MH4で登場したイベントクエスト。
ジャンプで連載されている海賊漫画『ONE PIECE』とのコラボクエストである。
目次
概要
- 麦わらの一味・船医
- 小さいモンスターが闘技場に逃げ込んだんだ!
おれも説得してみたんだけどおびえてるみたいで…。
保護してあげたいから捕獲するのを手伝ってほしいんだ…っておれはモンスターじゃねぇ!!
- またまた登場した極小モンスタークエスト第四弾。
クエストの内容は闘技場で極小イャンクックを捕獲するというもの。
もう一度いうが捕獲であり、討伐してしまってはクエスト失敗になる。
このクエストにはサブターゲットが存在しないので捕獲用麻酔玉を使いきったりするとリタイアするしかなくなる。要注意。- もっともイャンクックは瀕死状態だと耳を畳むので捕獲の見極めが無くても判別可能である。
ただしサイズがミニマムなので、
今作から麻酔玉を毒けむり玉のように足元に撒けるようになったということも知らずに
投げ方が悪いと、捕獲用麻酔玉がうまく当たらないという事がある。 - 麻酔玉の仕様変更に気づいていた人にとっては別段問題無かっただろうが、
そうでないハンターの中には支給品だけで捕獲用麻酔玉が足りると見込んで予備を持って行かず、
奇しくも麻酔玉を外してしまいあと少しで成功するのにリタイアせざるを得なくなった方も少なくないだろう。
ちなみに従来の麻酔玉の仕様に慣れた古参プレイヤーほど引っかかるとか。
過去作で十分慣れていたとしても、村クエでのチュートリアルは飛ばさずにしっかり読もう。 - モンハンのクエストに捕獲を条件にしているものは数あれど、
その目的が「保護」であると明記しているクエストは珍しい。
さすがは心優しいチョッパーが依頼したクエストだと言えるだろう。
殺伐とした狩猟生活を送っているハンターの中にはもしかしたら、
依頼文をみてほっこりした者もいるかもしれない。
- もっともイャンクックは瀕死状態だと耳を畳むので捕獲の見極めが無くても判別可能である。
- 上述の通り、このクエストに登場するイャンクックは非常に小さい。
捕獲するとフィールドの段差にクックの体が殆ど埋まるといえば、どれ程小さいかがわかるだろう。
小さなイャンクックが登場するクエストはMHG時代から多数存在しているが、
MHP2Gの「小鳥のさえずる丘で」「その名は大怪鳥!?」に登場するイャンクックが大きく見えるほどである。
余りに小さすぎるので、乗っていると少し罪悪感に包まれたりする。- ただし注意点が存在する。
まず、小さいが攻撃力は通常個体よりやや高い。
そしてイャンクックの口がハンターよりも低いということでこのイャンクックが火球を吐き出すと、
正面にいるハンターがそれだけで焼かれる。
村クエでイャンクックに挑む段階の装備でこの個体に挑むとただ前に立っていただけで死ぬ。 - ネコ式突撃隊のヒット時に乗ると、ちっちゃいイャンクックに1人と2匹がしがみ付くことになる。
- ただし注意点が存在する。
- 闘技大会を除けば、本作に於いてギルドクエスト以外で下位のイャンクックと戦闘できる唯一のクエストである。
このクエストにより、イャンクックが狩猟対象となっているギルドクエストを所持していなくても
いつでも戦闘することが可能となり、イャンクックの下位素材の収拾に困ることはなくなった。
周回も容易なので、耳やクチバシを狙うにはうってつけのクエストだろう。
- クリアするとオトモの装備「木の枝」と「なりきりチョッパー」を作るためのキー素材である
「50ベリーの手配書」が手に入る。
装備の見た目はワンピースに登場するチョッパーそのもの。
ネコではなくトナカイを連れまわしているみたいでいつもと違う狩りが味わえる…かもしれない。
まぁ原作をよく知らない人からすれば、チョッパーはトナカイだという事さえ気付かない可能性が高いが…
っておれはタヌキじゃねぇぞ!コノヤロー!!!
