であるそこは奴でさえ逃れることが出来ませんでした。しかしそれには、大いなる犠牲が必要でした。全てのMighty Canadiansのうち、CelestarだけがTombから脱出しました。他の者は、監獄の中で氷漬けになりました。
 その後の年月を、Celestarは罪悪感に駆られて過ごしました。友人達はそうしなかったのに、なぜ彼は逃げてしまったのでしょう? そして、監獄の中でどうやって彼らが罠にかかったままにしたのでしょう? 彼は仲間たちを解放しようとしました。Landに道理を説こうとしましたが、Landは、彼らを解放する事はKigatilikを再び世界に放つことになると告げ、そして、彼らを解放しなかったのです。彼は妖術使いやスーパーヒーローたちに助言を求めましたが、誰も彼の仲間を解放することはできませんでした。
 彼はフラストレーションのために引き篭もり、反抗的になりました。メディアは彼の態度に苛立ち、チームメイトの失踪に彼が関与しているのかを疑い始めました。連中は、おそらく彼が仲間のMighty Canadiansを殺害したのではないかと疑っていました。フラストレーションが溜まって消耗し、彼は地球を離れて星々の世界へ旅立ちました。
 宇宙を旅した数年間、彼に何が起きたのかは、誰も正確には知りません。ただ、1980年代に、変化した彼は結局地球に帰還し、デトロイト近郊に定住しました。彼は新たな人生を歩み始めたのです。彼は恋に落ち、家族を持つようになりました。コミュニティカレッジで物理学を教えるようにもなりました。彼の人生はもはやスーパーヒーローとしてのものではなくなりましたが、犯罪との戦いは支援しました。以前の彼が決してとらなかった方法に基づいていました。残念ながら、プレスとの確執は続いていました。暴力組織のボスが地元の新聞に、Celestarが “アンチ・アメリカ”であるとの記事を掲載し、最近の犯罪的企みへの彼の干渉は頓挫しました。それはCelestarに対する一般市民の激しい抗議を引き起こし、彼はもはやDetroitでも歓迎はされませんでした。
 悲しい事に、それは大変な逆効果になりました。デトロイトがCelestarに支援を要請していたら、デトロイトの戦い(Battle of Detroit)は全く違う結末を迎えていたかもしれません。そのため、Dr. Destroyerが攻撃を開始した時、誰も彼に立ち向かうことができなかったのです。Celestarならば成算があり、戦いの趨勢を容易に、早期のうちに変えることができたかもしれません。ですが、彼は戦いの後半に合流し、街を救うためにその後何日もがんばりました。
 Celestarは デトロイトの戦い(Battle of Detroit)の余波の中、辛い仕事を強行しました。酷いPTSDが発症しました。1年と経たずに、彼は神経衰弱で倒れ、治療のために入院することになりました。
 回復するまでには何年もの時間と、大変な労力が必要でした。彼は、Mayte Sanchezのように、スーパーヒーロー活動が引き起こしうる精神的ダメージについて、そして回復のためのセラピーの必要性について公然と語りました。彼は教職とスーパーヒーロー活動に戻ることができ、再び最も著名なカナダ人スーパーヒーローの一人となりました。

 

About Celestar
 Celestarは徹頭徹尾スーパーヒーローです。時々、罪悪感から自分を非常に厳しい仕事へ向かわせます;仲間を失った悲劇は、彼の力量を示し、仲間を救えなかった償いをしなければならないと絶えず感じさせるのです。最近、彼の仲間たちが、実際は凍結しておらず、氷の地獄の中で苦しんでいることを知りました。仲間を解放したいという彼の死に物狂いの思いは、途轍もない大きさに膨れ上がりました。Kigatilikが再び逃走したことで、特に、彼はチームメイトを失ったことを更に苦々しく感じています。Kigatilikが自由に徘徊するならば、彼らの犠牲は無為なものになってしまうのです。

 

Mayte Sanchez

 
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Character Profile
 名称:
  Mayte Sanchez
 活動基盤:
  Millennium City
 Powers:
  Munitions and Martial Arts
 

