無印からMHP2G、MH4(G)からMHXX、MHW:Iに存在する、文字通り伝説の黒龍「ミラボレアス」と対峙するクエスト。
一部作品における類似クエストも併せて紹介する。
作品 | クエストレベル | クエスト種別 | 目的地 | 制限時間 | 報酬金 | 契約金 | 条件 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
MH | 街ハード ★6緊急 | 特殊クエスト | シュレイド城 | 15分 | 9600z | 1600~ 2800z | 受注・参加HR17~ |
MHG | 街Gクラス ★8緊急 | 特殊クエスト | シュレイド城 | 15分 | 9600z | 1600~ 2800z | 受注・参加HR29~ |
MHP | 集会所Gクラス ★8緊急 | 特殊クエスト | シュレイド城 | 15分 | 9600z | 1600~ 2800z | 受注・参加HR5~ |
MHP2G | 集会所★8 | 特殊クエスト | シュレイド城 | 50分 | 36000z | 3000z | 受注・参加HR6~ |
集会所G★3 | 特殊クエスト | シュレイド城 | 50分 | 54000z | 4500z | 受注・参加HR8~ | |
MH4(G) | 集会所★7 | 討伐クエスト (高難度クエスト) | シュレイド城 | 35分 | 30000z | 3100z | 受注・参加HR8~ (出現はHR70) |
MHXX | 集会所G★4 | 特殊クエスト | シュレイド城 | 35分 | 45000z | 4500z | 受注・参加HR13~ (出現はHR90) |
MHW:I | M★6 | 討伐クエスト | シュレイド城 | 30分 | 57600z | - | 受注・参加MR24~ |
目次
概要
- 人望厚い国王
- 伝説の黒龍…まさか本当に存在していたとは。
城内に用意した各種設備を活用し、何としても奴を撃破してくれ。
国の命運は君たちにかかっている。頼む!
- 主にラスボスもしくは裏ボスポジションとして登場してくるため作品によっては出現条件が少々特殊。
MH~MHP
- MHでは街上位のラオシャンロンのクエストをクリアすると、最後の緊急クエストとして出現する。
- MHGでは、緊急クエストのラオシャンロン亜種を自分受注で2回討伐すると隠し緊急クエストとして出現。
仲間の受注ではカウントされないので注意。- また、イベントクエストで「黒龍伝説」(受注:HR17~30)というものがある。
こちらは撃退無しの一発勝負であり、成功報酬や剥ぎ取り素材が若干異なる。
- また、イベントクエストで「黒龍伝説」(受注:HR17~30)というものがある。
- MHPでは、Gクラスのラオシャンロン亜種クエストをクリアすると最後の緊急クエストとして登場する。
こちらもイベントクエストで「黒龍伝説」があり、撃退無しとなっている。
補足
- 無印~MHPまでは伝説の黒龍1~4という4つのクエストで成り立っていた。
1つのクエスト時間が15分と短く、
数字が増えるにつれバリスタ→城門開門→大砲→撃龍槍といったように、
それぞれ使える兵器が増えていき、戦略の幅が広がるという内容であった。
そのため、伝説の黒龍1では城門は硬く閉ざされており、1つのエリアでミラボレアスを迎え撃つ事になる。
また、緊急クエストのミラボレアスには部位破壊の概念がなく、
ミラボレアスへのダメージとクエストの進行によって容姿が徐々に傷ついていくものだった。
また、成功条件も「できる限りミラボレアスにダメージを与え撃退しろ!」
という壮大なスケールの特殊クエストであった*1。- 少しずつダメージを与えて討伐、という仕様は後にMH2系作品におけるドス古龍たちや、
MHFの大討伐などに継承された。
- 少しずつダメージを与えて討伐、という仕様は後にMH2系作品におけるドス古龍たちや、
- MHPでは伝説の黒龍1~4まで一度クリアしたクエストはいつでも受けられ、
かつ、ミラボレアスの体力は全てのクエストで引き継がれている。
ただ、兵器が使用できない2~3をあえて受けるメリットはない。
1はフィールドが上半分のみと狭く、またこれによってミラボレアスが移動することもないため、
あえて1を受けるハンターは存在した。
- なお、「伝説の黒龍1」では1600zだった契約金が、「伝説の黒龍4」では2800zとなる。
この契約金の差額がどういうことかというと、契約金から得た援助によって城内の設備を整備して、
使用可能にしていると依頼文に記載がある。
MH2
- 大臣緊急依頼として「黒き伝説を討ち払え!」(受注・参加:HR48~)、
イベントクエストとして「シュレイド城での決戦!」(受注・参加:HR51~)が登場。
前者は「ストーリーの締めくくり」として1回きりの受注となり、報酬も少ない。
- これ以降の作品ではシュレイド城の兵器が常時開放となる。
MHP2(G)
