武器/ディアブルジート

Last-modified: 2024-02-24 (土) 20:51:20

ディアブロスの堅固な素材を
惜しみなく使用した銃槍。
圧倒的な存在感を放っている。
(ディアブルジート)

暴君の脅威が具現化された
ディアブルジート強化/最終型。
天を貫き、大地を穿つ銃槍。
(ディアブルガルジート)

天を貫く二本角を備えた銃槍。
砂塵を巻き上げ突き進む。
もたらすのは、ただ破壊のみ
(角竜銃槍イーラホーン)

MHXXにて登場した角竜ディアブロス素材のガンランス。

目次

概要

  • MHXXにて遂に登場した、本家シリーズで初の角竜ディアブロスを素材としたガンランス。
    砲撃では砲撃音と共に角竜の咆哮が鳴り響く。
  • ディアブロスの2本のが刺突部位となっていて、2本の角の間に火砲が配されている。
    それ以外の武器全体もディアブロスを模したデザインで、銃槍には襟飾りや背甲を模したパーツがあり、
    盾はディアブロスの尻尾を模して装甲に尾甲を使ったものとなっている。

性能

MHXX

  • ジェネラルパルドのLV3から派生できるほか、
    G級素材を使うことで上位段階の最終強化であるLV2強化形の「ディアブルガルジート」の一発生産が可能。
    上位の最終強化、ディアブルガルジートの性能は
    • ディアブロス武器の伝統たる無属性
    • 上位武器としては高めの攻撃力220
    • 足を引っ張る会心率-10%
    • 斬れ味は素で青ゲージ50斬れ味レベル+2白ゲージ30
    • あって損は無い防御力+10のボーナス
    • 砲撃は拡散型LV3
    • スロットが1つ
    上位最後の武器としてはそこそこな性能である。
    優秀な斬れ味ゲージはガンランスとしては有り難いところだが、
    上位終盤まで進めて来たならばより使い勝手の良い属性ガンランスが多数あるはずなので、
    わざわざこれを選ぶことは無いだろう。
  • そしてG級の強化形だが、G級素材を用いた強化を3段階踏むことにより、
    究極強化形「角竜銃槍イーラホーン」となる。
    イーラホーンの性能は
    • 無属性だが高水準の攻撃力340
    • やはり付きまとう会心率-10%
    • 斬れ味ゲージは素で白ゲージ40を持ち、斬れ味レベル+2で紫ゲージ40とかなり優秀
    • 引き続きの防御力+10のボーナス
    • 砲撃は拡散型LV4に強化
    • やはりスロットが1つ
    マイナス会心率こそあるものの優れた攻撃力、充分な砲撃性能、優れた斬れ味、若干の防御ボーナスと、
    無属性武器として全体的に優秀な水準でまとまっており、なかなかな性能と言えるものとなった。
  • ではイーラホーンがガンランス全体から見て秀でているかというと、そういうわけではなく、
    無属性の拡散型ガンランスだけで見ても強力なライバルが存在する。
    • 最大のライバルがラスボスのアトラル・カ素材の「真名ウアスアンク」であろう。
      イーラホーンに肉薄する攻撃力に同等の砲撃性能、斬れ味の白ゲージこそ短いが素で紫ゲージ20を持ち、
      より優れた防御ボーナスとスロット数となっており、イーラホーンのほとんど上位互換と言えるものとなっている。
    • それ以外にも、素で斬れ味ゲージMAXで紫ゲージ20と白ゲージ50を持つ
      ティガレックス素材の「轟銃槍【大虎砲】」、
      高めの攻撃力にプラス会心率、素で白ゲージ30を持つジェネラルパルドの究極強化形「インペリアルオルデン
      といった強力なライバルが存在している。
    また、高攻撃力で汎用属性の拡散型ガンランスを見ても が存在している。
  • 以上のように、イーラホーンは「悪くはない性能だが、対抗馬の方が優秀」といった形となっている。
    ただ、実戦に耐える性能を持つ優秀な一振りであることは間違いない。

