Villain Profiles

Last-modified: 2010-01-07 (木) 13:38:56
 
 

Black Harlequin

 
Character Profile
 名称:
  Black Harlequin
 本名:
  Rinaldo Maretti
 最新目撃場所:
  Millennium City
 Powers:
  Gadgeteering
 

 貧しいRinaldoにはチャンスがありませんでした。
 もし父が生きていれば違ったかもしれません。優しく、風変わりな父は、3人の息子たちのために精巧な玩具を作ることに時間を費やしました。父を尊敬していたRinaldoは、よく父の膝の上に座り、父からもらったスクラップを使って自分のための小さな玩具を作っていました。
 でも、その後父は亡くなりました。そして母は……
 Rinaldoの母親は優しかったことも心が温かだったこともなく、夫が亡くなってもそれが変わることはありませんでした。彼女は子供たちを慰めたり、人目もはばからずに泣いたりすることはなく、怒りっぽく、疑り深くなりました。Rinaldoの背が高くなり、声変わりが始まると、彼女は息子が邪で罪深い思考で一杯なのだと完全に思い込むようになりました。
 母親の誇大妄想による怒りで、歳若いRinaldoは地下室に閉じ込められ、そこで数年を過ごしました。母親も、姉妹も、そこを訪れたり、ドア越しに優しい声をかけたりはしませんでした。母親は食べ物や、父の玩具屋に残ったものを彼に向けて放り投げてきたので、暗い地下室に光が溢れたことは、ほんの短い間しかありませんでした。
 彼には他に趣味がなかったので、Rinaldoは自分のために玩具を作りました。賢い玩具、ぜんまい仕掛けで踊ったり回ったりするもの。おかしな玩具、その柔らかなボディに鋭いサプライズを組み込んだもの。危険なまでに美しい玩具、その繊細さと優美さで母や姉妹らを魅了するように作られたもの。16歳の時、彼は素晴らしい玩具たちの助けを借りて自由を勝ち取りました、玩具たちは母や姉妹らをバラバラに切り刻んでくれたのです。
 Rinaldoに対処したソーシャルワーカーは、地下室に閉じ込められていたという彼の人生にぞっとしました。警察の一部は彼を疑い始めていましたが、何かの罪でRinaldoを告発するような者はいませんでした。その代わり、彼らはRinaldoを里親に預けました。しかし、里親一家はとても厳格でした。いつも勉強と家事について口うるさくいいました。彼の玩具を取り上げようとさえしたのです! そんなことはご免でした。誰も彼に同じ事を繰り返すなとは言っていませんでした。
 Rinaldoは逃走し、Black Harlequinと名を変えて、世界に対してその茶目っ気を発揮するようになりました。悪戯(Escapades)、と彼は自分の犯罪をそう呼んでいます。楽しく、そして恐ろしい玩具を作り、世界中にそれらを派遣して、切り裂き、切り刻み、そしてもちろん、お金と資源を持ち帰って彼が更に玩具を作れるようにしたのです!

 

About Black Harlequin
 Black Harlequinは真面目でいることができません。人生は楽しみのためにあるべきです! あと茶目っ気も! それから血も。彼は血が大大大好きです。彼は強盗と殺人という悪戯のために玩具を派遣するのが大好きです。これ以上の娯楽はありません!
 彼は完全に予測不能です。ある時は楽しくハッピーになり、本当の玩具--子供たちを心から驚かすような--をプレゼントします。次の瞬間、子供たちの笑顔が少ないといって誰かの喉を切り裂いています。
 彼とそのジョークには用心して下さい。彼は人々を驚かすのが大好きですが、それでおしまい、となったことなどほとんどありません。実際には、その犯罪活動を拡大するのに充分な富と力を獲得しており、彼との戦いは非常に困難なものになるでしょう。大量の狂った玩具たちは、ある意味では、彼があらゆる場所に存在することを可能にするでしょう。噂では、これまで以上に危険なスーパー玩具を作っていると言われています。

 

Kevin Poe

 
Character Profile
 名称:
  Kevin Poe
 最新目撃場所:
  Millennium City
 Powers:
  Force
 

 子供の頃、Kevin Poeは自分の生い立ちも、やがて自分が生まれながらに持っている権利と考えるようになったことも、何も知りませんでした。彼はシングルマザーに育てられましたが、彼女は自宅にいるよりも多くの時間を、写真現像ラボ(photo-development lab)での仕事に費やしました。彼女がkevinの父親について口にすることはあまり多くありませんでしたが、そういう時はあの男と別れてよかったと話し、そして身震いするばかりでした。
 Kevinは、初めて他の子供たちと学校に通うようになっても、自分がどう違っているのか本当には理解していませんでした。確かに、彼はしばしばクラスの担任より5歩も6歩も先を進んでいました。他のみんなはなぜこんなに遅れているのか、彼には理解できませんでした。彼はやがて、己の知性を隠す方法を身につけました。そのままでは仲間や教師たちの間で目立ちすぎ、他の人々も彼を注目するようになります。彼はそれを望まなかったのです。他人に逐一監視されていなければ、望むものを手に入れるのはとても簡単でした。
 十代の間、それら全てが意味を為すことはありませんでした。母親が写真ラボの遅番を勤めていたある夜、彼はTVを観ました。ニュース速報で、彼の観ていた番組は中断されました。サイキック研究者のDr. Sebastian Poeと数人の仲間が運営する、PSIと名乗る地下犯罪組織が検挙されたのです。彼らは犯罪を為すために様々なメンタリスト能力を使っていました。Kevinはすぐに、このSebastian Poeが、母親が話したがらなかった父親であることに気づきました。そして、組織の誰かが彼を売り、今もなお野放しであるという彼の主張が真実であると気づきました。
 その夜、帰ってきた母親に、Kevinは真実を問い質しました。彼の信念を目の前にして、母親はそれを拒むことができませんでした。どうして父親はMadeline Brunnerと不倫するようになったのか、どうして幼いKevinにサイキック血清の実験をしたのか、そしてどうして母親やKevinが去ってすぐに父はBrunnerと結婚したのか、母親は全てを話して聞かせました。
 血清の事を知った時、Kevin自身の知性と直観力はその意味を理解しました。
 Kevinは父を非難せず、母親がそうしたように、Madeline Brunnerを非難しました。Brunnerが父を売った人間の一人であることは、彼にははっきりとわかっていました。彼女は両親の仲を引き裂き、世界一のサイキック研究者の息子という、Kevinが本来あるべき居場所を奪ったのです。更に、PSIの後継者の地位も。
 血清の事を知った彼は、自分には素晴らしい知性以外にも特殊な能力が備わっているのかを見極めようと、実験を始めました。確かに、彼はForce Powerが使えることを発見しました。
 彼はその知性と頭脳を使い、Brunner(別名Medusa)とその愛人Psimon BellがMillennium Cityに居を移し、PSIの偽装のためにMind Inc.を運営していることを、大して時間もかけずに突き止めました。そこで、Kevinも同様にMillennium Cityへと向かいました。連中を倒し、彼自身と父の復讐を果たすために。

 

About Kevin Poe
 Kevinは現在、Millennium CityでPurple Gangのリーダーになっています。彼のスパイネットワークは絶えずPSIを監視し、他にはMillennium Cityでの出来事も監視しています。Kevinは、驚くほど易々とストリートギャングのメンバーになりました。Force Powerによって、容易くギャングを乗っ取りました。実際、彼の部下たちは、彼とその特殊能力を非常に誇りに思っています。新たなリソースと、知性、そしてForce Powerで、KevinはMedusaとPsimonを完膚なきまでに叩き潰し、Mind inc.を乗っ取ろうとしています。

 

Takofanes

 
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Character Profile
 名称:
  Takofanes
 最新目撃場所:
  不明
 Powers:
  Necromancy
 

 かつて、数万年前、Takofansは人として生きていました。彼は、闇の神々に愛された信者、demonsの息子であり、人類史上類を見ない途轍もなく強大な支配者でした。
 彼が死んだ時、臣民らはほっとため息をつき、彼は永遠にいなくなったのだと思い込みました。彼らはすぐに、それが誤りだと知りました。Takofanesは、最強の不死の支配者、Archlichとなって甦りました。そのNecromancyの力は、彼自身をかつて生きていた頃より遥かに強力な何かに変えたのです。
 彼は世界征服への行動を開始しました。かつて争いあった国々も、決死の覚悟で彼に抗戦すべく手を結びました。ますます強力になってゆくTakofanesとの戦いは、数世紀に及びました。彼は斃れた者を復活させて自らの兵士として使役していたので、敵の死は彼の軍団を増強させることにしかなりませんでした。時折、彼は支配した敵の魂を、復活させた死体と結びつけ、己が元の仲間たちに行った破壊行為を見せるようなことまでしました。
 最終的に、Takofanesと戦った人々は勝利を収めました。当時最も偉大なマジックユーザーであった者の何人かは、Undying Lordを地底の奥深くの穴蔵に封印するため、自らを犠牲にしました。
 彼らは、Takofanesを殺すことはできませんでした--そこまで強い力を持っていなかったのです。しかし、彼を強制的に眠らせ、穴蔵を護る魔法が続く限り、彼が決して目覚めないようにしたのです。
 こうして、千年紀の間人類に邪悪な魔の手は及びませんでした。
 1980年代後半、石油の掘削作業がTakofanesの穴蔵を破り、Undead Lordを目覚めさせてしまいました。彼は長い眠りから覚め、自らを目覚めさせた者達を殺害し、アンデッド軍団の最初のメンバーにしました。世界の魔法が衰退していたために、彼の魔法力もかつてほど強力ではありませんでしたが、それでもまだ現存する最強のMageの一人には違いありません。
 スーパーヒーローたちは、米国全域で彼の行軍と戦うために立ち上がりました。最初の攻撃は五指に余るスーパーヒーローの死という結末を迎えました。第2の攻撃でかろうじて彼を止めましたが、それがやっとでした。Undead Lordは退きました。

