武器/烈閃刀ルカスソリス

Last-modified: 2019-03-13 (水) 19:03:10

MHFに登場する剛種クアルセプスの素材を用いた太刀。
鉱鱗に付着した鉱石を鋭く研磨し、丹精込めて鍛え上げた名刀。
晶竜素材に残留した雷撃の力を恒久的に宿し続けることに成功した珠玉の逸品である。

概要・性能

  • MHF初の海竜種モンスターであるクアルセプスの剛種武器。
    短刀状に加工した3本の魅玻璃を鍔のように何重にもあしらっており、
    刀身は伝統的な日本刀のように緩やかな反りを見せる。
    鞘も特別製で、刀と鞘の装飾が互いにかみ合うように作られている。
    • 上位クアルセプスの通常太刀は晶刀、晶刀フルグ、晶刀フルゴル。
      鍔となる魅玻璃はこの剛種武器系列のほうが長く、
      色合いも後者のほうがより艶のある紫色となっている。
  • フォワード.4でクアルセプスとともに登場して以来、
    剛種武器最強の雷属性太刀として君臨している。
    攻撃力こそ1104と他の武器より控えめだが、
    会心率がデフォルトで15%なので物理面でもそこまで低いわけではない。
    しかしながら烈閃刀ルカスソリスの特徴は攻撃力ではなくその雷属性値。
    なんと素の状態で雷属性930に到達しているのである。
    これはHR100どころかMHF-G3の時点で全ての雷属性太刀の頂点に君臨する数値
    属性値重視で知られるG級ラージャンの「貴鬼迅雷刃」ですら
    レベル50まで最終強化を行っても雷属性810なのだから、晶竜の意地とも言える高さが光っている。
    生産の段階で既に雷属性770、一段階強化しただけでも雷属性810である。
    • この驚異を超えた雷属性値を助長するのが斬れ味ゲージで、
      斬れ味レベル+1を発動させれば紫ゲージまで現れてしまう。
      ただし、逆にスキルを発動させないと白ゲージが貧弱なのでこの点に注意は必要。
  • 雷属性値が高すぎるため、多少物理火力が控えめでも他の雷太刀を総威力で押しのけてしまう。
    かつて栄華を誇った剛種キリンの「幻雷刀【聳弧】」
    唯一の雷属性剛種太刀としてフォワード.3まで環境の変化にもなんとか食らいついていたが、
    烈閃刀ルカスソリスの台頭によってついにトドメを刺されてしまった。
    そして剛種タイクンザムザも負けじと「多殻鍛刀【姫百合】」を世に出したものの、
    烈閃刀ルカスソリスのおかげで「初めから終わっていた」状態である。
    • ちなみに出た瞬間終了したタイクンザムザの太刀はあくまで剛種武器のことで、
      上位の「多殻刀【南天】」はHR31から入手可能な雷太刀としては破格すぎる物理威力を持つ。
  • しかし、烈閃刀ルカスソリスには唯一欠点がある。
    それはレア度12という剛種武器にしても異様な高さにも表れているが、
    強化難易度が生半可なものではない。
    まず生産の「閃晶刀ルークス」に古龍種の剛角を5本も使用し、小手調べに「晶竜討伐の証」を5枚。
    討伐の証は"剛種クアルセプスを一回クリアで1枚"と考えればわかりやすい。
    続く「閃晶刀ルクスソリス」への強化に晶竜討伐の証を今度は20枚
    普通の剛種武器ならここでめでたく強化は一旦完了だが、クアルセプス武器はここで止まってはくれない。
    最後の難関、烈閃刀ルカスソリスへの強化に、
    • 晶竜2頭討伐の証×15
    • 荒天晶竜討伐の証×5
    • 海竜種の菫玉×2
    という3種類の素材を要求される。
    晶竜2頭は読んで字の如くなクエスト内容であり、
    荒天晶竜は樹海頂部で常時怒り状態の剛種クアルセプスと戦うものである。
    これを15枚と5枚、つまりクアルセプスを35頭狩猟してこいということなのだからたまったものではない。
    海竜種の菫玉は剛種クアルセプスのレア素材で、部位破壊5%でしか得られないアイテム。
    破壊できる部位が比較的多いのは救いだが、クエスト報酬では出ないのでやっぱり困る。
    しかし登場した当時、烈閃刀ルカスソリスが最高の雷属性太刀であったことは紛れもない事実なので、
    太刀を愛用するプレイヤーは剛種クアルセプスの連戦を強いられた。
    • 現在ではHR999&SR999のG級に昇格するまで「報酬ブースト」というものが適用されるため、
      討伐の証は1クエストで基本的に2枚、つまり連戦しなければならない回数も半分に減った。
      特にもともとの討伐の証の要求数が尋常ではなかったため、相対的に恩恵が大きくなっている。
  • 一つ惜しむらくは烈閃刀ルカスソリスの登場のタイミングだろうか。
    フォワード.2からフォワード.4前半にかけて、
    秘伝防具の強化のためにドスファンゴをひたすら虐殺するということが流行っていたが、
    ご存じの通り上位までのドスファンゴは雷属性が恐ろしく効くため、
    多少物理性能を無視してでも雷属性が高い武器が非常に好まれた。
    太刀部門では、ドスファンゴに対して最も威力を発揮できる武器が
    あろうことかHR100上がりたてで強化可能な「鬼神斬破刀【極】」だったほどである。*1
    そのため一時は太刀の魂集め最適解武器として名を馳せることになった。なったのだが…
    この武器が実装された約半月後の2012/6/29、単調すぎる魂集めを改善するという目的で
    ギルド優先依頼」が突如実装され、烈閃刀ルカスソリスは一気に見向きもされなくなってしまったのである。
    当時の秘伝防具は斬れ味レベル+1を発動することが不可能であり、斬れ味レベル+1なしでは
    ゲージが貧弱であるという上記の弱点がまともに出てしまい、秘伝防具では実用性が乏しい武器という
    位置付けになってしまったのも一因である。
    どちらも烈閃刀ルカスソリスが悪いわけではないが、あまりに短すぎる天下だったと言えよう…
  • 剛種武器止まりなので雷属性のライバルというライバルには全て勝っているが、
    将来性が無いのでゼルレウスが登場した現在では「輝界白竜刀【光流】」で代用することも多い。
    ただし、こちらは光属性660なので単一の雷属性ではない。
    強引に雷属性太刀として見た場合は、0.7倍の雷属性462と計算ができる。

関連項目

モンスター/クアルセプス
武器/クアル武器


*1 進化武器の領域まで手を出せばこれ以上の武器は当然あるが、これまた当然強化難易度がぶっ飛びすぎているのであまり現実的ではない。