 Mayte Sanchezの人生における決定的な瞬間の1つは、デトロイトの戦い(Battle for Detroit)の最中に起こりました。政府はスーパーヒーローを雇い、彼女はデトロイトには配置さえされませんでしたが、攻撃中に現場にいた最初のスーパーヒーローの一人でした。彼女は24時間連続で激しい戦いを続け、休み無しで、多数のDr.Destroyerの手下や仲間の逮捕を支援しました。その後の日々は、負傷した市民を発見して治療したり、最後までしつこく残っていたDestroyerの創造物を根絶したりすることに絶え間ない努力を続けました。この時、彼女は本当に街を護るのが自分の使命だと感じたのです。
 デトロイトがMillennium Cityとして再建されている間に、Mayte Sanchezは転居を申し入れましたが、それは驚くに値しないことでした。
 彼女は以前からスーパーヒーローだったわけではありませんが、以前から犯罪と戦う事に興味は持っていました。大学を出たての頃、複数の対犯罪組織からのアプローチがありました(彼女は犯罪学を専攻し、更に優れた運動能力がありましたので、大変注目を集めていました)。彼女はPRIMUSと契約しました。訓練の初期、PRIMUSは彼女をテストし、遺伝的にCyberlineプロセスへの非常に高い適応性を持っていることがわかり、Silver Avengers設立のために利用されました。これによって彼女は超効率的な代謝作用を得て、そして元々素晴らしかった戦闘能力が更にスピードアップしました。
 やがてMayteは、Millennium Cityの有名人になりました。彼女は地元警察の手助けをし、PRIMUSのプロジェクトに取り組み、そしてChampionsが必要とするなら、時には彼らに手を貸します。彼女はスーパーヒーロー活動と、市民を助けることにスリルを感じています。フリーな時間には、人跡稀な所や危険な場所で、スカイダイビングやクリフスケーリング、スキューバダイビングを楽しんでいます。ある意味では、昔ながらの非常にアクティヴな人物です。彼女はいつも活動的でいたいと思っていますし、大きなチャレンジを見つけたい、自分自身を超えたいといつも思っています。
 彼女は他のスーパーヒーローとも巧くやっています、彼らがプロフェッショナルな振る舞いをする限り。特にSapphireとは大親友です。二人でスパに行ってGirly Dayを過ごしたり、そして一緒に悪と戦ったりするのを楽しんでいます。
 彼女の夫もPRIMUSの一員ですが、マネージメントサイドにいて、彼女を安定させています。彼女が激し易い時、またスリルに富んだ冒険の後、彼は家の火を守り続け、帰るための安全な場所を彼女に与えています。二人はお互いのことが大好きですが、まったく違うタイプの人物です。
 しかし、Mayteにとっての人生は悪人退治と楽しいことばかりではありませんでした。彼女は、PTSDへの取り組みを公言した数少ないスーパーヒーローの一人です。Dark Seraphとの戦いの最中、その魔法のひとつによって、Mayteは罠に陥ちました。一時間以上にわたって、彼女の友人達は敵と戦っていたので、彼女は自分んが生き埋めにされ、もう逃げられないのだと感じていました。最終的にWitchcraftが魔法を解除できましたが、閉所狭所への恐怖はMayteの中に残りました。潜在的な恐怖を克服するために、Mayteにとっては何年もの時間と沢山の治療、大変な仕事が必要でした。それ以来、彼女は他のスーパーヒーローがそのトラウマに取り組むのを望んでおり、公然と自身の経験を語っています。

 

About Mayte Sanchez
 彼女は、あなたが出会う中でも最も道徳的で粘り強いスーパーヒーローの一人です。PTSDに関する自身の経験によって、親友のSapphireのようなより若いスーパーヒーローにとって、彼女は地に足のついた素晴らしい師匠です。彼女は近接戦が好みですが、必要に応じて様々な銃器を使います。彼女の能力は素晴らしいのですが、自分が与えられるダメージを過大評価する傾向があり、そのために時々窮地に陥ることがあります。

 

Gadget Boy

 
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Character Profile
 名称:
  Gadget Boy
 本名:
  Suzuki Katsoru
 活動基盤:
  Monster Island
 Powers:
  Gadgeteering
 

 Suzuki Katsoruはあなたより聡明です。
 実際、彼はおそらく誰よりも頭の回転が速いでしょう。少なくとも、彼はそう思っています。そして、彼は正しいのかもしれません。しかし変な奴ではありません。非常に礼儀正しく、有能です。マスコミ以外には。彼はマスコミがとても鬱陶しいと思っています。
 Suzukiは19歳くらいです。彼のやり方は、同じ年頃の誰よりも、教師の誰よりも、彼に資金提供する政府関係者の誰よりも聡明です。彼はまた両親よりも聡明で、それは少し悲しいことだと彼は感じています。それは彼が3歳の時明らかになりました。
 初めから、彼はGadgeteerでした。何でも作ることができました。5歳の時、Japanese Office of Paranormal Research and Public Defenseにロボティクスのサービスを提案しました。最初は、誰もが冗談だと思いました。彼が、巨大モンスターDrajaと戦うスーパーヒーローTestsurouninの支援のために専用のロボットを作ってから、彼らは再考しました。間もなく、OPRPDは彼にラボ、スタッフ、資金を与えました。
 年月を重ねるにつれて、SuzukiはGadget Boyとしてマスコミに知られるようになりました。少年期の初めの頃、素晴らしく完璧な創造物と、人々を守ることへの明白な献身とで、彼はマスコミのお気に入りになりました。しかし、彼自身のマスコミに対する態度は、決してポジティヴではありませんでした。
 感情表現や人付き合いはとりわけ苦手で、Gadget Boyはそいうったしがらみからも距離を置くようになりました。彼は自分の親友兼相棒ロボットを作り、Gokinと名付けました。Gadget Boyには、本当の仲間はいなかったのです。彼と同じ年齢、経験、レベルで、彼ほどの知性の持ち主はいませんでした。とても礼儀正しく、感じが良いのですが、技術研究以外には、誰とも、何ともかみ合うことがありませんでした。科学の栄光との比較では、マスコミは途方も無く間抜けなように見えます。何故連中は、彼がどう感じるか、あるいは誰とデートしているか(彼の気を惹くほど賢明な人物がどこにでもいるかのように!)ということを気にかけるのでしょう? マスコミはますます、彼は不機嫌であるか、横柄であると言い始めています。
 しかし、彼がほとんどつながりを感じる人物が一人います:Takashi Toru、Monster IslandでQularrのテクノロジーに取り組む主任研究員です。Takashiは、かつて彼自身天才的な子供であり、Gadget Boyと同様に、他の誰よりも多くのものを持っています。二人は、しばしば一緒に働いています。

 

About Gadget Boy
 Gadget Boyは、地球上で最も聡明で最も孤独な人間です。彼は絶対的なテクノロジー・ウィザードであり、献身的なスーパーヒーローです。
 この頃、彼がMonster Islandをうろつき、友人であり天才同士のTakashi Toruと、Qularrテクノロジーの解明のために働く姿を、あなたは頻繁に見るでしょう。