 

About Takofanes
 彼の隠れ処は、これまで誰も見つけることができませんでした。彼はそれ以降、戦うために数回姿を現しましたが、彼の強さを知る者たちは、その攻撃は本気ではなかったと確信しています。代わりに、彼は敵対するスーパーヒーローたちの強さを試し、彼が支配していた頃から世界がどのように変わったのかを知ろうとしているのだと確信しています。
 いつの日か、Takofanesは再び姿を現し、本格的に戦うでしょう。その日が来たら、誰も無事ではいられないでしょう。

 

Armadillo

 
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Character Profile
 名称:
  Armadillo
 本名:
  Randall Gordon
 最新目撃場所:
  Canadian Wilderness
 Powers:
  Might and Tunneling
 

 Randall Gordonは十代のほとんどを、少年拘置所を出たり入ったりして過ごしたタイプの男です。彼は、人のランチのお金を奪うために暴行を加えたり、真面目に話を聴かない相手や無視する相手に暴行を加えたりするタイプの男です。積極的な悪意があるわけではなく、物凄く自己中心的で、少々精神的に不安定なだけなのです。
 彼は理想的なスーパーソルジャーになるタイプの男ではありません。残念ながら、誰一人としてそのことを軍に伝えませんでした。公平に見て、軍は当初彼を使い捨て要員として扱いました。彼は、兵士がどのように核爆発の中を生き延びるのかを確認するための違法な実験である、Project Sunburstの一員でした。彼は爆発の中を生き延びた数少ない兵士の一人であり、そしてそれによって彼の脳に異変が生じました。
 それは、軍が大きなミスを犯した瞬間でした。Randallの脳波パターンの変化に注目し、MAP(Man Amplification Project)に取り組んでいた数人の科学者は、新しいパワーアーマー・スーツを彼でテストすることを決定しました。さて、皆さんはご存知かと思いますが、彼が最初に選ばれたわけではありません。連中は他の数え切れないほどの兵士で試しましたが、無駄に終わりました。連中はスーツのサイバネティクスと兵士の頭脳とを上手く神経結合できなかったのです。科学者連中は、この気違いじみた行為をやってみたくてしかたなかったのです! Randallの脳神経が変化したことで、連中に何か新しいものを試すチャンスを得ました。だからそれを試しました。そしてそれは動きました。
 が、科学者連中が成功を喜んでいる間に、RandallはこのPowerでランチの金よりももっとどでかいものが盗める事に気づいていました。彼はブラスターを科学者連中に向け--悪意があったのではなく、単に連中に操られたくなかったので--、そして、supervillainhood(訳注:hoodはチンピラ、ごろつきの意味があるので、スーパーチンピラみたいな意味になるのか?)への道を歩み始めました。
 それ以来、彼は何度か単独でスーパーヴィラン的行為を行い、また、他のスーパーヴィランのためにも働いています--賃金に満足がいく限り。

 

About Armadillo
 Randallのスーツには地中を掘り進む能力があったので、自らArmadilloと名乗りました。また、スーツがいくらかアルマジロの甲殻に似ていたので、プライドが傷ついたりはしませんでした。残念なことに、その名前をからかう人が沢山います。残念なというのは、Randallはからかわれるのが嫌いだからです。彼は、からかう奴は全て黒焦げになるまで撃ち殺すのです。
 彼は少々自慢屋で、自分の襲撃や奪取計画を宣言する誘惑に勝てません。それは敵に高度警告を与えることになりますが、彼はまったく気にしません。彼はまた、自分の成果を自慢するのが大好きです。この気質のために一、二度刑務所に入ることになりましたが、彼はいつも脱出口をぶち開けてきました。
 Armadilloは基本的に2つの大きな弱点を持っています。一つはinsecurity(訳注:不安感、自信喪失)で、それが全ての自慢癖や破壊行為につながります。二つ目は可愛い女の子です。念の為に言っておきますが、それはスーパーヒロインを攻撃しないということではありません; 女性と戦うことには何の問題もないのです。しかし、スーパーヒロインに優しく微笑みかけられたりしたら、彼女の思いのままになるでしょう。

 

Kigatilik

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Character Profile
 名称:
  Kigatilik
 正体:
  Ancient Demon
 最新目撃場所:
  Canadian Wilderness
 Powers:
  Ice
 

 彼は北方の古き邪神です。氷と雪の悪魔であり、冷気を喰らうものです。彼は全ての生命あるものに憤怒を抱きます。温かなものは全て彼の餌食です。
 彼が最も憎悪を抱くのは、生命の守護者たちです。彼らはかつて、北方の種族によってシャーマンと呼ばれました。現在、何人かがその称号を得てはいますが、ヒーローと呼ばれるようになっています。あるいはスーパーヒーローと。彼は、その数が増えていることを感じ、嫌悪していました。それらと戦い、多くの者を殺しました。
 彼は不運にもあるスーパーヒーローグループに裏をかかれ、恐ろしく深く、恐ろしく冷たい、彼の力を以ってしても逃れることのできない氷の洞窟に閉じ込められました。Landも彼に対抗するため立ち上がり、スーパーヒーローたちを援助しました。
 彼は何十年も幽閉されました。しかし、幽閉された年月の間、Kigatilikは孤独ではありませんでした。彼を封印しようとしたスーパーヒーローのうち3人が、彼と、終わり無き苦痛とともに閉じ込められていたのです。彼は3人の苦痛に満足し、さらに強大になり、己を解放する機会を常に伺っています。

 

About Kigatilik
 Kigatilikは何十年もの間牢獄の中で荒れ狂い、ともに幽閉されたヒーローたちを苦しめました。その間に、彼は力を蓄え、怒りを溜め込みました。彼には、侵食する闇、まるで彼自身のような邪悪なものが近づいてくるのが感じられます。それが近づくほど、彼が自由になる時も近づくのです。ひとたび解放されれば、彼の怒りにはとどまることを知らないでしょう。見つけることのできる人類の守護者全てに、彼は復讐を加えるでしょう。

 

Medusa

 
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Character Profile
 名称:
  Medusa
 本名:
  Madeline Poe
 最新目撃場所:
  Millennium City
 Powers:
  Mentalist
 

 Madeline Poe(旧姓Bruner)は、会計士として出発しました。それははっきり言って全ての少女の夢ではありませんでしたが、彼女はお金が大好きで、情報も大好きで、自分の有利になるように両者を操るのが大好きでした。幸運なことに、優秀な科学者Sebastian Poeは会計士を必要としており、彼女のもとを訪れました。
 Sebastianが何をしていたのかMadelineが理解するまで、長くはかかりませんでした。彼はサイオニックパワーを増強する血清を開発して、自分の能力の増強になんとか成功していました。Madelineはそのアイディア全てに魅了され、既婚の科学者を誘惑しました。難しいことではありませんでした。Madelineには常に、ある種の生のセクシュアリティがありました。世界最高の美女というわけではありませんが、特定のタイプの男性にとって強烈な魅力を持っていたのです。幸いなことに、そのタイプにはパワフルだが影響されやすいという傾向がありました。
 彼女は、自分にも血清を投与するようにSebastianを説得しました。彼女はまたわざと口を滑らせて、Sebastianの妻が、情事のことだけでなく、Sebastianが幼い息子に血清を試したことまで気づくような情報を話しました。妻はすぐに荷物をまとめて、子供と一緒にSebastianの所から去っていきました、Madelineの思惑通りに。もちろん、妻と息子が姿を消した事などどうでもよくなるように、MadelineはSebastianの気持ちをずっと紛らわせていました。代わって、彼は犯罪帝国を目指すようになりました。全ては、もちろん、Madelineに後押しされてのことでした。
 MadelineとSebastianは結婚し、彼の努力の成果の半分を自分のものにしました。共に、Baltimoreの重要なVIPERの根城と同様に、Scarlattiの暴力組織を乗っ取るためにPSIを使いました。
 Madelineのサイオニック能力は敵を麻痺させるため、その頃から、彼女は自らをMedusaと呼ぶようになりました。それはとても強力で、効果は1日経っても弱まることはなく、無論、望んだことなら何でもできるくらいの時間を彼女に与えました。
 ほどなく、彼女が本当に望んでいたのはさらなる力であることが明らかになりました。彼女にとってSebastianの行動は遅すぎ、用心深くて頑固でした。しかし、彼の弟子であるPsimonには、そういった特定の欠陥がありませんでした。その上Psimonはアグレッシヴな若者で、Medusaの官能的な部分を強く刺激しました。二人が嵐のような情交を重ねるようになるまで、それほど時間はかかりませんでした。PsimonはMedusaに夢中になり、彼女も彼に夢中になりました。しかし、PSIを乗っ取るという野望を、彼の愛情によって曇らせることは決してありませんでした。
 Sebastian Poeを操るよりも、若いPsimonを操る方がずっと簡単だと気づきました。彼女は、乗っ取りを手伝うよう彼を説得しました。Sebastian PoeとPSIにおける彼の忠実な部下の所へJustice Squadronを導くのに充分すぎるヒントと証拠を、二人は書き送りました。彼らの策謀によって、Justice Squadron--そして他の者全て--は、PSIが完全に根絶されたと思い込みました。
 二人の計画を進めるため、Medusaは組織をMillennium City郊外へ移すようPsimonを説得し、自己啓発現象(訳注:原文 "self help phenomenon" )として知られるダミー会社、Mind, Inc.を立ち上げました。クライアントのサイオニック能力と、同様に可能な限りのあらゆる情報をスキャンするためにMind, Inc.のカウンセラーを使うというのが、彼女のアイディアなのです。