- MHP2では出現条件が特殊で、訓練所の特別訓練と集団演習の全てを1武器ずつでクリアすると出現する。
しかし、特別訓練を全て受注可能にするには闘技訓練を全クリアする必要があるので、
事実上闘技訓練もやらないといけない。- 他に、上位★8のイベントクエストで「シュレイドの伝説」というものもある。
こちらは撃退無しの一発勝負だが、そのことを見越してか体力は通常の個体と比べて低い。
- 他に、上位★8のイベントクエストで「シュレイドの伝説」というものもある。
- 拡張版であるMHP2Gでは上位個体の出現条件はMHP2の時とは変わり、
全ての闘技訓練を一回でもいいのでクリアすれば良いだけとなった。
G級個体はそれぞれ一回でもいいのでG級訓練を全てクリアすると出現する。- また、G★3のイベントクエストで「宿命の黒き翼」というものもある。
MHP2のイベントクエスト同様、これも撃退無しの一発勝負となっている。
通常クエストと比べて体力が低いのは同じだが、
紅龍、祖龍と違って硬化しないためか、これらと比べるとやや高めの体力になっている。
- また、G★3のイベントクエストで「宿命の黒き翼」というものもある。
MH4(G)
- 「高難度クエスト」として上位相当クエストが登場。
クエスト出現条件はHR70到達であり、MHP2(G)と比較すると分かりやすいものとなっている。
- いわゆる解放クエストで、一定のHRに達すると上位受付嬢が
「○○のあなたに○○なクエストです」と紹介してくれる…はずなのだが、
相手が相手だけに今回ばかりは「伝説を作るあなたに伝説のクエストです。」
などと言う余裕などあるはずもなく、ただただ黒龍の実在に動揺するのみとなっている。
その代わり、黒龍を討伐して帰ってくるとギルドマスターが伝説を見て帰ってきたことに対し、
ハンターの成長の早さに感心し、労ってくれる。
一方でギルドストアの店員はこのタイミングでハンター生活に一服の風をという理由で
黒龍伝説の童話を独断で入荷する。
…黒龍が復活する電波でも受信したのだろうか?
- 報酬では何かと要求されることが多い希望の証Gが確定で1枚もらえる。
希望の証Gがもらえるクエストは他にもいくつかあるが、
どれもこれも非常に難易度が高いものばかりである。
難易度というだけなら本クエストも決して低くはないものの、
こちらは他にイベントでしか出会えない黒龍ミラボレアスと戦うことができるという利点があり、
他の超難易度クエスト群と比較してもやる意味が非常に大きい。
よみがえる黒龍伝説
- 上位★7のイベントクエスト。
HR8から発注可能であるが、「伝説の黒龍」同様に制限時間35分撃退ありとなっており、
ステータスにも目立った強化は見られないようである。
- 一応、討伐に成功すればギルドチケットGを確定で入手できるようだが、
手軽にマラソンできるマガクシャクエがあるため、チケットのみを目的とはしにくいか。
ただし、あちらはメインが他にあるため確実に手に入るとは限らないのが弱みではある。
確実にギルドチケットGが手に入るクエストと言う意味では怒れる邪龍がライバルだが、
こちらも欲しい武具で差別化できる。
- 一方、高難度クエストであるが故にクエスト出現がランダムである「伝説の黒龍」とは異なり、
こちらは一度クエストをダウンロードしてしまえば常時クエストを受注することが可能になるため、
ミラボレアスの素材を集めたい場合には重宝することだろう。- ただ、このクエストでは希望の証Gはもらえない点には注意。
希望の証Gが目当ての場合は「伝説の黒龍」を受注しよう。
- ただ、このクエストでは希望の証Gはもらえない点には注意。
- どうでもいい余談だが、人によっては強化個体でもないのに通常クエストより時間がかかる、
もしくは回復薬の消費が多い、などという感じ方をする人もいる。
強化個体では無いはずなのだが、これらの証言が散見されるあたり、
目立った変化はないが強化されている、ということなのかもしれない。
もしくはただ単に、強めの個体が出やすいクエストである、などの設定がされている可能性もある。
誰かが検証した訳ではないので、これは実は強化個体のクエストであると断言することは不可能だが、
それらの意見が出ている以上何かあると見てもいいかもしれない。
運命の黒龍
- MH4Gにおけるイベントクエストで、2015年3月13日に配信された。
本作において、G級ミラボレアスを狩猟できる唯一のクエスト。
- 既に黒龍武器を作製していたプレイヤーから、それぞれG級強化先が確認されていたが、
ソフト発売から約5か月もの間、G級素材を入手する手段が不明であった。
G級の紅龍は条件を満たすことでソフト単体でも狩猟可能であり、
今作で念願の復活を果たした祖龍はエピソードクエストにて通常種を差し置いて既に配信済み。
同様に金銀火竜や蛇王龍のG級個体も先駆けてDLCで補完されたため、
黒龍のG級個体はMH4に上位個体が登場したモンスターとしては最後の配信となった。
