MHWorldに登場する精算アイテムの一つ。
概要
- 瘴気の谷の特殊且つ過酷な環境に自生する植物が実らせた赤色の果実。
独特な香りと刺激のある味が特徴的な食材として需要がある。
ほとんどの場合、人間の膝下くらいの高さにまでしか成長しないため、収穫するだけなら歩きながらでもできる。
しかし、生息地が非常に過酷な環境下であるため、そういった意味で入手は困難。
香りや味の強さによって価値や呼称が変わり、通常より成長が進んだものは「瘴気の果実」、
さらに成長し、この世のものとは思えないほど独特で強い香りを漂わせるものは「彼岸の果実」と呼ばれる。
なお、極めて稀に食べるだけで昇天してしまいかねないほど強烈な味の果実が実る事があり、
これは「ヘブンベリー」と呼ばれ、別格の扱いを受けて取引される。
- 瘴気の谷の地面からキノコのように生えている「赤い皮の果実」から採取できる精算アイテム。
しかしそのオブジェクトが暗がりでもわかる赤色にブツブツの表面というなかなか強烈な外観をしており、
人によってはあまり直視したくない、どこかグロテスクな印象を受けるかもしれない。
瘴気の谷らしいと言えば確かにそうかもしれないが。
瘴気の谷を散策するのであれば自然と目にする機会も増えるので、早いうちに慣れてしまうのが吉。
- 前述したように可能な限り見たくないと考える方も少なくないかもしれないが、
瘴気の果実、彼岸の果実、ヘブンベリーの三つは入手することでそれぞれを食事場の食材として利用できるようになる。
逆に言えば、これらを入手しないと食材の選択肢が増えないということなので、
嫌でも一度は探すことになるだろう。
特にヘブンベリーは入手できる場所が限られるため、
見つけられないと際限なくグロテスクな果実を収穫しながら谷中を駆けずり回る羽目になる。
余談
- MHWorldでは特産スジタケ系や小玉サボテン系など、
他にも食材として利用できる精算アイテムが数種存在するが、
それらと比較すると地下の果実系アイテムは何故か味や香り、食感などについての好意的なコメントが乏しい。
というか、共通してその表現がいい意味でなのか悪い意味でなのかで印象がガラッと変わる説明がされている。
ヘブンベリーの解説には味についての言及があるが、
その内容はなんと「昇天してしまうほど刺激的な味」というものである。
天にも昇る心地になるという意味なのか、
死にそうになるという意味なのかで印象が大きく変わるが、はたしてどっちなのやら…。- 最も刺激的な味がするヘブンベリーは英語に訳すと、「heaven berry」。即ち、「天国の果実」。
もはや依頼人(猫)のアイルーは天の住人なのだろうか…。 - ちなみに、瘴気とは熱病を起こす毒気、彼岸とはあの世のことを指しており、もはや不穏な雰囲気しかしない。
少なくともアステラの食事場を仕切る料理長が食材としてチョイスするのだから、
ただ単純に不味いだけ、というものではないはずだが詳細は不明。 - 現実世界では辛味や酸味、香りが強い食べ物などを「刺激が強い味」と表現することがあるので、
単品では正直美味しくないが、スパイスのように他の食材と合わせる事で真価を発揮する食材なのかもしれない。 - イベントクエスト「地下の主が呼んでいる…」では地下の果実20個の納品が達成条件となっているが、
依頼文には「クセになる」「定期的に採りに行きたくなる」などの文言がある。依存性があるのだろうか…。
依頼主はアイルーであるため、マタタビのような成分が含まれている可能性もある。 - MHXX以前の一部作品では、拠点で食事を終えた際に「天にも昇る味だった」と表示されることがある。
そちらは食べたハンターが満足そうな動きをし、ステータスもきちんと上がっているため、
しっかりと美味しい味だったであろうことがうかがえる。
- 最も刺激的な味がするヘブンベリーは英語に訳すと、「heaven berry」。即ち、「天国の果実」。
- 強烈な味の果実は「ヘブンベリー」と呼ばれるそうだが、一般的にベリー(berry)と言えば小さい食用になる果実…
有名所ではストロベリー、クランベリー、ブラックベリー、ブルーベリーなどを総合した呼び方なので、
具体的な植物名は不明(ストロベリー、ブラックベリーはバラ科。クランベリー、ブルーベリーはツツジ科)。
採取ポイントである「赤い皮の果実」は"上下を逆にしたラズベリー"めいた姿をしているのでバラの仲間だろうか。