武器/イブシマキヒコ武器

Last-modified: 2023-12-13 (水) 19:36:17

MHRiseのラスボス……の前座である風神龍イブシマキヒコの素材から作られた武器群。

目次

概要

MHRise

  • 百竜夜行にて風神龍イブシマキヒコを撃退すると作成可能になる武器。
    いずれの武器も全体的に青く、目玉のような装飾があるのが特徴。
    発売当初は「あかしまの神○○II」という中途半端な所で強化が止まっていたが、
    Ver.3.0で百竜ノ淵源ナルハタタヒメの実装に伴い「神淵ノ風△△」へと最終強化できるようになった。
    • Ver.2.x以前は百竜夜行でしか戦えないモンスターであったため、
      素材集めがかなり面倒という欠点を抱えていた。
      Ver.3.0以降はクエスト「百竜ノ淵源」で前座として戦えるので、
      倒してから帰還することで素材を集めやすくなった。
  • 性能はどの武器も以下のようになっている。
    • 平均をやや超える高めの攻撃力。
      凡そどの武器も200程度であり、最終強化で+10されて210程度になるが多少前後する武器もある。
    • 剣士用武器ではイブシマキヒコの青い体色を反映したのか、非常に長い青ゲージを持つ。
      生産時ですら100というとんでもなく長い青ゲージを誇り、最終強化で120まで伸びる大業物っぷりを見せる。
      継戦能力がかなり高い武器と言えるが、白ゲージは匠Lv4まで上げなければ出現しない。
    • 剣士用武器、弓ではかなり低い龍属性が付与される。
      武器種によって値は変わるが、概ね10から15程度しかない。
      ボウガンは滅龍弾を装填できる。装填数は多めであり、他武器と違ってそれなりに扱える。
    • スロットが1つも空いていない。
      スロットの重要度が高いMHRiseでこの欠点は痛いが、素の斬れ味が優秀なので
      斬れ味周りにスキルを割く必要が薄いのが救いか。
    • 百竜スキルは最終強化で「属性強化【龍】IV*1」「空棲系特効」「風神龍の魂」が付与可能。
      属性強化【龍】IVは属性値が10も増加するため、これを施す事で何とか属性も実用レベルになる。
      風神龍の魂はなるかみシリーズ*2装備数に応じて防御力ボーナスが増加するというもの。
  • 剣士用武器は高い攻撃力と優秀な斬れ味を備えている為、
    属性度外視の物理重視武器としてもそれなりの活躍が見込める。
    飛行できる相手であれば空棲系特効によってさらにダメージを伸ばす事も可能。
    属性強化【龍】IVを施せば属性武器として使えなくもないため、相手によって使い分けよう。
    どちらにせよ自分とにはブッ刺さる
    • 属性運用をする場合は、Ver.3.0で同時に追加されたバルク武器が大きな壁。
      あちらは攻撃力は低めだが、長い白ゲージに加えて非常に高い龍属性と
      龍属性特化の性能をしているので方向性が被ってしまうのである。
      • もっとも、長い青ゲージに龍気活性状態で唯一腐らない龍属性という特徴は、
        攻撃バフは潤沢だが斬れ味ケアが絶望的という特性を持つ赫耀シリーズとは極めて相性が良い。
        クエスト内容によってバルク武器と使い分けているハンターも多いだろう。
        また、今作は属性より物理が圧倒的に重視されやすいことも正しく追い風と言える。
        双剣や太刀を除く手数で攻める武器でもこちらに軍配が上がるだろう*3
        とは言え、あちらは斬れ味のリスクが高く、じっくり戦う際は双剣や太刀も含めこちらが優る。
        また、斧二種はビンの違いから、狩猟笛は旋律の違いから優劣を争う関係ではない。
        一方、手数が少なすぎる武器だと今度は無属性武器が立ちはだかる*4
        このため、この武器群が活躍しやすいのは
        手数が(太刀以外の)中程度の武器種と操虫棍である*5
  • 風神龍の魂はなるかみシリーズの装備数で防御力ボーナスが上がるが、
    全部位装備しても+30しかされず、精霊の加護のような特殊な軽減効果もない。
    流石にデメリットに釣り合っていなさすぎてネタの域を出ないだろう。
    • 風雷合一が発動するLv9までなるかみシリーズを全強化すると、その防御力は480。
      それに風神龍の魂で+30された時、防御力は大台の510となる。
      ちなみに赫耀シリーズは縛りナシで500ある
      剣主体チャージアックス装備としてはスキルが一通り揃っており、イブシマキヒコのチャージアックスは
      砲術Lv3も活かせる榴弾ビンなので「とにかく堅いチャアク装備が欲しい」という時には使える…かも。

