- 種族
- 獣人種
- 別名
- 不明
- 登場作品
- MHF
- 生息地
- 花畑
特徴・生態
- 新たに発見された狩猟地である「花畑」に生息している獣人種。
黄色い体毛に大きな瞳、脚に比べて太めの腕が特徴的。
顔の周りには白く豊かな体毛があり、立派な髭のようにも見える。
また、背中に花畑で採取した花を使った花カゴをリュックサックのように背負っている。
- ウルキーはスリングショットのような手製の投擲道具を持ち歩いており、
それを器用に扱って木の実を落としたり、外敵への反撃を行ったりする。
また、花畑に生える色とりどりの花は、このウルキーが育てているものであるという。
- アイルー同様、争いを好まない温厚な性格で、釣りや採取などを好むという。
ただし、ウルキーは仲間意識や縄張り意識がとても高いモンスターであるため、
縄張りを荒らす大型モンスターとは対立している。
また、"大型モンスターを討伐するハンター"の姿を見かけてから、
ウルキーたちは利害が一致するハンターに対して友好的な関係を持つようになっており、
花畑ではハンターとともにモンスターへ勇敢に立ち向かう。
概要
- デフォルメされた「サル」のような姿をしている。
大きな瞳に花で出来たカゴを背負うなど、可愛らしい姿をしており
マスコットキャラクターとしての役割もあるのかもしれない。- 公式の動画レポートによれば、実際にフクロウとサルがイメージモチーフとなっているようだ。
さらにそこから「オウルモンキー」でウルキーという名前になったとのこと。
- 公式の動画レポートによれば、実際にフクロウとサルがイメージモチーフとなっているようだ。
- 小型モンスターではあるものの、上述した通りハンターとは協力関係にある。
ハンターとの関係はオトモアイルーやチャチャ・カヤンバ達と近いものがあるが、
彼らとは違い、野生の時点で総じてハンターに協力的であり、故に狩猟対象にもならない。- ちなみにMHFではウルキーの登場より以前にも開拓クエストにおいて、
開拓作業に従事しているアイルーが大型モンスターの討伐を手伝ってくれることがあるが、
彼らは人間に雇われたアイルーであり、野良のモンスターでハンターに協力してくれるのはこれが初となる。
- ちなみにMHFではウルキーの登場より以前にも開拓クエストにおいて、
- また、「ヘニョン!」というような独特のかわいらしい鳴き声で鳴き、
複数のウルキーで協力してコンビネーション攻撃(後述)を行うようである。
今の所、人語を話せる個体は確認されていないが、感情表現は豊かなようである。
- サポートの手段は手製のパチンコのような投擲物や、ドングリの爆弾でモンスターを攻撃するなど。
また、1体のウルキーが大型のパチンコを設置し、
もう1体がそこに石のような物体を引っ掛けて飛ばすというコンビネーションも披露している。
ちなみにウルキーの攻撃がハンターに当たってもダメージは受けない。
モンスターへの攻撃だけでなく、ハンターが麻痺・睡眠・気絶などの状態異常におちいった時に、
ハンターを攻撃して状態異常を回復させたり、体力回復効果のある木の実を当ててくれたりもする。- モンスターはほぼ全て攻撃対象となるため、小型大型問わず狙ってくれる。
ただ、ハンターにとってはほぼ無害なケルビも容赦なく射殺する*1。
いくら縄張りや花を守るためとは言え、少し怖い光景でもある。- タイミングが合えばケルビの頭突きで盛大に吹っ飛んでいくウルキーを拝むことも出来る。
ハンターにとってはなんてことはないケルビも、ウルキーにとっては十分な脅威なのかもしれない。
- タイミングが合えばケルビの頭突きで盛大に吹っ飛んでいくウルキーを拝むことも出来る。
- 1エリアには大体3体程度のウルキーが配置されている。
- ちなみにこのウルキー、ハンターから攻撃を加えることができてしまう。
もっとも攻撃を受けても寝返ったりはせず、ただ吹っ飛ぶだけである。 - また、毒や麻痺などの状態異常にもかかる。
状況によっては自ら花を炸裂させ、自らが撒いた花粉で状態異常になるという微笑ましい光景が見られる。
巻き添えを食うハンターにとってはたまったものではないが - 大型モンスターを狩猟しクエストをクリアすると、そのモンスターの剥ぎ取り素材を
フィールドに残して撤退する(実質剥ぎ取り回数が1回増えるのと同等)。
ありがたく頂いておこう。
残念ながらHC素材は落とさないが1%の剥ぎ取り希少素材は落としてくれる。
- モンスターはほぼ全て攻撃対象となるため、小型大型問わず狙ってくれる。
- 以上のように、モンスターでありながら狩猟対象では無い。
モンスター情報では獣人種としてアイルー・メラルーの次に表示されるが狩猟数はカウントされない。
モンスターの書は存在しており、個人ステータスの壁紙解禁のトリガーとなっている模様。
- 花畑の洞窟エリアであるエリア5には彼らの住居と思われる場所がある。
ここには収穫した木の実が袋に入れられていくつも吊り下げられている。
そんなことをしたら即座にモンスターに奪われそうなものだが、エリア5は
奇怪かつ危険な花が大量に咲いており、この花のおかげで他のモンスターが寄りつかないものと思われる。
実際にエリア5にはウルキー(と大雷光虫)以外のモンスターが現れない。
- ウルキーはどこにそんな力があるのか、稀に麻痺やシビレ罠などで拘束中の大型モンスターを
押しのけてその場から動かしてしまう場合がある。
大剣などの溜め中にこれをやられてしまうと少々痛い。
- 釣りが好きなようであり、エリア5の釣りポイントには釣りに勤しむウルキーが確認できる。
稀に釣った魚を落し物として分けてくれるのでありがたくいただいておこう。- 余談だがこのウルキーの周囲には魚の骨が散乱している。
釣った魚をその場で食べるのだろうか?
