武器/トリアングラー

Last-modified: 2024-03-27 (水) 14:39:24

斬りなさい。仇なす者に噛みつかば
垂氷の雨が降り注ぎましょう。

(トリアングラー/レイ=トリアングラー)

斬り捨てなさい。さらばその白刃に
絶対零度の嘶きが宿りましょう。

(ブリーナ=トリアングラー)

MHWorldに登場する片手剣。
陸珊瑚の台地の主、レイギエナ素材の片手剣である。

目次

概要

  • まず最初に伝えておきたいことは、この風漂竜派生の片手剣がMHWorld唯一の氷属性片手剣ということである。
    属性解放を含めてもこれ一本なので、片手剣メインのハンターは必ずお世話になると言っていい。
    どういうわけか、鋼氷剣系統がリストラされているのも大きい。
    • ガイラスライサー・風漂及び皇金の剣・風漂の登場により数自体は増えたが、
      名前から分かるようにこの武器のマイナーチェンジ版であるため、実質的に選択肢は増えてない。
  • 外見はスケイルソードにも似た細身の両刃剣に、風漂竜素材を逆三角形にあしらった盾。
    名前のトリアングラーは「三角の」といった意味で、この盾を表していると思われる。
    唯一の氷片手であることも考えれば、見た目が正統派であることは救いかもしれない。
    • ちなみに英語名はRimespire。Rimeは霜や氷花を、Spireは尖塔などの先が尖ったものを意味する。
      こちらもシャープな剣と盾のデザインによく合った銘と言える。
  • 上位のレイギエナを狩猟するまでは「グレイスファイター」という銘であり外見も異なる。
    アクアメッサーⅡから派生し、ハンターナイフにレイギエナ素材を纏わせたシルエット。
    今作ではよくあることであり、強化している感じがいいと見るか見た目に捻りがないと見るかは人次第である。
  • MHW:Iにおいては凍て刺すレイギエナの素材などで更なる強化が可能になった。
    凍て刺すレイギエナの体色と同じく、黒っぽい色に染まっている。
    また、ベリオロスやイヴェルカーナの片手剣が追加されたため、氷属性片手剣のバリエーションが増えている。

性能

MHWorld

  • 外見のかっこよさに違わず、性能はなかなか良い。
    というかそうあってくれないと困る
    下位の段階ではレイギエナ狩猟後に氷弱点のオドガロン、ディアブロスが待ち受けている。
    これを突破し、ゾラ・マグダラオスの誘導まで使える性能であるためさっさとグレイスファイターを作ってしまおう。
    • 上位序盤では下位序盤~中盤の相手が再登場するため、氷弱点の相手が少なくなる。
      むしろ派生元のアクアメッサー系統の方が活躍するため、しばらくは倉庫番となるか。
      なお、同時期のグレイスファイターⅡへの強化にはパオウルムーの翼やレイギエナの逆鱗を使用する。
  • レイギエナの上位素材を使用することでいよいよトリアングラーに強化される。
    この時点で派生巻き戻しは出来なくなるが、唯一の氷片手ということもあって迷う必要はないだろう。
    同時期の属性片手剣より長い青ゲージが特徴で、比較的ストレスフリーに狩猟をこなせる。
  • 武器がリストラされたクシャルダオラの素材とレイギエナの宝玉などを投入すると「レイ=トリアングラー」が完成。
    攻撃力は224と高くはないが氷属性は330にまで上昇。大きさ1のスロットが1つ付いてくる。
    そして、何より目につくのは僅かにだが現れた白ゲージ。もちろん匠で延長可能。
    今作の素白片手は発売当時はこれとゼノ・ジーヴァの片手剣のみだった。
    唯一の氷属性片手剣ではあるが、基本的に不満なく扱えるだろう。
    • 丁度クシャナαシリーズがレイギエナ武器の運用に最適なのも追い風。
      一式では集中が死んだり回避距離が余計なことがあるかもしれないが、βや他の防具を混ぜれば問題はない。
    • 現在では素白片手剣としてガイラスライサー・爆破やエンプレスエッジ系統がある。
      特に後者はかなり長い白ゲージをさらに匠で延長できる業物で、汎用性の高い爆破属性もある。
      その内冥灯派生は武器に業物のスキルが付いているという破格の性能で、こちらの利点はかなり薄れている。
      ……ただし、ナナ・テスカトリは氷属性が効くので作る段階でお世話になるだろう。
    • その後、歴戦王マム・タロトと同時に追加された皇金の剣・風漂は、
      素白かつ属性解放不要の氷属性、武器スキルの会心撃【属性】とこちらを凌駕する性能を持つ。
      が、後述の理由もあることから、この武器のファンも少なくない。