MHR:S

  • MR20まで上がるとイブシマキヒコのMR個体のクエストが解禁され、
    見事討伐を果たせばMRへの最終強化が可能となる。
  • 物理攻撃力はさらに上がり、多くの武器で340に達する。
    間の段階が存在せず、上位からは実に約130程度上昇している。
    しかし、龍属性は微量上昇したものの相変わらず低め。
    百竜装飾品スロットはレベル2を持つ。

    lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll

  • 近接武器で特徴的だった斬れ味はさらに伸び、何と青150に。
    しかし、それより目を惹くのが白ゲージすっ飛ばして出現した紫ゲージ
    剛刃研磨で維持する運用が効果的である他、今作で追加されたスキル研磨術【鋭】との相性も良好。
    間にない白ゲージも回復した扱いになるため、Lv2以上なら青ゲージから紫ゲージまで回復させれば効果が発動する
    • この性質を利用し、ガードエッジや刃鱗磨きなどの斬れ味少量回復効果を使い、
      手を止める事なく研磨術【鋭】を維持し続けるという運用も可能。
      斬れ味消費量を細かくコントロールしなければならないため、難易度の高い運用方法だが、ハマれば非常に強力。
    • Ver.11.0で研磨術【鋭】の発動難易度が下がり、使いやすくなった。
  • 途中の斬れ味をすっ飛ばす武器と言うのは前例がある
    これらは下の斬れ味が使い物にならなくなるくらい酷いが、この武器種に関しては、比較的マシな方である。
  • 属性値のインフレがあった今作では龍属性の低さはネックではあるが、
    攻撃力340でありながら斬れ味ゲージ紫でマイナス会心も無いということで
    物理期待値ならどの武器種でも無属性武器にも勝るほどのトップクラスの火力を誇る。
    高い龍属性とケア不要の斬れ味を持つバルク武器は意識しておきたいが、
    こちらは上述の新スキルでさらに物理火力を高めることも可能であり差別化は難しくない。
    なかなか出番に恵まれなかった前作と比べると、かなり高性能に仕上がったと言える。
  • Ver.14では傀異スロット解放ボーナスの付与で少々逆風が吹いてしまった。
    マキヒコ武器は龍属性武器なので、研磨術【鋭】運用で競う七星武器怨虎竜武器よりも
    攻撃力ボーナスが15低いのである。七星武器が百竜スロット拡張に枠を使ってもなおあちらの方が5高い。
    代わりに属性値ボーナスがあるものの、相当に物理寄りであるマキヒコ武器では恩恵が薄い。
    それでも龍属性を活かさないと劣化になりかねないので、ほぼ汎用武器扱いでよかったVer.13までと異なり、
    少しでも龍属性が効く相手に絞って持ち出す運用を改めて認識する必要があるだろう。
  • ガンナー武器では大きく変わった所はないが、
    ボウガン二種では弾追加の百竜スキルが無くなっているため、
    その分ライトボウガンでは通常弾の装填数が大きく増加し、
    ヘビィボウガンでも同様に貫通弾の装填数が増加している。

オトモ武器

  • 「しまきのねこぐんばい」と「しまきのがるつるぎ」が存在する。
    遠隔特化型のオトモ武器である。
    イブシマキヒコの登場時期の早さ故か数少ない龍属性オトモ武器であること以外はいまいちな性能で、
    赫耀オトモ武器の完全下位互換となってしまっている。
  • MRでは「しまき真ねこぐんばい」、「しまき真がるつるぎ」が作成可能。
    イブシマキヒコがMR解放後の裏ボスとなったためか、遠隔攻撃力295というオトモ武器第2位の遠隔攻撃力を持つ。
    今作では鉄蟲猟犬具を使った遠隔特化構成が強力であるため、そのガルクに装備させる武器として注目されている。
    火力のしまき真、サポートのメデュレトXを揃えれば不自由は無いだろう。
    属性値もオトモ武器としては低くはなく、龍属性に弱いモンスターには更なる火力が見込める。
    • Ver.13では鉄蟲猟犬具のモーション値及び状態異常補正が低下したが、属性には
      特にマイナスとなる修正がなかったため、立ち位置に変動はなかった。
    • Ver.15ではこちらを上回る遠隔攻撃力を持つ凶ネコ【鰯雲】/凶ガル宝剣【颶風】が、
      Ver.16ではこちらを上回る属性値を持つ刻銀ノネコソード/刻銀ノガルソードが登場。
      ただ、前者はマイナス会心持ちかつ水属性、後者は遠隔攻撃力でこちらに劣るため、
      使い分けは十分できるだろう。

