【レッサー】

DQ6（SFC版）

SFC版で仲間になった【レッサーデーモン】の1匹目の名前。
リメイク版では仲間にできないので注意。

仲間になる確率

仲間になったときの名前

フジモンは藤本広貴、トーダは戸田淳が由来と思われる。カズンの由来は【折尾一則】なのか大和田一徳なのかは不明。
それかあるいは「レッサーデーモン」だけに（直接本作に登場してないが）【アークデーモン】のいとこという意味合いでCousinから来てるのかもしれない。

覚える呪文・特技

ステータス

耐性

解説

【ムドーの島】の他、【ホルストック】周辺や【クリアベール】周辺で仲間にできる。
仲間になる確率が高い上に、【ムドー】撃破後もあちこちの地上に出現するため、仲間にするのには苦労しないだろう。
ただし、【魔物使い】★3（ゾンビマスター）以上が馬車外メンバーにいないと仲間にならない。
使うつもりであれば、早めに条件を満たしてムドーの島の1Fで仲間にしよう。
　
能力値は全体的に前衛と後衛の中間ぐらいで、HPは同時期の【ミレーユ】や【チャモロ】より一回り劣る。
しかし、【いなずま】と【ザラキ】をレベルアップで早くに覚えられるのは魅力的。
時期的にあまり使わないだろうが、職業で覚えられない【イオ】も覚える。
耐性も多少持っており、バギ系に強く、メラ、ギラ、デイン系も3割ほど軽減する。
見た感じ華奢な印象を受けるが、実際はどういうわけか大柄な【ボストロール】や【ドランゴ】と同じ【装備グループ】で、【はかいのてっきゅう】を筆頭に強力な武器防具を装備できる。
ただしこの系列、盾は【ドラゴンシールド】以上のものでないと装備できない高級志向タイプなので注意。
　
一応上限Lvは99だが、早熟傾向な成長をするためにクリア後になると育てる魅力はほとんど無い。
特に身の守りは華奢な見た目通りよく分かり、Lv40で90あるのにLv99では110しかなく、HPも普通に育てるなら500ぽっち。
前述の通り華奢ながら重装備可能なので、防具の守備力や耐性でカバー自体はわりと容易なのが救いだが、不安なら【いのちのきのみ】を【ふなゆうれい】か【オンディーナ】あたりから、全員【盗賊】パーティにして地道にかき集め、可能な限り注ぎ込もう。
そんなわけで、手間をかけずにサクサクプレイ前提なら、活躍するのはクリア前までだろう。それまでなら十分使えるはず。
　
ただ、クリア後でも出番がないかと言われたらそんなこともない。
重装系キャラの中では高めな素早さを生かして、【はかいのてっきゅう】を装備しつつ【パラディン】に転職して力と素早さの両方を強化し、特技や通常攻撃で全体にダメージを与えつつ即死を狙っていく感じが彼の生きる道になりうる。
それ以上に彼には前述の通り、「自前でバギ系に強い」耐性という無視できない特徴を持つ。
本作の最強装備はなにかとバギ耐性がおろそかになりがちなので、もしも【お楽しみダンジョン】の【エビルフランケン】の【かまいたち】や【しんくうぎり】に泣かされてるキミは、今一度【アモス】共々彼のことを思い出して育成し、【におうだち】での風除け要員として投入してみてはいかがだろうか？
前述のとおり【いのちのきのみ】かき集めなど、ある程度の手間はかかるが、見合う価値はあるはず。
　
ちなみに力と素早さの両方が300以上になるキャラはかなり少なく、コイツを除けばミレーユ、チャモロ、【ルーキー】、【キラーマシン２】、【ランプのまおう】だけなので、先制で打撃戦を行いたいときにはある程度は使えるかも。
まあ、仲間になる確率が違うとはいえ、頭数を揃えたいならキラーマシン２達でもできるが。
特にキラーマシン２はバギ無効と、自慢のバギ耐性にすら負けてるのも目の上のたんこぶでもある。
　
総評としては、素の成長では中途半端なステータスにしかならず、見た目の数値上はあまり魅力的ではない。
しかし、HPは500もあれば実質的に十分であり、どうしても気になるならドーピングで補強も可能。
鍛えれば一定以上の活躍が見込めるいぶし銀的存在。
　
かの本作で強敵として有名な【エビルドライブ】の乗り物は彼等の骨とのこと。
レッサーデーモンの「磨けばレッサーでは終わらないポテンシャル」に目を付けたと思えば、そのマメさがここまでエビルドライブを強くしたと思うと納得がいくかもしれない。
　
【ドラゴンクエスト４コママンガ劇場】においては【ちるみる】に好んでネタに使われ、【ホイミン】に度々いじられるという不憫な役回りを担うことに……。
また、【牧野博幸】の4コマには、彼が下着をつけてくれないために後ろを歩く仲間が大変困るというネタがある。