武器/あかしまの神槌

Last-modified: 2023-09-15 (金) 10:42:23

蒼き鎚の凄まじき容貌は風巻の
龍の憤怒が具現。重打は地維を
揺るがし、昊天を断ち割る
(あかしまの神槌)

頓悟せし蒼き鎚、禍龍の吐息を
科戸風(しなとのかぜ)に転ず。裁きの一撃は
百の妖を殲くし、空に還す
(神淵ノ風潰シ)

勇気は大地を烈しく震わし、
恐怖は天を虚しく震わす。
その鎚、終に神をも潰さん
(神潰・風雲烈震)

MHRiseに登場する、イブシマキヒコの素材を用いたハンマー。

目次

概要

  • どことなく鳥のくちばしのような見た目をしている。
    2つの眼のような模様が入っていることや、説明文から察するにイブシマキヒコの頭部を模している…のだろうか。

性能

MHRise

  • あかしまの神槌Iの時点で、数値にして100という長大な青ゲージを持つ。
    但しこの時点では攻撃力180とかなり低く、風神龍の魂も付与できない。
  • 風神の龍玉を手に入れ、ラスボスから得た古龍の血を用いてあかしまの神槌IIに強化すると、
    その性能は
    • そこそこの攻撃力200
    • おまけ程度の龍16
    • 斬れ味は更に伸びた青110に、匠Lv5で
    • スロットなし
    • 百竜スキルは「属性強化【龍】III」、「空棲系特効」、「風神龍の魂」
    属性値がほぼ空気なので基本的に特効を加味した物理ハンマーとの比較になるが、
    とりあえず攻撃力200の素青という時点で攻撃力180の素白である夜行槌【常闇】に会心抜きでほぼ並ばれる。
    こちらは会心率もスロットもなく、おまけに作成時期も遅め、
    更に、ただでさえ連戦の面倒なイブシマキヒコ素材を要求、風神の龍玉も当然要求ととまるで勝ち目がない。
    但し、「あかしまの神槌II」といういかにも強化先がありそうな名称をしていたこともあり、
    長大な青ゲージ、既に低くはない物理、特効持ちと強化先に期待する声も少なからずあった。

Ver.3.0

  • Ver.3.0で百竜ノ淵源ナルハタタヒメを倒し淵源の嵐玉を投入することにより、
    こちらも強化先「神淵ノ風潰シ」が追加される。
    その性能は
    • 少し上がった攻撃力210
    • 1だけ上がった龍17
    • 斬れ味は更に伸びた青120に、匠Lv4から
    • スロット及び百竜スキルは属性強化【龍】がIVになった以外変化なし
    と、順当に強化されている。
  • 攻撃力が上昇、空棲系特効により特効相手なら攻撃力220.5相当になる。
    加えて斬れ味ケアはほぼ完全に不要と言ってよくなった。
    これまでのライバルである各種物理ハンマーと比べると単発の火力ではやや劣るケースが多いが、
    長大な青ゲージによりストレスフリーな狩りを約束してくれる。
    一応、匠Lv4から白となったのも強化点ではあるが、今作は匠の発動難易度が高いため恩恵は薄い。
  • なお、この武器は百竜鎚【万物流転】における「斬れ味変化【参型】」を用いる型の完全上位互換である。
    斬れ味変化【参型】はこれと非常に近い長大な青ゲージを発現するタイプの斬れ味変化なのだが、
    無属性攻撃強化を付与しても攻撃力はこちらと同じ210であり、青ゲージはこちらよりやや短い青90。
    匠を使っても白は出現せず、特効も属性も持たない。
    • 一方、百竜鎚が斬れ味変化を使わず攻撃力強化を使う場合、
      あちらは攻撃力230の素青40持ちと特効が発動したこちらを更に10超えておりなかなか強敵。
      しかし、こちらは青120を持つため、一戦を通して研ぐ必要がない場合も多い
      今作は研ぐ時間が不利になりにくくはあるが、
      ガルク搭乗時に研ぐとダッシュ不可、操竜待機状態で研ぐにしてもその分の時間がロスになるのは事実。
      戦闘中に研ぐのは相変わらずリスクを孕むため、
      変な場面で斬れ味を落としてしまいなかなか研げないとなるとそこもロスになりうる。
      そして、40という斬れ味はハンマーにおいて短くはないが、ハンマーは比較的操竜へ移行させやすいのもあり、
      操竜待機状態に一度研いでも若干足りない可能性もある。
      したがって、ひるみや気絶値、操竜蓄積の綿密な計算で研ぐ機会を完璧に操れるならともかく、
      そうでなければこちらのほうが使いやすいという場合もありえる。
      百竜鎚自体は他の物理型ハンマーとトップ争いをする性能を持つため、
      特効が通る相手に限定されるとはいえ、この武器もトップレベルの力を持っていることは明らかである。
      ここまで来ると、気休め程度の龍属性ですら武器選択の上での判断材料になりうることだろう。
  • 継戦能力という点では鈍器使いを使うアトラスハンマーが最大のライバル。
    鈍器前提にすればこちらを特効込みで超える上、緑150とこちら以上に長い最大斬れ味を誇る。
    鈍器前提であることを考えるとスキル自由度でこちらが勝ると思いきや、
    あちらはLv3スロットを持つうえ、鈍器使いは強力な護石を入手しやすいため
    自由度に関してもせいぜいLv2スロット1つ分勝つかどうかといったところである。
    他にも緑ゲージであるおかげでヒットストップが短く、多段攻撃を当てやすいのも少なからぬメリット。
    やや苦しい場面が多いが、僅かな龍属性とLv2スロット1つ分の差をどう活かすかが鍵。
  • 斬れ味スキルが一切不要ということで、赫耀装備とは相性がいい。
    同時に相性が良い夜行槌【常闇】と比べると、あちらは会心系スキルが不要で斬れ味ケアが必要、
    こちらは斬れ味ケアが不要で会心系スキルで更に伸ばせる、といった具合になる。
    また、龍気活性は龍属性だけは消さないためその点も相性が良い。
    Lv2スロットがない&会心率100%の達成は出来ないなど単発火力はやや不利だが、
    代わりにこちらはあちらが達人芸Lv3を使ってなお及ばない斬れ味を持つため、選択肢としては悪くない。

