クエスト/紅彩鳥の喚び声

MH3Gに登場するクエスト。

概要

• 高難度クエストの一つで、内容はクルペッコ亜種3頭の連続狩猟。
  クルペッコ亜種と言えば、通常種から色々とパワーアップを遂げているモンスターである。
  ただの咆哮(威嚇)がバインドボイス【小】に強化され、尻尾回転時に風圧【小】が発生したり、
  特にG級ではエリア全体に及ぶ「睡眠演奏」を行うこともあって、何かと厄介な要素がハンターを困らせる。

• そしてクルペッコ種の真骨頂は、何と言っても「声真似」による大型モンスター乱入の誘発であろう。
  とりわけ亜種は、大型モンスターの中でも最高ランクの危険度を誇る連中を呼びたがる癖があるようで、
  MHP3ではイビルジョー、ティガレックス亜種を召喚してハンター達を恐怖に陥れた事は有名な話である。
  だが、ティガレックスはMH3Gでリストラ。
  万が一声真似を許したとしても、来るのはイビルジョーぐらい。
  そう思って狩猟に望んだハンター達は、現地で驚愕の光景を目にする事となる。

• いざクルペッコ亜種と対峙し、不意に行われる声真似をよく聞いてみると、
  真似している咆哮が明らかにイビルジョーではなくジンオウガのものであることに気が付く。
  「あれ?MHP3だと火山にジンオウガはいなかったはず…」と戸惑うハンターをよそに、
  黒く禍々しい風貌をし、赤黒いエネルギーを発するジンオウガが火山に降臨。
  そう、これはかの悪名高きジンオウガ亜種が乱入してくる恐ろしいクエストだったのだ。

• 予期せぬ乱入者に困惑する此方の心境など知った事かとばかりに、
  奴は所構わず龍光弾をバラ撒き、やりたい放題に戦場を引っ掻き回しにかかる。
  ご存知の通り、ジンオウガ亜種の龍光弾は高速で目標に飛来する凶悪な技。
  単体ならまだしも、それを本命の大型モンスターとの交戦中に平気で繰り出してくるのだから、
  喰らう側、増してや龍耐性を考慮しなかったハンターからすれば迷惑極まりない事態である。
  • 「移動エリアそんなに被らないじゃん」と仰る方もいるだろう。
    だが、2頭目以降のクルペッコ亜種は初期位置がエリア6であり、見事にジンオウガ亜種の巡回ルート上。
    そのため1頭目の段階で既に呼ばれていると、待ち伏せ戦法の安全性が大きく脅かされてしまう。
    つまり、このクエストを出来るだけ円滑にクリアしたいのであれば、
    何としてでも声真似だけは阻止しなければならない。

• とは言え、今回は複数頭という都合上、クルペッコ亜種自体の体力は低めに設定されているので、
  主な弱点属性である氷属性武器などを担いでいけば早く狩猟が終わる。爆破ならもっと早いけどな！
  また、クチバシの部位破壊をしておけば声真似と演奏の時間が長引くため、やっておいて損は無い。
  だが破壊に至る途中で、何かしら演奏を許してしまう可能性はゼロではない。
  硬化演奏を行われたら、なるべく電気石に攻撃が当たらないよう立ち回りたい。

• 言うまでもないが、ジンオウガ亜種を狩猟するとちゃんとフリーハント報酬が貰える。
  レア素材の「獄狼竜の天玉」が4%というかなり高い確率で入手できるので、
  余裕があるなら狙ってみても良いだろう。
  …まぁ、実はもっと稼ぎやすいクエストがあったりするわけだが。

余談

• 実はジンオウガ亜種が乱入するクエストはこの1つだけ。ある意味希少である。
  現在は攻略本やwikiで十分な情報を得られるから良いようなものの、
  発売当時はまだ例の超絶鬼畜クエストなんて配信も告知もされていない、
  かつ宣伝PVの影響で「ジンオウガ亜種=凍土のモンスター」という印象がまだ根強かった時期でもある。
  なので、まさか火山にも活動圏を広げていたとは露知らず、受注後に驚愕したハンターは少なくない。
  • ただ、ファミ通ではジンオウガ亜種を紹介した際に、
    「蝕龍蟲の影響で火山や凍土などの過酷な環境に姿を現す」と書かれていたため、
    そのことを覚えていたプレイヤーはそこまで驚かなかったかもしれない。

• このクエストに限った話ではないが、火山が舞台なだけあってか
  報酬の中には古びたお守り、風化したお守りが混ざっている事もある。
  ただし個数はせいぜい1個ずつと少ないので、報酬をアテにするよりは炭鉱夫に励んだ方が効率的だろう。

関連項目

モンスター/クルペッコ亜種
モンスター/ジンオウガ亜種
クエスト/高難度クエスト
クエスト/三頭連続狩猟クエスト
フィールド/火山
クエスト/JUMP・獄界の門番 - これ以外でジンオウガ亜種が火山に出現する唯一のクエスト。