ハンターがアイテムを変化させて新しい一つのアイテムを生み出す事。
概要
- 村でも集会所でも狩り場でも、素材さえあれば行うことができる。
全ての調合には組み合わせごとに成功確率が設定されており(MHWでは調合確率システムは撤廃)、
いずれの調合でも失敗した場合は必ずもえないゴミになる。
当然だが、調合に使用されたアイテムは結果に関係なくどちらも消滅する。
- これらの成功確率は、特定のスキルやアイテムの調合書を所持する事で上昇させる事ができる。
ネコスキルや狩人珠スキルでも上昇する。
また、ボマーや罠師のように特定のアイテム調合が必ず成功するようになるスキルも存在する。
因みに最低の成功率は55%である。調合書を5冊所持すればマイナススキルが無い限り必ず100%になる。
強力な効果を持つアイテムを作ろうとする程、その成功確率は低くなる傾向がある。例外も存在する。
- 調合以外では入手できないアイテムも多く、強力な弾丸も調合が主な入手方法になるが、
レベルで調合素材まで含めた最大持ち込み数があからさまに違うものや(特に拡散弾)、
全レベルでカラの○○でないほうの調合素材が同じ(MH3系列での麻痺弾)といった
問題点のある弾丸も意外と多い。
全弾丸に全く違う調合素材を用意するとか、
いっそのこと弾丸の調合素材を全種類99個まで持ち込めると言った調整があっても良いのではないだろうか。
- MH2、MHFには3種類の素材で調合する「3種調合」がある。
回復薬グレートをわざわざ回復薬を経ずとも一発で調合できたほか、
大タル爆弾Gや後述の古塔の書など、3種調合でのみ生成可能なアイテムもあった。
- 特定の条件を満たすと、普通ではできない特殊な調合である「錬金術」が可能になる。
- 本来「調合」とは薬品等を合成する際に使う言葉であり、
回復薬等ならまだしも弾丸や手投げ玉の生産にこの言葉は不適切である。
しかしゲームのシステムの都合であるため、これ以上の言葉は避ける。
- 調合に成功すると、そのレシピが調合リストに記録され、無印以外は2回目以降に調合速度が早くなる。
調合リストを全て埋めると勲章などが得られるが、結構な労力が必要になる。
精算素材が絡んだり、一々壷に漬け込んだり、よろず焼きセットに刺して焼いたり…- MHFはMH2のリストを引き継いでおり、その1つである、
オフラインのジャンボ村のストーリーを進めるアイテム「古塔の書」の調合素材3種全てが揃わず、
更にプロジェクトRによるHR帯の見直しによって「秘境セット」の調合素材も揃わなくなり、
調合リスト全てを埋めることが不可能になっている。
そのためか「調合の賢者」の称号は全てを埋めなくても獲得可能。
- MHFはMH2のリストを引き継いでおり、その1つである、
- 初心者は「アイテムボックスに調合書を全部入れて調合すれば100%調合できるのに、
わざわざ現地で調合する必要があるのか」と考えがちであるが、これが大アリなのである。- 現地で調合することで、アイテムの持ち込み上限数以上に使用することが可能になる。
例えば、閃光玉の上限個数は5個だが、その素材となる素材玉は30個、
光蟲は10個まで持ち込めるため、クエスト中に調合すればさらに10個使用できる。
閃光玉だけ持ち込んだ場合の実に3倍。この差は大きい。- 陽光石などを用いて調合できるシリーズの場合、
さらに20個追加できて合計35個。現品だけの7倍である。
- 陽光石などを用いて調合できるシリーズの場合、
- このため、よく使うアイテムは
調合素材も含めてクエストに持って行くことが当たり前になっている。
特にガンナーは、ボウガンの弾・ビンなどの消耗品が手数や火力に直結するため、
調合素材の持ち込みは常識以前の大前提と言っていい。 - むろん、調合素材2種、および調合成功率確保のための調合書を持ち込む必要があるため、
アイテムポーチは大きく圧迫されることになる。
このため、どのアイテムを調合素材まで持ち込み、
どのアイテムを現品のみで済ませるかの取捨選択も重要である。 - 調合素材のどちらか(あるいは両方)が調合で作成できる場合、
さらなる使用回数の向上を求めて素材の素材を持ち込むこともある。
たとえば生命の粉塵の場合、以下のアイテムを持ち込むことで、
実に23個もの粉塵を使用することができる。- 現品3個
- 竜の爪20個
- 生命の粉10個
- 生命の粉の調合素材である不死虫、竜の牙それぞれ10個
- 現地で調合することで、アイテムの持ち込み上限数以上に使用することが可能になる。
- またMHXXにおいて、ボタンを押しっぱなしにした時の連続調合のスピードが上昇している。
概ね倍速になっているので作りすぎに注意。
- MHWorldではこの調合システムに大きくメスが入り、以降の作品でも同様のシステムが導入されている。
