遺跡の守護神的存在の双頭の龍。
2つの首は別々の部屋を守護しており、墓所を荒らしに来る冒険者に容赦なく襲い掛かる。
胴体部の包帯の下に財宝を隠し持っていると噂され、
この遺跡に足を踏み入れるハンター、冒険者、盗賊団は後をたたない。
目次
概要
- ハンター大全及びハンター大全Gに載っている没モンスター。
黄金の鱗を持つコブラのような見た目の恐らく古龍種のモンスター。
「クリプトヒドラ」の名は学名であり、大全では墓所のドラゴンと表記されている。
- 双頭龍、つまり一つの体から2本の首が生えている珍しい龍である。
右の首は黄金の鱗を身に纏い、赤い目をしており、
左の首は全身に包帯をぐるぐる巻きにして青い目をしており、2本の立派な角を生やしている。
解説によれば2本の首でそれぞれ別々の部屋を守護しており、2本別々で戦闘を行う模様。
なお、2つの首の根元が包帯で隠れているので、もともと2体の龍であった可能性もある。- ちなみに現実世界でも奇形の一種として双頭の生物が生まれることはある。
双頭の蛇なんかは調べれば割とたくさん情報が出てきたりするが、そのほとんどがごく短命であるらしい。
- ちなみに現実世界でも奇形の一種として双頭の生物が生まれることはある。
- ちなみに黄金鱗、特殊金属(レアメタル)、碑石、棘、角、古代布、牙、甲羅を取得できるらしい。
さらに、おそらくこのモンスターの素材から作られるであろう没装備案として、
まるでアヌビスのような兜が特徴の防具と、
ミイラの収められている棺のごとき一見盾にも見える巨大な虫と棍棒がセットになった武器が確認できる。
- このモンスターは元々没アイデアでハンター大全にのみ載っているモンスターであるが、
近年登場している新モンスター達を見てみると、
かつて没アイデアであったモンスター達が元になっているのがいくつかいる。
もしかしたらこのクリプトヒドラもそのうち再利用され、ハンターの目の前に現れる日が来るかもしれない。
- MHXのPV第3弾のラストシーンでは、双頭の龍のような姿をしたモンスターの姿が映し出され、
ファンの間で非常に大きな注目を集めた。
このモンスターは「竜ノ墓場」というフィールドに出現するのだが、
上記の通りクリプトヒドラは墓所のドラゴンと言われており、共通点が見られることも話題を呼んだ。- ただ、この謎のモンスターはクリプトヒドラと比較して遥かに刺々しく、
また確認できる限りでは少なくとも胴体部分の構造は全く異なるようだ。
そして、その正体は…
- ちなみに、ココット村に滞在しているヘルブラザーズなどからは
「双頭のガイコツ龍の話は、大昔からこの辺一帯にあった」という話を聞くことができる。
ただその内容から与太話として取り合わない者が殆どだったようで、
ここからも双頭龍という存在がMH世界でも一般的ではないことが読み取れる。
- ただ、この謎のモンスターはクリプトヒドラと比較して遥かに刺々しく、
余談
- 「双頭」というのは前述の通りいささか現実の生物学的にも奇形、突然変異レベルでしかも短命である。
一種族として生態系に一定数の個体が定着する程大自然は甘くない。
現実に頭部が複数ある生き物が種として一定数いないのがその証明といえる。- 「何で双頭が短命なの?頭が二つあるなら二つ思考出来たり背後を守り合ったりで有利なのでは?」
と思う人もいるかもしれないが、それ以上に頭が二つ以上あるというのはデメリットが多いのだ。- まずエネルギー効率。
脳は身体でも最も大飯食らいな器官でありそれを複数というのは燃費がとても悪い。 - 次に脳同士の思考の相違、つまりは喧嘩である。
首から下を共有しているからといって頭同士が仲良くする理由にはならないのだ。
主導権を争い共倒れの危険性が常にある。
- まずエネルギー効率。
- 「何で双頭が短命なの?頭が二つあるなら二つ思考出来たり背後を守り合ったりで有利なのでは?」
- 双頭に並んで目を引くのが全身に巻かれた「包帯」である。
明らかに人為的な技術と施行、或いはこのクリプトヒドラ自身が人並の知能を以て身に着けたとしか考えられず、
クリプトヒドラを正体不明の不気味な生物とするのに一役買っている。
- MHFにてアクラ・ヴァシムのシルエットが公開された時、
鋏・尻尾と複眼が「二又の頭を持つ竜」に見えたため、
このモンスターが実装されるのではないかと予想されたことがあった。