システム/狩猟船

Last-modified: 2023-09-17 (日) 21:59:30

目次

概要

  • モガの村の遠洋漁業や海のモンスターの討伐を行う武装した船。
    MHP2Gでいうトレニャー、MHP3でいうモンニャン隊に相当する存在である。
  • ハンターの依頼を受けると出航し、漁、宝探し、モンスターの狩猟を行って
    その成果をハンターに報告してくれる。
    ただしモンスターの狩猟は危険が伴うため、行けるかどうかは漁師の体調次第になる。
    • 因みにハンター自身は村での仕事やクエストがあるので乗り込む事は出来ない。
  • 特定の村クエをクリアしてから利用できるようになるが、ラギアクルスの襲撃で船が壊れてしまっている。
    ストーリーを進めると復元され、最大3隻にまで増える。
    また、船自体を強化材を用いて強化する事で、向かう事が出来る海域を広める事も出来る。
    一度出航すると最短でも半日は戻ってこないが、資源がある限り何度でも利用できる。
  • 後述するメンバーの赤槍と黒槍については英語版でRedspear(Blackspear)と直訳されているのだが
    キャラクターとしての名義はRedspear Hunterと表記されている。
    ハンターという名前や存在に特別な意味があるこのゲームの世界において
    あえてFisher(漁師)ではなくHunterを名乗っているということは
    いわゆる大型モンスターを専門に狩るハンターではないものの、
    海や漁において誇りを持っている漁業ハンターということなのだろう。
    まあ海竜くらいなら狩ってくるしね。
    • 赤と黒、ということでハンターの方の赤と黒も思い起こされるが、
      特に接点はない。せいぜい命名においてオマージュした程度だろう。
  • MHXでは女主人が湯治と食材調達のためにユクモ村へ訪れており、
    取り仕切り役が不在では狩猟船団の活動が侭ならないのか、続編のMHXXでは
    見聞を広めると言う名目で赤槍と黒槍までモガの村を離れて龍識船に乗り込んでいる。
    一人モガの村に残った団長がのんびりやっているのか、一時休業なのかは定かでは無い。

狩猟船のメンバー

漁港の女主人

  • 狩猟船を取り仕切っている恰幅の良い女性。典型的な肝っ玉母さんといった感じの人物。
    普段は漁港で魚を売っており、自ら狩猟船に乗り込むことはないが、
    話を聞く限りでは、天気の良い日には自ら漁に出ることもあるようである。
    基本的には優しい性格であるが、団長や息子のわんぱくボウズ曰く、怒ると相当怖いとのこと。
  • 双子の妹がおり、バルバレで雑貨屋を営んでいる。
  • MHXではユクモ村へ湯治に訪れており、とある食材を得るためのクエストを依頼してくる。
    話しかけると魚の三枚下ろしのやり方を教えてくれるので、料理をしない人も見てみるといいかも。

団長

  • 狩猟船の団長。村にいる時は桟橋に腰掛け、沖を眺めている。
    体調のいい時はスクワットをしている。
    ハンターに海の素晴らしさや資源の仕組みなどを話してくれる。
    ハンターのことをライバルとして意識しているのか、
    「ハンターなんて目じゃないのによぉ!」と言ったりすることがある。
    • しかし、MH4ではサシミウオが取れなくて怖いハンターの依頼人に怒られる
      バルバレの雑貨屋の女主人に泣きついていた。
  • アイシャ曰く、「若い頃は今よりもっとシブくてカッコよかった」らしい。
  • MH4GではG級ダレン・モーランのイベントクエストを依頼してくる。

赤槍

  • 団員の1人。村にいる時は桟橋から海を覗き込んでいる。
    体調のいいときはアキレス腱を伸ばす運動をしている。
    • 余談だが、全く同じ格好で海を眺めている人物がタンジアの港に存在する。
    ハンターに対して敬意を払っており、割と丁寧な口調で話す。
    狩猟船の団員も体調の良い日にはモンスターを狩れることを教えてくれる。
  • 彼の船はロアルドロスの素材を用いて修理をすることになる。
    よって、彼を出航させるためにはロアルドロスの狩猟が達成される必要がある。
    • 黒槍の歌によるとスポンジで浮力を保ち、たてがみは飾りにされているようだ。
  • MHXXでは見分を広げるため黒槍と共に龍識船に搭乗する。
    曰く団長から「龍識船も同じ船なんだから学ぶことも多いはず」と雑に投げられた送り出されたようだ。
    赤槍も赤槍で「まあ、言われたからにはやってみる」と若干投げやりな反応を示している
    クルーに漁師飯を振る舞ったり、凄腕漁師に教わったという狩技を教えてくれる。

