ウラガンキン(亜種を含む)やアグナコトル、ヴォルガノスの体表に付着している溶岩の塊。
様々な鉱物が溶けて混ざり合った物で、近年素材としての価値が見出された。
宝纏ウラガンキンから採掘可能な、宝岩塊についても本項で紹介する。
目次
概要
- MHP3以降の作品に登場しているアイテム。
なお、MH3以前はまだ素材としての価値が見出されていなかったのか、このアイテムは登場していない。
MHP3
- ウラガンキン通常種・亜種およびアグナコトルの狩猟報酬の他、
ウラガンキンの身体から直接採掘すると入手できる事がある。
鉱石類を中心とした武具の生産や強化に必要とされる事が多い。
「鉱石系素材でありながらモンスター素材」という特殊な代物だが、下位でも手に入るためか取引価格は比較的安い。
MH3G
- MH3Gでも市場価格は安いままだが、
モガの村では素材としては最高額の1500ptという莫大な資源ポイントに還元できる。
火山とは縁がないモガの村において、「溶岩の塊」という素材はいたく貴重なものなのだろう。- 数字だけだとピンと来ないかもしれないが、
これと同じポイントを1回で得るには、モガの森でイビルジョーを1頭討伐しなければならない。
つまり、転倒したウラガンキンにピッケルを1回振るのと上位イビルジョー1頭討伐が等価
と言い換えれば、その凄さが分かって頂けるだろうか。
勿論疲労状態にすればウラガンキンは何度も転倒してくれる訳で…
- 数字だけだとピンと来ないかもしれないが、
- 同じポイント数のアイテムは、ドボルベルクの「尾槌竜のコブ」やガノトトスの「水竜の鋭牙」もあるが、
溶岩塊は転倒したウラガンキンの背中or腹部の採掘で簡単に手に入るうえ、
ウラガンキン自身もボウガンの水冷弾や滅龍弾の速射を使えばいとも簡単に倒すことができる相手である。
また、クエスト報酬や部位破壊報酬などでも手に入るが、
ありがたいことに報酬欄一枠で2個以上手に入るケースが大半である。
それゆえ、溶岩塊を集めて資源化するハンターが圧倒的に多い。
実際、強力なモンスターがあまりモガの森に現れない序盤で、資源ポイントを効率良く集めたいのであれば、
モガの森での狩猟より、ウラガンキンのクエストをマラソンして溶岩塊を集めたほうが遥かに手っ取り早い。
夜であれば、モガの森にも出現する(通常種:1000pt、亜種:1200pt)。- 資源ポイントに不自由しなくなる中盤以降もここで採掘ついでに狩ってポイントを稼ぐ人も多い。
というのは、累計100万pt以上溜めると、「リュウグウガニの宝玉」という勲章がもらえるためである。
- 資源ポイントに不自由しなくなる中盤以降もここで採掘ついでに狩ってポイントを稼ぐ人も多い。
- かくして、溶岩塊目当てにウラガンキンが乱獲されることになったのである。
流石の現場監督も自分を捕獲されるとは思っても、自身が掘られるとは全く思わなかっただろう。
MHX(X)
- ウラガンキンとアグナコトルの復活に伴い、このアイテムも復活した。
さらに、新たに溶岩竜ことヴォルガノスからも採れるようになった。- しかし、説明文は『爆鎚竜と炎戈竜の…』とMHP3から変化なし。
ヴォルガノスから急に剥ぎ取れたりクエスト報酬に入ってきて初めて知った、
というプレイヤーも多いのではないだろうか。 - ヴォルガノスの甲殻は、身体に付着した溶岩が冷え固まった物であり、溶岩塊と似た経緯を持つ。
- しかし、説明文は『爆鎚竜と炎戈竜の…』とMHP3から変化なし。
- MHXでは武器の強化はレベル制であり、同じランク帯のものは強化素材がある程度共通している事が多いが、
武器種によってはこの溶岩塊をいくつもの武器の強化に要求される。
