MHWorldにて初登場したアイテム。
概要
- とある草原と青空が広がる牧歌的な村から輸入された宝石。
村の名前などは具体的には語られないが、その名称や説明文からして九分九厘ベルナ村だろう。
観賞用として人気があり、高値で取引される。
ただしハンターの装備として加工できるものではない。
- MHWorldでは現大陸からの輸入品として交易船と共にやって来る事がある。
入手できるタイミングが限られる貴重なアイテムだが、売却以外の使い道は無い。
しかも本作ではこのような換金アイテムは軒並み取引価格が渋く、
このベルナストーンも1つにつき400ゼニーにしかならない。
珍しいからと言って優先的に入手する必要は無いだろう。
なお、観賞用だからと言ってインテリアのように飾ったりもできない。
- MHRiseでもロンディーネの交易船で輸入されてくる物品の一つとして続投された。
前作より価値は大きく上がり、1,000ゼニーで売れるようになったが、
MHWorldよりはマシになったとはいえまだまだ金策としての効率は良いとは言えない。
一方で別の人物が同じ地方から土産物として持ってきた野菜はこれの10倍くらいの高値が付いている。
ただ、交換に必要なカムラポイントが50と少なく、効率は悪くともお金にはなるのは間違いないので、
カムラポイントに余裕がある中で見かけたなら交換しておくのもいいだろう。- MHR:Sからはそれに加え、ウラ交易を行うと時々品物に混ざって手に入るようになった。
- MHWorldでもMHRiseでも輸入品として登場し、自力で採掘する事はできない。
比較的リストに並びやすい事や取引価格が比較的安い事から
宝石としては比較的安価ながらそれなりの流通量があるのだろう。
ハンターの懐はともかく、ベルナ村の経済には精一杯貢献しているのかもしれない。
余談
- 現実世界には「ターコイズ」と呼ばれる宝石が存在する。
ターコイズは和名を「トルコ石」と言い、地名(国名)+石というネーミングはベルナストーンと同様である。
また、ベルナストーンのアイコンは(シリーズによって微妙に違うが)青緑色、即ちターコイズブルーに近い。
あるいは元ネタだったりするのかもしれない。- ちなみにこのトルコ石、原産は現在のイランやエジプトの一部で、実はトルコではまず採掘されない。
トルコを経由してヨーロッパに輸入され、そのヨーロッパで「トルコから届けられた石」として扱われ、
最終的に「トルコ石」という呼ばれ方が定着してしまったのである。
「トルコから来た」ってのは確かに間違っちゃいなかったんだけどね……。
……ところで、MHRiseのベルナストーンの説明文によれば、
この石は「草原と青空が広がる牧歌的な村から輸入された」という。
お気付きだろうか。
「採掘された」などとは書かれておらず、あくまで文中の表記は「輸入された」のみなのである。
もしかすると、こちらも「ベルナ村を経由して輸入された石」に過ぎないのかもしれない。
実際、「ベルナ村は宝石産業が有名」などと言う描写は今のところ一切存在していない。- 現実には他にも、輸入するにあたって経由してきた場所に過ぎない場所の名前がついてしまった物品は意外と多い。
例えばジャガイモは元々はオランダから日本に輸入されてきたものだったが、
オランダ船が途中でインドネシアのジャガタラ(現在のジャカルタ)に寄港していたために
日本では「ジャガタライモ」と呼ばれ、それが「ジャガイモ」になったとされている。
同様に、カボチャに関しても実際はポルトガルから日本に輸入されたものだが、
その船がカンボジアを経由したためにこの和名が付けられたと言われている。
ベルナストーンに関しても似たような事情がある可能性も考えられる。
- 現実には他にも、輸入するにあたって経由してきた場所に過ぎない場所の名前がついてしまった物品は意外と多い。
- ちなみにこのトルコ石、原産は現在のイランやエジプトの一部で、実はトルコではまず採掘されない。