動物が自分の巣や繁殖場所に戻ること。
概要
- MHSTシリーズ独自のシステムの一つ。
致命傷を負ったモンスターが巣で休眠をとろうとする習性を利用し、巣の在りかを特定するというもの。
メインシリーズにおけるモンスターの瀕死や休眠といった要素をRPG向けに落とし込んだシステムといえる。- ちなみにモンスターを帰巣させた場合でも討伐時と同様に素材が獲得でき、
のみならず帰巣の成功でボーナス点が入りリザルトで出てくる素材の内容が良くなりやすいため、
帰巣によるデメリットはほぼ存在しない。
モンスターが逃げたのにどうやって素材を手に入れたのか、などと突っ込むのは野暮である。
- ちなみにモンスターを帰巣させた場合でも討伐時と同様に素材が獲得でき、
- 帰巣が発生すると討伐した後に専用の演出が挿入され、リザルト終了後にフィールドに新たな巣が出現する。
帰巣する確率はモンスターのレア度が関係しており、レア度が高いモンスターであるほど帰巣させ辛くなる傾向にある。
中にはタマゴは存在しても帰巣は絶対に行わないと言うモンスターも一部いる。
- 帰巣させやすくする方法は
- ペイントボールの効果中に討伐する
- パッシブスキル「巣守り」を発動させた状態で討伐する
- モンスターごとに設定されている特定の方法で倒す
それぞれの効果は重複するため、併用することでより高い効果が期待できる。
…と、いうよりも普通に倒すだけでは帰巣する確率はかなり低く、
基本的にはペイントボール等による補助を用いるのが前提となっている。
- 「帰巣で出現した巣は、採取できるタマゴは帰巣させたモンスターと同種族のタマゴのみで固定される」、
「モンスターの巣が自然発生しないフィールドでも出現する*1」といった、
通常の巣とは異なる特殊な仕様がいくつか存在する。
MHST
- 本作では帰巣で出現させた巣はエリアを切り替えたりソフトを終了しても保持される。
ただし巣の上限はフィールド全体で合計5つまでとなっており、
保存される巣の数には上限があり、上限に達した状態だと古い巣から順に消滅していくため、
出現させた巣はなるべく早いうちに消費することを推奨される。
- この作品ではモンスターの巣の中では帰巣はしない。
MHST2
- 続編であるMHST2にもシステムとして続投。
前作までとは違い、今作では新たにモンスターの巣の中でも帰巣が発生するようになった。
この場合に新たに出現した巣はタマゴのありかしか存在しない非常にシンプルな構造になっており、
帰巣した個体以外のモンスターは巣の中には全く現れなくなっている。
当たり前だがタマゴのありかに居座るモンスターは絶対に帰巣しないため、
「モンスターの巣の中で帰巣したモンスターの巣のそのまた中で帰巣して…」などのマトリョーシカ現象は起こらない。- 帰巣したモンスターの巣に関して不具合と思われる事象がいくつか確認されている。
1つはタマゴのありかのみの場合で、
モンスターが目を覚ました時点でタマゴが無くなっていない場合と条件が限定されるが、
モンスターを討伐してからタマゴを取る時に、残っているタマゴが帰巣したモンスターのタマゴではなく、
ドスランポスのタマゴに化けているというものがある。
不幸にも条件を満たしてしまった場合は、残ったタマゴは諦めるしかない。
もう1つはベルガ地方の中ボスが登場するダンジョン内でドスイーオスかババコンガ亜種を帰巣させた場合。
モンスターの巣は通常は登場する地方に応じたモンスターが生息しているのだが、内部が洞窟タイプだった場合に、
なぜか中にハコロ島のモンスターが生息していることがあるというものもある。
- 帰巣したモンスターの巣に関して不具合と思われる事象がいくつか確認されている。
- 戦闘中に帰巣が発生しやすい条件を満たすと、帰巣確率が画面右にダイアログとして表示されるようになった。
- なお今作では、帰巣させたモンスターの巣は、
エリア移動(同フィールド間のネコタク移動含む)で消滅するようになったため、
巣だけ確保しておいて後からゆっくり厳選といったことはできない。
関連項目
シリーズ/モンスターハンターストーリーズ
シリーズ/モンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~
フィールド/モンスターの巣