クエスト/Gの洗礼を受けよ

Last-modified: 2023-12-07 (木) 06:47:35

MHFにて2013年4月1日限定で配信されたイベントクエスト
日付を見れば察せられる通り、エイプリルフール向けのイベントである。

目次

概要

  • MHF-G実装間近の2013年4月1日、突如として謎のクエストが1日限定で配信された。
    内容は、新大闘技場に現れた未知のモンスター「Gに挑戦するもの。
    下記は公式の「お知らせ」に掲載されていた内容である。

    現在、メゼポルタでは未知のモンスター「G」が確認されています!
    ハンターの皆さま、これはご自身の技量を測るまたとないチャンスです!
    この困難を薙ぎ払い、見事Gの脅威に打ち勝ってください!

  • このクエスト実装当時はまさにMHF-G移行直前という大きな転機であり、
    モンスター紹介も「MHF-G」ロゴにある"G"を利用したもの(及びシルエット)である。
    この時期には強さを追求した覇種と呼ばれるモンスター群が実装されており、
    彼らに見劣ることを懸念したのか、力試し的側面の強い紹介がなされている。

Gの洗礼を受けよ

目的地報酬金契約金成功条件条件制限時間
新大闘技場
温暖期
<昼>
5000z500z??????
サブターゲットなし
防具貸出:モスSP黄一式
一度力尽きるとクエスト失敗
全てのアイテム無所持
HR5~
50分
依頼主:ハンターズギルド
ふむ…君が挑戦者だね。
うん、なかなかいい顔だ。あ
まり時間もないし、手短に説
明するんだけど、今回の相手
は、きみがこれまで戦った事
の無い、強大なモンスター。
皆が協力し、事をはこばなけ
れば達成は困難だ。ま、君な
らきっと大丈夫。 頑張って。
  • メインターゲットは不明となっているが、「Gの脅威に打ち勝て!」とは明言されている。
    要注意点として、一度力尽きただけで報酬金が全額没収=即クエスト失敗する。
    この手のクエストとしては珍しく複数名で挑めるので、助け合いが重要となる。
  • このクエストではモスSP黄一式(装飾品付き)が貸し出される。
    前年に配信された「最高に貧弱なモス」、エイプリルフールクエストの始祖である「逆襲!モス」など、
    モスにはなにかと出番が多く、エイプリルフールクエストのマスコット的存在のようだ。
    何気に早食いがついているのがありがたい。
  • 支給品BOXには地図、砥石、携帯食料といった一般的なアイテムの他、
    生命の粉塵3個・生命の粉10個・竜の爪10個が各種4枠ずつ支給されている。
    生命の粉塵は一人で最大13個まで利用できる計算になる(デスルーラで回収出来ないため)。
    • なお、武器種はハンター側で自由に選択できるものの、弾薬は一切支給されない
      アイテム持ち込み不可であるため、当時のボウガン*1では攻撃手段が殴り以外ない。
      「G」に攻撃を加えるなら剣士武器か弓を選ぶことになるだろう。

実態

  • 腹を据えて足を踏み入れた新大闘技場。
    そこに悠然と舞い降りてくる影は…
    前年までのエイプリルフールの経験からもう何が来ても覚悟は出来ている、
    と意気込むハンター諸氏も、次の瞬間誰一人として平静を保ってはいられなくなる
  • G」の正体はゲリョス
    ただし、賢明なハンター諸氏のご想像通り通常とは大きく異なる。
    それどころか、フォワード.5下実装の覇種たちに比肩する技を引っ提げての登場である。
    その有様は某「地球大進化の隕石落下シーン」を連想する人も居るとか。
    しかしながら、流れるBGMはまさかの最終決戦である。
    お前が裏ボスだったのか
必殺技を見たい者はクリックせよ

彼がお決まりの閃光のポーズをとり、ハンターは閃光を身構える。
しかし通常と違い、トサカが点滅した後、一拍置いてトサカから光が漏れ出す。
しかも普通3回で止まるはずが止まらない
さらに漏れていた光がより一層輝きを増し、
"G"の顔を包むほどの光球が現れるまで閃光をチャージ。
そして閃光を撃ち出したすぐ後、なんとトサカから爆炎のオーラが湧き出し、
グラン・ミラオスのチャージブレスやテオ・テスカトルのスーパーノヴァどころの騒ぎではない
核爆発の如き火炎と閃光がエリアを瞬く間に焼き尽くす
ましてや先の閃光にピヨっていようものなら漏れなく上手に焼き殺される。
この攻撃はいわゆる火傷やられのスリップダメージなので、ガードも全く意味を成さず、
エリアに安全位置が一切ないので何をどうしても回避不可能。
挙句の果てに体力150から5秒で死亡するという鬼の如き超絶スリップダメージである。
この太陽玉必殺技を乗り切る術は、生命の粉塵による助け合いが最も確実。
ソロでの攻略は非常に難しく、絶妙なタイミングで緊急回避を織り交ぜなければならない。
また、生命の粉塵の調合に失敗しすぎてもクエスト失敗になってしまうので、
可能なら狩人珠スキルで補おう。
なお、ソロかつアイテム不使用でクリアすることも不可能ではなかったようだ。
動画サイトにアップロードされているため、興味がある人は視聴をお勧めする。

