武器/狩猟筆【跳躍】

Last-modified: 2023-10-17 (火) 14:07:14

肝心なのはトメハネハライ。
を鎮め、と向き合い、
あるべき姿で狩場を描け。
(狩猟筆【跳躍】)

は、は、どう見えるか。
迫る獲物は、どう見えるか。
感じるままに、筆を振るえ。
(狩猟筆【花虫画】)

目次

概要

  • MHRiseにて追加された新武器種……ではなく操虫棍。
    もはや言うまでもなくネタ武器の一種である。
  • 見た目はただのデカい筆である。
    毛先の部分が刃となっており、後ろのいわゆる尾骨と呼ばれる部分が虫笛になっている。
    こんなナリでも尻尾は切れるのでご安心を。軸で殴った方が強そうな気がする
    ついでに、墨汁が染み込んでいるという理由からか水属性まで発現している。
    • とはいえ、ブラシ型操虫棍には先輩もいるため今更か。
      同じような筆型武器も存在する。こちらは本来薙刀で、納刀時のみだが。
  • 更に、印弾を発射する時に筆先がまるで嘴のように上下に割れて、中から発射口が現れる
    というギミックが仕込まれている。
    持ち主の視点で確認するのは非常に困難だが、
    武器構えの印弾発射ポーズならその生き物のような筆先の姿をゆったり確認出来るだろう。
    こういう地味な所に変なギミックを仕込むのは流石はネタ武器といったところ。
    気になる人はこの筆に似せた銃のような武器を是非自分で作ってみよう。操虫棍だけど。
  • 元々は詩好きのシイカの「自分の詩をもっと世に広める」という目的のために作られた大きな筆だった。
    それが加工屋の手によってこんなことになってしまったのである。
  • 製法を教わるための納品素材や武器作製・強化のための素材から、
    毛にはオロミドロウルクススゴシャハギのような水に強そうなモンスターのものを使用しているようだ。
    タマミツネの滑液や大水袋、古龍の血なども要求されるが、こちらは墨汁に使われたのだろうか。
    古龍の血なんかで描いてしまっていいのだろうか、呪われてしまわないか心配である……。

性能

MHRise

  • 雪鬼獣の剛毛や大水袋、古龍の血を使って完成する
    最終強化狩猟筆【花虫画】の性能は……
    • 高めの攻撃力220
    • 足を引っ張る会心-10%
    • 低い水属性10*1
    • そこそこのに少ない、匠でも白が出ない
    • 最終強化にしては低い猟虫レベル6
    • Lv3スロットがひとつ
    • 百竜強化は属性強化【水】IV、鈍刃の一撃、操竜の達人
  • Ver.1.1時点での水属性操虫棍の中では期待値1位で、決して使い物にならないわけではないが
    競合相手がいる性能である。
    • 具体的には河童蛙の武器、蛙式・ハッソウ飛ビが攻撃力が10下がるかわりこちらより長い緑がついており、
      属性値も百竜強化込みで負けている。
    • また、タマミツネの狐薙刀ツユサソウランはVer3.0で最終強化形すがのねの長薙の巴が登場。
      青での期待値ならなんとか勝てるものの、
      向こうは素青がそこそこ長く匠Lv1から白が出るため、継戦能力と潜在能力でこちらを上回る。
  • そして、問題点はカムラチケット。最終強化までに9枚必要である。
    他に使いたいものが多すぎる割には入手が渋いこのチケットをこの武器に使えるかというと……
    他の候補は作成が容易なのも向かい風。
    それでも猟虫レベルの関係で水属性にしたコレよりも上位互換だったりするが…。

MHR:S

新たなる光景で、新たなる経験
新時代の絵画が生み出される。
筆を止めるな、描き続けろ!
(狩猟筆【新世界】)

終わりなき狩猟の道。
は未だ、遙か彼方。
命ある限り、描き続けるべし。
(狩猟筆【狩人賛歌】)