 

About Medusa
 この頃Medusaは、いつもの犯罪行為だけでなく、政治にも目を向けています。彼女は力が全てであり、より多くを得るために人々を利用するのが得意です。自分の目標達成の助けになると確信する限り、彼女は惜しみなくそのセクシュアリティとサイオニック能力を使うでしょう。それにも関わらず、彼女はPsimonを本当に愛しており、信じられないくらいの独占欲の強さを見せます。彼女は、Mind Slayerが彼に夢中だと知っていますが、必要とあらば自分は簡単に彼女を抹殺できると確信しています。

 

Psimon

 
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Character Profile
 名称:
  Psimon
 本名:
  Simon Bell
 最新目撃場所:
  Millennium City
 Powers:
  Telepathy, Telekinesis
 

 PSIがSimon Bellを見出した時、彼は単に不幸な片頭痛傾向のあるUniversity of Maryland の学生でした。より正確には、Sebastian Poe、科学者であり悪の組織の創設者である男が、彼を見つけました。Simonの片頭痛は、その周りに覚醒中の悪夢を見させましたが、Poeはこれをサイオニックの顕現の結果であろうと考えました。
 確かに、Poeは正しく、Simonには本当にサイオニック・パワーがありました。Poeの手法のおかげで、Simonは生来の能力を磨き、鍛え始めました。彼にはテレパシーだけでなく、テレキネスも同様にありました。彼自身の知性と、Poeの巧みな指導によって、Poeの副官と同様の、PSIの最大の成功例の一人となりました。
 しかし、Poeへの忠誠心を揺さぶるものが一つだけありました。それはPoeの妻、優れたサイオニックの才能を持つMedusaでした。二人は情熱的で、嵐のような関係を持つようになりました。ロマンチストで、若いSimonは、年上の女性と恋に落ちたのです。彼女は、次に、彼の意欲と自己主張的な所に感銘を受けました。彼女は、PSIを乗っ取るために一緒に働くよう説得しました。二人は、Justice SquadronにPoeを捕らえさせ、収監させました。
 PsimonはPSIの新たなリーダーとなり、Millennium City郊外に拠点を移しました。Poeを逮捕させた策略によって、ほとんどの法執行機関は、PSIはもはや存在しないものと思っています。実は、PsimonとMedusaが組織を強化し、さらに力を増していたのです。
 Psimonは、実際にPSIにとって優れたリーダーでした。彼は戦闘に長け、戦術に優れています。彼はまた途方もないカリスマであり、自らの思い通りにするために積極的にそれを発揮します。彼は、Mind Slayerが自分に恋をしているのを承知しており、その忠誠心を効果的に利用しています--Medusaがそばにいない間だけ。Mind Slayerは、必要とあれば死んでも彼を守るでしょう。しかし、Psimonは全く容易に持ちこたえるでしょう。彼はそのTelekinetic Powerで頑強なアーマーを作り出します;そうなったらほとんど制止不可能でしょう。

 

About Psimon
 この頃、彼はニューエイジの自己啓発組織Mind, Inc.の黒幕となっています。潜在的なメンタリストを探すためにMind, Inc.の表の顔を使います;PSIの "カウンセラー" が全てのクライアントのサイオニック能力や、さもなくば、役立つ情報をスキャンします。それは見事に働いていました。これまで、Mind, Inc.が彼のために集めた情報で巨額の金を稼ぎました。彼はまた、PSIに採用する数人の有能な候補者も見つけました。より裕福で、社会的な人脈のある候補がベターです。

 

Ripper

 
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Character Profile
 名称:
  Ripper
 本名:
  不明
 最新目撃場所:
  Monster Island
 Powers:
  Power Armor
 

 事故以前にRipperが何者であったのかを、本当に知っている者は誰もいません。いずれにしても、誰も気にかけてはいません。唯一の関連項目は、Monster Island Nestで、彼がVIPERのために働いたということです。
 Ripperを扱うために、Dr. Moreauを招来したのはVIPERでした。酸性化合物を全身に浴びた事故によって、彼の外見は恐ろしく醜いものになりました。酸によって、皮膚や筋肉の大部分が腐食しました。Dr. Moreauは、皮膚の代わりに装甲板を、筋肉の代わりに外骨格を使って彼を再構成しました。また、生命を維持するために新しい血清を使用しました。Dr. Moreauは、しかし、この傷ついたVIPERの工作員の外見を、正常なものに近づけることはできませんでした。また、彼の苦痛を止めることもできませんでした。
 Dr. Moreauがその場しのぎで寄せ集めたものをVIPERが改良するのに何年もかかりましたが、彼らはそれをやり遂げました。新しいOmicronテクノロジーは、ハーネスからの定期的な注入によってRipperに生化学的な安定をもたらしました。彼のアーマーはまた、より強く、目立つものになりました。
 Ripperは、あまり知性的とはいえません。彼は長年VIPERのスーパーヴィランとして行動しましたが、戦術や戦略をよく理解できません。彼が大好きなのは、敵を掴んで真っ二つに引き裂くことで--それゆえ彼の名前はRipperなのです。
 組み込まれたアーマーのおかげで、彼は信じられないほど強く、多大なダメージを与えられるようになりました。それが、ひたすら猛攻し、相手をぶん殴りまくるという彼のファイティングスタイルを可能にします。注入されるOmicronにより更に強化されますが、一日に数回だけです。また彼は、自分の強さに自惚れてもいるようで、凶暴化します。その状態では、友人や敵とすぐに戦うことになります。

 

About Rippers
 醜く変わった事故の後、巨大なスーパーヴィランとなってしまい、Ripperは苦痛と憤怒に満ち溢れています。彼が唯一幸福なのは、尊敬すべき敵と戦っている時です。彼はVIPERのために働きますが、ほとんど制御不能で、戦闘の最中は誰とでも快く戦います。

 

Raksasha

 
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Character Profile
 名称:
  Raksasha
 本名:
  Palash Krisharan
 最新目撃場所:
  Canada
 Powers:
  Telepathy and Metamorph
 

 あなたは既にRaksashaと会っているかもしれませんが、それに気づいていないかもしれません。彼の真の姿は、インド出身のハンサムで華やかな男性です。しかし、大抵の場合真の姿を見せません。
 インドの小さな村で、彼は貧しい家庭にPalash Krisharanとして生まれました。ミュータント的才能である幻影は、非常に早くに発現しました。自分の身体の形を変えるという能力として。家族や地元の住民はこれを恐れました。彼らは、独りで生きていけと、まだ少年だった彼を追放しました。彼は国中を放浪し、生き延びるには充分な盗みの能力を使いました。結局、彼はその境遇を楽しみ、非常に腕利きの詐欺師となりました。Dr. Destroyerに出会った頃には、彼はもうとても快適なライフスタイルに腰を落ち着けていました。
 彼の過ちは、Destroyerの取り巻きを騙そうとしたことです。取り巻きたちは、何をされたのかに気づいて、Raksashaを捕らえました。彼は連中からようやく逃れました、まず幻影によって(連中の一人はまだ、彼の作り出した美女に半ばのぼせていました)、そして、床の格子をすり抜けられるように姿を変えることで。Destroyerは、しかし、取り巻き連中より聡明でした。当然です。彼は弱いBlastを放ち、Raksashaを無力化しました。
 結局Raksashaは、脱出不能の密室に入れられました。Dr. Destroyerは、Raksashaの能力に興味を惹かれ、その秘密を喋らなければ拷問にかけると脅しました。決して馬鹿ではないRaksashaは、すぐにDestroyerに自分のことを話しました。この仕事熱心な詐欺師の価値を見抜き、Destroyerは彼が拒否できない提案をしました。
 最初の頃、RaksashaはDr. Destroyerのために働くことにさほどスリルを感じませんでした。彼は、自分自身のボスであることに慣れきっていたのです。しかし、可笑しなことが起こりました。突然彼の人生が素晴らしいものになったのです。Destroyerのために働くことで、彼は物凄い財産を得ました--周囲の人間のボスになることができ、超ハイテクのガジェットを手に入れ、常に援助--さらなる贅沢--Dr. Destroyerは金にうるさい男ではなかったので--を得ることができ、そして忠実な僕を持つことに何の問題もなかったので、多くの女性を周りにはべらせました。
 やがて、彼はDestroyerの最も忠実な部下の一人になりました。彼は優秀なスパイで、戦いを避ける傾向にあります。彼は、呼吸するのと同じくらい容易く情報を収集します。彼には道徳心などこれっぽっちもなく、仕事に必要な事なら何をやっても良心の呵責を感じたりしません。
 彼は小規模な幻影も、大規模な幻影も、両方使役できます。時には、自分をより恐ろしい姿にすることもあります。またある時は、強力な攻撃能力を持つスーパーヴィランのように(GrondやGigatonみたいに)見せることもあり、ヒーローのように(DefenderやWitchcraftみたいに)見せ、あなたを信用させて情報を得たり、Defenderが突然悪人になったと思わせたりもします。

 