MHRise

  • 本作でも登場。最終強化はディアブルガルジート。
    その性能はというと…
    • もちろん無属性
    • 他のガンランスの追随を許さない圧倒的な攻撃力250
    • 相変わらずの会心率-10%
    • 素で長大な緑ゲージ、匠で白ゲージまで現れる
    • おまけ程度ではあるがダメ押しの防御力+10
    • 砲撃は拡散型LV4
    • さすがにスロットはない
    • 百竜強化は会心率強化III/防御力強化II/鈍刃の一撃で、生産過程から攻撃力強化IIや鉄蟲糸技強化を引き継げる
    と他のガンランスを軒並み置き去りにした超兵器となっている。
    砲撃レベル拡散5は例のトウモロコシの専売特許なので、十分なレベルと言っていいだろう。
    とにかく攻撃力の高さがディアブロス武器としても異常なレベル*1で、
    会心率のマイナスも他の武器種と比較すると相当控えめである*2
    さらにこの武器は緑ゲージの武器なので、鈍器使いLv3の効果が適用されてしまうのだ。
    そのため匠運用はもちろん、匠なし運用でもさらに後続を突き放す火力を誇る。まさに死角なしといえるだろう。
    • 百竜強化は会心率強化IIIが無難。会心率はわずか-2%になりほぼ0%武器と同じ感覚で使える。
      派生強化前のアイゼンリッターから攻撃力強化IIを引き継ぐ選択肢もある。
      期待値で言えば上記会心率強化より高くなる。
  • ライバルは同じく拡散型LV4と、優秀な物理攻撃性能を備えるアドミラルパルドだろう。
    攻撃力で大きく引き離しているが、あちらは青ゲージとプラス会心率に加えて
    レベル2スロットx1、レベル1スロットx2と稀有な拡張性を持つうえに
    百竜強化でワンランク上の竜杭砲を扱うこともできる、なかなかの好敵手である。あとイケメン

MHR:S

  • 他武器同様、MRへの強化先が実装された。
    ディアブルガルジードからの強化派生からしか生産不可能のため、
    下位のアイアンガンランスからしっかりと強化していかないといけない。
    最終強化は角王銃槍イーラホーン改となる。
    • 攻撃力360
    • 斬れ味は素で,匠4からも出てくる。
    • 会心率-10%
    • 微々たる防御力ボーナス+10
    • 武器スロットはなし
    • 百竜装飾品スロットLv2
    • 拡散型レベル7
  • 攻撃力はディア武器に恥じぬガンランストップタイ。殴り運用では相変わらず強力な一振り。
    会心率も上位と変わらないのでカバーがしやすいのもポイント。
    上位のころよりも斬れ味が格段に良くなっており、匠4が必要ではあるものの紫が出現する。
    • 傀異討究Lv71から匠珠II【4】が生産できる他、MR10解禁のアマツマガツチの素材で作成可能な
      荒天シリーズにはガンランスと相性が良いスキルが付与されている。
      どちらかというと通常型・放射型向けになってはいるが、拡散型でも
      十分に恩恵を受けることができるため、それらを使えるようになれば
      紫運用も視野に入るだろう。
  • ライバルとしてはまさかの蛮炎銃槍ロギンハスタ改が立ちはばかる。
    攻撃力350とこちらより低く、会心率もこちらのほうがやや有利だが
    素で紫が出ており火属性30も備えているため火属性が弱いモンスターにはダメージが上回られてしまう。
    しかもこちらにはない武器スロット2‐1も持っていると至れりつくせり。
  • アップデートでガンランスの砲撃Lv強化の傀異錬成が実装され、砲撃Lv8にする事が可能となった。
    また、同時に追加されたスキル粉塵纏は攻撃力を参照し、会心率や斬れ味には影響されない。
    そのためガンランストップタイの攻撃力を持つこの武器は、砲撃Lv8にした上で
    砲撃-爆杭砲運用や殴り運用の火力を粉塵纏で更に強化できる。
    突き詰めた通常型フルバースト等には劣るが、どんな肉質の相手にも運用できる一振りになりうるだろう。
    • Ver.14からは傀異スロットの解放で性能ボーナスが付与されることになり、
      ただでさえ高い攻撃力をさらに伸ばすことが可能。
      斬れ味も最大20伸び、紫を出す負担も匠Lv2で済むようになる。

