アイテム/大食ツボカズラ

MHRiseから登場した精算アイテムの一つ。

概要

• 水没林の各地に生息しているウツボカズラの一種。
  強い匂いを放ち、その匂いによって獲物となる虫を引き寄せる生態を持つ。
  その中でも強烈な匂いによって集めた虫を見境無く喰らってしまうものを「大食ツボカズラ」と呼ぶ。
  何故名前から「ウ」だけ取り除いてしまったのかについては不明。
  見境なくとは言っても消化液の溜まった袋を持って佇んでいるだけなので、
  最初から選り好みはしていない。落ちるかどうかは動物次第である。
  • まあ靫(ウツボ)も壷も容器という共通点はあるので、
    形を想像するのには困らないが(ちなみにツボウツボカズラという種が実在する)。
    魚のウツボではないのだ。

• 匂いの強さや香しさによって市場での価値は変動する。
  通常よりも良い香りを漂わせ、より状態の良い虫を好んで捕食する個体は「美食ツボカズラ」と呼ばれる。
  その美食ツボカズラの中でも上質な虫のみを喰らい続ける事で、
  より芳醇な香りを漂わせる性質を獲得した特別な個体が出現する場合がある。
  このような個体は「三ツ星ツボカズラ」と呼ばれ、上質な特産品として珍重される。
  魅惑的な香りに寄せられてきた栄養価の高い虫を食べることで成長した個体は「五ツ星ツボカズラ」と呼ばれる

• 狭い崖の上などに自生している場合が多い。
  過去作ではほぼ見かけなかったのは、自生している場所の問題だったのかもしれない。
  もしかしたら人知れず背景に映り込んだりしていたのかもしれないが。
  残念ながらストーリー上やクエストのターゲットとして特別必要になる機会は無いが、
  比較的安全な場所に生えている場合が多いので、
  通り掛けに見かけたらポイント稼ぎも兼ねて採集しておくのも良いだろう。

• ハンターが採集すると丁度生えているうち赤いものだけが無くなる形になる。
  熟れているものだけ収穫している様にも見えるが現実のウツボカズラには赤いものも緑のものも両方存在するため、
  何故赤いものを選びとっているのかは不明。

• 精算アイテムとして取引されているが、どのような利用目的があるのかは不明。
  観葉植物、はたまた蠅取り紙やゴキブリホイホイなどのような殺虫器として利用するのだろうか?
  もしそうなら大食ツボカズラの説明文にある「強烈なにおい」が気になるところであるし、
  かと言って香りの良い上質なものほど獲物を選り好みする傾向があるので、
  時と場合によっては仕事をサボる可能性も考えられそうだが。
  • ちなみに現実世界のウツボカズラは、現地では料理道具として利用されているという。
    幾つかレシピはあるようだが、中にコメを詰めて加熱する事は共通している。
    ひょっとしたら、ツボカズラもその匂いを料理に利用しているのかもしれない。

関連項目

フィールド/水没林
アイテム/ハツラツカズラ - 過去作にアイテムとして登場した別種のウツボカズラ。こちらは地味に用途が明確だったりする。
アイテム/龍神カズラ - 同上