氷狼竜の凶暴性を体現した鎚。
獲物の前で構えると、血肉を
欲するかのように冷気を放つ。
(冷たき月の砕鎚)
獲物の血肉を喰らい、凶暴性が
増した氷狼竜の鎚。纏う冷気も
更に厳しく空気を凍らせる。
(氷輪鎚ボルムタル)
目次
概要
- MHR:Sより登場した、氷狼竜ルナガロンの素材を用いたハンマー。
- MHR:Sの武器紹介動画のハンマー編ではゴシャXシリーズを装備した女性ハンターがこれを使っており、
同作の体験版でもハンマーを選ぶと上記のハンターを操作することにある。
性能
MHR:S
- 鉱石素材のハンマーであるニヴルヘイムからの強化派生でのみ入手可能。
ニヴルヘイムは一発生産で作れる。
初期形態、「冷たき月の砕鎚」の性能は- 生産時点でそこそこ強い攻撃力290
- かなり控えめな氷属性22
- 会心率は0%
- 全体的な斬れ味が非常に短いものの、素で顔を出す紫ゲージ10、さらに匠で延長可能
- スロットLv1×2
- 必要十分な百竜装飾品スロットLv2
素では短い紫も、匠を+2ほど積んでやれば実戦には申し分ないだろう。
ただしその斬れ味をあっという間に吹き飛ばしてしまうインパクトバーストとは若干相性が悪いかもしれない。
- その後は爵銀龍メル・ゼナの素材を使って「冷たき月の砕鎚改」へ。
攻撃力が300⇒310、氷属性22⇒25と上昇量が寂しいが、最終強化はMR50までお預け。
- 最終強化「氷輪砕ボルムタル」の性能は以下の通り。
- 一戦級だが属性特化武器に追いつかれる攻撃力320、安定の会心率0%
- こちらも微増に留まった氷属性28
- 素紫は40ゲージ、匠で延長すれば圧巻の長さに
- スロット、百竜装飾品スロットは据え置きでLv1×2とLv2
また、素で紫が出るのは嬉しいが、全体的な斬れ味ゲージが短く
匠がなければあっという間に斬れ味がガタ落ちしてしまうのも厳しいところ。
- ライバルとなる今作の氷属性ハンマーは個性派かつ実戦級の性能のものが揃っている。
- 派生元の最終強化である氷鎚ハバクは
攻撃力320で並び、倍近い氷属性値54を備える上スロットも2-1-1、
百竜スロットもLv3とほぼ全て上回られている。
紫ゲージは匠を最大まで積んで僅かに出るのみだが、
素でもそこそこの長さがある白ゲージのおかげで匠スキルへの依存度も低め。 - 氷属性物理型の巨星、ゴシャ!ギガゴベチャ!は
会心率-15%のデメリットをベチャッ!!粉砕する同属性一位の攻撃力350を誇り、
これでいて属性値すら31とボルムタルを凌駕。
斬れ味は素で僅かな紫に長めの白が出ており、素の火力を活かすも匠で継戦力を欲張るもよし。
さらに百竜スロットはLv2で並んでおり、武器スロットもより使い勝手がいいLv3×1とスキがない。
もっとも、この性能故にハンマー全体から見てもトップクラスの火力の持ち主であるため、比較するのも酷な話だが。 - さらに、上位では残念武器だったベリオロスの戦鎚アヴァランチリッターは
攻撃力300、斬れ味白に百竜スロットはLv1と一見こちらの下位互換に見えるが、
匠Lv1から紫が出るのと会心率35%の恩恵により、
超会心運用なら上述のゴシャ!ギガゴベチャ!に匹敵する火力を発揮する大躍進を遂げた。 - 他にも、頭一つ抜けた氷属性値76の極光雪鎚スノウブロウに、百竜装飾品スロットLv3を持つ
古龍武器のヒュペル=ダオラと氷軍ノースラインがある。
- あえて使い道を考えるならば、やはり最大まで匠を積んだ上で圧倒的な紫ゲージの持続力を活かしたいところ。
紫ゲージの補正は過去作より下がったとはいえ、戦闘中常に維持できうるとなれば
与えるダメージの総量にも大きく響いてくる。
長期的な火力ならば、ゴシャ!ギガゴベチャ!にすら若干食いつける……かもしれない。
- 派生元の最終強化である氷鎚ハバクは
余談
- ルナガロン武器の最終強化の銘は、様々な言語の「満月」「月」を意味する単語が使われており、
この武器の「ボルムタル」は、韓国語の「보름달」(満月)が由来である。