MHRiseに登場する緊急クエスト。
緊急クエストでありながら本作の目玉たる百竜夜行クエストでもある珍しいクエスト。
概要
- ギルドマネージャー・ゴコク
- お~う、【プレイヤー名】。
こたびの百竜夜行は、「ヌシ」と
呼ばれるアオアシラが統率しとる
一群でゲコ。ヌシ・アオアシラは
強いゆえ、無理に倒そうとはせず
砦の防衛に集中するでゲコ。砦を
守りきれば、防衛成功でゲコ!
- 集会所★3のセレクトクエストを一定数クリアするか特別許可試験・其の三をクリアすると出現する緊急クエスト。
上位昇格への緊急クエストであり、素材も上位準拠のものが排出される。
- ストーリーとしては百竜夜行が
いつものように里に侵攻してきているから撃退してくれ、というものであるが
ギルドマネージャー・ゴコクから今回の群れは「ヌシ・アオアシラ」なる存在が統率していることを教えてくれる。
つまるところこのクエストはヌシ個体と相対する初のクエストなのである。
- 百竜サブ任務は以下の通り。
- モンスターを属性やられに(10)
- 里守がモンスターを撃退(4)
- 落とし物を拾う(12)
- モンスターを気絶(18)
- 大砲で撃退(7)
- 撃龍槍か破龍砲で撃退(2) - 第二の群れ限定
- 里守での撃退や属性やられ、大砲あたりはともかく、要求数の多い気絶や、
要求数の多いソロでは運に左右される落とし物など、初心者には難しめなものが多い。
特に第二波の限定サブ任務は撃龍槍のみのエリア1では難しいため、
いっそ開き直ってエリア2の破龍砲で狙うのもアリかもしれない。
え?そもそも緊急クエストに報酬なんて期待してないって?
- 里守での撃退や属性やられ、大砲あたりはともかく、要求数の多い気絶や、
- ヌシの登場する関係上、大きく分けて第一の群れから第三の群れまで、そしてヌシと戦闘するパートが存在する。
- 第一の群れ
- 大物:オサイズチ
登場モンスター:オサイズチ、ヨツミワドウ、アケノシルム- 最初に砦に到達する群れ。
三種類ともにさほど強いモンスターではないものの、
ヨツミワドウの撃退に夢中になっているとアケノシルムやオサイズチに邪魔され、
といってそちらに付きっきりで対処しているとヨツミワドウが柵を壊してぐんぐん侵攻していく…
という百竜夜行特有のジレンマは変わらない。
第二の群れにも言えることだが、危ないと感じたら躊躇せずに竜寄せカカシや里のツワモノを頼ろう。 - 侵攻開始後すぐにイオリ&オトモが解放される。
設備が貧弱な序盤ではかなり頼りになる上、モンスターを氷やられにして鈍足にしてくれる。
第一の群れ終了とともに使えなくなってしまうため、必ず使っておこう。解放後すぐでもいい。
- 最初に砦に到達する群れ。
- 第二の群れ
- 大物:ドスフロギィ
登場モンスター:アオアシラ、フルフル、オサイズチ、アケノシルム- 新たにアオアシラが追加され、破壊型がフルフルに変わる。
アオアシラは攻撃目標の目の前に到着した後、必ず威嚇を行う。
頭が目の前に来るため徹甲榴弾でスタンをとるチャンスだが、
体勢の高くなった肉壁アオアシラに他のモンスターへの攻撃を遮られることも。 - こちらも侵攻開始後すぐにヒノエ&ミノトが解放される。
高い火力を出してくれるだけでなく、ヒノエの放つ曲射には麻痺効果もついており、
出現直後のモンスターの動きをまとめて止めてくれる。
- 新たにアオアシラが追加され、破壊型がフルフルに変わる。
- 第三の群れ
- 大物:ヌシ・アオアシラ
登場モンスター:オサイズチ、ドスフロギィ、ヨツミワドウ、アケノシルム- ドスフロギィが新たに登場する。毒液を吐いてくることもあるが高台の上にいるハンターには届かない。
第一、第二の群れとさほど変わらない構成で数も少なめなため割と楽な方である。
特にヨツミワドウは雷属性への耐性が極端に低く、
この段階で使えるであろう大砲の溜め電撃弾で雷やられにしてしまえば、
ほぼ確実にスタンを奪える。その効力は第二の群れのフルフルの比ではない。
- ドスフロギィが新たに登場する。毒液を吐いてくることもあるが高台の上にいるハンターには届かない。
ヌシとの戦い
- 第三の群れを片づけると、いよいよヌシ・アオアシラが登場する。
演出が今までの大物とは明らかに異なっており、バインドボイス付の異質なアオアシラの咆哮が響き渡り、
着地とともに前方の狩猟設備を高台ごと吹き飛ばして姿を現す。
そしてヌシ・アオアシラは関門へと直進し、
エリア1の関門をなんとヌシの大技で一撃で消し飛ばす。
あのアオアシラがバインドボイス付の咆哮を行い、そこらのモンスターの小突きでは動じない
設備の高台や関門をあたかも紙のように破壊して侵攻していくいくさまに衝撃を受けることになるだろう。
出現後に確定で大技を使う関係上、ヌシ・アオアシラとは必ずエリア2で戦うこととなる。