マサクルルジート

MHXX

  • 同作のメインモンスターの一体であるディアブロスの二つ名個体・鏖魔ディアブロスを素材としたガンランス。
    生産状態の「マサクルルジート」から始まり、途中で「マサクルルジーダム」の銘を挟んで、
    LV5で究極強化形の「鏖銃槍クロムウェル」となる。
    発音的に「マサクジート」の方がしっくりくるかもしれないがあくまでルは2個である
  • クロムウェルの性能は
    • 無属性だが圧巻の攻撃力370
    • 同時に足を大きく引っ張る会心率-30%
    • 斬れ味は素で白ゲージ30、斬れ味レベル+2で紫ゲージ30
    • 砲撃は通常種武器と同じ拡散型LV4
    • 防御ボーナスとスロットは無し
    • 二つ名武器のため狩技ゲージが溜まりやすいボーナス
    鏖魔武器の特徴である圧倒的な物理攻撃力が目を引く。
    しかし同様に鏖魔武器の恒例である大きなマイナス会心率が痛く、痛恨会心などのフォローが欲しいところ。
    素の斬れ味も微妙なラインなので、斬れ味レベル+2や業物も欲しいところである。
    しかしガンランスは必須スキルとされるものが多くてスキル負荷の大きな武器種であるため、
    必須スキルと共にこれらのスキルを発動させるのはかなり難しいのが難点である。
    逆に必須スキルと共にクロムウェル運用のためのスキルを発動できれば凄まじい攻撃能力を発揮できる。
  • こちらのライバルは、同じ二つ名武器で無属性拡散型ガンランスである、
    宝纏の「ブルトデアマンテ」と、荒鉤爪の「荒鉤爪銃槍RAGE」であろう。
    ブルトデアマンテは白ゲージこそないもののクロムウェル以上の凄まじい攻撃力を持つため
    青ゲージや鈍器スキルでも肉薄する物理火力を発揮し、さらに砲撃レベル5を持っている。
    RAGEは攻撃力こそ劣るものの、匠スキル不要で紫ゲージ30と白ゲージ60を持つため、
    スキル構成など運用についての柔軟性が非常に高い。

余談

  • 武器銘に含まれている「ルジート」は、イタリア語で「咆哮」を意味する“ruggito”が由来。
    砲撃で爆音を上げるガンランス、そして大迫力の咆哮を響かせるディアブロスには相応しいネーミングだろう。
  • 角竜銃槍イーラホーンの「イーラ(ira)」はラテン語で「憤怒」を意味する。
    キリスト教では七つの大罪の一つとされており、ラースプレデター の「ラース(wrath)」も同じ由来である。
    • また、悪魔の一体であるサタンを「憤怒」を司る存在として関連付けており、
      さらにユニコーン、ドラゴン、狼、猿を「憤怒」に比肩する生物として関連付けている。
      前述の悪魔とドラゴンは、
      ディアブロスの由来であるイタリア語で悪魔を意味する“diavolo”(ディアボロ)と、外観が一致している。
  • 二つ名武器の銘の「クロムウェル」は、
    清教徒革命(ピューリタン革命)の独立派(革命派)指導者、オリバー・クロムウェルからと見られる。
    彼は議会内の政敵の追放や国王の処刑によって権力を握り、「護国卿」と称する独裁者へと上り詰めた人物である。
    さらには現代にまで尾を引くアイルランド侵略を断行したことでも悪名高い。
    死後に王政が復活すると「王殺し」「簒奪者」として死体をいたぶられ、四半世紀に渡り首を晒されたという。
    ただし、その後は彼が打ち立てた改革・政策がイギリスの覇権に繋がったこともあって再評価がなされ、
    現在では優れた指導者として讃えられることもある。
    • 現実世界でも、オリバー・クロムウェルを名前の由来とするものに
      イギリスの巡航戦車「クロムウェル」がある。
      砲撃を得意とするガンランスにこの人名が用いられたのは、こちらの戦車の存在も掛かっているのかもしれない。

関連項目

モンスター/ディアブロス
モンスター/鏖魔ディアブロス
武器/ディアブロス武器
武器/フレアブロス - MHFにおける角竜素材のガンランス(ディアブロスとモノブロスの混合)


*1 Ver.1.0時点では半数の武器種の最大攻撃力は230で、双剣ランスがガンランスと並ぶ250、ヘビィボウガンが240となっている。ハンマーにはこれを超える(260)があるが黄色ゲージ。
*2 片手剣の-5%に次ぐ低さで、ひどいものは-30%まである