 

(訳注:これまでのProfileシリーズの文中では、フルネーム以外の場合は基本的にファーストネームで記述されていますので、今回もSuzuki、Takashiがファーストネームであると判断します。Katsoruの発音については未詳。カツォルとでも読むしかありませんが……)

 

Amphibian

 
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Character Profile
 名称:
  Amphibian
 本名:
  Geoffrey Lamb
 活動基盤:
  Vibora Bay
 Powers:
  Might
 

 子供の時でさえ、Geoffrey Lambは魚のように水が好きでした。彼は天性の、そして素晴らしいスイマーで、水泳クラブのコーチは、オリンピックでも勝てるかもしれないと考えていました。でもそれは全て、Geoffreyの人生が異常な迂回をするまでのことです。彼は9歳の時、両親と一緒にフロリダ沖で嵐に遭遇しましでした。彼らの船は転覆しました。その時Geoffreyの突然変異的な水のPowerが初めて発現し、彼は水中で呼吸できるようになりました。彼は両親を助けようとしましたが、それには非力すぎました。ショックとトラウマで、発見されるまでのほぼ丸一日、彼は転覆した船のそばから離れませんでした。
 水のスーパーヒーロー、Sea KingがGeoffreyを救出しました。Geoffreyがショックを受けている最中であっても、彼は少年がヒーローとなる可能性を見出していました--両親を失った事実から立ち直り、安全な環境でそのスーパーパワーを探求するチャンスを、彼が少年に与えるならば。そしてSea Kingは、秘密の正体であるビジネスマンRodger Brightとして、彼を養子にしました。
 Geoffreyは養父をとても慕うようになり、スーパーヒーローになるため切磋琢磨しました。Amphibianとして、密輸業者やVIPERエージェントと戦うSea Kingの仲間になりました。やがて、彼は小規模の犯罪と戦うことに不満を感じるようになりました。自分は世界をより良くできると感じていました。彼はSea Kinとこの問題について激しく言い争い、そして二人はパートナーシップを解消しました。しばらくの間、Amphibianは彼本来の道を見失っていました。彼は様々な環境グループと関わりのあるロサンゼルスに引越しました。彼はしばしばスポークスマンであり、時々研究に従事し、短期間には環境テログループの一員でもありました。彼は自分なりに世界を救う方法を探そうとしましたが、どれもまだすぐには動きませんでした。レポーターが彼の秘密の正体(同様にSea Kingの正体も)を暴き、環境テロに関与するAmphibianを報道しました。彼は人生の混乱の中で、酒に溺れるようになりました。どん底まで堕ちてしまったのです。
 彼はほとんど偶然、スーパーヒーローの心を取り戻す道を見つけました。彼が酒を買っていた酒店が強盗に襲われていました。彼はそれにほとんど背を向けましたが、その時、Sea Kingとチームを組んでいた頃は、決してそんな事をしなかったと気づきました。彼は強盗たちを捕まえ、警察へと引渡しました。
 それ以来、Amphibianは再びSea Kingと和解し、老いたヒーローが病院のベッドで逝去した時もそのそばにいました。彼はまた、記憶を失ったStingrayと偶然出会いました。二人は恋に落ち、海で喜びを分かち合い、一緒に人々を救い、悪と戦いました。二人は理想の恋人同士のようでした。もちろん、Stingrayが記憶と、自身の怒りと、傷ついた心の全てを取り戻すまでは。彼女は彼と戦い、心に傷を負ったAmphibianを残して姿を消しました。

 

About Amphibian
 Stingrayとの強烈な出会いの後、Amphibianは時々Sinclair Universityで特別講義をするためにVibora Bayに居を移しました。彼は今も、いつかまたStingrayと遭遇し、そして彼女をその苦悩から救う日があるかもしれないという希望を抱き続けています。
 彼は戦うことができ、大変強いのですが、平和的解決を望みます。彼は定期的に沿岸をパトロールし、船舶事故や嵐で危機に陥った人々を救助しています。自分の両親を救うことができなかった彼は、そうすることにいくらかの平穏を見出しています。

 

Kinetik

 
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Character Profile
 名称:
  Kinetik
 本名:
  Brendan Grant
 Superteam:
  The Champions
 活動基盤:
  Millennium City
 Powers:
  Superspeed
  Martial Arts
 