- ちなみに、ウルキーに釣ってもらわないと入手できない魚素材が存在する。
人間には知られていない特別なエサか方法でも使っているのだろうか。
- また、観察しているとエリア1でも釣りを行う姿を目撃することができる。
- 余談だがこのウルキーの周囲には魚の骨が散乱している。
武具
- 全てイベント限定武器だが、頭防具の「ウルキーフェイク」、
ヘビィボウガンの「ウルキースリング」、穿龍棍の「ウルキーフローレス」が存在する。
ウルキーは討伐対象ではなく独自素材が無いため、
基本的にはイベントクエストの報酬で入手できるウルキー(など)からのお礼を元手に生産することになる。
- ウルキーフェイクは、ウルキーの顔を模したもの……ではなく、
装備するとハンターの頭が完全に花かごで覆われてしまい、その上にウルキーが乗っているというデザイン。
こちらを参照していただければ分かるが、
ウルキーがハンドル操縦でハンターを操っているようにも見える…
というより、「頭上のウルキーが狩人を操作しているらしい」と説明文にガッツリと書かれている。
まあ、あくまでも「らしい」なので本当に操作している訳ではない…のかもしれない。
いずれにせよ、見た目的には強烈なインパクトのある防具と言えるだろう。
これでもGXシリーズまで強化が可能で、鉄腕+2が一発で発動するようになっている。
- ウルキースリングはウルキーの使う大型のパチンコを模したヘビィボウガン。
ウルキーをイメージしてか、爆発系弾の取り扱いに優れるほか、
通常弾撃ちヘビィボウガンとして見ても中々優秀。
ただしそれ以外の弾は殆ど撃てないというかなりピーキーなものとなっている。
- ウルキーフローレスは、花かごとウルキーを模した毒属性の穿龍棍。
詳しくは当該記事を参照のこと。
余談
- 当時のMHFにはオトモアイルーに当たるシステムが存在しなかったが、
「ハンターをサポートしてくれる獣人種」という意味ではパートニャーの先駆けになったと言える。
- MHF開発では以前から獣人種モンスターの追加が検討されていたらしいが、
単純に小型モンスターとして実装しても存在感に欠けるという杉浦Pの意見もあって
ずっと見送りになっていたとのことである。
今回、「ハンターに協力する」「その独特の生活を描くことで,ゲームの雰囲気を和やかにしてくれる」と
いうことから実装が決定した模様。
- 上述したように現時点では人語を話すウルキーは確認されていないが、
イベントクエスト「僕らはウルキー頑張ルキー」(公式)では、
語尾に「キー」が付き、妙に上から目線で喋るウルキーが登場する。
ただしこれはハンターから見てウルキーがそう言っているように思えるだけで、
実際には言語による対話は成立していないようである。
ウルキーフェイクを見る限り、少なくとも人間側から見たウルキーは上から目線で近寄ってくるモンスター、
なのかもしれない。
素材
- 特殊な花かご
- ウルキーが作った特殊な花かご。
未知なる光と力が満ち溢れている。
- 秘蔵の花かご
- ウルキーが作った特別な花かご。
希望の光と力が満ち溢れている。
関連項目
フィールド/花畑
武器/ウルキーフローレス - このモンスターを模した穿龍棍。