-ディープヴェロウ-
鉄鎖に戒められながらも、血と暴力への渇望を叫び響かせる。
-業奏グレイプニール-
手にするがいい。絶えず聞こえる飢餓の呻きに心折れぬ自信あらば。
MHWで初登場した狩猟笛。
目次
概要
- 今までにありそうで無かった、イビルジョーの狩猟笛。
初の恐暴竜素材の狩猟笛ということで、工房を覗いて驚いたり、
ワクワクしながら工房へ向かったりしたカリピストも多いだろう。
- 恐暴竜の頭をほぼそのまま武器にしたような凶悪な見た目が特徴。
初期段階の「鎖縛の暴竜」という銘のように、
余りにも強大すぎる力を抑えるように鎖が巻かれており、
そのデザインが非常に印象に残る。
- カリピストの間では早いうちから"じょぴー"*1というこれまた
あんまりなユニークなあだ名を付けられている。
性能
MHW
- 強化ツリーは単独で、鎖縛の暴竜→ディープヴェロウと強化できる。
その気になる性能は、- 他のイビルジョー武器と同じくレア度が7なのでカスタム強化は2回
- 龍属性狩猟笛どころか全狩猟笛中トップの攻撃力924
- これまた今作のイビルジョー武器らしい会心率-30%
- 斬れ味は素で青40、しかし匠をつければ追加分はすべて白
- そこそこな龍属性240、龍封力は大
- スロット及び防御力ボーナスは無し
- そして気になる音色は紫赤青
- MHWでは会心率を上げる方法が豊富なので会心率の低さはあまり気にならないだろう。
そしてこの高攻撃力の上に攻撃力UP【大】の旋律を吹けるのが最大の長所と言ってもいいだろう。
攻撃スキルを付けていなくても自分強化と攻撃大を重ねるだけで表示攻撃力は1348となる。
その為現状全狩猟笛中物理火力はトップの期待値を誇る。
おまけとは言いがたい龍属性240も持つので龍属性弱点のリオレウスやイビルジョー本人には言わずもがな。
カスタム強化も二回できるためスロットを開けてスキルの幅を増やすも良し、
火力を上げるも良しと自由度もある程度存在する。
しかも、龍封力も【大】のおかげで古龍相手にも後れを取らない。
多くのモンスターに対抗できる狩猟笛となるだろう。- 同じ音色を持つライバルとしてフォルティッシモIIが存在する。
あちらは無属性強化で楽に威力を延ばせるが、単純な物理威力は無撃適用後でもこちらが勝る。
更に演奏時の衝撃波は会心が乗らないため、会心マイナスの火力低下が無く更に火力差が開くことに。
更に僅かでも龍属性が通る相手ならば属性値の分で更に火力差が大きくなる。
但し素材が集めやすく作成が容易な点や、属性解放で麻痺属性が付くというメリットもある。 - 攻撃力の面でのライバルは、ヘビィボーンホルンIIが挙げられる。
攻撃力は798で青ゲージ止まりと一見論外だが、カスタム強化3回を攻撃UPに使うと861となり、
新スキルの無属性強化で脅威の941に達する。
青長のため斬れ味補助スキルの必要もない。
ディープヴェロウもカスタム強化2回を使えば966となるので負けてはいない。
とはいえ、やはりマイナス会心率の回復に回したいところ。
スキル構成、属性値、攻撃力依存の演奏攻撃ができる機会などを考慮して使い分けることになるだろう。
- 同じ音色を持つライバルとしてフォルティッシモIIが存在する。
MHW:I
- 更なる強化形として業奏グレイプニールが登場。
性能はというと- 最高まではいかなかったがかなり高い攻撃力1176
- 改善されなかった会心率-30%
- 斬れ味は素で白ゲージ20を持ち、匠LV3から紫ゲージが出現
- 強化された龍属性330、引き続きの龍封力【大】
- スロット等のボーナスは無し
- やはり音色は紫赤青
MHXXの引き続きの紫ゲージの補正弱化、ネルギガンテ武器の圧倒的な火力と斬れ味の強化、
会心率に関わるスキルの弱化でマイナス会心率をフォローしにくくなったなどが重なって厳しい立場にあるものの、
グレイプニールは狩猟笛ゆえに旋律で独自の立ち位置を築けている。
特に赤音符を持つ龍属性狩猟笛は今作でもこの武器だけなので、唯一無二の特徴となっている。- Ver.12.01アップデートで追加された赤龍ムフェト・ジーヴァから入手できる武器として
赤龍ノ呪ウ笛が登場。
入手確率と覚醒能力付与のための周回という壁はあるが、入手時点で会心率5%にスロットLv4を備え、
覚醒能力で旋律及び攻撃力強化等を施すことで上回られてしまう。
既存の他狩猟笛の存在を覆す性能であるが、当武器は特に余儀なく追いやられてしまう。
余談
- 稀に勘違いされるが、体力UPの旋律は体力増強スキルの代用にはならない。
(秘薬・食事と同じ枠であるため)- 体力の上限が増えずとも、体力回復はする。
ただし一度吹くと、旋律が切れるまで回復効果は発揮されない。
笛吹き名人が不利になる、珍しいシチュエーションとなる。
- 体力の上限が増えずとも、体力回復はする。
- 海外版では"Deep Vero"という表記となっており、
Deepは英語で「深い」、Veroはイタリア語で「真実」という意味。
イビルジョー武器の特徴である暗いニュアンスになぞらえるなら
「深いところにあり見えない真実」「真実にたどり着けない」といった意味合いだろうか。
- 「グレイプニール(グレイプニル)」とは北欧神話に登場する道具の名称で、
神をも凌ぐ強さを持つオオカミの魔獣フェンリルを拘束するのに用いた魔法の紐の事である。
鎖でイビルジョーを拘束しているこの武器のデザインと関連付けたのであろう。
語意は「貪り食うもの」とされ、健啖の悪魔とも言われるイビルジョーにぴったりの銘と言えよう。
ちなみにそんな意訳になってるのは日本ぐらいのもので、他国では「開かれたもの」あたりの意味。
ぶっちゃけるとほぼ誤訳である。- ちなみに、この単語をそのままチャットで打つと、どこがとは言わないがNGワードに引っかかる部分がある。
グレイプニール自体は他のゲームでも時折登場する単語で、これがNGワードにかかる
ゲームもいくつかあるため、こういった問題はモンハンに限った話ではない。
- ちなみに、この単語をそのままチャットで打つと、どこがとは言わないがNGワードに引っかかる部分がある。