- やはりと言うか当然と言うか、MH3Gのアルバトリオン並に強化を施されている為、
生半可な気持ちで挑むとあっと言う間に昇天するので注意。
全体防御率の引き下げが行われていないのが救いか。
MHXX
- MHXで一度ブランクを挟んでミラボレアスが復活。HR90でクエスト「伝説の黒龍」が解放となる。
ミラボレアス自体はMH4(G)とは大きく変わってないので基本は同じ感覚で挑めるだろう。
ただし狩猟スタイルや狩技次第では、各固有アクションの隙を狙われる場合もあるため注意。
黒き伝説との対峙
- MHXXでメインモンスター+裏ボスなどに一通り用意された強化クエスト。
制限時間が50分に延ばされた代わりに撃退不可の討伐クエストとなってる。
攻撃力も大幅に上がっており、MHX系列で強化されたハンターのアクションを持っても一筋縄ではいかないだろう。
ただ、紅龍と祖龍に用意された専用チケットでの防具が存在せず、ミラボレアスにはレア素材が存在しないので、
強化イベントクエストの中でもかなり旨味が少ない。初代ラスボスとの腕試しと考えて挑むのが無難か。- ちなみに依頼主は「白いローブを纏う女性」
何やら白いドレスの少女を思わせる容姿だが、
依頼文は「昔聞いたおとぎ話を現実にしないで(要約)」とだいぶ毛色が違う。
別人とみて間違いないだろう。
- ちなみに依頼主は「白いローブを纏う女性」
MHW:I
- 総司令
- 国より調査団に黒龍討伐戦への参加が要請された。
おとぎ話にしか存在しなかった悪夢を見る覚悟ができたら、
入念な準備の後、クエストを受注するよう。
- 本作でMH4以上の大幅なリニューアルが行われたミラボレアスの討伐クエストとして登場。
当然最高のM★6で、アルバトリオンと同じく常設のイベントクエストとして追加されている。
- 見かけ上の受注・参加条件はMR24以上のみだが、実際には特別任務「黒龍ミラボレアス」のクリアも必須。
ミラボレアスの強さや戦闘の流れ自体は特別任務(救難信号の解放後)と同じだが、
特別任務では5回力尽きて失敗だったところ、伝説の黒龍では通常通り3乙で失敗となる。
そのため特別任務で3乙4乙するなどクリアがギリギリだった場合、
3乙未満でクリア出来るように装備や立ち回り等を見直しておきたい。
- 特別任務との細かな差異としてはベースキャンプに退避したNPCの面々がおらず、
(ただし通常のクエストと同様に受付嬢はキャンプに常駐している)
加えて戦闘中の調査団からのメッセージが特別任務の時より端的なものになっている。
- 過去作と異なり、本作では(特別任務も含め)撃退は不可能となっており、
30分という普段より短い制限時間の中で必ず討伐しなければならない。
広範囲かつ多彩な攻撃を絶え間なく繰り出し、最終形態では圧倒的攻撃力で以て
全てを焼き尽くす黒龍の持つ膨大な体力を、30分という時間で削りきるのは決して容易ではない。
迎撃兵器をフル活用したり頭の部位破壊で攻撃力を低下させるなど、
あらゆる手を尽くして全力で挑み、黒き悪夢を討ち倒してみせよう。
MHF
- MH2同様に「黒き伝説を討ち払え!」として登場するが、
こちらはHR51以降を解放するための公式狩猟試験となり、MH2版と比べるとステータスが下がっている。- なお、2013年12月までは下記のクエストと同じステータスであった。
HR50時点の防具では相当イカれた強さであったうえ、
現在の環境ではある程度ソロで進めざるを得ない時期でもあるので、
それに合わせて下方修正されたものとみられる。
- なお、2013年12月までは下記のクエストと同じステータスであった。
- HR51以降は古龍クエストにて「シュレイド城での決戦!」で再戦可能。
MH2同様に試験の方は1回きりで報酬も少ないため、素材を稼ぎたい場合は配信版で戦うことになる。
古龍クエストは期間限定クエストに属しているため、毎週配信されるわけではない。
つまり、必要な時に戦えないという場合も往々にして発生していた。- G1以降はフロンティアクエストに移籍しており、やはり常駐していなかった。
これに対する要望が多かったためか、G5以降はハンターズクエストとしてほぼ常時配信されている。
これは紅龍や祖龍も同様である。
- G1以降はフロンティアクエストに移籍しており、やはり常駐していなかった。
MHST2
【ターン】ミラボレアス
- DLCクエスト「【ターン】ミラボレアス」が存在する。
竜の拠り地に登場する個体よりもさらに強力な個体となっているため、
事前にミラボレアスの行動パターン等を把握し、しっかり対策を立てておかないとクリアは難しいだろう。
行動パターン等の詳細についてはこちらにて。
- ちなみに、竜の拠り地の個体は(裏も含めて)一度倒すと二度と登場しないため、
ミラボレアスの素材が欲しい場合はどうしてもこのクエストを周回しなければならない。
一戦当たりが相当な長丁場になるものの、ミラボレアスの武具は防具を除いてどれも優秀なので、
頑張って素材を集めたい。