武器/ナナ=アズールカノン

Last-modified: 2023-11-01 (水) 16:02:54

目次

概要

  • 炎妃龍ナナ・テスカトリの素材で作られたヘビィボウガン。
    初登場はMHP2。
    テオ=アーティレリの色違い武器であり、
    塔のような大砲のような、中世風の見た目が特徴。
    パワーバレルを付けると、チェスの「ルーク」の駒にも見える。
  • MHP2では上位ナナ・テスカトリがいなかったので、下位素材で作られたこれ一個だけの武器である。
    MHP2Gでは上位版のナナ=フランマルス、ウカム後になるがG級版のナナ=フランマルスGが作成可能。
    MHFでも登場しており、こちらでの上位版はナナ=アズールミシルという銘になる。
    また漆黒のテオ武器に対してこちらは純白のナナ=アルコイリスSPが存在する。
  • MHWorldではナナ・テスカトリの復活に伴いナナ=アズールカノンも復活かと思いきや、新たにエンプレスカノンが登場。
    ナナ・テスカトリ自身が強化されると共にこの武器も強力なものとなっている。

性能

MHP2(G)・MHF

  • 夫の武器とは対照的な性能であり、
    会心率がないので火力が若干低い代わり、ガンナーにはありがたい防御UPがある。
    装填可能弾種は基本的には同じだが、
    MHP2では貫通弾がLV1だけ、散弾がLV2だけであり、拡散弾はLV3のみの3発装填になっている。
    また状態異常弾は毒弾が入らない代わりに睡眠弾に対応。
    • MHP2Gでは拡散弾全レベル3発装填になったほか、貫通弾がLV1、2、散弾がLV1だけになっている。
    • MHFでは貫通弾はLV1のみ・散弾はLV2のみ・拡散弾は全レベル対応となっている。
  • 火力を落とした代わりに取り回しの良い弾種を増やし、防御力も増強した性能であり、
    総じてヘビィに慣れていない人が使うのに向いている。
  • ちなみに下位のテオ=アーティレリとナナ=アズールカノンは
    「炎王龍」と「炎妃龍」が差し替えられているだけで要求素材が全く同じ。
    まぁデザインが同じなのだから納得できるが。
    • しかし上位のテオ=フランマルスとナナ=フランマルスでは
      テオの方は古龍の血が、ナナの方は獄炎石が必要になる。
      デザインは同じでも、何かが違うのだろうか?
      • MHFではナナの方で必要な素材が金火竜の堅殻となっている。
        そしてナナ=アルコイリスSPに至っては、センショク草・白の他に必要な素材が
        草食種の重殻・宝石券・ギルドコイン(2016年3月のアップデート以降は不要)という謎な設定である。
    • G級ではテオ=フランロンガには前述の通り古龍の大宝玉が必要な一方で、
      ナナ=フランマルスGは古龍武器では珍しく大宝玉なしで作れる。
      その代わり上位レア素材の炎龍の宝玉が3つ必要になる。
      どちらが楽かは考え方次第だろう。

MH4

  • ナナ・テスカトリ復活とはならなかったが、竜人問屋との交換でナナの素材を入手可能。
    交換対象の素材はもちろんテオ素材…ではなく、リオレウス亜種の素材との交換となる。
    仮にも古龍の素材が飛竜の素材と釣り合うとは…。
  • これまで同様攻撃力は少し控えめだが、豊富な補助弾と取り回しの良さが特徴。
    しゃがみ対応弾はLV2通常弾とLV2徹甲榴弾とLV2拡散弾で夫とは違い通常弾がしゃがめる。
    普通にLV2通常弾が9発装填できるが、さらにリミッター解除で12発装填可能と
    リミッター解除してもしなくてもおいしい装填数。
    LV1・2の麻痺弾と睡眠弾が撃ててサポートも万全。
    反動が「やや小」なので、反動軽減+1があれば無反動でLV1異常弾や徹甲榴弾が使える。
    これらの弾をうまく利用し、拘束してからの通常弾による射撃でダメージ増を期待できる。
  • …とここまで書いて思い出すのはやはり今作の超優等生ヘビィバイティングブラストだろう。
    麻痺からの通常しゃがみというのであれば向こうのほうがダメージを期待できる。
    あちらにはない睡眠弾やLV2徹甲榴弾しゃがみで差別化を図っていこう。

MH4G

  • 夫のボウガンと同じくG級最終強化版が登場。
    以前まではフランマルスどまりだったが今作ではナナ=フランロンガとなる。
    ソロ限定G級クエスト群はあるにもかかわらず素材元は相変わらず出演していないままであるが。
  • 各種装填数が微妙に増え、新たにLV3徹甲榴弾と拡散弾に対応した。
    そのほか基本性能は4に準ずるため扱い方はこれまで通りでいいだろう。
    LV1麻痺弾の装填数の向上や新たなLV3徹甲榴弾辺りがカギになるか。
    またイェロバスターがライバルになるのも前作と同じ。
    あちらの防御ボーナスが+25へと地味に上昇しこちらと並ぶようなったという点で変化がある。
    更には今作で追加されたイェロバスターの亜種版となるアスールバスターも競合相手になるか。
    単純な通常銃としては絶衝重砲ミラアンセスレイヴ等に全く勝ち目がないため差別化を強く意識していきたい。
  • 差別化を考える場合この銃ならではの特徴としては徹甲榴弾、麻痺弾、睡眠弾の3種の扱いが挙げられる。
    絶衝重砲は徹甲榴弾の扱いでは頭一つ抜きんでているが異常弾は使えない。
    イェロバスターは麻痺弾が使えるが徹甲榴弾はLV1のみで睡眠弾も使えない。
    アスールバスターは徹甲榴弾、麻痺弾の装填が可能で取り回しも随一だが睡眠弾は使えない。
    ミラアンセスレイヴは徹甲榴弾が全く入らずLV2異常弾を完備してはいるものの装填速度は遅く反動が大きい。
    この銃の強みはこれら三種の弾丸を高水準で運用できる性能を併せ持つ点にあるだろう。
    使えるとはいえ速度も反動も矯正必須なレベルで更に通常弾の期待値はこの中で最下位タイなのは内緒。
    • 余談に近くなるが絶衝重砲との単純な期待値での比較の場合、
      リミッター解除したこの銃とリミッター付きの絶衝重砲が大体同じになる。
  • 今作でも古龍武器の最終強化には珍しい古龍の大宝玉いらずの武器である。
    かつて3つ必要だった炎龍の宝玉も1つで済むため作成難易度は低い方。
    ただG級ナナ・テスカトリ素材はG級テオ・テスカトル素材との交換が必要。
    それが解禁されるのがG級旅団クエストの最後の方と、
    ソロである程度進めていないと入手できないようになっている。

関連項目

モンスター/ナナ・テスカトリ
武器/テスカト武器
武器/エンプレスカノン - MHWにてリニューアルされたナナヘビィ。
武器/炎妃重弩【愛執】 - ナナ素材の剛種系統ヘビィ。デザインは異なる。
武器/テオ=ヴェルメリオSP - 同デザインのSP武器。ナナ版は白く、テオ版は黒い。