龍識船の護衛を目的に造られた
大剣。理智が漂う美しい刀身は
真円を描くコンパスにもなる。
(未解を囲む大剣)
未解を囲む大剣、最終強化版。
哲人いわく。「文武を極めし
学徒よ、我が描く軌跡に続け」
(研鑽されし龍識大剣)
MHXXに登場する大剣。龍識船武器の一つ。
目次
概要
- コンパスがモチーフの大剣なのだが、
生産画面や納刀状態では(針は確認できるものの)あまりそうには見えない。
しかし溜め斬りを行うと溜め2になった瞬間にコンパスがパカッと開く。
なんとなくハサミに見えなくもない。
要はこの武器はギミック武器の一つということである。
大剣としては刃を開かない方が強そうな気がするが。
- 「龍識船の護衛を目的に造られた」ということは、
おそらく船に襲いかかってくるモンスターを迎え撃つ為の武器として
設計されたということなので(こんなデカい剣を人間相手に振り回すのは無理があるし)、
真面目にやってくれと言いたくなるような特殊な出自の武器が何個か存在する龍識船武器の中では
かなりマトモな部類の武器といえよう。
まあそれで出てくるのがコンパス型というのはやっぱりちょっとアレだが……
- 最終強化で「研鑽されし龍識大剣」、究極強化で「龍識究斬ヴァルカル」という銘を得る。
「ヴァルカル」は恐らく、「真円」を表すドイツ語wahrer kreis(ヴァハ カリス)が由来。
性能
MHXX
- 製作難度に関してはこちらを参照されたし。
- 苦労しながら究極強化させた龍識究斬ヴァルカルの性能は
- 攻撃力は低めの300
- 会心率はかなり高めの+25%
- 斬れ味は素で充分な紫30と白50。匠は無効。
- スロットは太っ腹な3個
そう、エリアルスタイルである。
抜刀会心が活かしにくく、他スタイルより手数が多くなりがちなエリアルならば
本武器の高会心、斬れ味長めという性能を最大限に活用できるのである。
- スロットが3個なのも上記の火力スキルや斬れ味フォロー等のスキルを盛りやすくなるので嬉しいポイント。
もちろんスキルではなく絶対回避【臨戦】で斬れ味をカバーするのもアリである。
いくらエリアル大剣の手数が多いと言えどもあくまで「大剣の中では」という話なので、
紫が30もあるなら維持は難しくない。
- ちなみに本武器のステータスは全て龍識船武器の近接武器共通のものである。
本来ならば大剣には不向きなステータスのはずだったが
狩猟スタイルという特殊なシステムのある本作ならではの活路を見出したというのは
非常に面白い現象と言えるだろう。
ちなみに同じ龍識船武器の中にこれまた主流とは違う道を切り拓いた仲間がいる。
- ライバルを挙げるとすれば
- 攻撃力370と会心率45%という暴力的な数値を誇るが、
長い緑を鈍器で強化するか匠2で青10を維持するかのどちらかを選ぶこととなる覇神剣イクセエムカム - 攻撃力290、紫20、スロット2個とここだけ見ればヴァルカルの劣化に見えるが
+40%という圧倒的会心率に全てを賭ける無明大剣【苦諦】 - 攻撃力は280と更に控えめだが、会心率+40%&紫40&毒25で一気に追い上げる影断ネル=カトラ
特に匠1さえつければ他の殆どのステータスがヴァルカルの上位互換になりかねないオーリオ相手にはだいぶ厳しい
…と思うかもしれないが、あちらが匠のために武器スロか防具で融通を利かせなければならないことを考えると
素で充分な紫があるヴァルカルの方が少なくともスキル自由度では勝っていると言える。 - 攻撃力370と会心率45%という暴力的な数値を誇るが、
- ブシドー、ブレイヴスタイルで抜刀会心に頼らない戦い方をする際にも使いやすいが、
そちらの場合はセイリュウトウ【凶】やもみじばの丹朱漸染剣を相手どらなければならないので若干厳しいか。
作成は地味に面倒だが作って損はない性能なので、
エリアルで跳びたい人は一度手に取ってみることをオススメする。