構えていた武器を収納する動作。及び武器を構えていない状態。
ガンナーの場合は「納銃」と呼ばれる事もあるが、「納刀術」のスキルで等しく恩恵を受けられるため
区別せず納刀と呼ばれる事が多い。
目次
概要
- 基本的に武器をしまわなければ、アイテムを使ったりダッシュをしたりする事ができない。
そのため戦闘中に武器を納める事は日常茶飯事である。
武器によって納刀にかかる時間は若干だが異なる。
この速度も武器、というか基本的には武器種のスペックの一つである。
そのまま背負う武器や小型の武器は素早く納められるが、収納式や折り畳み式の武器は時間が掛かる。
- 武器種によって差は異なるが、その場納刀と歩き納刀では納刀速度が違う。
その場納刀の方が隙が小さく、緊急回避にもすぐ移行できるが、
武器をしまって逃げるより抜刀したままで逃げつつ、
最後の一押しを歩き納刀で移動した方が安定する事もあり、
状況によって使い分けることが出来れば一人前である。- 特に納刀の機会が他の武器種とは比べ物にならないほど多い大剣を使う際は、
しっかり使い分けられるようになっておきたい。 - MHWorld以降のスラッシュアックスや、新たに移動納刀が作られた狩猟笛もその場と歩きで納刀速度が全く違う。
これらは大剣とは逆に歩き納刀の方が速いのが特徴。
スラッシュアックスや狩猟笛はどちらもガード不可かつ、迅速な離脱が求められる武器なので
納刀は歩きながら行う事を心がけよう。と言っても、移動納刀は無意識に行っている方が多いかもしれないが。
- 特に納刀の機会が他の武器種とは比べ物にならないほど多い大剣を使う際は、
- 抜刀時に吹っ飛びモーションになるといつの間にか納刀している。
もっとも外見上だけで起き上がる際にはいつの間にか抜刀しているのだが。
この事情はただ単に抜刀時の吹っ飛びモーションが用意されてないだけとはいえ
見る側からしてみれば吹っ飛ぶたびにわざわざ納刀しているように見える。
そんな暇があるのなら受け身でもとってくれた方が有意義なのだが。
睡眠や麻痺に気絶、雪だるま等の状態異常で攻撃不能に陥った際、
更にはハンターの体力が0になった時も律義に納刀してしまう。
危機的状況に陥った場合は本能的に納刀する訓練でもしているのかもしれない。- 同様に、咆哮で耳を押さえているモーションや振動でふらついているモーションも
武器出し状態でのものが用意されていないため、武器を出している状態であっても
これらの攻撃を食らうと納刀している状態で怯む。
しかし、耳を押さえるモーションの場合は終わると再び武器を構えた状態に戻るが、
振動でよろけると実際に武器をしまってしまう。この違いは一体…- MHW以降では震動を受けた際、武器を持ったままその場に倒れ込むようになった。
違和感は少なくなったが、その後の立て直しに支障が出る場合も…
- MHW以降では震動を受けた際、武器を持ったままその場に倒れ込むようになった。
- 納刀しないのけぞりや尻もちなんかと違い、
納刀しているように見える吹っ飛びモーションが出るような攻撃を受けた時は、
基本的に大ダメージを受けている場合が多い。
すぐさま回復したいところだが、
片手剣(と、MHFにおける秘伝スキル「銃傑」発動時のライトボウガン)を除き
アイテムはちゃんと納刀しなければ当然ながら使えない。
その為「納刀したのなら抜刀せずにそのまま起きてくれ」…などと考えるプレイヤーは数知れず。
- 同様に、咆哮で耳を押さえているモーションや振動でふらついているモーションも
シリーズ毎の変遷
- MHP3では納刀スピードが早くなるスキル「納刀術」が新たに追加された。
- MH4以降では、歩き納刀時にある程度自由な方向転換が可能となった。
また、各フィールドの段差が激増した関係上