About Raksasha
 彼はDr. Destroyerのスパイ・マスターであり、腹心です。Dr. Destroyerはデトロイトの戦い(Battle of Detroit)で死亡していますので、あなたはこれを過去の話だと思うかもしれません。しかし、Raksashaはそれを信じるほど愚かではありません。Destroyerは深謀を巡らせますし、Raksashaは黙して語らず、Destroyerの組織を最高の状態に保ち、そしてDestroyerの帰還する日を待っています。もちろん、Dr. Destroyerの目的を推進する機会が急に現れる可能性があるなら、Raksashaはそれを達成しようとする地位にあります。Gigatonは彼からの指示を受けます。二人の間では、お互いはまだ考慮すべき相当な戦力なのです。

 

Dr. Moreau

 
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Character Profile
 名称:
  Dr. Moreau
 最新目撃場所:
  Monster Island
 Powers:
  Gadgeteer
 

 H.G.ウェルズの仕事に感謝します。多くの人々は、Dr. Henri Moreauとは空想の産物だと思っています。ある男の悪夢が散文へと変わりました。ほとんど誰も、Manimalsを創るMoreauの実験で何かが起こったとは思っていません。しかし、わずかな人々はよく知っています。そして、間もなく、全世界が知ることになるでしょう!
 若きPhilippe Murrowは、フランスのまったく平均的な家庭に育ち、Dr. Moreauが真実であるという喜びを知りました。事実、Dr. Henri Moreauは、めったに語られたことがありませんがPhilippeの祖父でした。
 Moreauの遺産から一生懸命逃れようとしていた父とは違い、Philippeはそれを受け入れました! 彼は原語の姓を取り戻し、取り憑かれたように祖父の全てのノートとジャーナルを研究しました。これらのジャーナルを読み、Philippeは生まれて初めて孤独や疎外感を忘れました。彼に理解できる人がここにいて、そしてその人は彼を理解していました。世界をより良い場所にしようという意欲、才気、そして欲望を持つ人がここにいました! 若きPhilippeは、祖父の遺産に従って行動し、Moreau一族は先見性があることを証明しようと決心しました! 幼い頃、生まれて初めての実験で、小動物を虐待し、生体解剖してとても楽しんでいたことに、心が痛んだりはしませんでした。
 祖父のノート、新技術の出現、そして彼自身の才能のおかげで、Philippeは祖父の成果を超えることができました。特に、Radium Xは非常に役に立ちました。彼は、被験者に対して危険で痛みを伴う手術しても構わないと本気で思っていました。つまり、科学の追求が全てなのです。更に、彼は苦痛を与えることも楽しんでいました。彼自身のノートとジャーナル--祖父が使ったものと全く同じ革の装丁にしてあります--には、人間のようなManimalsの創造における大成功の全てが詳述されています。
 まさに祖父のように、しかし、彼は仲間たちから軽蔑され、拒絶されました。他の科学者たちは彼の仕事に身震いし、その業績の栄誉を認めません。同様に、時々、様々な政府が彼を投獄する必要性を感じていました。
 幸運なことに、犯罪組織VIPERが、彼が貢献する事への見返りとして釈放させてくれました。Philippeはその条件を喜んで受け入れました。VIPERは彼に充分な資金提供を続けると約束し、Manimalsの軍団を作るよう促しました。
 残念なことに、VIPERは、彼が最近習慣化したいと思っていたやり方に、彼をしておきませんでした。最近、彼らはのぼせ上がった科学的洒落者(訳注:原文 "puffed up scientific popinjay")であるDr. Teleiosと手を組みました。現在、Teleiosを有した彼らは、基本的にMoreauをお払い箱にしました。

 

About Dr. Moreau
 Dr. Philippeは過小評価されている天才です--少なくとも彼はそう考えています。彼の敵は彼の手法を嫌悪し、彼の仲間は彼に注目してくれません。これまに彼を理解してくれたのは、亡くなった祖父だけでした。
 彼は、Manimalsの民衆--彼に貢献し、従う--を作り出すことを夢見ています。Manimalsの軍団とともに、彼は世界を征服し、思い通りにすべく再構築しようとしています。

 

Stingray

 
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Character Profile
 名称:
  Stingray
 本名:
  Princess Thalassa
 最新目撃場所:
  Lemuria
 Powers:
  Electricity
 

 昔々、とても優秀で頭のいい女の子がいました。彼女はお姫様でもありました。実際、彼女のお母さんは海底王国Atlantisの女王でした。お母さんのように、女の子も並外れた魔術の才能を持っていました。お母さんとは違って、彼女は感情的にとても弱い女の子でした。ひどく神経質で傷つきやすく、お母さんが何故お兄さんには賛成して、女の子のことは無視するのか、理解できませんでした。お兄さんは、女の子ほどの魔術の才能はありませんでした。お兄さんは、女の子ほど頭が良くもありませんでした。お兄さんは年上でしたが、女の子がわかる限りでは、支持してくれる全てのものをお兄さんは持っていました。
 このお姫様が成長して、悪名高きスーパーヴィラン、Stingrayになりました。しかし、子供の頃、ほんの少し違うことが起きていたら、その人生は全く違うものになっていたでしょう。スーパーヒーローにさえなっていたかもしれません。
 Princess Thalassa--地上の住人が彼女をStingrayと呼ぶ以前の名前です--がまだ幼かった頃、お父さんが亡くなりました。それがなければ、お母さんのQueen Maraはもっとわかっていたかもしれません。その代わり、Queen Maraは悲嘆に暮れ、Thalassaのお兄さんを王位に就かせるための準備で頭がいっぱいになったのです。
 小さなお姫様にただ一人注意を払ったのは、王宮の初老の司書、Ikthosだけでした。彼は、女の子の家庭教師として、またお母さん以上に女の子の親としての役割を果たしました。しかし、何故お母さんは、ほんのちょっとした呪文を使えるようになったお兄さんを褒めて、年下のThalassaがもっと高度な呪文の詠唱に成功してもかまってくれないのか、Thalassaにはまったく理解できませんでした。Thalassaは、自分がお兄さんより優れていることを証明すると、固く決意するようになりました。彼女が12歳になったある日、チャンスが訪れました。
 お母さんのCrystal Palaceの奥深くに隠されていた、魔術文書の山をThalassaは見つけました。そこには、彼女が今まで見たこともないような呪文が書かれていました;電気ウナギのように生体電撃を使えるようになったり、タコのように突然の真っ黒な墨の雲の中に身を隠せるようになる強力な呪文でした。彼女はこれらの呪文を学び、全てをマスターし、彼女自身に証明しようと決意しました。これらの呪文がどこから来たものかについては、完全には理解できませんでした。ここにあったのは、前世代、内戦の時に彼女のお祖父さんを殺し、お母さんを隠棲させることに手を貸した裏切り者の魔法使いの、失われたノートでした。
 Ikthosは、しかし、ある日彼女がその禁じられた書物を読んでいるのを見つけた時、それらが何であるかよくわかっていました。愕然とした彼は、何をしていたのかお母さんに話すようにと彼女に命じました。パニックに陥った彼女は、お母さんは決して誇りに思ってくれることはなく、むしろ怒り狂うだろうと突然悟り、学び取った呪文で家庭教師を攻撃しました。老人は、あっという間に死んでしまいました。
 もはや安定も幸福もなく、ThalassaはIkthosの死によって、狂気の淵へと堕ちました。彼女は自らの落ち度を認めることを拒否しました。その代わり、彼女は城から逃走し、Ikthosの死についてお母さんとお兄さんを非難しました。彼女の不幸の全てと、時間の全てを費やして、お兄さんと、自分を無視したお母さんを恨み、彼女の頭の中でIkthosの死は彼らと結び付けられました。もしお母さんの退位と、王国の支配だけでもできれば、ともかくも、彼女がずっと最上であったことが証明されるでしょう。ともかく、Ikthosの死が肯定されるのです。
 それ以来、Atlantis支配の野望のために、彼女は数々の悪名高きヴィランたちと手を結びました。彼女が邪悪であったり、人々を傷つけたいということはほとんどなく、彼女はいつも虐げられていたと感じており、つっかかる必要があったのです。目標に少しでも近づくならば、彼女はヒーローとでも手を組むかもしれません。
 最も嘆かわしいのは、このような辛い生い立ちがなければ、彼女は素晴らしいスーパーヒーローになっていたであろうことです。数年前、Sentinelsとの戦いの間、Stingrayは記憶を失うほどひどい傷を負いました。自分の生い立ちを思い出さずにいる間、実際に彼女はとても優しく高潔な人物でした。彼女はまだ神経質で傷つきやすかったのですが、とても幸せでした。水生のスーパーヒーローAmphibianと出会い、恋に落ちさえしたのです。
 不運にも、彼女は記憶を取り戻し、それ以前の事に激怒しました。彼女の弱味につけこんだAmphibianに怒り、彼を完全に拒絶して、敵になりました。彼への未練が残っていることに激高し、一層彼への怒りを募らせています。彼は現在、彼女を虐げた人間リストのトップに、彼女の家族と共に載っています。

 

About Stingray
 Stingrayは、心に葛藤を抱えています。かつて愛した人々を憎んでいますが、彼らが自分の弱味につけこんだわけでも、尊重しなかったわけでもないと考えてもいます。彼女は心底自分自身の事を証明する必要があり、Atlantisを支配するのがその一つだと信じています。彼女の魔術のすべて、狡猾さと知力のすべては、その唯一の目標に向けられています。誰かと手を組むことが目標達成の助けになると考えたら、それが誰であるか、目的が何であるかに関わらずそうするでしょう。心の底では、しかし、今もお兄さんのことを大切に思っていますし、今もAmphibianを大切に思っています。それらのほとんど隠された感情が、彼女を止めるキーポイントとなるかもしれません。もちろん、二人とも、彼女が喜んで殺そうとする候補でもあります。Stingrayにとって、それを知るのはとても難しいことなのです。

 

Qwyjibo

 
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Character Profile
 名称:
  Qwyjibo
 活動基盤:
  Monster Island
 Powers:
  ???
 