MHW:I

  • 本作においてはまずマスターランクのレイギエナ素材でレイ=トリアングラー改に強化。
    次いで凍て刺すレイギエナの素材で「ブリーナ=トリアングラー」に強化され、
    最終的にはイヴェルカーナの素材も使って「ネフ=グレイシア」が完成する。
    なお、ブリーナ=トリアングラーに強化した時点で、色合いが爽やかな青色と白色の刀身から、
    凍て刺すレイギエナを彷彿とさせるくすんだ白色に漆黒の刀身と変化する。
    上で挙げた対抗馬である冰龍の「氷帝アンナパレス」と氷牙竜の「ナールドボッシェ」と比較する。
    • 一番低い攻撃力336
    • 逆に一番高い属性値480
    • 十分な白に匠でが40とバランスのいい斬れ味
    • 変わらないLv1のスロット1つ、会心率は0%
    • レア度11、固有のデザインであるためパーツ強化には非対応
    とにかく属性値が高いのが最大の特徴であり、そこを伸ばしたいところ。
    ナールドボッシェはバランス型の性能で、会心率30%を持つが斬れ味が白止まりでスロ0の難点がある。
    氷帝アンナパレスは物理性能が高くLv4のスロットで拡張性にも優れているが、属性値は低め。
    自分のプレイスタイルや防具に合わせて、好みに合ったものを選べばいいだろう。
  • 下位でわずかな間お世話になるグレイスファイターと同じパーツがパーツ強化に存在する。
    特にクロムナイトソード系統の見た目だとトリアングラーにもある種よく似た面白い見た目になる。
    4段階目の属性強化パーツであり、ナーガ=サクスやウルムーアーミン辺りで使ってみてもいいだろう。
    1個上の属性強化パーツは幻獣パーツだが、見た目で選んでも属性値10の差なのであまり問題はない。
  • 製作時期に関しては途中で凍て刺すレイギエナの素材や風漂竜の天鱗、
    最終強化にイヴェルカーナの剛爪を要求される為、それまでお預け…かと言われればそうでもなく、
    ストーリーがある程度進むとイヴェルカーナが探索やフリークエストに
    出現するようになり、しかも落し物や翼破壊で出る事もある。さらに言うとクエスト以降乱入しなくなるものの、
    龍結晶の地での撃退任務クエストで最低一回は戦う事になる為、場合によっては
    凍て刺すレイギエナと戦えるようになった時点で最終強化を施す事が可能となっている。
    多少運や知識も絡むが、上手くいけば早い段階で最強クラスの氷属性片手剣を手にすることが可能である。

余談

  • MHWorldにおける氷属性武器の欠乏は他の武器種でもある程度共通である。
    鋼龍武器がある武器種はまだ良い方で、他の武器でもレイギエナまたは氷属性派生くらいしかないものは多い。
    ただしそういった武器種においては大抵ディアブロス武器などが覚醒で氷属性を発現する。
    この片手剣、そして太刀に関してはそれもないので選択肢が完全に一本となってしまった。
    • 性能こそ他の片手剣に及ばないところも多いが、レイ=トリアングラーにしかない利点もある。
      何を隠そうその見た目である。
      MHWでは希少な細身な剣とクールな印象に魅了され、
      ガイラ武器や皇金武器が実装されてもこちらを愛して使用する人もしばしば存在する。
  • 「トリアングラー」が三角形を意味するのは上述した通りだが、
    レイギエナ武器の銘にはもう一つ、雪の結晶が作る形を元にしている説がある。
    それと照らし合わせて考えると、この武器はこの武器は氷晶の一種である「非六角板氷晶」を由来にしていると思われる。
    氷晶とは大気中の水蒸気が凍ってできた極小の氷の結晶で、我々がよく目にする雪の結晶の赤ちゃんのような存在。
    雪の結晶になるだけあってこの時点から六角形をしていることが多いが、
    中には六角形の辺が極端に小さかったり、無くなったりして、三角形など別の形になることがある。
    これが「非六角板氷晶」である。
    普通はここから雪の結晶に成長していくが、薄い雪雲の中では十分に大きくなることができずに地上に降ってくる場合がある。
  • レイギエナ武器はマスターランク最終強化で著名な氷河の名前を冠するが、
    この片手剣は南米チリ共和国に存在するネフ氷河が元ネタと思われる。

関連項目

モンスター/レイギエナ
モンスター/凍て刺すレイギエナ
武器/ギエナ武器
武器/ハンターナイフ - 派生の大元