 Brendan Grantは、スーパーヒーローになるとは思ってもいませんでした。本当に、Championになるつもりなどありませんでした。
 彼はデトロイトの労働者階級の家庭に生まれました。彼の母親は、特に、良い大学に入学し良い暮らしができるようにと、一所懸命勉強を頑張るように言っていました。全て順調に進んでいるようでした。彼はミシガン大学に通うための、成績優秀者への奨学金を得て、そこで化学を勉強するつもりでした。彼がそのチャンスを得る前に、しかし、デトロイトの戦い(Battle of Detroit)が勃発しました(訳注:デトロイトもミシガン大学も共にミシガン州。ミシガン大学はアナーバー市に位置)。
 Brendanの両親はデトロイトの戦い(Battle of Detroit)の最中、子供達を避難させようとして死亡しました。二人はそれを成し遂げました。Brendanと弟、妹は生き延びました。しかし、両親がいなければ、幼い弟や妹を里子に出さねばなりません。Brendanは、そんなことをするつもりは毛頭ありませんでした。彼は大学での夢を諦め、Dew Chemicalsで仕事に就きました。彼は家族と一緒に暮らし、その給料で養いました。
 Dew Chemicalsにいる間は、偶々生物工学と化学の最先端となった優れた人物であるLuther Beckettの下で働くことができ、非常に幸運でした。Lutherは、優れたという評判通り、Brendanの可能性をすぐに認めました。彼は若者を面倒見るようになり、基本的にBrendanを弟子として扱いました。すぐに、BrendanはLutherの一番の側近になりました。
 Brendan Grantをスーパーヒーローに変えた事件は、ある夜更け、ラボで起こりました。近くのラボから出火し、非常に強力な混合ガスが様々な実験装置から流出しました。何が起きたのかBrendanが知った時には、彼はもう煙霧に晒されていました。
 Brendanが回復するまで病院で数日を要しましたが、その時彼は、かつて考えたこともなかったスーパーヒーローのような能力が自分に備わっていることを知りました。事故の際、彼の体に浸透した化学物質が、突然変異的な変質を引き起こしたのです。彼は超人的なスピードを手に入れました。途轍もなく素早く動けるだけでなく、常人以上の速度で思考することさえ可能でした。彼の体はまた、摩擦の危険性から自身を守る防護オーラをも発生させました。
 このようなスーパーパワーを持った彼の次の行動は、驚くには値しません。彼は自らKinetikと名乗り、スーパーヒーローとなったのです。彼の両親はデトロイトの戦い(Battle of Detroit)で命を落しましたが、彼と彼の兄弟を守ろうとしました。そして、無数のスーパーヒーローもそうしました;彼が生き残った唯一の理由は、それらに協力することだったのです。そして、彼は両親の先例に倣い、他人を守るために能力を使っています。彼は変質して以来、地元では有名なヒーローになりました。ほとんどの場合、彼は単独のヴィランか、小グループに立ち向かうようにしています。彼の多くの功績は、Championsの目に止まりました。

 

About Kinetik
 納得するまで少々かかりましたが、KinetikはChampionsの5人目のメンバーとなりました:いくつかの点で、グループ内における彼の価値は未だに流動的です。1対1の戦いが得意であると自分でもわかっていますが、より大きなグループに対抗する時、Championsにとってどれだけ役に立つのかはよくわからないのです。しかし、一人か二人のヴィランを退治することに関しては、絶対的な自信を持っています。彼はChampionsにとって実に素晴らしい戦術的な追加メンバーですが、1対1の戦い--少なくとも、有名なスーパーヴィランに対して--に少々自信過剰だというのは皮肉なことです。
 彼は大変善良な人物であり、とてもおおらかな男です。彼はMillennium Cityの守りの一端であることを誇りに思い、全ての市民にとって強固な守護者です。しかし、彼は親友であるSapphireにはとても弱いのです。彼女にはその保護が必要ないとわかっていますが、彼女のために、彼はそこにいます。

 

Dr. Silverback

 
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Character Profile
 名称:
  Dr. Silverback
 本名:
  ?
 Superteam:
  The Champions
 活動基盤:
  Millennium City
 Powers:
  Gadgeteering
 

 Dr. Silverbackは現在、世界で最も著名な科学者の一人です。彼は、トークショーからニュース番組、最新科学のドキュメンタリーまで、TVの様々なショーにレギュラー出演しています。彼は、全額出資したラボをMillennium Cityに持っており、スポンサーはCambridge Biochemです。尊敬を集めるスーパーヒーローとスーパーグループの多く、特にChampionsは、彼によく助言を求めます。彼は実際にはChampionsのメンバーではありませんが、あなたがそれを公表していないのと大体似たようなものです。
 Dr. Silverbackは大変大きな、全く素晴らしいことですが、ゴリラでもあります。
 ルワンダで、密猟者の一団によって彼が一族から拉致された時、彼が戻ってくるとは誰も予測していませんでした。Dr. Phillipe Moreauが最初に買い取り、ウクライナの地下ラボで実験を始めた時も、誰もそれを予測していませんでした。そして、Dr. Moreauが犯罪を成す為の知的なManimals(訳注:人獣(Man+Animals)?)の軍団を作るのを彼が手伝った時、将来のスーパーヒーローになるとは誰も予測していませんでした。
 SilverbackはMoreauの悪事に加担はしましたが、彼自身はヴィランではありませんでした。彼は混乱しており、Dr. Moreauを主人だと思っていました。時が経つにつれ、Moreauのしていることの哲学的、道徳的な意味を理解し始めました。イギリスのスーパーヒーローグループ、New Knights of the Round TableがMoreauの屋敷を襲撃した時、Dr. Silverbackは心を入れ替え、かつての主人の逮捕に協力しました。
 こうして、Dr. Silverbackは名声へ向けて歩み始めました。彼はNew Knightsとともにイギリスへ行き、Cambridge Biochemで働くようになりました。彼はなんとかイギリスの市民権を勝ち取り、それは判例となりました;それは、Superhumanやロボット、エイリアン、アンデッドの関わる様々な事案で引用されています。

 

About Dr. Silverback
 彼はヴィランと戦う時には知性を使い、力は使いません。自分のラボで製作した驚くべきガジェットが、彼を支援します。彼はまた、世界中のコンタクトとの途轍もないネットワークを持ち、情報収集の専門家になりました。戦闘に突入しなければならない時は、彼は常にTangleweb Gunを携行し、それはヴィランを傷つけることなく無力化します。
 彼は、Championsが科学的、あるいは技術的な課題を持つ時、頼りになる男です。彼はその魅力と才能で科学的原則を説明できる能力があるので、メディアのお気に入りでもあります。
 Dr. Silverbackは率直で、信じられないほど精力的なスーパーヒーローです。彼は通常、単独でスーパーヴィランに対抗することはありませんが、その代わり、窮地を脱するために超人的な知性を駆使します。