ちなみに、ヌシ・アオアシラ登場時にエリア1の関門が既に破られている場合では
ヌシの大技は最終関門に放たれ、破壊までは至らずとも関門に大ダメージを与える。
- ヌシ・アオアシラを最初に怒り状態にすると、咆哮とともにオサイズチやドスフロギィを取り巻きとして呼び出す。
取り巻きをそのままにしていてはヌシ・アオアシラとの戦いに集中できないため、先に掃除するのもいいのだが、
ちょうど絶好のタイミングでウツシ教官が解放されるため、呼び出すことで取り巻きを操竜待機状態にしてくれる。
ヌシ・アオアシラに大ダメージを与えられるチャンスなので見逃してはならない。
- ヌシ・アオアシラは通常種より一回り以上大きな体躯と高い攻撃力、
尋常ではない体力、異常に発達した前脚を持つ強敵。
地面を抉って岩盤を飛ばしてきたり、ジャンプからの振動付きヒッププレスで押しつぶしてきたり、
突進後の突然Uターンからのショルダータックル、
一瞬の溜めの後に風圧を伴う被弾すると確定で気絶するほどの一撃、
果ては派生作品よろしく剛腕のアッパーでハンターをかち上げたところに追撃をお見舞いする*1など、
多彩かつ危険な攻撃でハンターに猛攻を仕掛けてくる。
幸い百竜夜行では何度乙っても失敗にはならないものの、
ハンターがエリアで戦闘していない時間は最終関門がその猛攻に晒されるためそうおちおちしてもいられない。
最終関門さえ時間いっぱい守り抜けばクエスト成功になるので、無理に討伐しようと思わず、
関門に攻撃が向かない程度にヌシを引き付け続けるのも戦法としては大いにあり。
- ヌシとの戦闘中、一定時間が経つごとにヌシ・アオアシラは関門の目の前にヌシの大技のチャージを開始する。
チャージが完了するとヌシ・アオアシラはヒッププレスをかました後、
連続ひっかきからの二連アッパーで最終関門に甚大な被害を与える。
そのダメージの総量は3000ダメージにも達し、たとえ最終関門でもヌシの大技はそう何回も耐えられるものではない。
咆哮中に反撃の狼煙中なら武器で攻撃するか、そうでなくとも破龍砲や里長フゲンなどで怯ませれば中断できる。
- ヌシ・アオアシラが一回目の大技を放つ前後に90秒、残り時間が9分を切ると時間いっぱいに反撃の狼煙が上がる。
反撃の狼煙中はハンターの攻撃力が超が付くほど増加し、武器での攻撃がヌシ・アオアシラの討伐に足るものとなる。
狼煙が上がっている間、特に時間いっぱいの狼煙が上がった後は狩猟設備を降りてその身でヌシに立ち向かおう。
- 制限時間がゼロになるかヌシ・アオアシラを討伐することで晴れてクエスト成功となる。
制限時間の経過で撃退した場合はヌシ・アオアシラは去っていくが、討伐した場合は剥ぎ取りができる。
リザルトの後
謎の龍
- 終わらない百竜夜行、そして原因が数百年わからずじまいであることを嘆く一行であったが、
そのとき山影から現れた上空を漂う謎のモンスター。
ゴコクですら「初めて見るヤツ」と言う彼の者。
そしてあろうことか双子の受付嬢の姉ヒノエがそのモンスターと共鳴を起こし、
「…"対は何処"…"対は何処"」という思念を受信・代弁するという事態が発生。
これ以降はその謎のモンスターと百竜夜行の関係性、
そして"対"とは何か…と物語が大きく進展していくことになる。
- 何はともあれこのクエストの成功をもって上位ハンターに昇格である。
スキル構成の幅を広げる装飾品やオシャレ好きハンターには嬉しい防具の着彩設定などが解禁される。
- この青いヌシはクリアすると二度と受注できなくなるものの、
緊急クエストではない正式なヌシ・アオアシラの百竜夜行が上位の百竜夜行に並ぶようになる。
余談
- このクエストが百竜夜行であることはさんざん述べた通りなのだが、
まず百竜夜行クエスト自体が独自仕様の塊であること、トリのヌシ・アオアシラ自体もかなりの強敵であること、
はたまたチュートリアルがお世辞にも十分なものではなく、
そもそもこのクエストがたった2回目の百竜夜行であったハンターもいたからか*2、
発売直後は何の知識もないまま翡葉の砦で防衛を任され、何もわからないままに関門を破壊されたり、
ヌシ・アオアシラにボコボコにされ、最終関門をあっさり破壊されるなど、このクエストで詰まるハンターが続出した。
そのため、MHRiseが発売されてから1ヶ月近くは
参加要請を上位でランダム検索するとほぼ100%青いヌシに放り込まれるという恐ろしい事案が発生していた。
それだけみんな苦戦していたということなのだろう。
- 「青いヌシ」とは言うが、ヌシ・アオアシラの身体は青と言うより青黒い。
見た通りの色ではなく別名の青熊獣、もしくは通常個体の方を念頭に置いてのクエスト名だろう。ヌシ・アオアシラのさらに先にいた強大な存在も、同じく青色をした龍である。