初回放送形態
テレビ東京放映地域では「Arcadian Program」という形で一挙2話放映された(他の地域では別々に放映)。
2012年に発売されたBlu-ray BOXに放映当時のフォーマットver.が収録されている。
呼びかけに答えた子供達
映像によると一騎、総士、咲良、衛、甲洋の5人(剣司の所在は不明)。
真矢と翔子は海辺にいたが、呼びかけに反応を示したのは真矢だけの模様。
弓子「クラブの朝練?」千鶴「今日はないって言ってたけど……」
真矢が何の部活に入っていたのかは本編では言及なし(脚本ミス、あるいは没設定の可能性が高いが)。
「朝練」という言葉があったところを見るに、運動系?
翔子の家にやって来る真矢
小説版では翔子が学校に行ける時は真矢が自転車に乗せて一緒に登校し、行けない時は始業時間ぎりぎりまで一緒にいて、それから真矢だけ登校する事にしているという設定が明かされている。
小ネタ
公蔵「今日の夕日は特別な色になりそうだ」
総士が島を出ていたのは、ファフナーのパイロットとなる子供達を覚醒させるために公蔵が仕組んだものである。
ちなみに公蔵はフェストゥムとの戦いが近い事を予期しており、共存ではなく戦闘を望んでいた。
「竜宮島回覧板・1129号」内「共生よりも決戦を望んだ公蔵を苦慮していた史彦」も併わせて参照。
蔵前とぶつかる総士
何気ないシーンだが、実は総士の左目の視界の狭さを表現した1コマでもある。
以下、『月刊Newtype』2004年12月号付録「蒼穹のファフナー Log-Book」内スタッフ対談*1の能戸隆Pの発言より抜粋。
26話全部見た後にあらためて1話からみてもらえると、わかる部分もあるんです。
1話で蔵前がメガネを外すと瞳が赤いんです。メガネをかけていると赤くない。
ファフナーに乗ってニーベルング・システムを起動させると瞳が赤くなるんですが、長時間乗ってるパイロットは、同化現象が進んでその瞳の色が戻らなくなります。
蔵前は光彩偏グラス(?)で周囲に気づかせないようにしてました。公蔵の指示でね。
身体も辛い状態なのに健気な子ですよ。また総士は左の特定の角度が見えないので、左から進入してきた蔵前とぶつかって、本を落とします。これは視認領域が狭い事で起きています。なので、なるべく人は左よりも右に立たせる傾向が多いハズです。真矢が総士の前でなるべく話しをするのはその為です。
竜宮島中学3年時間割
授業は月~土、火・木は7限まで。竜宮島にはゆとり教育はないらしい…。
ちなみに掃除当番は、1班が教室、2班が廊下、3班がトイレとなっている。
食堂
堂馬広登の父・量平が経営している「堂馬食堂」。DVD-BOX付属ブックレット等に、食堂の設定画が掲載されている。
品書には「しょうが焼」「レバニラ」が確認でき、定食メインの大衆食堂らしい。
なお、エプロンを身に付けた長髪の女性は広登の姉・舞。
シェルターに避難した生徒たち
2年、3年に該当しない名前は、1年(あるいは小学校?)の生徒?
教室で総士に話しかけた真矢の座席が座席表と一致するため、クラスメイトの名は既に設定されていると思われるが詳細不明。
ブルギルム隊所属者名
誠一郎の他に、キタムラ・コウジ、サカイ・ユタカ、イシノ・トモミチ、(名字不明)タツジの名が確認できる。
日野恵「私の息子もファフナーのパイロットだったのよ。貴女も頑張ってね」
道生の登場フラグだった?
蔵前果林について
第1話において既に同化現象の初期症状が現れている。
ちなみに、「蔵前果林」という名は、「蔵(格納庫)の前で果てる」という彼女の最期に由来。
そんな彼女の活躍については、前日譚『RIGHT OF LEFT』を参照。
子供達のシナジェティック・コード
主要人物以外の子供(いわゆるモブキャラ)のシナジェティック・コードは、容子の持っていたデータから確認できるもので以下のようになっている。
なお、作画ミス(あるいは設定ミス?)により、一騎以外の主要人物のシナジェティック・コードが第3話で千鶴が史彦に見せたものと異なっている他、酒井聡と金森智子のコード値が同一になっている。
(主要人物のシナジェティック・コードは第3話のものが以降も使用されており、公式設定ではそちらが正式なものと思われる)
氏名 | 形成数値 | 形成数値(正式設定ver.) |
酒井聡 | 15.862:1:17.022 | |
小嶋唯奈 | 18.322:1:19.213 | |
相原沙月 | 12.995:1:13.121 | |
高垣大三 | 13.232:1:14.892 | |
春日井甲洋 | 11.202:1:12.020 | 10.244:1:11.854 |
馬場徹郎 | 14.214:1:15.878 | |
西田清史 | 16.535:1:17.102 | |
森沢正代 | 15.921:1:16.868 | |
小楯衛 | 11.988:1:12.369 | 11.202:1:12.020 |
遠見真矢 | 10.891:1:12.030 | 12.142:1:13.584(改竄済) |
橋口観月 | 16.862:1:17.034 | |
大村美智 | 17.342:1:18.473 | |
木村英彦 | 14.235:1:15.744 | |
近藤剣司 | 12.142:1:13.584 | 12.742:1:13.566 |
金森智子 | 15.862:1:17.022 | |
要咲良 | 10.244:1:11.854 | 10.891:1:12.030 |
小沼孝志 | 14.262:1:15.422 | |
近田春吉 | 13.822:1:14.288 | |
佐野竜彦 | 17.232:1:18.012 | |
相馬信次 | 12.742:1:13.566 | |
伊達芳信 | 17.365:1:18.242 | |
石谷透 | 13.235:1:14.022 | |
神坂美千子 | 16.896:1:17.192 | |
新谷二忠 | 16.757:1:17.782 | |
城崎佳代子 | 13.214:1:14.862 | |
阿部隆利 | 17.369:1:18.252 | |
畠矢恭子 | 18.363:1:19.122 | |
堀井和美 | 15.568:1:16.881 |
ブルクへの移動手段
バーンツヴェッグが破壊されたため、一騎と総士はアルヴィス内の機材搬送用通路を用いてブルクまで移動した*2。
一騎「知ってる…知ってるぞ…」
初めてファフナーに乗ったにもかかわらず、一騎がファフナーの事を知っているような感覚に襲われたのは、メモリージングにより蓄積された知識が解放されたため。
保「武器搬出用のパスワードにロックが掛かっています」
後付け補完という形ではあるが、『RIGHT OF LEFT』にて、アルヴィスは、フェストゥムによる島(コア)の乗っ取りを防ぐため、兵器の封印を決定している。
ちなみに、生体解除キーとは、手の指紋やDNA等でロックし、登録した人間以外開けられないキーシステムで、対フェストゥム兵器開発に携わっていた公蔵が解除キーの役目を担っている。