「段差付近で歩き納刀をすることで武器種に関わらず納刀時間を短くする」という事もやりやすくなった。- 具体的に言うと段差上ギリギリから歩き納刀をして段差を降りると、
降りるモーションをした時点で納刀が完了し隙もほとんどできない。
スラッシュアックスなど納刀の遅い武器でやってみると分かりやすい。
なお、降りるときより若干隙が増えるが段差下からでも同じようにできる。 - 一見すると地味なテクニックだが、これを利用して絶体絶命の状況から逃れられることもあるため
覚えておいて損はないだろう。納刀が遅く移動速度も遅い武器ならなおさらである。
- 具体的に言うと段差上ギリギリから歩き納刀をして段差を降りると、
- MHXで新たに登場したシステムである狩技には、
絶対回避など、使用後強制的に納刀状態になるものが存在する。
- MHXXではこの納刀アクションに着目したブレイヴスタイルが登場。
納刀を行うと青い光を発しながら構える納刀継続状態になり、
その時に攻撃を受けるとダメージを大幅に軽減しつつ納刀するイナシが発動する。
詳しくはこちらを参照。- また、モンスターが怒り状態の時に納刀すると斬れ味が回復することがある
挑戦者の納刀というスキルが追加された。
- また、モンスターが怒り状態の時に納刀すると斬れ味が回復することがある
- MHWでは□ボタンの他にダッシュボタンでも納刀するようになった。
また標準で自動納刀機能が有効になっている。
これは「平常時(非発見状態)プレイヤーが操作せずとも納刀する」というもの。
恐らく納刀の仕方もまだわからない程の初心者向けの機能かと思われる。
むしろ覚えにくくなるのでは- 抜刀状態での立ち回りが基本となる狩猟笛にとってこの機能はデメリットでしかない。
オプションで無効にしておこう。 - 標準だとL3(左レバー押し込み)でもダッシュになる。
乱戦時、モンスターの足元でいきなり納刀して棒立ちになったとしたらコレが原因。
この誤操作は致命傷になりかねないので、必要なら設定変更しておきたい。 - ちなみに、タッチパッドでマップを開くことでも一瞬で納刀が可能。
実際には本を閉じる手間があるので隙は生じるが、
ヘビィボウガンなど納刀が非常に遅い武器だと意外と有効なことも。
- 抜刀状態での立ち回りが基本となる狩猟笛にとってこの機能はデメリットでしかない。
- MHW:Iではクラッチクローが追加されたが、内部的にはいったん納刀された扱いとなる。
- 太刀には特殊納刀というアクションが追加。
太刀を腰に収め、その状態からは居合抜刀(気刃)斬りを繰り出すことができる。
もちろん納刀術が乗り、居合抜刀斬りには抜刀術が乗る。 - 納刀時に冰気が高まり、攻撃力が上がる冰気錬成というスキルが追加された。
- 一方、片手剣だけでなく全武器で抜刀したままスリンガーを撃てるようになった。
戦闘中に納刀する必要性は少なくなったとも言える。
抜刀状態だとスリンガー弾を拾えないけど。
- 太刀には特殊納刀というアクションが追加。
- MHRiseで登場した翔蟲受け身は、受け身の入力と同時に自動で納刀する。
ここでは武器種に関わらず瞬時に納刀することができるため、被弾後の立て直しがしやすくなった。- また、本作では納刀術をLv3にすると太刀の特殊納刀のモーションが変化し、納刀速度が目に見えて速くなる。
詳細はスキル/納刀のページを参照。
- また、本作では納刀術をLv3にすると太刀の特殊納刀のモーションが変化し、納刀速度が目に見えて速くなる。
- MHFではスキル「武器捌き」の発動時、
親方印武器やG級技巧武器を装備しているときは納刀とともに抜刀も速くなる。
また、抜刀ダッシュが行える秘伝書スタイルでは、
全武器種共通で抜刀ダッシュから通常より若干速い納刀に派生できる。