MH4にて初登場のスキル。+10で「居合術【力】」が発動する。マイナススキルは無い。
ちなみに居合術【技】は存在しない。
目次
概要
MH4
- 初登場のMH4では、歪んだ系お守りと発掘武具の装飾品のみで存在が確認されていたスキル。
「抜刀術【力】」と「納刀術」の複合スキル。
文字数制限のためか、説明文では攻撃力UP効果が「など」という形で省略されているが、
しっかりと攻撃力は上がっている。
- 大剣のためにあるような複合スキルだが、
納刀術は大剣はその場納刀がもともと早いため優先度が高いとはいい難く、
抜刀術【力】は【技】と違い諸々な意味で(詳しくは「W抜刀術」を参照)これもまた優先度が低い。
- …と発動スキルだけ見ればあまり恩恵のない複合スキルに思えるが、
見た目をある程度自由に選べる発掘防具で集中・納刀術・W抜刀が可能になるため、
例の「呪い」を受け入れることのできないオサレ紳士な大剣使いにとっては、
正に夢と希望が詰まったスキル。
今日もまた空きスロ3のスシロー大剣と居合の装飾品の詰まった発掘防具を求め、
虚ろな目をしながら樹海へ死に逝k…旅立つオサレ紳士が後を絶たない。- ただ、忘れてはいけないのが上記の「集中・納刀術・W抜刀」発掘装備は神おまを要求してくること。
大剣愛の足りない方はおとなしくディアの呪いを甘んじて受け入れておくのが賢明だろう。
受け入れた方が見た目と防御力以外のほぼ全てにおいて上回れるのは内緒である。
- ただ、忘れてはいけないのが上記の「集中・納刀術・W抜刀」発掘装備は神おまを要求してくること。
- また、チャージアックスとの相性もなかなかよい。
スタン値の追加は榴弾ビンのアックスで元々スタン値を溜められるのでその補助にちょうど良く、
またチャージアックスは納刀が遅いために納刀術が無駄にならない。
抜刀攻撃も出が早い抜刀突進斬り・打点が高い抜刀変形斬りの二種類があるので頭を狙いやすく、
かゆい所に手が届く構成となる。
但し、属性ビンのアックスだといまいちスタン値を活かしきれないので注意。
MH4G
- 続くMH4Gでは、実用的な装備が作成できるようになった。
その理由が、生産装備のカイザーXに居合のポイントが多くついていること。
「居合+3・匠+3・スロット2」を持つ胴と「居合+2・スロット3」の腕に、
頭・脚を胴系統倍加、腰をクシャナXとすることで
居合術【力】、斬れ味レベル+1が発動し、さらに胴・腕・腰をスキル補正も考慮して合計12スロットになる。- マイナススキルとして寒さ倍加が発動するが、
直接戦闘に影響することは少なくホットドリンクで無効化できるため、打ち消さずに放置する場合が多い。
クシャナXのおかげで溜め短縮や回避性能といった有用なスキルのスキルポイントも付くため、
装飾品で集中や回避性能などを追加しやすく、
胴部位に抜刀珠【2】を付けることで抜刀術【技】の発動も容易になっている。 - さらに匠も装備のみで全て賄えているため貴重な匠の付くお守りがなくても優秀な一式を構成できる。
MH4では大剣のテンプレ装備といえば、ディアブロ装備で角が生えることが呪いとなっていたが、
これから逃れられるという点においても人気が出た。
また、ディアブロ装備では納刀術のために砥石使用高速化は使用できなかったが、
この構成では居合術に含まれる納刀術を使用するため砥石使用高速化を組み込むことも可能になっている。
- マイナススキルとして寒さ倍加が発動するが、
MHXX
- MHXにおいては多数の複合スキルがオミットされていたが、MHXXではそのほとんどが復活した。
このスキルも復活したのだが、二つ名以外の複合スキルポイントはお守りに付かない為、
今のところブラックXシリーズ(剣士)一式以外での発動がほぼ不可能である*1。
元となる抜刀減気は優秀なパーツの存在やお守りに付くこともあり、
こちらで妥協した方がスキルを盛りやすくなっている。
- ブラックX胴は居合2・スロット1で、4Gの頃のように倍加装備で部位を開けることはできない。
しかし、ブラックX一式ならば「抜刀2種に納刀術と集中」が付くため、
斬れ味が素で紫の武器を担げば大剣の良質な装備として候補に上がるだろう。
そしてこの条件を満たす、ラスボスの大剣との組み合わせが今作のテンプレとなっている。
- 今作での太刀との相性はこれらの項目の内容から分かるように、エリアルスタイルならば使えなくもない。
MH4(G)では微妙だった居合太刀を今作では十分生かすことが可能である。
「居合」という名前からして一番相性の良さそうなブシドースタイルとの組み合わせは、これまた微妙である。- ただ、抜刀術【力】を最大限生かすためにエア回避から正確に頭を狙い打つのはなかなか大変であり、
モンスターの目の前にいる機会も増えるため、モンスターの反撃に気を付ける必要がある。
- ただ、抜刀術【力】を最大限生かすためにエア回避から正確に頭を狙い打つのはなかなか大変であり、
余談
- 居合は実在する武芸の一つで、「いあい」と読む。
細かい技法や精神性に語るべき所は多いが、おおまかに言えば、
鞘に納めた刀を抜きながら斬りつける抜き打ちの技と、そこからの連携、そして再びの納刀までを剣技として体系化したもの。
鞘に戻すまでを剣技とした武芸は世界的にも珍しい。
「抜刀術」とも呼び、こちらも別のスキルとしてモンハンに登場する。 - スキル内容を見ればわかる通り、
「居合」という名前からして一番相性の良さそうな太刀との組み合わせは、ぶっちゃけ微妙。
納刀術は太刀にとっては普通にありがたいのだが、
抜刀状態での立ち回りが基本になる太刀に抜刀術【力】の恩恵は皆無に近い。
それでも!というロマンを求める方には素敵なスキル名なのだが…。- MHXXでは上述の通りエリアル太刀との相性が良く、ついに太刀×居合術が単なるロマンに留まらない、高い実用性を発揮できるようになった。
尤も、モンスターの体を踏み台にしながらぴょんぴょん飛び回り、頭目掛けて太刀を振り下ろすその姿は一般的にイメージされるであろう居合とはかけ離れたものではあったが… - World以降の太刀は特殊納刀というアクションから抜刀術の乗る攻撃を行うことができるようになっている。
その動きたるやまさに居合であり、このスキルとの相性も抜群…と言いたいところだが、
Worldの特殊納刀への納刀術は本当に数フレームしか効果がないので微妙…だったかもしれない。
それどころかWorldでスキルシステムが刷新されたことで複合スキルという概念がほぼ消滅してしまったため、
今後共演の可能性は絶望的だろう。つくづく間の悪いことである。 - なお、MHRiseでは居合抜刀気刃斬りの性能が向上し、
その気になれば居合抜刀気刃斬りのみでモンスターを切り伏せることも可能になった。
納刀術による短縮効果も激増し最早必須スキルと化したため相性は抜群である…のだが、
当作も残念ながら居合スキルは未登場。
- MHXXでは上述の通りエリアル太刀との相性が良く、ついに太刀×居合術が単なるロマンに留まらない、高い実用性を発揮できるようになった。