セガサミー宮崎

Last-modified: 2024-04-16 (火) 12:14:24

セガサミー野球部からプロ入りした宮崎選手*1、「宮崎祐樹(元オリックス・バファローズ)」と「宮崎敏郎(横浜DeNAベイスターズ)」のこと。
以下の2人のプロフィールが血縁関係がない*2にも関わらず酷似していることから、どちらか分からなくした表現として用いられる。
ただし、祐樹がプロ入りした2011年に敏郎がセガサミーへ入社したことから、2人のセガサミー宮崎は「同時にセガサミーでプレーしていたシーズン」は存在しない。だが、敏郎が自主トレーニングで亜細亜大学の施設を使っている縁もあってからオフに合同自主トレを行ったり、祐樹が戦力外になった際にトライアウト受験の練習に付き合うなど本人同士の交流は多い。


セガサミー宮崎詳細

宮崎祐樹

  • 右投右打
  • 外野手
  • 佐賀県唐津市出身
  • 少年野球の唐津スカイヤーズ出身
  • 長崎日大高→亜大セガサミー→オリックス
  • 髭面
  • 元オリックスのエステバン・ヘルマンのものまねが上手い
  • オフには亜大時代の先輩松田宣浩と合同自主トレを行う
  • 2019年オフに戦力外通告→トライアウト受験を経て引退
  • 現在は一般人アクサ生命に就職。)

宮崎敏郎

  • 右投右打
  • 内野手
  • 佐賀県唐津市出身
  • 少年野球の唐津スカイヤーズ出身
  • 厳木*3高→日本文理大→セガサミー→DeNA
  • 髭面
  • ハンカチ世代の一人
  • くまのプーさんに似ている
  • オフには松田宣浩と合同自主トレを行う


類例

NPB

久保○○

久保○○

久保裕也(元巨人→DeNA→楽天)と久保康友(ロッテ→阪神→DeNA→米独立→メキシコ)も類似性を指摘されることが多い。

久保裕也

  • 1980年5月23日生まれ
  • 福岡県出身
  • 右投右打の投手
  • 大卒でプロ入り(自由獲得枠
  • 速球派
  • 先発、中継ぎ、抑えなど複数のポジションで活躍
  • 豊富な変化球*4
  • 決め球がフォークとスライダー
  • クイックが早い
  • 巨人→DeNA→楽天
  • 2017年に戦力外通告*5
  • 一時期は「決め球が牽制球」と揶揄されたほどのフィールディング

久保康友

  • 1980年8月6日生まれ
  • 奈良県出身
  • 右投右打の投手
  • 社会人経由でプロ入り(自由獲得枠*6
  • 速球派
  • 先発、中継ぎ、抑えなど複数のポジションで活躍
  • 豊富な変化球
  • 決め球がフォークとスライダー
  • クイックがとても早い
  • ロッテ→阪神→DeNA
  • 2017年に戦力外通告*7
  • ヤニキを拒否する

2016年には共にDeNA所属だった。

緒方こういち

緒方こういち

元広島東洋カープの緒方孝市は、現役時代は名前の読みが同じである当時読売ジャイアンツの緒方耕一と混同されることがあった。

緒方孝市

  • 1968年12月25日生まれ
  • 九州出身(佐賀県鳥栖市)
  • 右投右打の俊足の外野手
  • 鳥栖高校→広島
  • 1995~1997年盗塁王
  • 2015年~2019年の間、広島の監督を務める

緒方耕一

  • 1968年9月2日生まれ*8
  • 九州出身(熊本県熊本市)
  • 右投両打の俊足の外野手
  • 熊本工業高校*9→巨人
  • 1990・1993年盗塁王*10
  • 侍ジャパンの外野守備走塁コーチを務めたことがある
  • 2018~2019年の間、日本ハムのコーチを務める

なお、同じカープ・ジャイアンツの組み合わせで「山本浩二*11」「山本功児*12」の(読みでの)同姓同名も存在するが、2人の間には名前と出身大学*13を除いてあまり共通点はない。ちなみに功児の巨人時代の同僚に「山本幸二*14」もいた。さらに背番号も1番違いと、事を余計にややこしくしている。

田中兄弟

田中兄弟

プロではよく似ている兄弟が散見されるが、中でも神奈川・厚木出身の田中兄弟は酷似度が別格である。ただし兄弟ともにチームメイトに同姓の選手がいる*15関係で、試合内表記は「田中広」「田中俊」が用いられる。

田中広輔(兄)

  • 右投げ左打ちの内野手
  • 2006年当時新2年)に甲子園出場
  • 東海大相模~東海大~社会人(JR東日本)を経て24歳でプロ入り
  • プロ1年目の背番号は63*16
  • 高校時代の同級生に菅野智之*17
  • 結婚相手の女性は東海大相模高校野球部のマネージャー
  • プロ初本塁打がヤクルト戦
  • 2019年5月10日にシーズン第1号ソロホームランを放ち兄弟アベック弾を記録
  • 「倉本」のつく蔑称を持つ
  • 2020年にFA権を取得し、DeNAが調査するも広島に残留