  • ちなみにこの技、どうやら"G"にとって
    物凄く負担の掛かる技であるらしく、放てても3発が限界のようだ。
    4発目を放とうとすると同時にトサカが爆発して砕け散り、
    同時に"G"の命も砕け散ってしまうこれがほんとの爆死ゲリョ
    にもかかわらずこの"G"はこの技しか使ってこない。命を賭け過ぎである。

ちなみにクエスト報酬だが、コゲ肉が確定報酬となっている。
クリア方法がほぼ上記の方法での自爆なあたり、
これは"G"の肉か猛烈な炎を受けたモス装備なのではないだろうか。コゲてようが無かろうがとても不味そうである
また、必然的に頭部破壊報酬も手に入り、
これは石ころ5個、もしくはライトクリスタルである。
まさかトサカから石ころやライトクリスタルが出てきたとしたら、
それらはエスピナス希少種もびっくりの業炎を発生させるほどの火打石になるのか…。

クエスト名と攻撃のあまりのヤバさに、
「もしかしたら、G級で実装予定の攻撃を先行公開したのでは…」とまで噂されていたが、
その後『G級企画書6』にて
エイプリルフールのゲリョスはG級ゲリョスではありません。
と、空気を察した文章がプレイヤーに公開された。
安堵するユーザーの傍、がっかりするユーザーもいたとか。

そしてその翌年に登場したとある古龍がこれとよく似た攻撃を繰り出してくる。
当時「G」と対峙し美味しそうに焼かれたハンター達は、
この古龍の技を見てすぐに「G」を連想したことだろう。
そして「G」と同じ対処をしてまたもや上手に焼かれることになる訳だが…。
更にその後ジンオウガまでもこれと同じ性質の攻撃を使用してくるようになった。
ガルバダオラの印象からこの手のスリップダメージ攻撃を
ニフラム」と呼ぶプレイヤーが増えたが、
その点で言えば元祖ニフラム使いはこの「G」だったことになる。

そしてMHFのサービスが終了してしまった後の2020年になって、
なんとメインシリーズにも「エリア全域に及ぶ即死級のスリップダメージ攻撃」が登場してしまった。
エスカトンジャッジメント」と呼ばれるその攻撃は、
フロンティアの強豪達が使用する超高速スリップダメージのようにGの閃光を軽く凌駕するものであり、
まともに受ければ1秒ほどでHP200が丸ごと削れるというトンデモ攻撃になっており、
特に対策もせず本項のような攻略を行うと、もれなく消し炭にされてしまう恐ろしい仕様になっている。
しかし、こちらは弱体化させればGのようにPTメンバーの助け合いやソロでも回復を行えば簡単にやり過ごすことが出来る。
「攻略法さえ理解すれば誰でもやり過ごす事ができる」上記の技とGのそれだが、
後者はそもそもネタの領域なので比較するのもおかしな話ではある。

  • ちなみに今回も例によって依頼文にヒントが隠されている。
    いるのだが…

    む…君が挑戦者だね。
    、なかなかいい顔だ。あ
    まり間もないし、手短に説
    明するだけど、今回の相手
    は、きみこれまで戦った事
    の無い、強なモンスター。
    皆が協力し、をはこばなけ
    れば達成は困難。ま、君な
    らきっと大丈夫。 頑張って。

    なんとまさかの斜め読みだった。

余談

  • なお、この年にはMHF最後の宴が開催され、
    期間中のイベントクエストとして過去のエイプリルフールクエストのいくつかがリメイクされた。
    さらにエイプリルフールを遙かに上回るネタクエストまで用意された。詳細はリンク先を参照。
    • その他、同年に行われたPCサーバー統合中のお祭り期間についてもこれらのクエストは復刻された。
  • 配信時期によってステータスが異なっていることが確認されている。
    統合期間中に配信されたものは体力ステータス面で弱体化がみられ、
    討伐が早まってしまうことが懸念されたのか、武器が「錆びた小剣」固定になっている。
  • Gとは言っても、黒いあの虫のことでは無いので、安心しよう。仮にそうだったら衛生面、生理面でダメージがきつそうたが…

関連項目

クエスト/エイプリルフールクエスト
クエスト/最高に貧弱なモス - 前年(2012年)エイプリルフールにて配信
クエスト/MHF最後の宴
アクション/ニフラム
アクション/エスカトンジャッジメント
アイテム/コゲ肉


*1 Lv1通常弾は武器に内蔵されていなかった