 

Sapphire

 
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Character Profile
 名称:
  Sapphire
 本名:
  Corazon Valenzuela
 Superteam:
  The Champions
 活動基盤:
  Millennium City
 Powers:
  Energy
  Flight
 

 Corazon Valenzuelaという人間として生まれた彼女は、Sapphireとして有名です。彼女は、ロックスターであるスーパーヒーローという、非常に希少な生物です。彼女は幼少の頃から歌い始め、楽曲制作以上に素敵なことなど決して見つかるはずがないと信じていました。正確に言えば、身代金目的で彼女を拉致するために、ヴィランのスーパーグループがコンサートの一つを襲撃するまでは。
 ヴィランたちにとっての不運は、Corrieが素晴らしい歌声以上のものを持っていたことです。エナジーを操る潜在的なミュータントパワーは、襲撃の緊張下で突如で発現しました。彼女は何かを考えるよりも早く、無意識のうちに、強烈に青く輝くエナジーボールで悪党どもを吹き飛ばしていました。
 メディアは熱狂しました:スーパースターより優れた唯一の存在はスーパーヒーロー・ロックスターだと。最初は、Corrieはこの新たな成長をそれほど確信していませんでした。彼女の生活は、コンサートツアーとその容姿のおかげで充分に多忙だったからです。スーパーパワーの発露後の最初の数か月間、彼女は考え、スーパーパワーを使って人生を変えるような方法で人々を助けられるのではないかと思い描くようになりました。それは、常に自分の価値を疑う、彼女の内なる煩わしい不安の声に対する答えでした。
 彼女は、エナジーパワーの青い色を記念してSapphireと名前を改め、犯罪と戦うようになりました。それはとても刺激的で、価値のあることだとわかりました。彼女は、DefenderがMillennium Cityで新しいスーパーグループの立ち上げを目指していると知った時、Championsの一員となるべく即座に加入しました。Defenderが魅力的な男性であったことは、あまり関係のないことでした。

 

About Sapphire
 すべてのChampionsのうちで、Sapphireが最も外向的であることは間違いありません。現在、彼女はまだスーパースターですが、いずれその音楽キャリアはスーパーヒーローキャリアに次ぐ位置に収まることでしょう。
 最初の頃、Sapphireは戦闘時にちょっと見栄を張って、無駄に格好良く派手に動いていました。度胸と確実性が身に付いた頃には、あまり派手なことはせず、自分の能力を高めることに集中するようになりました。皮肉なことに、スーパースターというステータスは、スーパーヒーローと同じなのかと人々が疑いの目を向けるのですが、そのステータスが実は他のどのChampionよりも多くの経験を彼女にもたらしたのです。悪党どもは、彼女と戦ったと自慢できるような悪評を得るため、もしくは彼女のサインがもらえるチャンスのために、彼女が訪れる至る所を襲撃したのです。
 彼女は長年に渡ってDefenderに熱を上げるようになり、そしてWitchcraftとも大親友になりました。二人がお互いの愛情に気づいたことを彼女は喜んでいますが、ちょっと羨ましく思ってもいるようです。彼女は、運命の人を見つけたいと思っています。あるいは、少なくとも抱きしめたくなるような人(訳注:原文はMr. Cuddly)を。
 (彼女は秘密のファン--よろしい、それほど秘密ではありませんが--から、世界最大のサファイアを盗み出すことを約束するので、夜の女帝になってほしいと頼む手紙を沢山受け取っていましたが、それを面白がっている間は、Foxbat夫人になりたいと思うようなことはありません)

 

Witchcraft

 
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Character Profile
 名称:
  Witchcraft
 本名:
  Bethany Duquesne
 Superteam:
  The Champions
 活動基盤:
  Millennium City
 Powers:
  Sorcery
  Flight
 

 Bethany Duquesneとその双子の姉妹Pamelaは、デトロイト郊外にある上層中産階級の静かな家庭で育てられました。二人はガールスカウトと学校活動に参加し、見かけ上は典型的で、面白くもない中西部の教育を受けました。
 見かけですべてが測れるものではありません。BethanyとPamelaの両親は、現実の境界に潜む暗黒の力に仕えるマジック・ユーザーだったのです。そして彼らは、先人に倣い、娘たちを訓練しました。
 残忍で悪意に満ちた子だったPamelaは、熱心にこれを学びました。しかし、Bethanyは優しく穏やかな心の持ち主で、やがて彼女は、両親の儀式が不穏なものであることに気づきました。そこで彼女は、自分がなりえた中で最も高潔な人物になることで抗いました。
 双子は、18歳の誕生日の夜に、両親の魔女団であるCircle of the Scarlet Moonの一員となることになっていました。Bethanyは、自分の姉妹が狂喜のうちに誓いの言葉を口にし、自身を永遠に暗黒の力と結びつけるために血を捧げるのを目の当たりにしました。そして、恐怖に襲われたBethanyは脱走し、生来の魔法能力を使って自分の家族と魔女団から逃げ延びました。
 Bethanyはしばらくの間あてもなく彷徨い、そして、ストリートの過酷な生活を生き延びるために魔法を使いました。結局、彼女はVibora Bayに辿り着き、オカルト・ブックストアで仕事に就きました。そこでBethanyは、一、二度、路上犯罪を止めるためや、善良な人を危険から救うために力を使い、そして、他人を救う喜びを知りました。
 Bethanyの活動は、人類救済に献身的なウィザードの集団であるTrismegistus Councilの注意を惹きました。彼らはその庇護下にBethanyを迎え入れ、彼女を鍛え上げました。
 Bethanyは数年の間、Councilの一員であるだけで満足していましたが、いつしか、家に帰るべきだと思うようになりました。その頃、デトロイトはMillennium Cityとなっていましたが、街の人々は彼女の助けをまだ必要としていました。
 Witchcraftと名乗り、Bethanyは単独のスーパーヒーローとして働いていましたが、もっとやれることがあるはずだと、常に考えていました。DefenderがヒーローたちにChampionsへの参加を呼びかけた時、Witchcraftは、一人のスーパーヒーローでは出来ない事もヒーローのグループなら出来るはず、という希望を抱いてチームに加わりました。