田中俊太(弟)

  • 右投げ左打ちの内野手
  • 2010年当時新2年)に甲子園出場*18
  • 東海大相模~東海大~社会人(日立製作所)を経て24歳でプロ入り
  • プロ1年目の背番号は63*19
  • 高校時代の同級生に菅野剛士
  • 巨人時代の同僚に菅野智之
  • 結婚相手の女性は東海大相模高校野球部のマネージャー
  • プロ初本塁打がヤクルト戦
  • 2019年5月10日にシーズン第2号満塁ホームランを放ち兄弟アベック弾を記録
  • 「倉本」のつく蔑称(オレンジの倉本)を持っていた
  • 2020年オフに梶谷隆幸の人的補償でDeNAに移籍
  • 2023年オフに戦力外通告を受け、2024年にイースタンリーグに新規参入するオイシックス新潟に入団
菅野○○

菅野○○

田中兄弟編で取り上げられた巨人・菅野智之とロッテ・菅野剛士の2人も、血縁関係こそない*20が共通点は何点か見受けられる。

菅野智之

  • 右投右打の投手
  • 関東出身(神奈川県相模原市)
  • 東海大相模高校出身
  • 高校時代の同級生に田中広輔
  • 大学卒業後1年浪人(自主的な留年)を経てプロ入り(東海大)
  • チームメイトに坂本姓の選手がいる勇人(内野手)と育成の勇人(捕手))

菅野剛士

  • 右投左打の外野手
  • 関東出身(東京都府中市)
  • 東海大相模高校出身
  • 高校時代と社会人時代の同期に田中俊太
  • 高校の先輩に田中広輔
  • 大学時代の同級生に坂本姓がいる誠志郎
  • チームメイトにも坂本姓の選手がいる(光士郎)
  • 大学卒業後社会人を経てプロ入り(明治大→日立製作所)
その他
  • 小深田大○
    名前が一字違いの楽天・小深田大翔とDeNA・小深田大地も血縁関係はないが共に兵庫県出身で右投げ左打ちの内野手という共通点がある。
  • 鈴木尚○
    元巨人・鈴木尚広と元横浜・鈴木尚典*21も現役時代から名前の類似性が話題になっていた*22
    ただし尚広が打力に課題がある一方ゴールデングラブ賞を獲得するほどの名手だったのに対し、尚典は打撃こそ2年連続首位打者を獲得するほどの実力者だったものの守備の方は壊滅的だったため*23、外野手という共通点こそあるもののプレースタイルにおいてはあまり似通っていない。
  • わたなべりょう・高濱兄弟
    2022年オフに渡邉諒は日本ハムから阪神に移籍したが、渡邉諒と名前の読みが全く同じ渡辺亮もスカウトとして在籍しておりネタにされた。さらに言えば、渡邉諒の阪神での背番号25は奇しくも渡辺亮が最初に着けた背番号でもある。
    また渡邉と一緒に移籍してきた高濱祐仁も、2011年3月に小林宏之の人的補償でロッテに放出された高濱卓也の弟であるため高濱復帰とこちらもネタにされた。
  • 西館○○
    巨人・西館勇陽とヤクルト・西館昂汰も血縁関係はないが、共に東都リーグからの大卒で2023年のドラフト1位、右投げ右打ちの投手という共通点がある。
    ドラフト前の評価は勇陽の方が高かったため、昂汰の方が「じゃない方の西館」と呼ばれる……かと思いきや、昂汰のXのいいね欄が発掘された結果昂汰の方に「FANZA西館」というあんまりな別称が付けられ、必然的に勇陽が「じゃない方の西館」になってしまった。


MLB

クリス・デービス

クリス・デービス

同時期に同姓同名(スペルは異なる)の選手が2名存在しており、いずれもインパクトのある成績でネタになっている。

クリス・デービス(BAL)

  • 本名「クリストファー・リン・デービス(Christopher Lyn Davis)」
  • 右投げ左打ちの内野手
  • 本塁打王獲得経験(2度)のあるスラッガー
  • ニックネームがクラッシュ(Crush)
  • 2018年規定打席に立って打率.168を記録、MLB記録を樹立
  • 連続打席無安打記録(62打席)を保持
  • 死刑囚認定
  • 2021年8月で引退
  • 2011年途中までテキサス・レンジャーズ所属*24
  • 薬物違反の処分歴があるため、なんJでは「クスリ・デービス」と呼んで区別される。

クリス・デービス(TEX)