  • サイドクエスト「飴色に輝く宝石を」達成で狩猟筆【新世界】への強化が解放される。
    M★3の時点では高い攻撃力310……は良いものの、MR帯では百竜強化が外れるため、
    属性値は水13と最終強化から実質下がってしまう。
    タイミングも悪く、M★4からすがのねの長薙の巴改が到着。
    攻撃力300にしてプラス会心と素白、さらに有効レベルの水属性値でこちらを軽々と上回る。
    • なお、またもカムラチケットを2枚必要とするが、MRでは防具生産で使わなくなった上に
      武器強化で使うのも大砲モロコシ改など一部に限られるので、もはや問題ではないだろう。
      たとえ全武器種を使いこなしていても、風神再臨がある現在では大した手間はかからない。
      いずれ遭遇するMRイブシマキヒコに備えた予行演習にもちょうど良いだろう。
  • 最終的に傀異化した鱗と傀異調査チケットを使うことで狩猟筆【狩人賛歌】の銘に至る。
    • 水属性棍で最高だった攻撃力350
    • その足を引っ張る会心率-10%
    • すっごい低い水14
    • 斬れ味は白40、匠は有効だが紫は出ない
    • 猟虫レベルはLv13
    • スロットは最後までそのままLv3×1
    • 百竜装飾品スロットはLv2
    蛮炎棍ロギンカラモス改金剛砕棍ゴーデンジンゴシャ!ギガゴボコォ!と各属性に存在している、
    低属性・マイナス会心・高物理棍の水属性枠である……と言いたいところなのだが、
    「斬れ味紫が出ない」という一点により、それらに絶対及ばないという悲しみを背負わされてしまった。
    龍属性でその枠に入る冥淵戦棍レマルゴスに紫を全部持っていかれたのでは……
    これにより攻撃力330でも匠1から紫が出るクラブキャスターに物理期待値であっさり追い付かれてしまう。
    はっきりと物理寄りの真蛙式・ハッソウ飛ビ改とは白同士ですら大差ないため、紫を出された瞬間に惨敗である。
    属性値ももはやオマケか付録みたいな域なので、総合火力での計測に切り替えてもただ不利になるだけである。
  • 前述した他属性における同業者達に加え、属性を無視するなら角王戟スタルローガ改も立ち塞がるため、
    汎用物理棍として見ても厳しいものがある。研磨術【鋭】を使おうにも斬れ味が半端に長い。
    全く使えない性能ではないものの、競合相手の成長に追い付いていない部分が多いのは否めない。
    見た目のインパクト以外でこの筆を手に取るなら、相応の愛が必要になるだろう。
  • そして、時は流れてVer.15。
    カムラの里に迫る嵐龍と共に、狩猟筆にも嵐龍の棍である凶輪【雲霓】が迫っていた。
    以前からマイナス会心・高物理が特徴の凶輪【雲霓】だが、今回は斬れ味を鍛え直し素で紫を出しているのである。
    マイナス会心こそ狩猟筆以上に強烈な-25%だが引き換えに攻撃力360と盛っており、しかも水属性値まで高い。
    水属性の物理棍として狩猟筆の立つ瀬など全くなくなってしまった……。
    • 不幸中の幸いとして、Ver.12で武器の重ね着が登場したため「見た目だけ取る」という選択肢が可能になっている。
      筆を使いたいが性能も追い求めたい、という書道家ハンターもこれで一安心である。

余談

  • こんなでかい筆が現実にあるかというと……ある。
    現時点でギネスに登録されている世界最大の筆は長さ約3.6m、重さ50kgもある。更に染み込む墨汁は25kg。
    ちなみに作成に1年、字を書けるようになるのにさらに1年かかったそうな。
    見上げた精神力である。かく有りたいものだ。
    こんなものを平気な顔して振り回すハンターの超人ぶりよ
  • 大神とのコラボクエストの紹介動画においては、
    ガルクメインのため映ることは多くなかったがハンターの武器にこれが採用されている。
    あちらのゲーム内容を考えればまさしくピッタリの選出と言えるだろう。
    しかしこの武器の知名度が低いためか新武器と勘違いするハンターもちらほらいたとか

関連項目

モンハン用語/ネタ武器
武器/青熊長筆【留跳】 - アシラ武器の筆仲間にして先輩


*1 百竜強化が実質的に属性強化【水】IV一択なので、それを加味した場合は属性値20とそれなりの値になる。なお、属性強化【水】IVはこの武器と蒼星武器専用の強化である。