 Qwyjiboは、Dr. Moreauが作り上げようとした私兵集団のManimalの中の一頭です。ゴリラであるため、Qwyjiboは本当に生まれつき強く、Moreauにとって理想的な兵士といえました。しかし、Dr. Moreauが作り上げたもう一頭のゴリラManimalであるDr. Silverbackと同様に、QwyjiboはDr. Moreauの生き方に疑問を持つようになりました。Qwyjiboは単に悪行を為すのが嫌いだったのです。彼は生まれつき善良でした。
 New Knights of the Round Tableが、Monster IslandにあるDr. Moreauの作戦基地を攻撃した時には、QwyjiboはDr. Moreauに背いて彼らを支援したManimalたちの一頭でした。彼はまた、島に残り、Manimalたちの平和な社会を作ることを決意した一頭でもありました。
 Qwyjiboは、Monster IslandのNew Gornyj(訳注:Gornyj(ゴルヌイ)はロシア語で山?)でManimalの村を探す手伝いをしました。彼は平和な社会を信じていましたが、村と仲間たちを守るために戦うという揺ぎ無い意志も持っていました。彼にはDr. Silverbackほどの知性はありませんでしたが、とても高潔で、世界で良いことをすると固く決心していました。
 Qwyjiboにとって不幸なことに、危機が起こりました。彼はNew Gornyjを守るために戦いましたが、何か恐ろしく悪いことが進行していました。村を守るか、自分自身を守るかという選択肢が、彼に与えられました。彼は仲間たちのために、犠牲になることを喜んで選択しました。しかし、死ぬより遥かに酷いことに、彼は生き延び、そしていつしか真に恐ろしい何かに変貌してしまったのです。

 

About Qwyjibo
 Dr. Moreauと戦い、平和なManimalの集落を共に作り上げたQwyjiboは、もういません。貪欲なモンスターが彼に取って代わりました。彼が世界中で暴れ回るのを許すわけにはいきません。彼が高貴な犠牲ゆえにモンスターになったのを知られていることが、事態を悪化させています。真のヒーローならQwyjiboを殺したくはないでしょうが、誰かが彼を止めなければならないのです。

 

Gigaton

 
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Character Profile
 名称:
  Gigaton
 本名:
  Tim Colton
 活動基盤:
  最新の目撃報告はSouthwestern Desert
 Powers:
  Radiation and Super Strength
 

 Tim Coltonは、あなたが思い描く、スーパーヴィランになるようなタイプの男ではありませんでした。
 Tim Coltonは理想的な兵士でした。ハンサムで、身だしなみが良く、忠実で、組織をまとめるのが上手く、部隊を率いる才能がありました。彼はパーティに行くのが好きでしたが、若い兵士のどんな休暇よりも好きというわけではありません。彼はまた、これは重要であると上官が言えば志願するタイプの兵士でもありました。そしてそれが、彼の人生を完全に変えてしまったのです。1990年代初頭、Timは、核戦争シナリオを含む作戦演習であるProject Sunburstに志願しました。上官は、核爆発が実際にあるとは告げませんでした。
 Timは幸運な者の一人でした;生き延びたのです。他の志願者のほとんどはその日のうちに死亡しました。生き残った中の数人も、2、3か月で病気になり、ゆっくり死んでいきました。非常に幸運な数人には異常なPowerが発現しましたが、そんな彼らのほとんども、時が経つにつれて死亡しました。Timと他の2、3人は、単に昏睡状態が続いていました。
 軍医は困惑しました。彼に異常があるようには見えませんでした。全てにおいて。昏睡状態にあるという事実を除いては。彼の肉体は健康で、しかも刻々とより健康になっていたのです! 彼に栄養を供給する必要さえ無い事がわかった時には、彼は何の問題もなく一人で生き延びました。彼は永遠に軍の "穴倉(Crypt)" にいたかもしれません、Dr. Destroyerがいなければ。そうです。Dr. Destroyerが、彼を救出するために来たのです。
 Project Sunburstについて耳にした時、狡猾なDoctorは黙ったまま、彼の強さと必要性を評価していました。Doctorは調査のために、チーフ・スパイであるRaksashaを送り込みました。そして、Raksashaは魅力的なものを発見しました。
 Dr. Destroyerの装置を使い、Raksashaは昏睡状態にあるTimたちの分析をすることができました。全員が、その未知のなPowerをテストされましたが、Timの分析結果はとてつもないものでした! Raksashaは、昏睡状態のTimの肉体を、Dr. Destroyerの隠れ家に持ち帰りました。
 Dr. Destroyerは、あらゆる軍事科学者以上の能力を持っていました。彼らが当惑し、困惑したことなど、Dr. Destroyerには簡単な問題でした。彼はTimを覚醒させることができたのです。当然、Dr. Destroyerは軍がTimを虐待したことと、どうやってTimを救い出したかを教え、そして、もはや職が無いことが明らかなTimに、自分の組織に居場所を与えることでTimを救ってやろうと提案しました。Dr. DestroyerはまたTimに、そのBio-Nuclearスーパーパワーを反映する新しい名前、Gigatonを与えました。軍に裏切られ、喪失感を味わっていたTimは、喜んでDr. Destroyerの提案を受け入れました。彼は、軍についての沢山の推測的仮定を疑っている自分自身と、そして人生に関して、一般的に目的を持って集中することはとても容易であることに気づきました。こうして、Dr. Destroyerに仕えることが彼の目的になりました。
 もちろん、時が経つにつれて、Dr. Destroyerがあまりにも危険で、正気ではないかもしれないと理解するようになりました。そう、その時彼は考えました。Dr. Destroyerのセキュリティスタッフを率い続けて無駄なく時間を過ごし、その任務を完遂するのか、趣味の盆栽いじりに精を出すのか、彼は自分の不安から目を逸らすこともできました。彼はまた、金と贅沢と、周りにはべらせた女たちを愉しむことで、煩わしい悩みから気を紛らわせ、そしてDr. Destroyerのために働きました。
 ですが、その通り、Dr. Destroyerは姿を消しました。

 

About Gigaton
 Gigatonは、Dr. Destroyerがデトロイトの戦い(Battle of Detroit)で死んだなどと、毛頭信じていません。Dr. Destroyerは、捕まるにはあまりに強力すぎ、あまりに頭脳明晰でした。そして、その死体は発見されませんでした。だからGigatonは留守を守り続け、Destroyerがいなくなってから年中セキュリティを続けました。Raksashaは頭脳であり、Gigatonは活動する筋肉でした。彼らは、Dr. Destroyerの遺産を動かし続け、復活の日を待っています。
 最近、しかし、Gigatonは多少活発に動いているようでした。彼は、核実験が行われたエリアからさほど遠くない砂漠で目撃されています。何かが進行しているようですが、それについて、彼は何も語りません。

 

Talisman

 
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Character Profile
 名称:
  Talisman
 本名:
  Pamela Duquesne
 活動基盤:
  最新の目撃報告は米国南西部
 Powers:
  Darkness
 

 Pamela Duquesneは優秀な人間であり、彼女自身がそれを理解しています。彼女は邪悪な人間でもありますが、そんなことは全く気にしていません。彼女がそうである限り、善悪など大した問題ではないのです。重要なのは、望みを叶えて最高の気分であることです。
 彼女は現在Talismanの名で--PamelaよりずっとCOOLです--通っていますが、彼女には、望みを叶えることと、最高の気分でいることの両方の過去があります。彼女は魔女(witch)の家系に生まれました。母も父もCircle of the Scarlet Moonの闇の魔女(訳注: "witch" は性別に関係なく "witch" )でした。ここまでは、Talismanのような女には完璧なセッティングでした。あるものを除いて:彼女の双子の姉妹のことです。
 Talismanは利己的で自己中心的でしたが、姉妹のBethanyは優しく寛大でした。Talismanは外向的でセクシーでしたが、姉妹のBethanyは内気で口下手でした。全てがひどく苛立たしかったのですが、大きな問題になるほどではありませんでした。問題は、Talismanには途轍もない魔術の才能があり、Bethanyもそうだったということです! 完璧に不公平な話です。Talismanは、Bethanyのような弱虫とスポットライトを分かち合うつもりはありませんでした。
 幸運にも、Little Bethanyは善良すぎて、両親の教えに専念することには及び腰でした。Talismanは一方で、可能な限り、卑劣な呪文と闇の魔術を吸収していきました。彼女は優秀でした。
 二人の18歳の誕生日、Circle of the Scarlet Moonへの参入儀式の時に、Bethanysが異常な精神状態になって逃走したのは、彼女には驚くようなことではありませんでした。彼女にとってはいい厄介払いになりました。Talismanは前進して誓いを立て、そして彼女が学びうる、最も強力な暗黒の魔術の全てを学ぶようになりました。
 やがて、彼女はCircleを抜けました。彼らはつまらない権力闘争にとらわれすぎており、彼女が本当に欲しかった思考力の大きさのようなものなど持っていませんでした。彼女は別れを告げ、そして別の師を見つけました。しばらくの間、彼女はDEMONの妖術僧から教えを受けました。後に、Dark Seraphに師事しました。別の時には、秘儀を教えてくれるようにと強力な魔術師たちを誘惑したりもしました。更に強力な力を得られる間は、自分が何をした事など、彼女は気にもかけませんでした。もし誰かに親切にしなければならない時は、彼女はそのふりをすることができます。もし純真な幼子を生贄に捧げなければならなかったら、それも彼女はやり遂げるでしょう。ですが、彼女が完全な本の虫だとは思わないでください。彼女は学ぶ以外にも色々な事をします。例えば、街に出て、パーティに行って、崇拝されて、犯罪を犯したり。結局、スーパーヴィランであることは、ある種の力です。彼女は犯罪を犯したり、敵と戦ったりするためにDarkness Powerを駆使します。