 

About Witchcraft
 WitchcraftはThe Championsの中でも一番物静かなメンバーで、Defenderや他の、より率直なメンバーがスポットライトを浴びている間も、後ろで控えているのを好みます。
 彼女の控えめな性格は、彼女が本来、優しく穏やかに話すためでもありますが、自分は家族の邪悪な業によって "腐敗" しており、スーパーヒーローにふさわしくないと考えているからでもあります。決然と行動しなければならないときに、自信喪失のために躊躇することがままあります。
 The Championsのメンバーになったことで、Witchcraftは自分自身とその能力にいくらか自信を持つようになりました。彼女はDefenderを友人、そしてパートナーとして見るようになり、二人のためらいがちなロマンスはWitchcraftのヒーローとしての素質を見事に開花させました。
 Witchcraftは天性のスペルキャスターです。多くの魔法は未熟であるものの、わずかに力量に見合う才能があります。その技能と自信が成長すれば、彼女の力も成長するでしょう--Trismegistus Councilの何人かのメンバーは、いつかWitchcraftが地上最強のスペルキャスターになるだろうと予言しています。
 Circle of the Scarlet MoonはWitchcraftの力を取り返そうと考えており、彼女を追い続けています。魔女団の陰謀はWitchcraftの生活を脅かしますが、Circleの教えを拒絶してスーパーヴィランTalismanとして歩みだした双子の姉妹の殺意が、事態を更に悪化させています。
 TalismanはWitchcraftを滅ぼすために何でもするため、Witchcraftは、姉妹の凶行に終止符を打つことが自分の悲しい義務なのだと決意しました。最近、WitchcraftはSouthwest DesertでTalismanを見たという報告を受け取りました。姉妹の邪悪な計画が何であるか知るために、彼女は仲間を必要としています。

 

Justiciar

 
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Character Profile
 名称:
  Justiciar
 本名:
  David Burrell
 Superteam:
  StarForce
 活動基盤:
  Canada
 Powers:
  Freezing Touch
  Freezing Grip
  Cryogenic Suspension Blasts
  Cybernetic Strength and Speed
  Super Leap
  Extended Lifespan
 

 David Burrellはあらゆるものを持っていました--美貌、知性、運動能力、そして多くの人々にとっては夢でしかない特権と快適な人生を保証するだけの一家の財産。
 しかし、そのどれもDavidにとって重要なものではありませんでした--彼は実業界の頂点ではなく、山岳に登っていました。広大な屋外での冒険の人生に魅せられ、愛する山々に登るために同族会社での地位を投げ打ち、雪を冠した山頂で喜びと平穏を見出しました。
 Davidが友人とアシニボイン山に登っていた時、氷床が崩壊しました。Davidは50フィート以上落ち、岩棚に叩きつけられて背中に傷を負いました。麻痺し、どうすることもできず、Davidは死を覚悟しました。ところが彼は救出され、しかし他の怪我に加えて低体温症のために片手と片足を失うことになりました。
 長年のリハビリによって、Davidは再び歩けるようになりました。彼は障害者の権利の改革運動者として新しい目的を見つけ、自身の義肢を名誉の象徴だと考えました。
 Davidの父親は、彼の新しい人生を受け入れられなかった者の一人でした。「障害を負った」相続人を認めない、強壮で了見の狭い人物で、彼は息子を「治す」ために、数百万ドルを費やして、サイバネティックの天才であるスーパーヴィラン、Cyberlordを雇いました。
 CyberlordはDavidを拉致し、処置のために停滞フィールドに彼を置きました。手足のサイバネティック移植は成功し、手術は終わりましたが、Davidは昏睡状態から覚めませんでした。
 父親は問題解決のために、Cyberlordが同意するまで日夜追跡しました。その後すぐ、彼は傲慢さゆえにCyberlordを酷評し、cyrostorage(訳注:詳細不明。クリオストレージ(cryostorage)の誤りかも)にDavidを投げ入れて、全ての事件を記憶の彼方に追いやりました。問題は解決しました。
 10年以上が過ぎ、Davidは忘れ去られました。Northern GuardによるCyberlordラボへの攻撃のさ中、電撃の誤射がクリオタンクを流れ抜けました。ふらつき、方向感覚を失って、Davidは、これまでの穏やかな個性の内には見られなかった激烈な怪光線とともに、タンクからよろめき出ました。彼はヒーローたちのヴィラン退治を手伝いましたが、Cyberlordはこの戦いで死亡しました。
 Davidはすぐに、父親が既に死亡しており、彼がBurrell Industriesのトップになっていることを知りました。彼はCyberlordの遺児、Circの保護を訴え、彼の人生を元通りにすべく最善を尽くしました。
 Davidには正しいと思ったことのために戦いたいという意志があり、そしてサイバネティック・インプラントがスーパーヒーローとなる力を与えたと理解しました。彼は古い法律制定者にちなんでJusticiarを名乗り、Northern Guardに加わってヒーローとしての活動に乗り出しました。
 1999年、JusticiarはCyberlordによって開始された低温プロセスが終わっていないことを知りました。彼の肉体は、何年も続く冬眠サイクルに入りました。Circの努力のおかげでJusticiarは再び覚醒し、彼が後見人を務めていた子供が、機械との父親譲りの不穏な相性の良さを以って知的な青年に成長したことを知りました。二人はパートナーシップを築き、Circの発明はBurrell Industriesの資産を復活させました。
 トロントに拠点を置くスーパーチーム、StarForceのリーダー着任を依頼された時、Justiciarはすぐに同意しました。彼はそれ以来ずっとチームを導いていますが、Circがスーパーヒーロービジネスのパートナーとなるのを拒否していることに、今も落胆しています。