  • 本名「クリストファー・エイドリアン・デービス(Khristopher Adrian Davis)」
  • 右投げ右打ちの外野手
  • 本塁打王獲得経験(1度)のあるスラッガー
  • ニックネームがクラッシュ(Khrush)
  • 2015年~2018年の間規定打席に立って同一打率(.247)を記録、MLB記録を樹立
  • 2021年はテキサス・レンジャーズ所属
  • 同年、死刑囚化、レンジャーズを解雇
  • 2022年はメキシカンリーグと独立リーグを転々、現在はFA。
  • ブリュワーズ時代の同僚であったライアン・ブラウンの薬物違反による出場停止を機にメジャー定着
その他
  • ジョン・レスター
    同じくMLBにおいて同時期に存在した同姓同名の投手。
    ただし左投げの方のジョナサン・タイラー・レスター(Jonathan Tyler Lester)がレジェンド級の成績*25を残している一方、右投げでオリックスに所属した方のジョナサン・デイヴィッド・レスター(Jonathan David Leicester)はなんJ民から名前が野菜に似ているとネタにされた程度に留まっている*26
  • マット・ダフィー
    MLBにおいて同時期に存在した同姓同名の内野手で、右打ちかつ三塁が本職というところまで共通している。
    ただし1991年生まれのマシュー・マイケル・ダフィー(Matthew Michael Duffy)は複数球団を渡り歩きながら2023年現在もMLBでプレーを続けている一方、1989年生まれのマシュー・エドワード・ダフィー(Matthew Edward Duffy)は3Aの帝王止まりで2017年はロッテでプレーするも最下位転落の一因となりこの年を最後に現役引退している。
  • ロジャース兄弟
    2010年代後半から共に救援投手として活躍している双子の兄弟。
    兄テイラー・アレン・ロジャース(Taylor Allen Rogers)は左のスリークォーター、弟タイラー・スコット・ロジャース(Tyler Scott Rogers)は右のアンダースローであるが顔が瓜二つであり、しかも両者とも2023年よりサンフランシスコ・ジャイアンツでプレーしている*27ため両者が混同されてしまうことも


関連項目


*1 2人とも「崎」は正確には「﨑」(右上の「大」が「立」になっている環境依存文字)。
*2 ただし、互いの実家は車で5分程度の距離のところにあるらしい。
*3 読み方は「きゅうらぎ」。
*4 巨人在籍時は背番号が11だったことから、野球chにおいては同じく多彩な球種を持つダルビッシュ有にちなんだ「ダメビッシュ」「久保ビッシュ」とも呼ばれていた。
*5 2015年から3年連続で通告を受ける珍記録を持つ。2017年は右手血行障害手術の関係であり、育成契約を経て翌年再び支配下登録された。その後は2020年の現役引退まで戦力外通告は受けなかった。
*6 高卒社会人経由で入団。MLBを経由した多田野数人が日本ハムに入団するまでは松坂世代で入団が最も遅く、「世代最後の大物」とも称された。
*7 自身が出場機会を求めた形であるため、一般的な解雇とは異なる。
*8 林修(1965年生まれ)と同じ誕生日。
*9 共にプレーはしていないが、孝市のチームメイトだった前田智徳の先輩にあたる。
*10 1990年は野村謙二郎(広島)、1993年は石井琢朗(横浜)と同数。
*11 ミスター赤ヘル、WBC2013日本代表監督。
*12 元ロッテ監督。クリケット選手・山本武白志(NPB時代はDeNA所属)の実父。故人。
*13 法政大学。ちなみに功児は浩二の5学年下。功児の巨人時代の応援歌の歌詞に「どこかの奴に負けるなよ」という浩二を意識したフレーズがあった。
*14 工藤公康の名古屋電気高(現・愛工大名電高)時代の相方。
*15 広輔には田中法彦(投手)、俊太は巨人時代には田中豊樹(投手)と育成の田中優大(投手)が、DeNAでは田中健二朗(投手)がいる。
*16 3年目の2016年から背番号を2に変更している。
*17 なお、広輔が甲子園に出場した2006年春時には菅野はベンチ漏れしている。
*18 その年の夏及び翌年春まで3季連続出場。
*19 2年目の2019年から背番号を51に、DeNAに移籍した2021年からは背番号を38にしていた。なおオイシックス入団後は背番号を3にしている。
*20 剛士が言うには智之との血縁関係を聞かれたことは数えきれないほどあるとのこと。
*21 2007-2008年の登録名はスコアボード表記と同じ(姓名の区切りがない)「鈴木尚(すずきたか)」。
*22 両者共にスコアボード表記が「鈴木尚」だったため、非常に紛らわしいとネタにされていた。なお尚典は1998年を以て鈴木健(投手。西武→ヤクルトで活躍した内野手の鈴木健とは無論別人)が退団したことにより同姓のチームメイトがいなくなったが「鈴木尚」表記を引退まで通した。
*23 そのため、守備面でも鉄壁だった1998年の優勝メンバーで唯一の穴と評されていた。
*24 上原浩治とのトレードでオリオールズへ移籍。
*25 悪性リンパ腫を克服し2013年から7年連続2桁勝利、ノーヒットノーラン達成1回(2008年)、最多勝タイトル1回(2018年)。2021年9月20日、史上119人目となる通算200勝達成。
*26 成績は2009年、2010年の2年間で55試合2勝3敗10S1H防御率4.88。
*27 タイラーはジャイアンツ一筋、テイラーはツインズでプロ入り、その後パドレス・ブリュワーズを経てジャイアンツ入り。テイラーがパドレスに在籍していた2022年にはジャイアンツ-パドレス戦の試合前にキャッチボールを行ったり、メンバー表交換に代表として現れたこともある。