 

About Talisman
 この世で他の何よりも彼女を苛立たせるのは、姉妹の成功を知ることです。当然です。弱虫のLittle Bethanyは、Championsの一人、Witchcraftになりました。Talismanは彼女をいたぶるのが大好きです。一度ほとんどそれに近いことをしましたが、悪態をつくくらいしか出来ませんでした。
 様々な魔術を学んだWitchcraftとは違って、TalismanはDarkness Powerにだけ集中しました。彼女は非常に強力ですが、順応性に欠けます。彼女はまた狭量で、悪意に満ちてもいます。
 望みを叶えている限り、彼女は幸せです。姉妹を抹殺すれば、もっともっと幸せになるでしょう。

 

The Bleak Ones

 
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Character Profile
 名称:
  The Bleak Ones King
 正体:
  Lemurianの復讐に燃える創造者
 活動基盤:
  The Sunken City of Lemuria
 

 人の精神では想像もつかないほど長い間、彼らは闇の中で待っています。その闇の中で、彼らは計画を練っています。彼らは自由を夢見ています。彼らは炎と血と壊滅した世界を目論んでいます。彼らは切望します、断末魔の叫びを、敗北の涙を、戦死者の打ち砕かれた最後の希望を。
 優しい神ではありません、しかし、彼らは神です。彼らは、命ある土と冷たい炎からLemurianを創りました。彼らはLemurianを駆り立てるために、尊大なプライドと果て無き野心、そして恐怖を植えつけました。彼らはLemurianに変身能力と魔法のスキル、そして契約を与えました。それはなんという契約だったのでしょう!
 彼らはLemurianに告げました、汝らは一生戦い続ける、と。汝らはいかなる場所でも、自身の栄誉のために戦う。そして汝らが命を落したら、我らは汝らを故郷に連れ帰ろう。我らと汝らは一つになる。我らは永遠に汝らの魂を貪る。汝らは我らの糧となるのだ。
 Lemurianが誤った神々を崇拝して彼らから離反した時、彼らは憤怒のあまり怒号しました。報復を求め、誤った預言者が死んだ時はその魂を公然と拷問にかけました。彼らはLemurianの子供が変身能力を失ったのを見て嘲笑しました。彼らはLemuriaが炎の混沌の中で海中に没するのを眺めて歓喜に浸りました。Lemurianが不死を得ようと努力したために、彼らは数千年の間待ち、飢えていました。
 彼らは待つことを終えました。彼らは子供達を呼び戻し、取引として、水中で生きることができる爬虫類形態の力を提供しました。彼らは、Lemuriaが内戦で崩壊してゆく様を眺め、歓喜しています。
 彼らが決して変わらないので、彼らの契約もそのままです。彼らはBleak Ones、そして彼らは飢えています。

 

The Bronze King

 
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Character Profile
 名称:
  The Bronze King
 正体:
  Lemuriaの旧支配者、
  現在はKing Arvadのアドバイザー
 活動基盤:
  The Sunken City of Lemuria
 Powers:
  Enormous Strength
  Acid Breath
  Psychic Blast
 

 かつて、彼は王でした。それまでに知恵を誇った者以上の英知でLemuriaを統治しました。彼は賢明で公正あり、海底王国の膨大な神秘の秘密を手にしていました。狂気に陥るまでは。
 しかし、彼の狂気の種は随分昔に蒔かれたものでした。Bronze Kingは不死の王であり、単独の意識もありませんでした。彼は、妖術と科学、人の犠牲による成果です。彼は人間の女性から生まれたのではなく、その代わり内戦から生まれたのです。
 数万年前、Lemuriaでの先のCivil Warにおいて、妖術的秘密結社は、祭祀王(Priest-Kings)の末裔を捕え、退位させました。戦いの数世紀が過ぎ、彼らは祭祀王の崇める神々が完全に間違っていることを知りました。激憤した彼らは、誤った聖職者らを全て集め、緑色の粘液で満ちた魔術生成物の中へ一人一人ゆっくりと沈めて生贄にしました。その液体は肉も骨も崩壊させ、生贄となる者の魂は解放されて集められ、Bleak Onesに貪り喰われました、死んだ聖職者たちの全ての記憶以外は。祭祀王は、Lemuriaの歴史と魔術の知識の全てとともに最後の生贄となりました。そしてそれが、Bronze Kingの誕生となったのです。
 全高60フィートで、3つの顔を持っています:鷹は魔術に関わることのため、獅子は戦争に関わることのため、そして最後の顔である子供は人々を統治するため。数千年の間、Bronze Kingは正しく、公正に統治しました。彼は、生贄となった聖職者の知識を全て受け継ぎましたが、死を免れ得ないという欠陥と弱点は受け継ぎませんでした。しかしながら、世界の魔力が弱まり始め、彼の中に多くの人々の意識を収めていた呪文の力も弱体化を始めました。彼はまだ全ての知識を保持していますが、完全に狂気に陥っています。
 Bronze KingはもはやLemuriaを統治しません。200年前、King ArvadがLemuriaを統治し、Bronze Kingを支配下に置くために魔術を使いました。Arvadの魔術のみがBronze Kingを制御でき、しかし、それは完全ではありません。Arvadにとって役立つとわかったので、長い間、Bronze Kingは歴史家としてアドバイザーとして仕えてきました。Arvadは、彼を兵器としては扱ってきませんでしたが、いずれその日は来るでしょう。

 

About the Bronze King
 The Bronze Kingは巨大な魔術生成物で、多くの意識がその中に収まっているために狂気に追いやられています。彼には何の感情もなく、King Arvad以外の誰の言葉も聞きません。Arvadの魔力のためにBronze Kingは服従しますが、Arvadの指導がなければ世界を滅茶苦茶にできるでしょう。彼は本来兵器ですが、彼を真に恐るべき脅威にするのは、彼が持つ古代Lemurianの兵器に関する知識です。彼は、現在Mandragaloreを使うことのできる地上でただ一人の存在でしょう。そして、King Arvadが彼を制御できなくなったら、彼がどうするのかを予測する方法はありません。

 

Grond

 
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Character Profile
 名称:
  Grond
 本名:
  Sidney Potter; three-time loser
 活動基盤:
  極秘;最近Southwest Desertで確認
 Powers:
  Devastating Super Strength
  Damage Resistance
 

 Sidney Potterは、不運の連続で3回投獄されたチンケな悪党でした。Potterは、監視員からある程度の慈悲をもらえる唯一のチャンスを知っており、そして仮釈放評議会が特殊な医学実験に彼を指名しました。2、3人のインテリに突いたり刺されたりするのと引き換えに、刑期を2、30年減らせるのであればいい話だとPotterは考えていました。
 しかし、これがPotterの不運の始まりでした。実験段階の血清が誤って投与されたことを悟ったとき、Potterは暴れ狂いました。彼を制圧しようとした看守に化学薬品でいっぱいのシェルフに投げ込まれ、ガラスビーカーの破片による多数の切り傷から化学薬品が彼の体に入り込みました。苦闘の末看守を破り、Potterは雨の夜へと逃れて、重度に汚染された川へと飛び込みました--雷に撃たれた瞬間に。科学者は後に、放射線もまたPotterの悲惨な変化を顕著なものにしたと推測しましたが、正確なところはわかりません。
 数日後、自らを "Grond" と呼ぶ、巨大で緑色の肌と4本腕を持つ怪物がダウンタウンで暴れ回りました。クリーチャーは捕獲され、そして検査によって、この人獣がかつてSidney Potterであったことが決定的に証明されましたが、彼を元に戻したり、その意志に反してGrondを長期間拘束したりする方法は誰も見つけることが出来ませんでした。
 Grondが初めて出現した年以降、この巨大な獣人は散発的に襲来し、ほとんど制止不能の破壊的な力を持ち、世界で最も危険なスーパーパワーを持つ脅威の一人であることを証明し続けました。彼は数十億ドルに上る物的損害と、言葉で言い表せないような惨状と、凄まじい破壊の跡を残し続けました。

 

About Grond
 Grondは、純粋な、とめどない怒りと強大な力を持つクリーチャーです。その皮膚はほとんど貫くことができず、そして彼には、文字通り軍隊に挑み、容易く撃破できる力と筋力があります。Grondは絶えず激怒していますが、幼児程度の知性しか持たず、集中力の持続時間も子供並みの短さです。このためGrondに道理を説くのは不可能ですが、賢明なスーパーヴィランは、彼が騙し易く、容易に操れることに気づくでしょう。Grondは、知的でも、戦術を把握できるほどに頭脳明晰でもなく、その代わりに、ムカツク人や物をぶん殴ることを選びます。それらが動きを止めるか、別の何かが彼の気を散らすまで。
 最近では、GrondはSouthwest Desert、Uranium Flatsとして知られ、放射能の残る、以前の核実験場に戻りました。数年前、ここはGrondが大暴れしてアメリカ陸軍基地を塵と瓦礫に変えてしまった場所です。Grondは、平和と静寂を求めてこの遠い地に来たと言っていますが、UNTILの科学者は、奇怪に変形した体が吸収し、怪物をより強化する豊富な放射能を彼が求めていると推測しています。
 今度は、UNTILは準備万端です。 "Project Greenskin" と改称された基地は再構築され、そしてUNTILは、クリーチャーの次回の破壊的暴走を食い止めるために、世界で最も強力なスーパーヒーローの何人かを召集しました。

 

Foxbat

 
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Character Profile
 名称:
  Foxbat
 本名:
  Freddy Foswell
 活動基盤:
  Millennium City
 Powers:
  Martial Arts
  Foxbat gadgets
  Flight
  Master Plan
  Soliloquies
  Awesomeness
 

 ヘイ、お嬢ちゃん! そう、アンタ! コンピュータから離れな! アンタにゃ、史上最高のスーパーヴィランのパワーが、突然ステキに誕生したって伝説を記す資格は無いね!