 

About Justiciar
 Justiciarは、有能なリーダーとビジネスマンになるために、過去の彼の自由な精神を残しています。一所懸命働き、よく遊び、静かな決意と誠実な精神でチームメイトを奮起させます。彼は無口一歩手前の穏やかな声で話し、個人間の論争に関与することを避けます。
 彼は親切を決して忘れず、人に害を与えることを決して許しません。もし誰かに「レッスンをする」必要があると感じたなら、彼は絶好の瞬間を見つけるまで一週間でも一か月でも待つでしょう。
 Justiciarは最近、カナダの辺鄙な地域でのVIPERの活動増加に関わることになりました。カナダの安全を守るにあたって何が必要か決断するために、より良く状況を把握すべく、彼はForce Station Steelheadでカナダ騎馬警官隊のメンバーに会っています。

 

Ironclad

 
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Character Profile
 名称:
  Ironclad
 本名:
  Drogen Lar
 出身地:
  Dorvala
 活動基盤:
  Monster Island
 Powers:
  Armored Skin
  Armor
  Super Strength
  Energy and Radiation Resistance
  Advanced Fighting Skills
 

 惑星Dorvalaに生まれたDrogen Larは、畏怖されていたDorvalen宇宙海兵隊員の一人として、力と栄光を理想としていました。しかし、訓練を終えた後、Drogenは軍隊での生活はむしろありきたりのものだと気がつきました。遠く離れた世界で砦を襲撃する代わりに、彼は試験管を洗浄し、宇宙船工学研究所の床を掃除することに日々を費やしました。

 ある日、Drogenが製錬設備の調整をしている時、それが爆発し、彼は実験中の合金を全身に浴びました。融解した金属は、彼を殺さずに細胞構造に融合して、生きる金属に彼を変えました。

 Drogenが医務室で治療を受けている間に、航宙軍大将らの一団が訪れ、彼の変化は偶然ではないと説明しました。Drogenの身体的なプロフィールは、彼が、実験中の金属と融合できる可能性を示唆しており、この「事故」はDorvalenのスーパーソルジャーを生み出す試みとして手配されました。彼らは、Drogenがこの「機会」に感謝するだろうと思っていました。

 Drogenは激怒し、上官の不誠実かつ恥ずべき行為に嫌悪感を抱きました。基地から脱走するために彼は新たに得た力を使って戦い、小型の宇宙艇を強奪して、自らの運命を見つけるために飛び立ちました。彼は結局、人々がスーパーパワーを持つグラディエーターたちの戦いに熱中する惑星Malvaに辿り着きました。

 Drogenは強大な力と強固な肉体で、最も強力なグラディエーターの一人となり、長きに渡って富と勝利の報酬を得ました。しかし、血に飢えたMalvan人の渇望を満たすために決闘はますます残忍さを増し、Drogenは無意味な虐殺にうんざりするようになりました。戦闘の名誉は失われました。

 Malvanの船の一隻に乗り込み、Drogenは再び逃走しました。しかし、船の航行装置を操作できるほどには、彼はMalvanの技術に習熟しておらず、船は制御不能となって銀河を越えて暴走し、地球と呼ばれる原始的な青い星に不時着しました。

 この惑星のスーパーヒーローたちは、Drogenの興味を惹きました--彼らは名誉のために戦っていました。彼らは罪なき人々を護り、正義を護るために戦っていました。すぐに、彼はスーパーヒーローたちと共に戦うようになりました。スーパーヒーローとして、Drogenは昂りと、いつも探し続けていた目的を見出しました。彼はIronclad--彼はChampionです。

 

About Ironclad

 人間ではありませんが、Ironcladは地球上で幸福を感じています。彼は親切で高潔であり、困っている人々に対して常に思いやりを持っています。邪悪と戦っていない時、彼はしばしば、貧しい人のためのクリニックとシェルターの建設を手伝ったり、自然災害後の救出と復興を手伝ったりするために、己の時間と恐るべき力を使っています。

 Ironcladのアーマーとソードは、Malvanの闘技場時代の勝利の記念品です。アーマーは、Malvaの古代、星間帝国の遺産で、Malvanの芸術で普遍的に用いられる炎のモチーフで飾られています。それは、彼の数多い勝利を記念して、Malvaの絶対的統治者PhazorよりIroncladへ贈られました。ソードは、勇壮な戦いにおいて、Phazorのチャンピオンの手からもぎ取ったものです。彼は、自分自身が闘奴から解放された象徴としてそれらを使い続け、常に敵に勝利することを示し続けます。