黒槍

  • 団員の1人。村にいる時は漁港の女主人の近くで作業をしている。
    体調のいいときは体の横曲げ運動をしている。
    話しかけると「よぅ!」と元気の良い挨拶を返してくれる。赤槍同様、ハンターに対しては敬語で話す。
    非常に陽気な性格で、歌うことが大好き。よく自身が作詞作曲した歌を歌って聴かせてくれる。
    ハンターに、「一緒にユニットを組んで歌手デビューしないか」と持ちかけたことすらある。
  • MH3では船の修理は団員で一番最後となる。
    どうやら赤槍とのジャンケンに負けたかららしい(赤槍がチョキ、黒槍はパーを出したようだ)。
    ラギアクルスの狩猟に成功すると、ようやく彼も出航できるようになる。
  • MHXXでも開口一番いつもの調子で歌い始める、のだが…
    ♪嗚呼 荒れ狂う 波の探索者~
    …恐らく波と言いたかったのではなかろうか?

モガ沿岸
最初から行ける漁場。モガの村御用達の場所。
二日で漁が終わるが、収穫はイマイチ。収穫以外ではテーブルの判別に使われる。
モガ漁場
二つ目の漁場。
近い割に良い魚が獲れるので人気らしい。
モガ海域
珍しい魚がいるが、非常に行きにくい場所らしい。
海域とは何らかの理由で分けられた海の一エリア、または島の周囲の海の事。
もしかしたら範囲そのものはかなり広大な漁場なのかもしれない。
伝説の潮境
伝説の漁師が一度だけ到達したと言われる漁場。
魚達にとって桃源郷のような場所らしい。
潮境(しおざかい)とは、文字通り潮流や海の境い目の場所の事。
潮流や暖流・寒流が複雑に絡み合っている為、色々な地域の魚が獲れるとか。
リュウグウガニエビの大殻はここでしか取れない。

宝探し

暗礁地帯
よく座礁する船がいるらしい。入手できるお宝はイマイチ。
暗礁とは干潮時でも頂点が水面下にある岩礁や珊瑚礁、氷山などのこと。
現実でもこれが原因で座礁事故を起こす船舶は古今東西問わず後を絶たない。
モガ海峡
特殊な潮が流れている。銀のたまご等が落ちている。
海峡とは狭まっており、よく船等が通行する場所の事。
現実でも船舶事故が起きやすいため、宝が見つかるのはそれ故だと思われる。
現実では横断レースが行われるドーバー海峡等が有名か。
海底火山
文字通りの海底火山。突発的な火山活動が原因で船が沈没したりしているのだと思われる。
ベテラン漁師も死ぬ程危険な場所だが、金のたまご穴のあいた王冠等のレアアイテムが取れる。
……海中を探索しているのだろうか?この世界の人間(増して漁師)ならやりかねない。
海賊の墓
莫大な財宝の眠る、幾多の人を狂わせてきた呪われし場所。
某・海賊マンガの偉大なる航路的な場所なのだろうか。
文字通り海賊の財宝王家の紋章、そしてハンター垂涎の長い太古の破片が手に入る。

狩猟

近隣の島
文字通りモガの村の傍にあると思われる島。
ズワロポスやブナハブラ、ルドロス(若しくはエピオス)などの素材が主に取れる。
絶海の離島
「近隣の島」の傍にあるらしい海域。字が似ているが絶島とは関係ないだろう。
ここで狩猟を成功させると一人前らしい。
ロアルドロス、ボルボロス、チャナガブルの素材が取れる。
狂走エキスを取ってきてくれるので、重宝している人も多いのではないだろうか。
魔の秘境
ベテラン漁師も躊躇する、危険な場所。
リオレウスにドスバギィ、ドスフロギィ、ギギネブラ、ラギアクルス達の素材が取れる。
生息地域の丸っきり異なるこれら5種が一緒に狩猟出来るという事は、相当奇怪な環境の場所なのだろう
(それを言い出したら、夜のモガの森も相当奇怪な環境の場所ではあるが…)。
また、MH3Gではプレイヤーが上位ハンター以上になると、
割と高い確率で海竜の上鱗など上位大型モンスターの素材を取ってきてくれることもある。
狩猟船団の実力を垣間見る瞬間である。

関連項目

アイテム/漁具