- 調合確率の概念が消滅、全てのアイテムが100%調合できるようになった。
それに伴い調合書も削除され、ポーチの容量の問題が大きく改善された。 - MHXX以前は必ず最低2種類のアイテムを使わなければ調合できなかったが、
薬草→回復薬、げどく草→解毒薬のように1種類の材料で調合できるレシピが登場するようになった。 - 調合の材料が揃っていないが材料を調合できる時は自動でそちらを調合する。
例えば落とし穴であればネットとトラップツールが必要だが、
ネットを持っていないがツタの葉とクモの巣は持っている、という時に落とし穴を調合しようとすると
自動でネットの調合画面に遷移して材料の調合を行う。 - フィールド上でアイテムを入手した時に自動で調合を行う機能が追加された。
なお、自動で調合するかどうかはアイテム毎に設定できる。
既に調合先のアイテムが所持上限だと行わず、後からそのアイテムが減っても調合は行われない。 - 今までは特定のアイテムを大量に調合したい時、長押しするしかなかったが
個数を指定して一度で調合することができるようになった。
弾丸のような一度の調合で複数個調合されるものは、指定した個数×一度に調合される数になる。 - 今作ではアイテムショートカットが追加されているが、
アイテムショートカットで使おうとしたアイテムを既に使い切っていた場合、一回だけ調合して補充する。
しかし、スリンガー閃光弾のようなセットが必要なアイテムはセットまで行わないので注意。 - アイテムショートカットに直接調合ショートカットをセットできる。
個数は指定できないが、咆哮などの硬直中でも調合できるという利点がある。- MHW:Iからは一回で最大まで調合することも可能となった。
しないデメリットは基本的には無いのでこちらに変えておくとよい。
但し、一度に複数個調合されるアイテムに関しては、最大数を超過した分は消失してしまう。 - MHRiseからはさらに二段階調合を1度でできるようになった。
例えば落とし穴であればツタの葉、クモの巣、トラップツールがポーチにあれば調合できるようになった。
特にガンナーがLV3弾を調合する際に、LV1弾を調合してその後LV3弾を調合するという
2回調合を1回で済ませられる点で非常に役立つ機能であった。
が…この機能には素材を消費しない不具合があったため、廃止されてしまった。
- MHW:Iからは一回で最大まで調合することも可能となった。
- 当然新大陸やカムラの里では調合書も目にする事は無い。
何度も調合経験のあるアイテムでも本が無いと調合に失敗する事のあるハンターの姿はそこにはなく、
元々人間離れした強靭な肉体に加え、調合屋に迫る知性を持つハンターが生まれる事となった。
MHW系列の場合、主人公であるプレイヤーに「ハンターズギルドから強い信頼を寄せられる程の実力者」し、
カムラの里ハンターは明白に幼い頃からハンターにするために指導が与えられていた設定が存在することからある程度の説明が出来るが
今後の主人公はどうなるのか注目を浴びている。
- 調合確率の概念が消滅、全てのアイテムが100%調合できるようになった。
- MHSTシリーズでは基本的にはMHXX以前の仕様が採用されているが、
ボタンやパネルを押しっぱなしにせずとも、個数を設定してから一気に調合することができる。
調合屋に近いシステムとなったが、もちろん自前なので費用はかからないし、もえないゴミとの縁も無い。
また各種サブクエストの中には、達成報酬として調合レシピが書かれた書物を受け取ることができるものがある。
…つまり逆に言えば、元のアイテムをいくら持っていようと該当する書物が無ければ調合ができない。
曰く「薬草を石ころですりつぶすだけ」の回復の粉すら書物無しでは作れない。
マニュアルを買わなければアイテムボックスの整理ができないハンターといい勝負である。
まあ、主人公となるライダーは子供なので仕方ないと言える部分もあるかもしれないが…
ストーリー上で確実に入手することとなる書物は非常に少ないので、
ぜひともサブクエストは積極的にこなしていこう。- ちなみにMHSTにて3種調合もかなり久しぶりとなる復活を果たしている。
- アニメ版ではリリアが調合書無しでの調合を行なっているが、
効果はともかく味に問題のある薬品などが作り出されたりしてしまっている。
- 手持ちのアイテムから素材2つを選択して調合するのが基本的な方法であったが、
ボタン押しっぱなし連続調合、ボックス内調合、リストからの調合、タッチ調合など
シリーズを経るにつれて機能が追加され、初期とは比べ物にならないほど快適になっている。
逆に言えば(特にガンナーが)過去作をプレイする時に頭を悩ませている要素の1つでもある。