 非道な悪との戦いにおいて、定住の地と僚友を求めて、IroncladはChampionsに加わりました。彼はチームメイトらとともに素晴らしい働きを見せますが、その強大な力と回復力を彼は過信しています。何者も彼を傷つけることは出来ないと考えており、その信念のために、彼は時に向こう見ずとも思える行動に出ることがあります。

 Ironcladの船は地球に不時着した際に壊れ、彼はこの地で残りの人生を過ごさねばならないであろうことを受け入れました。彼は地球文化を非常に知りたがっており、人間と彼らのやり方についてゆっくり学んでいます。残念なことに、彼は大部分の情報をTVとインターネットから得ています。

 近年、Ironcladは、Monster Islandの活動が増加した件に携わっています。彼は強大な力と強固な体を持っていますが、VIPERの計画をここで食い止めるには不十分かもしれません。新しい仲間が必要かもしれません。

 

Defender

 
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Character Profile
 名称:
  Defender
 本名:
  James Harmon IV世
 活動基盤:
  Millennium City
 Powers:
  Flight
  Armor
  Super-Strength
  Energy Blasts
  Portable artillery
 

 スーパーチームChampionsのリーダー、Defenderは、地球上で最も人気があり、最も目立つヒーローの一人です。

 James Harmon IV世、Defenderスーツを着る男は、ヒーローの血統に生まれたと言っていいでしょう。長く続いた冒険家の血筋の最後の男、Harmonの曾祖父である初代James Harmonは、アフリカの荒野を探検しました。James II世は、禁酒法時代、Eliot Nessの“Untouchables”の怖いもの知らずのメンバーで、その後1930年代後期には一匹狼のクライムファイターとなりました。Defenderの父、James III世は、第二次世界大戦中の軍役によって名誉勲章を授与されました。彼は後に、Harmon Industriesを超一流の軍事産業に変えることによって、一家の資産を5倍にしました。

 しかし、James IV世はあまりヒーローのようには見えませんでした。彼が本当にやりたかったのは、エレクトロニクスで遊び、コンピュータを作ることで、しかもこの分野に優れた才能を持っていました。父親は、彼が偉業を為すはずだと幼い頃から言い続けており、Jamesは一時、世界をより良い場所にする技術革新を成し遂げることで、父親の期待に応えられるだろうと思っていました。

 「デトロイトの戦い(The Battle of Detroit)」が、彼の目論見の全てを変えました。

 その恐ろしい事件の何かが、彼の中に眠っていた勇敢さと決意を呼び起こしました。誰かが、悪魔の様なDoctor Destroyerと戦わねばなりません。誰かが、世界に忍び寄る闇から前線を支えねばなりません。その誰かが、彼なのです。

 デトロイトで戦った勇敢なヒーローたちの影響を受けて、Jamesは翌年までかかってパワードスーツを作り上げました。スーツは、最も強靭な戦闘用装甲と、彼が設計し得る最も先進的なシステムを備え、大量の携帯火器、エナジー兵器と完全に一体化していました。

 JamesはDefenderと名乗り、ニューヨークのスーパーヴィランたちに対して、一人で戦いを挑み、速やかにいくつかの勝利を収めました。しかし、VIPERチームに対する敗北で彼は自信を失い、仲間を求めることを決意しました。彼はパワードスーツを荷造りして、新しく造られたMillennium Cityに移住しました。

 そこで、Defenderはヒーローチームを作ることを発表しました。Championsを結成し、Defenderは無力な人々を守り、不正を罰して、平和と安定を脅かすあらゆるものから世界を救うために聖戦を開始したのです。

 

About Defender

 James Harmon IV世は、彼がDefenderであるという事実を秘匿していません。彼は、自身の英雄的人格が別のアイデンティティであるとは考えていないため、パワードスーツを脱いだ姿を頻繁に撮影されています。もし、ショルダーロケットよりも、リーダーとして、戦術家としてのスキルが必要とされるなら、彼は負傷を覚悟の上で、ヘルメットを脱いで戦うでしょう。

 彼は最近、新しく改良されたパワードスーツのテストを終え、現場で使用しています。servo-musculature systemが超絶的な力を生み出し、ジェットブーツにより飛行し、マイクロジェネレータは数多くの種類のエナジーブラストを生成します。マイクロコンピュータは生命維持機能、通信、そして環境の激変からの防御を制御します。

 Defenderは恐れを知らず、悪と戦うためにいかなるミッションも引き受けます。彼はヒーローとしての役割を真剣に受け止め、常に模範的に振る舞います。その態度と功績は数百万人に勇気を与え、慈善運動は無数の福祉に資金を提供しました。真に高貴な精神、Defenderの厳しい道徳規範は、彼のもう一つの人生が奪われることを防いでいます。

 Defenderは決断力のあるリーダーであり、大胆で勇敢な戦士ですが、社会的にはいささか内気で不器用です。彼は、Championsの神秘的なパワーを持つチームメイトであるWitchcraftと、ためらいがちなロマンスをスタートさせましたが、それはより社交的になるべきだという確信を彼に与えるかもしれません。

 Champions Onlineにおいてプレイヤーは、地球に迫る脅威との終わりなき戦いの中で、DefenderやChampionsをアシストする機会があるでしょう。地球の防衛をコーディネートするDefenderからミッションを受け、Defenderと共に戦ったり、他の誰でもなくあなたが世界を護るよう求められるかもしれません!

 地球は正義のchampionsを必要としていますか? あなたは呼びかけに応えてくれますか?

 
 

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