 それは俺様。俺様はFoxbat。俺様最高。

 俺様が産まれた日、大地は揺れ天は裂けた。星の並びが変わった。川の流れも変わった。彗星が現れた。天使の合唱隊が俺様の偉大さを賛美した。アイスクリームは全品無料になった。

 母ちゃんと父ちゃんは超大金持ちで、もちろん俺様は絶対的に最高のあらゆるものを手に入れたし、俺様にはそれだけの価値があった。最高の学校で勉強して、売り出されたアクションフィギュアは全部持ってたし、10歳の誕生日にはギフトバッグにポニーを入れて配ったね。おいおい--小っこいバッグからポニーなんか出せるかっつーの!

 でもな、俺様が本当に好きだったのはコミックスさ。何千冊と持ってたね--ゴールデン・エイジ、シルバー・エイジ、クロムのダブルカバーやクロスオーバーやCaptain Patriotが結婚した時みたいな女の子向けのラメ本まで全部な。

 完璧だった--Penhurst(俺様の最初の子分だが、両親は奴を執事と呼んでたな)が、母ちゃんがこれ以上コミックは買えないと言ってたと教えてくれるまではな。コミックス無し? ふざけんな!!!

 どうやら父ちゃんの会社が潰れちまって、コミックスを買う金も無くなったらしい。こいつは壮大な悲劇だ--地球の歴史上最悪のな。で、俺様はイカれたガキだった、と言わせてもらおう、自分が何か理解するまでのことだが。偉大な運命は、絶望の炎が創り出すんだ。

 楽しい人生が終わったわけじゃない、つまり、俺様の誕生秘話の開幕ってことだ! 俺様は超人類の頂点に立つ運命で、フェアだが堅実な手際で至高の統治をして、最終的に地球全体を、二人の子供が電話ボックスに入る、ジョージ・カーリンが出てた昔の映画みたいな新時代へ導くってわけだ。

 俺様は長い間、ヒーローになることを考えたんだが、気づいたんだ--ヒーローは退屈だ。奴らは大抵無口だ。いつも「正しい」行いのことばかり言ってる。イイ女なんかつかまえたことがねえ。

 そんなのは俺様の生き方じゃねえ! 極悪非道こそ最高!

 そこで俺様は、家族の現金が残った口座に侵入してから、仕事に取り掛かった。酔っ払いボクシングやフライング・モンキー・スタイルなんかの、47種類の格闘技をマスターした。体操も学んだ。手先の早業。エレクトロニクス。コンピュータ。化学。鍵開け。セキュリティ・システム。全部学んだ! そうして、人類を脅かすべく、俺様は驚異的かつ脅威的なFoxbatgadgetを設計した!

 さあ一緒に笑え--ワッハッハッ!!

 最初のMaster Planを作るのは大変だった--Mind Ray Hypno-Amplifierで地球を支配するか、それともFreezy Delightに強盗に入るか? ああ、アイスクリーム……

 俺様はそれ以来、スゲえ事を色々やった--知ってるかい? これは世界最大のキュービックジルコニア。盗んできたやつさ。エンパイア・ステート・ビルも盗むつもりだったんだが、ちょっとした論理学的問題にぶつかっちまった。デカ過ぎだっつーんだよ!

 もちろん、他にも色んなスゲえ事をやった--が、あんまり凄すぎて全部憶えちゃいねえ。ググるか何かしろ。

 とにかく、憶えときな。俺様はFoxbat。俺様最高。

 

About Foxbat

 Foxbatは世界で最も偉大なスーパーヴィランです。女は彼を欲しがり、男は彼になりたがります。彼の犯罪はコミック的傑作で、常に成功しています。彼は、映画スターや他のスーパーヴィランだけが羨むような、とんでもなく華々しく、風流でセクシーな人生を送っています。

 戦闘においては、超効果的で超クールな多数のFoxbatgadgetを使用します。主にAmazing Ping-Pong Ball Gunを使用し、プルトニウムやバニラカスタードなど様々な弾薬が発射可能です。彼はまた47種類の格闘技の達人でもありますが、人を撃つ方が楽しいようです。

 

Mind Slayer

 
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Character Profile
 名称:
  Mind Slayer
 本名:
  Stacy Turner
 Superteam:
  PSI
 活動基盤:
  Canada
 Powers:
  Telekinesis
  Force Shields
  Mental Grapple
  Psychic Blades
 

 Stacy Turnerは、どんな場所も自宅よりは良いはずだと思っていました。父親は本当にウザったい男だったのです! 二人が喧嘩をしていない時、彼は「娘を更正させる」ための新しく制限の厳しい罰を考えてばかりいました。

 彼女は、学校に留まる理由もまるで思いつきませんでした--クラスは退屈で、教師は間抜けで、知るべきものは何ひとつ学びませんでした。そしてある夜、父親ともう一度喧嘩した後で、Stacyはバッグに荷物を詰め込み、寝室の窓からこっそり抜け出し、冒険に満ちた人生に漕ぎ出したのです。

 シカゴの路上での生活は、彼女が想像した以上に辛いものでした。しかし、彼女はやるべきことをやって、生き残る方へ向かって少しずつ進んでいきました。

 ある夜、彼女は不運にも暗い路地に間違って入り込み、気づいた時には強盗の一団らしい大勢の連中に包囲されていました。Stacyは今持っている数ドルでは充分でないとわかっていましたが、連中は彼女に対して怒りをぶちまけました。

 怯えて、彼女は逆上し、そしてテレキネティック・ナイフとして顕現した彼女のパワーで、襲い掛かる相手を切り裂きました。彼女は連中の財布を盗んで、街から出る始発のバスのチケットを買うために金を遣いました。

 彼女は逃亡し、気の向くまま街から街へ移りました。Millennium Cityに着いて2、3日すると、Traceと名乗る、彼女が誰であるかというだけでなく、彼女に何ができたか、シカゴで何が起きたかも知っている男が接触してきました。安全などこか、そのパワーの安全な使い方を教えてくれる学者がいて、もう誰も彼女を傷つけることのないどこかに彼女を連れていくことができると、彼は告げました。

 Stacyは不審に思いましたが、Traceは結局彼女を味方にしました。彼はStacyを、パワーの新しい使い方を教えてくれるDr. Sebastian Poeの元へ連れていき、その教え子であるPsimonに、彼女はすぐに通じ合うものを感じました。

 StacyはMind Slayerと名乗り、PSIの中でも最も恐れられる暗殺者の一人となりました。そして、Poeから組織を奪うために協力してほしいとPsimonから持ちかけられた時、彼女は即座に同意しました。現在、彼女はフィールドではPSIのために働きますが、Psimonの傍らに戻ると彼の個人ボディガードとして働きます。

 

About Mind Slayer
 Mind SlayerはPsimonに全く忠実です。他の者には冷酷で冷淡です。彼女はPsimon以外の者とはめったに会話せず、彼女の気を惹こうとする会話にも対応は厳しく、時には暴力的ですらあります。PSIの他のメンバーは、出来る限り距離を置くことを学びました。

 Mind Slayerのパワーは、直接的なmental grabsからシールド、psychokinetic fingersまで、全て念動力のバリエーションです。彼女が一番大好きなパワーの使い方は、純粋に精神力で作り上げる非常に鋭いブレードで敵をずたずたに切り裂くことです。彼女はPSIの任務を完遂するために殺人的な力を使うことを躊躇せず、そして時々、それを愉しんでいます。

 

Ankylosaur

 
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Character Profile
 名称:
  Ankylosaur
 本名:
  Paul Bressler
 活動基盤:
  Worldwide
 Powers:
  Armor
  Super Strength
  Super Speed
  Grenades
  Tail Whip
  Enhanced Senses
  Onboard Computer
 

 Paul Bresslerはまったくツイていない男でした。

 彼は貧しい家庭に生まれ、本当の理解者は一人もいませんでした。清掃用具入れの中で彼が校長の娘としていたことに対する単純な誤解から、彼は放校処分を受けました。二、三の強盗と、何台かの車を盗んで乗り回した罪で、少年拘置所へブチ込まれました--ツイている連中は手首にシッペされるだけで済んだというのに。

 公平になることは決してありませんでした。しかしPaulは、このどうしようもない不運を埋め合わせする大成功があると信じていました。

 地元のVIPERの一味が、仕事のためにPaulとその友人を雇った時、彼にチャンスが訪れました。Paulは、これが成功への賭けだとわかっていました--VIPERが利益を得るなら、彼も裕福になるということです。

 仕事は簡単でした--騒ぎまくって、UNTILの研究センターの外にあるものをいくつか壊し、VIPERチームを施設に潜入させ、略奪させたのです。簡単な仕事のはずでした--UNTILのセキュリティが素早く、そして手痛い打撃をPaulと仲間達に与えたこと以外は。

 Paulはうろたえ、そこから離れて研究センターに逃げ込みました。自分がある種の倉庫に入ったことに気づき、積み重なった枠箱の陰に隠れました。冗談のようですが--捕まらないように祈る以外に、彼にはすることがなかったので--ペンを引き抜いて、何枚かの輸送用ラベルに自分の住所を書き込みました。やがて戦いの物音が弱まり、Paulはこっそり逃げ出して、自分はツイていたと思いました。

 驚いたことに、数日後、配送トラックが彼のアパートの前に止まり、いくつかの巨大な木箱を届けました! Paulは夢中でそれを開梱し、何か売り飛ばせる物は無いかと思いました。代わりに、ある種の恐竜に似た、輝くパワード・アーマー・スーツを見つけました。ツイている日でした!