余談
- 報酬では薬草やアオキノコ、回復薬なども出る。
多分このクエストの依頼人であるチョッパーが一味の船医であるからだと思われる。
そ、そんなこと言われてもうれしかねーぞ!コンニャロー♪- しかしよく考えてほしい。前述のようにこのクエスト目的はあくまで「保護」である。
にも拘らずイャンクックの素材が手に入るのである。
本クエストの個体とは違う普通の素材だろうが、
ギルドも報酬を決める前に少しはクエスト内容を考えてほしいものだ。
- しかしよく考えてほしい。前述のようにこのクエスト目的はあくまで「保護」である。
- 拡張版であるMH4Gでは、「小さな挑戦者たち」というクエストにて、
本クエストと同サイズの極小イャンクック亜種が登場する。
サブターゲットが存在せず、前座として登場するテツカブラ亜種も倒さなければならないため、
少々手間は掛かるものの、ギルドクエスト以外でG級イャンクック亜種と戦闘できる唯一のクエストである上、
本来ならば部位破壊限定の素材である「怪鳥の福耳」や、なにかと入手の難しい「立派なクチバシ」も
基本報酬に並ぶことがあるため、苦労するだけの価値は十分にある。
原作との関係
- クエスト報酬として手に入る「50ベリーの手配書」とは、
原作におけるチョッパーの手配書と見て間違いないだろう(「ベリー」はONE PIECE世界の通貨単位である)。
そしてこのような手配書が公式に存在する事から分かる通り、チョッパーは人間ではないとは言え、
仲間は勿論、世間や海軍からも「麦わらの一味」の一員として認識された、立派な「海賊」である。
つまり、なりきりチョッパーを作製してオトモに装備させた場合、
傍から見ると指名手配中の海賊と一緒に行動しているように見えるという事である。
しかも懸賞金の額があまりに低いとは言え、
麦わらの一味は世間では前代未聞の凶悪海賊団として認知されている*1ため、
チョッパーの手配書にもしっかりと「DEAD OR ALIVE」(生死問わず)の文字が印刷されている。
…もしかすると変なところであらぬ疑いを掛けられたり、何者かに狙われたりしているかもしれない。
ただでさえチョッパーは一味の仲間からも「珍獣の中の珍獣」と言われているわけだし…。- 因みにこの「50ベリー」という金額、言うまでもないだろうが
劇中に登場した賞金首の中ではダントツの最下位である。
これは海軍がチョッパーの事を麦わらの一味の「一員」ではなく「ペット」として認識しているため。
実際には他の仲間と同じく億超えレベルの活躍をしてるのにもかかわらずである。
物語も佳境に入った2020年では、彼の懸賞金は僅か「100ベリー」である。
最終章突入時の2022年には「1000ベリー」と10倍アップしたが、それでも…
しかも1000ベリーの時は麦わら大船団の大幹部としてカウントされているのにこの金額である
- 因みにこの「50ベリー」という金額、言うまでもないだろうが
- 防具のなりきりチョッパーであるが当然のことながらランブルボールは使わない。
3個使ったら悪魔猫を超える怪物が降臨するので仕方がないと言えばそうであるが。
- 武器になっている「木の枝」だが、原作においてチョッパーは木の枝を武器として利用した事は無い。
元よりチョッパーは武器らしい武器を使いながら戦うようなスタイルではない。
ただ一度だけ、木の枝を持ち歩きながらある森(というか島というか)を探索した事があった。
この事から武器として「木の枝」が抜擢されたのだろう。- ちなみに何故木の枝を持ち歩いていたのかと言うと、
「雰囲気が良かったから」という至極どうでもいい理由である。
しかもこの木の枝、戦闘で使われるどころか、
本格的な戦闘に突入した直後に取り落としてしまい、
結局そのまま忘れられてしまったのか、その後は二度と出てくる事は無かった。 - MH4Gではおめかしシリーズと共に「桜の枝」が新たな武器として登場している。
何故桜なのかと言えば、チョッパーにとってサクラは恩師のシンボルともいえるものであり、
とても大きな意味を持つものである。
- ちなみに何故木の枝を持ち歩いていたのかと言うと、
- クエスト名の元ネタは原作の第230話のサブタイトル”サウスバードを追え!!”だろうか。
この回はある目的から麦わらの一味総出で「サウスバード」という鳥を探して
夜の森の中を駆けずり回るというストーリーである。
関連項目
モンスター/イャンクック
モンハン用語/極小個体
ゲーム用語/コラボレーション
クエスト/週刊少年ジャンプシリーズ
クエスト/OP・氷の国から来た牙獣!
クエスト/OP・最強の宴
クエスト/幻の怪鳥 - 極小イャンクックが登場する過去作のクエスト