MHR:S

  • MRではラスボスを討伐し、MR10で新たな脅威に見舞われたアオアシラを討伐した後、
    MR20でイブシマキヒコの緊急クエストが出現する。
    イベントクエストがないのもあってしっかりマスターランクを上げる必要があるが、
    他の装備の作成や強化、クエストのクリアをしていけばそれほど時間をかけずに到達するだろう。
    アップデート追加のモンスターがMR10で解放されることも追い風。
  • そして、龍神玉を含む風神龍の素材を用いることで、神潰・風雲烈震へと強化できる。
    その性能は
    • 属性持ちでは高めの攻撃力330
    • 同属性最下位の龍属性19
    • 斬れ味は上位に引き続き長い、続いて紫20
    • その他は変化なし
    • 百竜装飾品スロットはLv2
    と、物理に秀でた性能となっている。
  • 加工屋で派生図を見たとき、まず目に付くのはその斬れ味だろう。
    青と紫の間に本来あるはずの白ゲージは、表示されないほど短いといった話ではなく、
    MRのイブシマキヒコ武器にはないのである。
    今作では一部例外を除いて全てのMR最終強化武器で素白ないし素紫となるのだが、
    こうした特異な斬れ味を持つのはイブシマキヒコ武器とバルファルク武器くらい。
  • この斬れ味を活かすことができるのが、新スキルの研磨術【鋭】
    効果を発動させれば斬れ味の補正が強化され、より強力な攻撃を叩きつけることができる。
    • 紫が20しかないということで、斬れ味をフォローするスキルはほぼ必須となるのだが、
      今作で復活した刃鱗磨きを使う場合、1つ注意する点がある。
      それは、新鉄蟲糸技であるキープスウェイでは効果が発動しないこと。
      そのため、ハンマーではフレーム回避をすることが求められ、溜め攻撃を一旦維持できなくなるのである。
  • 本作には計9本の龍ハンマーがあるのだが、物理で勝負していく場合、
    パワーofエンミティ冥淵巨鎚アネモス辺りが対抗馬になるか。
    • パワーofエンミティは攻撃力が310、斬れ味が紫10とこちらに劣るものの、
      会心率20%、スロットLv2を1つ有している。斬れ味を意識する必要があるのは
      風雲烈震と同じだが、あちらの方がスキルは組みやすいだろう。
    • 冥淵巨鎚アネモスは会心率が-20%、属性値も21とこちらと大差ないことになっているが、
      攻撃力340に、斬れ味が紫80という圧倒的な長さを誇っている。
      上位時代のこちらと同じく斬れ味に目を向ける必要性が薄く、
      会心率のフォローもそう難しいことではないという強敵。
    総じて、高い物理火力を維持していくために、斬れ味とどう向き合っていくかが重要となる。
    後輩取り巻きの力で武器自体をさらに強化したり、
    先輩の防具で発動するスキルで研磨術【鋭】を維持したりするなど、
    この武器ならではの強みを押し出していければ、ライバルとも渡り合っていけるだろう。

関連項目

モンスター/イブシマキヒコ
武器/イブシマキヒコ武器
武器/かんなりの神槌 - の素材のハンマー