氷狼竜の片手剣。手斧は肉を
断ち切る氷刃を持ち、盾は肉を
抉り取る赤い牙を持っている。
(冷たき月の手斧)
その連撃に一切の温情無し。
己が欲望を満たす為、
獲物の肉を断ち切り、抉り取る。
(氷輪手斧プレリューネ)
目次
概要
- MHR:Sより登場した、氷狼竜ルナガロンの素材を用いた片手剣。
その名の通り、ハンドアクスタイプのデザイン。
- ルナガロンの表面をそのまま再現したような厚みのある刀身のアシンメトリーなハンドアクス。
そして同様の表面を持った盾には、ルナガロンの牙を取り付けた赤いスパイクが装着されている。
シリーズ共通ギミックで、納刀時には黒い鎖のパーツが巻き付き、施錠される。
性能
MHR:S
- 氷属性派生の片手剣、クリスタリザエッジから『冷たき月の手斧』に派生。
他のルナガロン武器と同様に、初期段階で高めの攻撃力と悪くない属性値を持つ。
特に、生産可能な段階であるMR4中盤段階では傑出した300という物理攻撃力と、
何気にMR4~5に弱点持ちが多い氷属性を持っているのが特徴。
- クリア後、傀異化素材を投入することで最終形の氷輪手斧プレリューネとなる。
その気になる性能は- 標準的な攻撃力330
- やや低めの氷属性26
- 素で紫ゲージ50、匠で延長可能
- 会心率と防御力ボーナスは0
- スロットはLv1×2
- 百竜装飾品スロットはLv2
- 今作の属性武器は並以上の物理性能と高い属性値を両立させていることが少なくないが、
この武器はどちらも平均的であり、突出した部分は持っていない。
その一方で、斬れ味はかなり優秀であるため、斬れ味のフォローを軽く済ませることができる。
続く白も30と妥当な長さであり、計80の武器と捉えるなら斬れ味関連のスキルも不要。
百竜スロットがレベル2なので、特効系の装飾品が入るのも嬉しいポイント。
- やはりバランス型の宿命で、各種氷属性ライバルには特化した面で劣りやすい。
最も近いライバルは皮肉なことに派生前の最終形、アヴァイシュドゼロとなる。
320に氷62と高く、素で白70と補助いらずの継戦能力、
おまけにスロットはLV1スロットが3つと1つ多く、百竜スロットもLV3とどちらも負けている。
拡張性を見れば飛甲虫派生のセクトトレスブランや氷牙竜派生のネヴァイヴェント、
逆に攻撃面をより特化させれば鋼龍派生のミストラル=ダオラや雪鬼獣派生のゴシャ!ギガゴザクゥ!、
冰龍派生の氷帝アンナパレス等が挙がるだろう。
物理攻撃面・長い紫・会心率0%などの特徴を上手く活かして構築していきたい。- 傀異錬成により、前述したデメリット持ちの武器でも、
防具の付与スキル次第でそれをカバーし、メリットだけを享受できる環境となった。
ただ、理論値にも等しいスキルやスロットの拡張を得た防具を用意するのは茨の道なので、
その道行きとして、あるいは実践的なレベルでの運用性を考慮すると
本武器の有用性はまだまだ衰えないだろう。
- 傀異錬成により、前述したデメリット持ちの武器でも、
余談
- プレ・リューネ (pleine lune)はフランス語で満月を意味する。
- 盾についている赤いスパイクはルナガロンらしからぬ色合いだが、
中間段階の『冷たき月の手斧』のフレーバーに曰く、
「盾は肉を抉り取る赤い牙を持っている。」
とあり、確かにルナガロンの犬歯を見ると、内側が血のように赤いため
この盾のパーツも立派なルナガロン素材である模様。
シールドバッシュの破壊力を高める一助として取り付けられているのだろう。- しかし、これを知らずにサンプル画像を見ると、
盾に赤いヒゲが生えているようにも見えてしまう。
動きの活発なルナガロンの犬歯を狩猟中にじっくり見るのは難しく、
更に外側は霜がついて青白いので犬歯が赤いと認識していないハンターも多かろう。
- しかし、これを知らずにサンプル画像を見ると、