しかも1つの武器で3つ4つ要求される、なんてこともザラなので、
下位中盤~終盤あたりで武器の強化が軒並み止まっていたりする。
所謂ストッパー素材という奴である。- 溶岩塊は今まで通りウラガンキンの採掘でも採れるほか、
モンニャン隊をウラガンキンに飛ばすことでも確率で入手できる
(しかも必ず1枠2個。ちなみに上級では4個で、G級ではアルティマ結晶に差し替えられるため無し)。
また、アグナコトル、ウラガンキン、ヴォルガノスがターゲットのクエストを
ふらっとハンターに依頼することでも入手可能。
なるべく行かせるようにすれば入手に困ることはないだろう。
- 溶岩塊は今まで通りウラガンキンの採掘でも採れるほか、
- 現在はウラガンキン連続狩猟の救済クエストがあるのでそちらを利用しても良いだろう。
MHW(:I)
- ウラガンキンが上位からの出現となる関係で、溶岩塊も上位素材の扱いを受けるように。
また、本作ではヴォルガノスからの入手ができなくなっているので注意。
そもそも今作でヴォルガノスを狩る機会は少ないので問題ないかもしれない
- 入手手段が限られたと同時に、用途もガンキン防具の頭と腕に4個ずつ、あとは納品依頼で1回指定される程度で、
武器素材には用いられないため、ガンキン防具を生産しない限りは集める必要性はほとんどなくなっている。
ただ、ガード強化が欲しい場合ガンキン装備を3ヶ所は作る必要があるが…
宝岩塊
- MHXで新たに登場した、二つ名持ちモンスターである宝纏ウラガンキンから入手できるアイテム。
宝纏が体に纏う煌びやかな宝石の塊が零れ落ちたものである。
溶岩塊の上位素材という扱いではなく、あくまで二つ名素材の一種といった形である。
- こちらの方はクエスト報酬や転倒した宝纏からの採掘の他、
飛ばしてくる火薬岩に混ざっていることがある「色違いの岩」からの採掘でも入手が可能。
ただし、色違いの岩は時間が経つと睡眠性ガスを噴出するため採掘には注意が必要。
また、ガスの餌食になって寝そうなところをウラガンキンの追撃で狙われたり、
攻撃によって起きた岩の爆発を喰らうなどのトラブルもあるのであちらの挙動にも注意したい。
- 「宝石」と言うこともあってか溶岩塊とは打って変わって売却額が大幅に上がり、
こちらはなんと1万zという大金で売ることができる。
もし宝纏チケットが有り余っている場合は、これを使って金策を行うというのもいいかもしれない。
ちなみに装備の作製・強化にこの素材が直接要求されるケースはない。
カテゴリ指定の際に使うことは可能。評価値は上位5となっており、これは宝纏ウラガンキンの素材の中で最高値。
しかし1万zで売れることを考えると使用するのはやや勿体ない。よって手に入り次第売ってしまっていいだろう。
- MHXXでは新たにG級素材として宝岩巨塊が登場。
こちらも立ち位置としてはほとんど変わらないが売却価格は2万zと倍増。
ただしG級では、狩猟の証を一通り集めただけでは評価値が不足ぎみで
さらに宝纏は上位以上の強敵となっているので、金策として売ってしまうには少々もったいないか。
- 余談だが、宝纏ウラガンキンは元々お金が多く手に入るボーナスキャラ的な立ち位置として提案されたモンスターであり、
戦闘中に宝岩塊が採れるのはその名残であるという。
余談
- MHFにおけるヴォルガノスのG級希少素材である「溶岩竜の鉱殻」は、
説明文にて「様々な鉱石が混じり合った溶岩竜の甲殻」とされている。
設定としては溶岩塊に近い性質を持つ素材だと思われる。
関連項目
モンスター/ウラガンキン
モンスター/ウラガンキン亜種
モンスター/アグナコトル
モンスター/ヴォルガノス
モンスター/宝纏ウラガンキン - 溶岩塊ではなく、宝岩塊を入手できる。