素材アイテムの一種。
目次
概要
- キングロブスタという甲殻類の頭を守る外殻の一部。
大型モンスターの牙と咬力を以てしても噛み砕けないほどの強度を持つ。
キングロブスタ自体を狩猟、あるいは捕獲するのはハンターの専門外だが、
これを餌としたモンスターを狩猟すると偶然的に入手できる事がある。
意外にもこれだけでも高額で取引される珍品。
- 無印から存在する素材アイテム。
当時はガノトトス(及び亜種が登場する作品においてはその亜種)からの剥ぎ取り、
またはガノトトス関連のクエスト報酬としてのみ入手する事ができた。
その後コンシューマーシリーズにおいてはMHXまで事実上のガノトトス専用素材、
しかもガノトトス関連の中では逆鱗クラスのレア素材としての立場にあった。
- 上位素材としてより大きな背中部分の甲殻「エビの大殻」が存在する。
また、MHGではさらに巨大な「エビの巨大殻」が、
MH4(G)では尻尾の部分の外殻「エビの尾扇」が新たに登場している。- 番外的な素材として「アメザリの甲殻」「アメザリの巨大殻」というものもある。
こちらは一部のイベントクエストなどで入手できる。
- 番外的な素材として「アメザリの甲殻」「アメザリの巨大殻」というものもある。
- 基本的に用途は他の素材と同様に武具の素材。
MH3Gではそれに加えて資源化という使い道もある。
一個につき1,000ptとなかなか大きいが、
他のシリーズと比べて入手に手間が掛かる(詳しくは後述)ため、
安易に資源化すると欲しくなった時に困ってしまう。
- 「珍品」と言われるだけあって地味に高額で売れる。
下位素材であるエビの小殻でさえ、実は水竜の上鱗よりも高値。
ただ、資源化についてもそうであるように入手の難易度とその価格を天秤に掛けるとあんまり割に合わない。
片っ端から売ったりせずに必要な時に使えるように、少なくとも幾つかはストックしておいた方が良いだろう。
- 作品毎のアイコンの追加により、近年では同名のアイテムで全く異なる2つアイコンを持つものも珍しくはないが、
このエビの小殻は3つもアイコンを持つ、地味にレアなアイテムである。
MH~MHPでは他の甲殻系アイテムと同じく「モンスターの亡骸」のアイコンであったが、
MH2で甲殻種が追加されると、盾蟹の甲殻などと同じ「鋏脚」のアイコンになりMHP2Gまで使用された。
その後、MH3Gでの復活の際は、MHP3で新しくなった「甲殻」のアイコンが割り当てられた。
ただし、MH4以降の作品では、甲殻種のアイテムと共に「鋏脚」のアイコンも復活したが、
結局「甲殻」のアイコンのままMHXXに至る。
ちなみに、盾蟹の小殻はMHP2(G)、MHX(X)では「鋏脚」、MH4Gでは「亡骸」のアイコンであり、
同じ甲殻類と思われる食材の女王エビは「鋏脚」、女帝エビは「魚」のアイコン、
豪邸ヤドカリは「虫」のアイコンである。ややこしすぎる…。
MHP2(G)
- MHP2(G)ではガノトトスの狩猟以外にトレニャーへの依頼でも稀に手に入る。
他のモンスターに置き換えると逆鱗や紅玉がモンスターを狩らずに入手できるというちょっと不思議な感覚。
MH3G
- MH3Gでは「エビの小殻」は登場せず、「エビの大殻」のみが登場している。
- MH3Gではガノトトスから直接入手する事はできないので、
基本的には狩猟船への依頼で入手する形になる。
ただ、伝説の潮境でしか採れない上に確率もそんなに高くないのでなかなか入手困難。
MH4(G)
- MH4(G)ではぽかぽか島の投網マシーンを利用する事で偶発的に入手できる(わざわざガノトトスを狙う必要は無い)。
これまた入手率は高くないので必要ならば根気よく狙い続けよう。
ちなみに、本作ではガノトトスも一応登場するものの、
今回はこちらを捕獲してもキングロブスタの素材が手に入ることはない。
MHX
- MHXではガノトトスだけでなく、ラギアクルスの狩猟でも入手できるようになった。
なお、MHXではガノトトスが下位クエストに登場しないため、
エビの小殻は実質的にラギアクルス専用素材となっている。
MHF
- MHFではMH2時代とほとんど立場は変わっていないが、
より強力な個体やそのような個体が持つレア素材が確認され、相対的にランクは下がった。
ただし、G級のガノトトスからはキングロブスタの鋏である「エビの巨大鋏」が、
亜種からは湾曲したキングロブスタの鋏である「エビの湾曲鋏」が俗に言う「準レア素材」として入手できる。
関連項目
世界観/キングロブスタ
モンスター/ガノトトス
モンスター/ラギアクルス
武器/ロブスタンプ
武器/エビィーガン
防具/キングロブスタシリーズ