武器一覧

  • 生産時の銘に共通する「あかしま」は漢字では「暴」や「颱」と表し、
    そのまま「暴風」を表す時に使う他、台風の古語という説がある。
  • 上位最終強化の銘はナルハタタヒメ武器とほぼ一致しており、異なる部分は淵・風の二文字だけである。
    「風」は言わずもがなイブシマキヒコの操る暴風を表し、
    「淵」は登場ムービーの文句「楽土が辻のと成らん」を踏まえたものと思われる。
    また、作中や設定でと共に百竜夜行の“”源たる古龍として扱われていることも由来だろうか。
    後ろ二文字は、各武器種の特性を端的に表す動詞である。ボウガン2種は似たり寄ったりだが…
    双剣とスラッシュアックスだけ少し婉曲的だが、前者はその連続攻撃を光の閃きに喩え、
    後者は将棋の成駒など変化を表す意味での「成る」を用いて変形要素を表しているのだろう。
武器種生産時上位最終強化MR最終強化
大剣あかしまの神大剣神淵ノ風断チ神断・風雲外天
太刀あかしまの神刀神淵ノ風斬リ神斬・風雲滅裂
片手剣あかしまの神剣神淵ノ風裂キ神裂・風雲無尽
双剣あかしまの神刃神淵ノ風閃キ神閃・風雲一双
ランスあかしまの神槍神淵ノ風穿チ神穿・風雲三絶
ガンランスあかしまの神銃槍神淵ノ風爆ゼ神爆・風雲天驚
ハンマーあかしまの神槌神淵ノ風潰シ神潰・風雲烈震
狩猟笛あかしまの神笛神淵ノ風響キ神響・風雲啼哭
スラッシュアックスあかしまの神剣斧神淵ノ風成リ神成・風雲黒業
チャージアックスあかしまの神盾斧神淵ノ風護リ神護・風雲宿命
操虫棍あかしまの神棍神淵ノ風翔リ神翔・風雲殺界
ライトボウガンあかしまの神弩神淵ノ風撃チ神撃・風雲十全
ヘビィボウガンあかしまの神砲神淵ノ風放チ神放・風雲壊劫
あかしまの神弓神淵ノ風貫キ神貫・風雲冥冥
アイルーしまきのねこぐんばいしまき真ねこぐんばい
ガルクしまきのがるつるぎしまき真がるつるぎ

関連項目

モンスター/イブシマキヒコ
モンスター/百竜ノ淵源ナルハタタヒメ
スキル/研磨術【鋭】 - 近接武器の特徴的な斬れ味(白ゲージが存在しない)と相性がいい。
武器/ナルハタタヒメ武器 - 最終強化で同じく百竜ノ淵源の素材を使用し、他にも武器銘の命名則がほぼ同じである対の武器。
武器/ガロア武器 - 極星派生が低い龍属性・長大な青ゲージと特徴が類似している。しかし、あちらと違い、こちらはスロットが無い代わりに攻撃力は高い。
武器/ネルギガンテ武器 - 同上。しかし、あちらは上位時点でも斬れ味ゲージが最大まで伸びきっているため、匠で白ゲージを得ることができない。
武器/バルク武器 - MR風神龍武器と同じく「斬れ味ゲージが一部段階をすっ飛ばしている」武器。


*1 ライトボウガンは「通常弾追加II」、ヘビィボウガンは「貫通弾追加II」
*2 イブシマキヒコのしまきシリーズではないので注意。
*3 双剣は極度の手数によって属性が生きるため。太刀はこちらの攻撃力も控え目になってるため
*4 斬れ味の長さが無駄になることと、無属性武器は白ゲージ高攻撃力もしくは白ゲージ高会心持ちがあることが理由
*5 操虫棍は手数が多いが、バルク武器の攻撃力が低すぎるという問題がある