 どうやって組み立て、運用するのか理解するまで二、三日かかりました--紛失したプロトタイプのAnkylosaurアーマーを探し当てたUNTILエージェントの部隊が現れるのに、丁度間に合いました。数発のグレネードと何度かのパワー攻撃で、PaulはUNTILチームを撃破しました。彼はスーパーヴィランになったのです!

 

About Ankylosaur

 Ankylosaurは雇われ者の超犯罪者で--時には他のヴィランのために働き、時には自分のために働きます。彼は毎回勝利するわけではありませんが、以前の彼よりも愉快な人生を送っています。

 彼はゴロツキの暴漢で、力と分厚い財布をポケットに入れる事が大好きです。Ankylosaurアーマーが、そういったものを彼に与えてくれます。しかし、Ankylosaurは頭のいい人間ではなく--きちんとアーマーの名前を発音できるようになるまで数か月かかりました--、そのため、そういった人間に感銘を受け、腕力の強い連中を探している黒幕のために従順な新兵になります。

 Ankylosaurは権力を笠に着た連中が大嫌いで、たとえ仕事の最中であっても、警官やUNTILエージェントを叩きのめす機会を逃しません。困った状況になり、人質が必要になった時はいつでも、「役人」に見える誰かを捕らえます。

 最近、Ankylosaurアーマーが若干古びてきているので、アップグレードしてくれるブレーンと手を組むことを考えています。より良いアーマー、より強い武器--警官には勝ち目がありません。

 

Menton

 
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Character Profile
 名称:
  Menton
 本名:
  Menton
 活動基盤:
  Strongholdに収監中
 Power:
  Mind Control
  Illusions
  Telepathy
  Telekinesis
  Psychokinetic Shields and Blasts
  Mental Projection
 

 何世紀もの間、Medina家は、王族との血縁関係にあり、またヨーロッパで最も特権階級に限られた社交行事を主催する、スペインで最も裕福で著名な家系の一つでした。しかし、第二次世界大戦の終戦直後、Medina家がAlbert Zerstoiten、Doctor Destroyerとして知られる悪魔の様な黒幕に忠誠と服従を誓ったことは、ヨーロッパの有名人たちが知る由もありませんでした。

 DestroyerはPacorro Medinaの双子の子供に潜在的なサイオニック能力の可能性を認め、子供たちを引き渡すよう要求しました。Medina家はそれに応じ、続く10年間、Alejandro MedinaとIsabellaの双子の生命は、研究、テスト、実験的治療と苦痛を伴う外科処置の嵐に晒されました。

 Doctor Destroyerの冷酷な研究は成功しました。Isabellaは強力なサイオニックになりました。しかし、Destroyerでさえ説明不能の理由によって、Alejandroは更に、更に強力になりました。彼の恐るべきパワーは人間のmentalistの中で誰よりも強大なのです。

 Destroyerは、早速彼ら--MentallaとMentonと呼ばれました--を重用し、暗殺とスパイに活用しました。双子は長年に渡って彼の兵隊として過ごしましたが、その鉄の統治に苛立ちました。特にMentonは、Destroyerの手下としての役割を不満に思っていました--なぜ彼と同じほど強力な者が彼に仕えねばならないのか?

 「デトロイトの戦い(The Battle of Detroit)」の混沌とした余韻の中で、Mentonに好機が訪れました。彼はDoctor Destroyerの組織から離反し、自ら世界征服を企てました。

 彼は、その巨大なメンタル・パワーによって、国家と、そして惑星全土を支配すべく奮闘しました。これまで、彼は常に敗北を喫してきましたが、数人の用心深いスーパーヒーローは、Mentonがどのくらいの世界的指導者たちを裏から操るつもりなのか警戒しています。

 

About Menton

 Mentonは現在生存する人間のサイオニックの中で最も強力です。彼は、他の人類に対する軽蔑を隠すことはなく、Doctor Destroyerを含む全ての人類は精神的には自分の敵ではないと思っています。彼にとって、人類とは、思い通りに制御し操作できる操り人形でしかありません。彼が愛し、共感できる人間は、唯一彼の姉妹だけです。

 Mentonの力はマインド・コントロールを行い、見破ることのできない幻影を作り出し、思考や記憶を読み取ったり書き換えたりし、敵の脳機能を閉鎖することで麻痺や盲目状態に陥らせ、psychokinetic shieldとblastを放射します。彼のパワーは、人間に対するのと同じくらい簡単に動物やエイリアンの精神に影響を及ぼし、他人の中に彼の意識を完全に投射して、その個性と記憶を抹消して肉体を乗っ取ることが出来るほどに発達しました。

 Mentonは、Doctor Destroyerの組織を離反した後、新しく、より若く、より強い肉体と強力なサイキック能力を手に入れました。彼はしばらくの間、発見されるのを避けるためこの「完全な変装」を使いましたが、The Championsと対立した後捕らえられ、人道に反する罪の有罪判決を受けて、Strongholdでの「熱い眠り」を宣告されました。

 しかし、Mentonの肉体は収監されるでしょうが、何が彼のように強力な精神を収監できるでしょうか?

 

Doctor Destroyer

 
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Character Profile
 名称:
  Doctor Destroyer
 本名:
  Albert Zerstoiten
 活動基盤:
  Destruga
 Power:
  Superhuman intellect
  Super-strength
  Armor
  Flight
  Destroyer blasts
  Particle cannons
  Sensory overload ray
  Tangleweb projector
 

 1917年にバイエルンの貧しい人形職人とその妻の間に生まれたAlbert Zerstoitenは、幼い時から自身の優秀な知能に気づいていた早熟な子供でした。

 Albertの知性とアーリア人的美貌はナチスドイツ政府から注目され、軍の秘密プロジェクトに従事することになりました。第二次世界大戦におけるドイツの敗北が彼の中で決定的になった時、Zerstoitenは亡命しました。

 冷戦時代の短い期間、アメリカの次世代核兵器の開発に携わった後、Zerstoitenは文明社会から隠遁し南米の密林に犯罪帝国を作り上げました。先進的武器の売り上げ、密輸と架空会社は莫大な富をもたらし、世界中の裏社会の大物は、Doctor Destroyerという英訳された名前によってのみ、彼を知ることになりました。

 Destroyerは本格的に地球を征服する準備を整えていました。これまでに考案された中で最も先進的なパワードスーツを製造し、デスマシン・ロボット(robotic death machines)と化け物じみた連中で軍隊を構成し、世界を手中にするための様々な手段を行使しました

 1992年、彼は北米の大部分を壊滅させるべく設計された最終兵器を打ち上げました。世界中のスーパーヒーローが力を合わせて対抗したため、Destroyerは敗れましたが、衛星軌道砲の引き金は既に引かれた後で、デトロイトは壊滅し、数千人が死亡しました(訳注:「Millennium City」の説明では6万人が死亡したことになっている)。

 沈黙の数年間を経て、Doctor Destroyerは再び姿を現しました。しかし、これは本物のDoctor Destroyerでしょうか、それとも邪悪なマスター・ヴィランや大量殺人者を集めるためにDestroyerを装う、悪意を持った新しいヴィランなのでしょうか? このDestroyerは、世界を征服し、敵対者を絶滅させようという、以前と同じどす黒い野心を持っていますが、新しいコスチュームをまとい、非常に強力になったパワーを駆使します。

 Destroyerの新しいアーマーと武器、そして新しく設計されたロボット軍団は、UNTIL部隊がこれまでに確認したことのない奇妙なエナジーを利用している様に見えます。Destroyerが更なる技術革新を成し遂げたのか、それともこのエナジーが別の起源を持つのかは不明です。Destroyerはこれに言及しておらず、そしてこのミステリーに深入りすることは死を招く結果になるでしょう。

 

About Doctor Destroyer

 Destroyerは傲慢の化身です。彼は、自身が他のあらゆる存在より優れており、それゆえ地球を支配する権利を持つのだと理解しています。

 彼は地球上で最も技術的に先進で熟達した人間であると考えられており、彼のロボット、基地、車両と武器のテクノロジーは、熟考を重ねた最高水準の技術を遥かに超越しています。Doctor Destroyerのテクノロジーの多くは、彼が発明した超合金Destreumで作られています。

 Doctor Destroyerの新型パワードスーツにおける改良されたテクノロジーは、Destroyer Beamから素粒子砲(Particle cannons)まで、多数の異なるエナジー攻撃を使うことができます。Destroyerは飛行用のアーマージェット、敵を打ちのめすsensory overload cannonと、戦闘中に敵を捕らえるtangleweb projectorも有しています。彼は戦闘において徹底的に冷酷で、呼吸するのと同じくらい気軽に命を、もしくは多くの命を奪うでしょう。

 Champions Onlineのヒーローたちは、Doctor Destroyerとの戦いの最前線にいます。彼の思惑の裏をかいて、彼の部下を止め、そしてDestroyerとの最終決戦に挑んでください。世界の運命は、あなたにかかっています。

 

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